中卒として就職するメリットはある?デメリットの方が多い?
「学歴が低い」「ろくな企業に就職できない」「学習意欲が低い」中卒に対して、世間はこのようなイメージを抱えています。
そのため、高校に進学しなかったり高校を中退してしまった人は、「中卒から就職するメリットはあるのか?」と思うかもしれません。
逆にデメリットの方が多く、就職できないのでは?と不安に思う人もいるでしょう。
そこで今回は、中卒として就職する際のメリット・デメリットを解説。
また、中卒の就活を成功させるポイントも合わせて紹介していくので、中卒の人は是非参考にしてみて下さいね。
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中卒として就職するメリット・デメリット
先述した通り、中卒に対しての世間的なイメージは決していいものではありません。
確かにデメリットの側面があるものの、メリットもあります。
メリット・デメリットを理解しておけば、メリットをアピールしデメリットに当たる部分をフォローできるので、就職活動を成功へと近づけることができます。
メリット
まずは中卒として就職するメリットから紹介していきます。
- いち早く社会人デビューできる
- 若さを生かして就活できる
- 学費がかからない
それぞれ見ていきましょう。
いち早く社会人デビューできる
中学卒業時の年齢が16歳なので、16歳の時点で働き始めると進学する人に比べて、数年早く社会人スタートが切れるのは大きなメリットです。
自分より後に入社してくる人は、たとえ学歴が高いとしても、後輩になるため仕事の面では先輩になります。
また数年先に入社して仕事を始めている分、仕事のスキルが身に付いているため、年齢が近くても大きな差がでます。
特に建設業の職人的な仕事では、若いうちからたくさん経験を積むことが必要になるため、中卒から働くメリットは大きいでしょう。
仕事において若さは大きな武器になる
年齢が若いと仕事の呑み込みが早かったり、職場の人と関係を構築していきやすかったりと、若さを生かして仕事ができます。
また、学歴を重視していない職種は、仕事の中で磨いていくスキルや経験が何よりも大切になります。
中学卒業後に、早く働き始めた分だけ、経験を積みスキルを磨けるため、実践的な技術が身に付きます。
これらのスキルは、学校で身につけられるものではないため、若いうちから働き始める特権と言えるでしょう。
学費がかからない
中学卒業に進学しなければ、学費がかからない点もメリットとなるでしょう。
高校までは両親が負担してくれるにしても、大学に進学するとなると、奨学金を借りるケースも多くあります。
私立大学であれば卒業まで1000万円、国立大学でも600万円ほどかかるため、奨学金を借りる場合は将来的に返済していかなければなりません。
対して中学卒業後に働き始めた場合は、学費がかからないのに加えて、お金を稼いでいけるため自分に使えるお金が多くなります。
早い年齢から貯金をしていけるので、ゆとりのある生活が送れるでしょう。
デメリット
続いてデメリットを解説していきます。
- 就職先の選択肢が少ない
- 収入が低い
- 社会的な信用度が低い
上記が中卒として就活するデメリットです。
デメリットを理解して、就活の際の対策を立てていきましょう。
就職先の選択肢が少ない
企業が出している求人の多くは、「高卒以上」「大卒以上」とされており、中卒を対象にしている求人はかなり少ないです。
そのため、中卒を採用している職種はかなり限られているため、就職先の選択肢が極めて少なくなっています。
また、中卒を採用している職種の多くは、「未経験歓迎」「学歴不問」とされている誰でも始められる職種ばかりです。
そのような求人に共通しているのは、「離職率が高い」「収入が低い」などで、長期間働いていくのが難しくなっています。
収入が低い
中卒から就職できる仕事は誰でも始められる仕事になっており、求人があっても給与や勤務時間、休日などの待遇が悪い場合がほとんどです。
そのため、中卒から働いている人の平均給与はかなり低くなっています。
同じ企業に勤務していても、学歴によって昇進のスピードが遅かったり、中卒は役職に付けなかったりするケースが多いです。
就活中だけではなく、働き始めてからも「中卒」という学歴が不利になってしまうのは大きなデメリットと言えるでしょう。
しかし、職種によっては学歴を一切重視せず、実力主義の職種もあります。
実力主義の業界であれば、中卒だからと言って給与が低かったり、昇進できなかったりすることはありません。
働き方次第で高収入を稼げるので、高収入を得たいと考えている人は、実力主義の業界を目指してみましょう。
中卒の平均年収とは?気になる給与事情や高収入を稼ぐ方法を解説
社会的な信用度が低い
現代においては高校に進学するのが当たり前になっており、20代~40代の中卒の割合は1%ほどです。
若い世代で中卒として働いている人は、ほとんどいないため、若い年齢の中卒に対して良い印象を抱く人はほとんどいません。
中卒に対しての世間からむけられる風当たりが強くなってしまうということを理解しておきましょう。
高校認定試験を受けて選択肢を広げる
上記でメリット・デメリットを紹介しましたが、中卒として就職する場合は圧倒的にデメリットの方が大きいです。
中卒からだと就職先の選択肢が少ないため、自分のやりたい仕事に就職できなかったり、就職できても待遇が悪いなど様々な不満が出てくるでしょう。
就職先の選択肢を広げるためにも、高卒認定試験を受けることをおすすめします。
高卒認定試験に合格すれば、高卒程度の学歴があるのを証明できるため、「高卒以上」の求人にもエントリーが可能に。
また、大学や専門学校への進学も可能になるため、選択肢が限りなく広がります。
中卒は高卒認定試験を受けるべき?合格すれば選択肢が広がります!
就活に有利な資格を取得する
中卒から取得できる資格を取得して、就活や仕事に活かしていく方法もあります。
資格を取得すれば就活に有利なのはもちろん、仕事の中でも活かせて業務の幅が広がるため、人材価値が上がります。
人材価値が上がれば、その分収入もアップしていくので、「中卒=収入が低い」のイメージを払拭できます。
中卒の就職を成功させるには前向きな姿勢が大切
メリットやデメリットを把握し、正しく就職活動を行うことで、希望する職につくことができる可能性は高まります。
重要なのは、中卒という学歴を負い目に感じず、様々な可能性を探ること。
前向きな姿勢で就活に取り組めば、必ず内定が貰えます。
また、中卒から就職できる仕事をしたくないと思う人は、高卒認定試験や就活に有利な資格を取得して就職先の選択肢を広げてみましょう。
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