【口コミあり】長距離ドライバーはきつい?労働環境や魅力について詳しく解説
遠方へ荷物を運ぶのに欠かせない長距離ドライバーの仕事にどのようなイメージを持っていますか?
「昼夜関係なく運転をしなければならないので、かなりきつそう...」「一人で運転するだけだから気ままで楽しそう」と人によって様々な印象を持つと思います。
ただ、一般的には長距離ドライバーはきつそうというイメージの方が多く、興味を持っている人の中には転職しようか迷っている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、長距離ドライバーの仕事がきついと言われる原因や魅力などを紹介していきます。
そもそも長距離ドライバーの仕事内容とは?
長距離ドライバーの仕事は、片道数百キロ以上もある遠方へトラックを使って荷物を運ぶのが主な仕事です。
単に運搬をするだけではなく、トラックの中に荷物を搬入したり、到着した後に荷下ろしをおこなったりする場合もあります。
配送する荷物は食品や生活用品などの一般的なものもあれば、薬品・危険物と言ったものも。
運搬する荷物によって特定の資格や条件が付くこともあり、重要であればあるほど収入にも差ができます。
長距離ドライバーの年収はいくら?平均年収・トラックの種類別の収入を解説!
長距離ドライバーとして働いている人の口コミ
実査に長距離ドライバーとして働いている人の口コミを紹介していきます。
どの様な不満や悩みがあるのか見ていきましょう。
24連勤目。笑
またまた長い1日のスタート?
これから長崎に積み込み向かいます!
その後大阪経由東京荷下ろし!#長距離ドライバー#大型トラック#連休関係ない— KEG丼 (@carp514keg) July 22, 2020
リスナーになって初めての年越しです、ありがとうございました_(._.)_
大型長距離ドライバーなので、不規則な生活、リアルタイムで聞けないことも多いですが、みなさん、来年もヨロシクお願いします。#ラジバタ— 治(ハル)しん (@9080Pote) December 31, 2019
免許制度が変わって運送業界がより人手不足になってドライバーさん達が過労にならないかが心配。
中長距離ドライバーさんは特に不規則な生活になりやすいし…— カズくん@デジ絵修行中(`・ω・´)★パラパラ歴16年目 (@3G81_5VALVE) November 16, 2016
なが〜い一日終了〜
今日はハードすぎた。
力入らなくて日報書く手がぷるぷる震えました 笑
久々に脱力感と吐き気がやばいっす 笑皆さんお疲れ様でした
ゆっくり休んでくださいね?(_ _).。o○ pic.twitter.com/uAejIhv7dl
— Tatsukiのなんとかブログ(トラックドライバー) (@Tatsuki_nantoka) June 11, 2021
基本、ドライバーをやってると、
喋らない(^_^;)荷物の、積み降ろし作業の時に、
お客様と、
一言二言喋るだけかなぁ(^_^;)#hirukyo— さっくん。 (@004Mark2) June 13, 2018
長距離ドライバーの仕事がきついと言われる4つの原因
長距離ドライバーの仕事がきついと言われているのには、口コミ大きくわけて4つの原因があるためです。
- 勤務時間が不規則
- 肉体的にハード
- 時間内に運搬しなければならないプレッシャー
- 人と関わる機会がない
勤務時間が不規則
長距離ドライバーは朝9時ごろ出勤して夜18時に終わるサラリーマンのような労働体形ではありません。
夜中から朝にかけて勤務する夜勤、目的地が数百キロ以上離れている場所まで配送する場合は車中泊をしなければならないことも。
もちろん夜に必ず寝れるわけではなく、お昼に寝て夜中運転することもあります。
トラックドライバーは土日に定期的に休めたり、規則正しい勤務時間を遅れたりするわけではないため、他の仕事と比べてきついと言われているのです。
肉体的にハード
長距離ドライバーの仕事内容はただ運転をするだけではなく、荷物の積み込み・積み下ろしもあります。
非常に重たい荷物を人の手で異動させなければならないため、肉体的に非常にハードです。
長時間座って運転をしなければならないので、目が疲れてしまったり、痔が悪化してしまったりするケースも多いです。
転職したての頃はどこにも持病を持っていなかったにも関わらず、転職して数年働くと体中の様々ななところが痛くなることも。
体力仕事の側面があり、体力的な負担がかかってしまうのも長距離ドライバーの仕事がきついっと言われる理由の一つです。
時間内に運搬しなければならないプレッシャー
長距離ドライバーには荷物を配送する時間があらかじめ決められており、その時間内に必ず目的地まで荷物を運ばなければなりません。
時間に余裕がある場合は、そこまでプレッシャーは感じないものの、あまり時間がない場合は休み時間を削ってでも配送する責任が生じます。
かなりプレッシャーを感じながら運転をしなければならないので、精神的に追い詰められてしまうことに。
気ままに運転をしていると思っているかもしれませんが、仕事である以上責任が生じることをあらかじめ理解しておきましょう。
人と関わる機会がない
長距離ドライバーは配送している間は基本的に一人なので、人と会話をする機会がほとんどありません。
人と会話をするのは一種のストレス発散と言えるため、あまりにも会話が無いと精神的にもきついです。
運転中は基本的にラジオを流したり、音楽を聞いたりすることしかできなくなります。
長距離ドライバーに向いている人の特徴
ここまで読んでわかるかもしれませんが、長距離ドライバーは向き・不向きが特に分かれる仕事と言えます。
どのような人が向いているのかあらかじめ理解しておかないと、転職して働き始めてから後悔することに。
長距離ドライバーに向いている人の特徴は下記の通りです。
- 運転が好き
- ストレス耐性に強い
- 不規則な生活に対応できる適応力
- 一人で仕事をしたい
- 地理が好き
きついだけじゃない!長距離ドライバーの魅力
長距離ドライバーはきついだけではなく、様々な魅力のある職種です。
どの様な魅力がある仕事なのか紹介していきます。
- 他の職種と比べて収入が高め
- 人間関係で悩むことがない
- 配送先で美味しいグルメが楽しめる
- 福利厚生が充実している企業が増加している
他の職種と比べて収入が高め
長距離ドライバーの平均年収は400万~750万で、他の職種と比較しても遜色ありません。
学歴に関係なくできる仕事の中で、これだけの高年収を稼げるのはごくわずかです。
年収が高い要因としてあげられるのは、体力的・精神的な負担が大きいかつ、勤務時間が不規則な点です。
仕事がきつい一方で得られる年収はそれなりなので、きついと感じながらも仕事を続ける人が多いようです。
トラックが大きくなるほど高年収が得られる
長距離ドライバーの年収を大きく左右するのは、運転する車の大きさです。
一般的に運転できる車が大きくなるほど、免許を取得している人が少なくなり、需要がアップするため年収が高額になります。
そのため、長距離ドライバーとして年収をアップさせたい場合は大型車の免許を取得することをおすすめします。
特に長距離ドライバーの花形でもあるけん引車を運転できるようになり、キャリアとスキルを磨いていけば、年収700万円前後を貰える様になります。
人間関係で悩むことがない
長距離ドライバーは、一人で運転をしている時間が業務の大半を占めています。
職場の人と関わる機会が非常に少ない分、面倒な人間関係で悩むこともありません。
人によっては職場の人間関係が原因で退職している人もいるほど。
一人でラジオや音楽を聞きながら有意義に仕事をできるので、適性がある人にはピッタリの仕事と言えます。
配送先で美味しいグルメが楽しめる
長距離ドライバーは全国各地のあらゆる場所に配送しなければならないので、他の職種と比べて様々な場所に行けます。
北は北海道から南は沖縄まで運搬するため、全国各地の美味しいグルメを食べられます。
長距離ドライバーをしている人はグルメな人が多く、お昼や夜ご飯を楽しみに仕事をしている人も多いです。
地方でしか食べられない新鮮な魚介やご当地グルメなど、普通に会社勤務している人では味わえないグルメを堪能できるのは長距離ドライバーの魅力と言えます。
福利厚生が充実している企業が増加している
一昔前まで長距離ドライバーは男性の仕事と言われており、ほとんどが40代以上の男性しか働いていませんでした。
そのため、一時期は業界全体で人材不足・高齢化問題を抱えていました。
しかし、現代では福利厚生や労働環境を整備して、20代の若い人や女性ドライバーも増加しています。
業界全体でドライバーのイメージ向上を目指しているため、若い人でもストレスなく働けるようになってきているのです。
労働環境が整っている企業の特徴
配送業界の中には、労働環境が整っており社員が伸び伸びと働ける企業がある一方、ブラックと呼ばれる企業があるのも事実です。
ブラック企業に転職してしまうと、長期間勤務することは厳しく、早期退職につながることも。
そんな状況に陥らないようにするには、労働環境が整っているホワイト企業を見極める力が必要です。
ホワイト企業とブラック企業を見極める際のコツを紹介していきます。
勤務時間や休暇日
求人に記載されている勤務時間や休暇日数をチェックしておきましょう。
夜勤があるのか・シフト制なのか・休暇はどの位あるのかなど、チェックしておくべきポイントはたくさんあります。
特に勤務時間や休暇日数は長期的に仕事をする上で非常に重要な要素なので、詳細にチェックしておきましょう。
社員数
社員数が多いか少ないかも、転職する前にチェックしておくことをおすすめします。
勤務している社員数が多い場合、会社規模の大きさ・仕事の効率化が進んでいると言えます。
また、代わりとなるドライバーがたくさんいるとも言えるので、急な休暇も取得しやすい傾向です。
対して社員数が少ない企業の場合は、給料が少なかったり、労働環境が整っていなかったりするケースがあるので十分に注意しておきましょう。
福利厚生
企業によって福利厚生の内容は様々なので、自分にとって働きやすい福利厚生の制度があるかチェックしておきましょう。
残業手当てや有給休暇はもちろん、資格手当てやスキルアップ手当などの独自があれば、さらなる年収アップにつながります。
罰則規定
会社によっては、交通事故を起こしてしまった場合には全て自己責任である会社もあれば、トラック会社からの給与補償等があるケースもあります。
このような補償の有無は、長距離ドライバーとして働くうえで重要な情報なので必ず確認しておきましょう。
長距離ドライバーはきついだけではない!魅力のあるやりがいのある仕事!
長距離ドライバーは仕事がきついのは間違いありませんが、その分年収が高かったり、様々な手当てがついたりと魅力的な仕事とも言えます。
他の仕事では味わえない長距離ドライバーならではの魅力がたくさんあるので、適性とマッチしている人はぜひチャレンジしてほしい仕事です。
近年では若い人材を確保しようと、労働環境が整備している企業も多く、未経験からでも伸び伸びと働ける環境が整っています。
また、将来的にも配送業界へのニーズが絶えることはないので、職を失う心配もありません。
安定した収入が得られるので、興味を持っている人はぜひチャレンジしてみてくださいね!