旅行業界に強いおすすめの転職サイト8選|コロナ渦でも転職に成功する秘訣!
「日本の魅力を世界中に伝えたい!」
「オリジナルの旅行プランを提案して人々の心を豊かにしたい」
このような想いを胸に、旅行業界への転職を考えている方も多いと思います。
コロナ禍で旅行者が激減してしまった今、旅行業界の転職市場はどうなっているのでしょうか?
世界情勢を踏まえた上で旅行業界への転職を成功させるには、転職サイトの活用が欠かせません。
しかし闇雲に選べばいいというわけではなく、自分に合ったサイトを厳選して見極める必要があります。
今回は、旅行業界の転職に強いおすすめの転職サイトを、1位〜9位までのランキング形式でご紹介。
「未経験から旅行業界を目指す方」「キャリアアップ転職を目指す方」「収入アップ転職を狙っている方」も、転職サイトの特徴や強みを比較しながら、自分に合った転職サイトを探しましょう。
1位:マイナビエージェント
人材大手のマイナビが運営する「マイナビエージェント」は、20〜30代の若手をターゲットにした転職エージェントです。
「年代別」「転職回数別」に適したサポートを行っており、各業界や専門領域に精通したコンサルタントが転職をサポートしてくれます。
全国に10ヶ所の拠点を設置し全都道府県の求人をしっかりとカバーしている点も、おすすめできるポイントになるでしょう。
サービス内容に関しては、応募書類の添削や面接対策といった応募先に合わせたサポートと、求人票には載っていない情報を提供してくれることがあげられます。
総合型エージェントということで全体の求人数は76,000件以上、非公開求人は37,000件以上も保有しているため、豊富な選択肢から自分に合った転職先が選べるでしょう。(2022年7月時点)
これだけの求人を自分でチェックするのは大変ですが、専任のアドバイザーが希望を満たす求人を提案してくれるので、スムーズな転職活動が実現できます。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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対応エリア | 全国 |
公開求人数 | - |
利用料金 | 無料 |
マイナビエージェントの口コミ
2位:doda
- 公開求人数
- 235,428件
- サイトのタイプ
- 総合型
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- パーソルキャリア株式会社
人材サービス大手のdodaは、求人数が業界トップクラスを誇る転職エージェントです。
「転職サイト」と「転職エージェント」の2つの機能を持っているのが特徴で、自分で探して応募したい場合は転職サイトを、コンサルタントによるサポートを受けたいときはエージェントを、利用者の都合に合わせて使える仕組みになっています。
エージェントを利用すると、志望動機の書き方や転職理由の答え方など、プロの視点からさまざまなアドバイスがもらえるでしょう。
求人検索で「旅行・宿泊・レジャー業界」に限定すると、2022年7月時点で1,000件以上もヒットしました。
ここから更に、「未経験歓迎」や「転勤なし」など、いろいろな条件で求人を絞り込むことができます。
dodaは20代〜30代向けの求人が多いこともあり、業界未経験者や職種未経験でもチャレンジできる求人が豊富です。
「転職者満足度No.1」にも輝いているので、経験やスキルに自信がない方でも安心して利用できるでしょう。
運営会社 | パーソナルキャリア株式会社 |
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対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 76,000件以上(2022年7月時点) |
利用料金 | 無料 |
dodaの口コミ
3位:ビズリーチ
スカウト型サービスを展開する「ビズリーチ」は、ハイクラス向けの高収入求人が集まる会員制の転職エージェントです。
自身のレジュメを登録しておくだけで、2,900人以上の優秀なヘッドハンターや人事担当者からスカウトを受けることができます。
ビズリーチに掲載されている企業は「即戦力」を求めており、実務経験や英語力がないとオファーがもらえません。
そのため未経験からチャレンジしたい人は、登録しても審査に落ちてしまう可能性があります。
旅行業界の経験がない方はビズリーチに登録しながらも、複数のサービスを利用した方が転職を成功させやすいでしょう。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 約79,000件(2022年7月時点) |
利用料金 | 一部有料 |
ビズリーチの口コミ
4位:ワークポート
ワークポートは、IT・Web業界への転職に特化した転職エージェントです。
創業当時から「IT」×「人材」をモットーにした転職支援に力を入れており、IT系の求人数は業界でもトップクラスとなっています。
そのため「オンラインイベント」や「旅行×テクノロジー」に特化した、トラベル事業をおこなっている求人が多いのが特徴です。
リクナビNEXTによる「GOOD AGENT RANKING ~2021年度下半期~」において、2022年に「転職決定人数部門第1位」に輝いている点から、満足度の高い転職が叶えられるエージェントだといえるでしょう。
スマホで簡単にレジュメを作成できるツールや、応募や選考スケジュールを管理してくれるアプリも、利用者から「使い勝手がいい」と高い評価を得ています。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 約56,600件(2022年7月時点) |
利用料金 | 無料 |
ワークポートの口コミ
5位:ハタラクティブ
ハタラクティブはフリーターや既卒、第二新卒など、若年層に特化した転職エージェントです。
「内定率80.4%」という実績があり、学歴がネックになってしまう方でも徹底したサポートで内定獲得を実現させています。
経歴や状況に合わせて的確なアドバイスをするため、人によっては「今は転職をする時期ではない」とアドバイスされることもあるようです。
ハタラクティブの特徴としては「未経験OK」の求人が多く、正社員の経験がない人でも研修や教育が充実した転職先を多数用意しています。
採用では「実務経験」よりも「将来性」や「ポテンシャル」を重視する傾向が強いので、旅行業界での実務経験がある方やマネージャークラスの方にとっては物足りなさを感じるでしょう。
また全体の求人数も多くないため、希望条件を細かく設定しすぎるとヒットする求人が少なくなってしまう可能性があります。
出来るだけたくさんの選択肢を持てるよう、条件を整理して優先順位をつけるようにしましょう。
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
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対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 約1,200件(2022年7月時点) |
利用料金 | 無料 |
ハタラクティブの口コミ
6位:レジャリスト
レジャリストは、旅行会社や旅行関連会社の求人に特化した転職サイトです。
旅行関連、web系・OTA、ホテルや旅館などの求人を取り扱っており、レジャー業界の現場で活躍してきたアドバイザーによる転職サポートが受けられます。
「このようなキャリアプランがある」「年収をこのくらい上げたい」という要望をレジャリストチェクシートに記入して送信すると、担当のアドバイザーが面談を通して最適な仕事を提供してくれる流れです。
アドバイザーは求人企業の経営者とも面識があるので、「どんな人材を求めているか」「どんなスキルを持っていると有利か」をしっかり把握し、明確なアピール方法やアドバイスがもらえます。
またレジャリストは大手ではないので、求職者1人ひとりに対してきめ細やかなサポートができるのが強みです。
自分の気持ちに寄り添ってくれる転職サイトを探している方であれば、転職活動のパートナーとして心強い存在になってくれるでしょう。
運営会社 | 株式会社ONE.course |
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対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 約100件(2022年7月時点) |
利用料金 | 無料 |
レジャリストの口コミ
7位:ランスタッド
オランダに本社を置く「ランスタッド」は、外資系企業やハイクラス向けの求人を探している方におすすめのエージェントです。
「世界第2位」の派遣会社として国内での知名度も高いですが、正社員転職や単発・短期バイトの求人も取り扱っています。
他の大手エージェントでは見つけられないような求人を保有しており、グローバル転職や海外で働ける求人も豊富です。
ランスタッドは関東エリアを中心に、全国90ヶ所に拠点を設置。
対面での面談やWEB・電話面談を実施しながら、「TOEICテスト」「試験対策講座」「ビジネスマナー」といった35項目のコンテンツを受領で提供しています。
しかし一方で、外資系やグローバル企業がメインということもあって、保有する求人自体は少ない印象です。
豊富な求人から選びたいという方には向いていませんが、「外資系企業へ転職したい」「語学力を活かしたい」と考えている方は、登録しておくべき1社といえるでしょう。
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
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対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 6,500件以上(2022年7月時点) |
利用料金 | 無料 |
ランスタッドの口コミ
8位:パソナキャリア
旅行業界の転職におすすめの転職サイト8位は、「お客様満足度が4年連続No. 1(※)」の実績を誇るパソナキャリアです。(※2019〜2022年 オリコン顧客満足度調査 転職エージェント)
年収800万円以上の求人をメインに掲載しており、パソナグループとして培ってきた28,000社以上にものぼる取引先が強みとなっています。
業界専任のコンサルタントが、内定獲得に役立つアドバイスやポジションに求められる背景、組織構成といった重要な情報を提供し、年収交渉に至るまでを徹底サポート。
シニア層からの評判も高いので、ハイキャリアを目指している方であれば満足度の高い転職を成功させられるでしょう。
パソナキャリアを活用する最大のメリットは、「年収アップ率の高さ」です。
利用者のおよそ70%が年収アップを実現させているので、「現状の待遇に満足できない」「スキルを活かして年収を上げたい」という方は、ぜひ登録してみてください。
運営会社 | 株式会社パソナ |
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対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 39,300件以上(2022年7月時点) |
利用料金 | 無料 |
パソナキャリアの口コミ
9位:リクルートエージェント
最後におすすめしたいエージェントは、求人数・実績ともに業界No.1を誇る「リクルートエージェント」です。
転職者の8割が利用しているといわれる大手なので、登録したことがある方も多いのではないでしょうか?
とくに大手企業・人気企業への転職を目指している場合は、必ず登録しておくべきエージェントといえるでしょう。
転職のノウハウが豊富なベテランアドバイザーが揃っており、一度不採用になった企業から内定を勝ち取った実績や、給与交渉で62.7%の年収アップにも成功するなど、利用したくなるメリットがたくさんあります。
現在は約22万件の公開求人と27万件以上の非公開求人を保有しており、「旅行・エンタメ業界」に絞ると7,000件ほどの求人がヒットします。
OTAのエンジニア職やプロジェクトリーダーなどの求人も多く、旅行業界への転職を検討されているすべての方におすすめできるエージェントです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 220,000件以上(2022年7月時点) |
利用料金 | 無料 |
リクルートエージェントの口コミ
旅行業界はコロナ渦の影響で転職しにくい?
新型コロナウイルスの影響で、旅行業界は大きなダメージを受けました。
予定されていたツアーや修学旅行などもキャンセルになり、業界全体の業績が大きく低迷した数年だったといえるでしょう。
今もなお、コロナの影響は受け続けてはいるものの、時代は「withコロナ」へ移行しつつあり、以前に比べると需要も増えている傾向です。
しかし赤字の爪痕が大きく残る企業では、リストラなどが継続されており、旅行業界から異業界へと転職する人も少なくありません。
雇用に関してはまだまだ不安定な時期が続くため、これまでの働き方を見直したりスキルを磨いたりして、仕事の幅を増やしておくのが得策でしょう。
旅行業界への転職を成功させる秘訣
需要が高まっているとは決していえない、旅行業界への転職。
しかしこんな状況でも、旅行業界への転職を成功させている人は一定数います。
では、どうやったら厳しい転職市場で内定を勝ち取ることができるのでしょうか?
本章では、その方法について詳しく解説していきたいと思います。
コミュニケーションスキル&ホスピタリティの高さをアピール!
旅行業界で働いている人は、「コミュニケーション」や「ホスピタリティ」のスキルが非常に高いのが特徴です。
お客さまとの関わりを通して、ほかの業種では身につけられないスキルを磨いており、それが転職で優位になります。
接客や営業を通してどのようなスキルを身に付けたか、具体的なエピソードなどをあげて説明するといいでしょう。
旅行業界はお客さまの満足度を深く追求する側面があるので、これまでの仕事に対する姿勢を伝え「即戦力」をアピールしてください。
旅行業界に役立つ資格を取得しておく
旅行関連の資格があると他者と差別化され、転職が有利になります。
履歴書に保有資格を書くことで、仕事に対する熱意や知識をアピールできるでしょう。
旅行業界への転職に役立つ資格は、以下の通りです。
- 国内旅行業務取扱管理者
- 地域限定旅行業務取扱管理者
- 総合旅行業務取扱管理者(海外)
なかでも「総合旅行業務取扱管理者」は国内旅行商品に加え、海外旅行商品も取り扱える、難易度が高い資格です。
キャリアアップをするためにも有利になるので、資格取得ができていない状態でも、「勉強している」というだけでアピールにつながるケースもあります。
なるべく若いうちに転職活動を始める
旅行業界に限らず、転職するなら若い方が圧倒的に有利です。
企業が若手を採用するメリットは、「高い給与を払う必要がない」「柔軟性があり社風に馴染みやすい」「仕事に対する志向が偏っていない」などがあげられます。
とくに未経験からの転職では、30代半ば以降になると非常に難しくなってくるでしょう。
転職は何回もすることではないため慎重になりがちですが、慎重すぎて行動に移せなかったというのがもっとも危険かもしれません。
まずは転職サイトに登録して、相談だけでもしてみることをおすすめします。
旅行業界の収入事情
旅行サービス関連の平均年収は、およそ310万円です。
国税庁による日本の給与所得者の平均年収は「461万円」ですので、平均よりも低いことが分かります。
しかし大手旅行会社の年収は高めで、2020年〜2021年にかけてリクルートホールディングスは約950万円、阪急阪神ホールディングスは864万円、日本航空は678万円という結果でした。
職種別でいうと、営業がもっとも高く平均390万円程度。
次にカウンター業務が377万円、ランドオペレーターが300〜350万円、添乗員が305万円と続きます。
旅行業界で高収入を得るには、インセンティブがある営業職への転職や、キャリアアップが欠かせないと言えるでしょう。
参考元:業界動向SEARCH.COM 「旅行業界の平均年収ランキング(2020年〜2021年)」
転職サイトを活用して旅行業界への転職を成功させよう!
旅行業界の転職に強い、おすすめの転職サイトをご紹介しました。
新型コロナウイルスの影響によって大きなダメージを受けましたが、少しづつ状況は好転しています。
20代であれば「未経験OK」の求人もたくさんあるので、特別な資格やスキルがなくても転職しやすい傾向です。
しかし「旅行が好き」という理由で転職を希望する人は数多くいるので、人と違った強みや志望動機を持っておくといいでしょう。
また旅行業界にもさまざまな職種があるため、自分にはどんな仕事が向いているか、キャリアアドバイザーに相談してみるのもおすすめです。
旅行業界への転職が成功して、新しい未来が開けるよう応援しています!