登録販売者ってぶっちゃけ意味がない?資格の需要や将来性・取得後のキャリアプランについて徹底解説
登録販売者は少子高齢社会の影響で需要が増加中しており、今後もさらに需要が増すことが予想されるため、待遇が良くなることも期待できます。
資格は取得する必要がありますが、しっかり勉強すれば独学でも合格できるものなのでおすすめです。
しかし、実際に試験を受けるにしても、どんな業務があるか、メリット・デメリットについても把握しておきたいですよね。
試験は難しくないのか不安になる人もいるでしょう。
今回は登録販売者の将来性やキャリアについて、詳しくご紹介します。
また、登録販売者としての転職や就職を考えている人には、登録販売者の転職に特化している登販AGENTもおすすめです。
就職や転職をサポートしてくれるのはもちろん、キャリア形成に関するアドバイスもしてくれるので不安を抱えている登録販売者にぴったりです。
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非公開求人数 | 公開求人数に含まれています |
対応地域 | 全国 |
対応年代 | 20代~50代 |
主な転職先 | 調剤薬局・ドラッグストア・企業など |
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登録販売者ってどんな資格?
登録販売者は、一般用医薬品を販売できる専門資格です。
一般医薬品のうち風邪薬や鎮痛剤などの第2類医薬品・第3類医薬品が販売可能。
ドラッグストアやコンビニ、調剤薬局に常駐しています。
薬剤師と登録販売者の違いとは?
薬剤師と登録販売者の違いは、以下のとおりです。
登録販売者 | 薬剤師 | |
---|---|---|
扱える薬 | 第二類医薬品、第三類医薬品のみ | すべての医薬品 |
調剤業務 | × | ○ |
仕事内容 | 医薬品の販売(相談、情報提供)、レジ打ち、清掃、調剤のサポートなど | 調剤、医薬品の販売など |
資格取得までの流れ | 各都道府県で行われる試験に合格 | 薬学系の大学(6年間在学)卒業後、薬剤師国家試験に合格 |
登録販売者の資格取得ってぶっちゃけ簡単?
登録販売者の資格取得は、以下2つの理由で簡単といえます。
- 登録販売者試験に合格すれば資格を取得できる
- 独学の勉強でも合格を目指せる
登録販売者試験に合格すれば取得できる
登録販売者は、登録販売者試験に合格するだけで取得できます。
薬剤師のように薬学科で6年間学習する必要がないので、その点簡単です。
また、薬剤師国家試験は年に1回しかありませんが、登録販売者試験は複数回あります。
加えて、登録販売者試験は都道府県ごとに行われていて、日程さえ重ならなければ一気に複数回受験可能。
薬剤師国家試験のように1回のプレッシャーが少ないため、比較的リラックスして受けやすいです。
独学でも合格を目指せる
登録販売者は、独学の勉強でも合格を目指せます。
登録販売者試験は国家試験ではないため、薬剤師国家試験と比べて難易度は低め。
厚生労働省医薬・生活衛生局の「令和3年度登録販売者試験実施状況」によると、登録販売者試験の合格率は49.3%です。
ふたりにひとりは受かる計算なので、しっかり対策をすれば独学でも十分合格を目指せます。
登録販売者の資格が活きる仕事の特徴
登録販売者の職場は主に以下の3つです。
- ドラッグストア
- コンビニ
- 調剤薬局
ドラッグストア
登録販売者がドラッグストアで働く場合、以下のような仕事内容となります。
- 薬に関する相談
- 健康に関する相談
- 一般薬品販売
- 商品の品出し
- 商品の陳列
- 在庫管理
- レジ打ち
- 店内清掃
- パートやアルバイトへの指導
ドラッグストアでの主な仕事内容はお客様への相談にのり、薬選びのサポートをすることです。
さらに、商品の品出しやレジ打ちなどの業務も対応します。
コンビニ
登録販売者がコンビニで働く場合、以下のような仕事内容となります。
- 薬に関する相談
- 一般薬品販売
- 在庫管理
- レジ打ち
- 店内清掃
コンビニの主な業務はドラッグストアとほとんど同じですが、営業時間が異なります。
コンビニは基本的に24時間営業なので、その分勤務時間が長くなったり、不規則になったりする可能性もあるでしょう。
調剤薬局
登録販売者が調剤薬局で働く場合、以下のような仕事内容となります。
- 一般薬品の販売
- 処方箋の受付
- 調剤補助
- レセプト入力
調剤薬局では薬剤師が調剤を行うため、そのサポート業務が多くなります。
登販AGENTには登録販売者向けの求人が多数!
登販AGENTは登録販売者に特化している転職エージェントであり、転職市場に詳しいノウハウと実績のある担当者からの手厚いサポートを受けられます。
東証一部であるM3グループが運営していることもあり、医療業界内でもトップクラスの知名度を誇るので、安心して利用できるのも魅力。
他社の転職サイトには掲載されていない登販AGENTならではの非公開求人を多数取り扱っているので、レアな出会いにも巡り合えます。
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登録販売者として働くメリット
登録販売者として働くメリットは、以下の4つです。
- 年々需要が高まっている
- 資格手当てがついて収入がアップする
- ライフスタイルに合わせて働ける
- 転職にも役立つ!
年々需要が高まっている
登録販売者は年々需要が高まっています。
少子高齢社会により、薬を購入する必要があるお年寄りが増えているため、ドラッグストアや調剤薬局で相談に乗る機会が増加中。
これからも高齢者の割合は増え続けるので、将来的にさらに需要が高まり、待遇面がよくなる可能性があります。
資格手当てがついて収入がアップする
登録販売者の資格を持っていると、資格手当てが付き給料が上がります。
雇用形態に関わらず資格手当が付く求人が多いので、正社員・バイト・パートとして働く場合でも給料が上る可能性が高いです。
ライフスタイルに合わせて働ける
登録販売者の資格を持っていると、ライフスタイルに合わせて働けます。
登録販売者は正社員からバイト・パートまで求人があるので、フルタイムで働きたい人から週数日働きたい人まで幅広い人に役立ちます。
例えば、最初は正社員で働いていて、結婚し産休を経て、出産後はパートとして復帰することも可能。
一般的な職種よりもライフスタイルに合わせて働きやすい点がメリットです。
転職にも役立つ!
登録販売者の資格は転職に役立ちます。比較的合格しやすい資格ですが、常に一定の求人はあります。
ドラッグストアや調剤薬局は、将来的にも人々の生活に不可欠となることが予想されるため、今後も転職しやすい職業といえます。
登録販売者として働くデメリット
登録販売者として働くデメリットは、以下の3つです。
- 基本的に立ち仕事なので身体的にきつい
- 実務経験を積まないと登録販売者として認められない
- 登録販売者になった後も外部研修を受けなければならない
基本的に立ち仕事なので身体的にきつい
登録販売者は、立ち仕事なので身体的にきついです。
ドラッグストアや調剤薬局で働くにしても、レジ打ちや在庫管理などほとんどが立ち仕事。
意外と身体的に負担がかかることを理解しておきましょう。
実務経験を積まないと登録販売者として認められない
登録販売者として働く場合、資格を持っているだけでは就職にはあまり役立ちません。
登録販売者として就業し、売り場に立つためには、直近5年間のうち2年以上(かつ直近5年で累計1,920時間以上)の実務経験が必須となります。
資格に合格しただけでは研修中の扱いとなるので、薬剤師や登録販売者の管理のもとで医薬品販売に携わることになります。
つまり、資格を取得しただけでは店舗管理者や管理代行者になれないので、注意しましょう。
登録販売者になった後も外部研修を受けなければならない
登録販売者は合格後、外部研修を受けることが義務付けられています。
医薬品を適性に扱うための知識を身につけることが目的です。外部研修は、集合研修とeラーニングの2種類があります。
集合研修では厚生労働省の「登録販売者の資質向上のための外部研修に関するガイドライン」に記載されている7項目を講義形式で受講します。
一方、eラーニングは最新知識についてWeb上で学習します。
外部研修は事前申し込みが必要で、集合研修1回につき2,000円程度、eラーニングは1,500円程度の認定料がかかります。
その他にも教材費等がかかるため、合格後も費用が発生します。
このように、合格後も外部研修を受けて学習し続けていく必要があることを覚えておきましょう。
登録販売者に向いている人の特徴
登録販売者に向いている人の特徴は以下の3つです。
- ヒアリング力が高い人
- 学ぶ姿勢がある人
- 健康への意欲が高い人
ヒアリング力が高い人
ヒアリング力が高い人は、登録販売者に向いています。
登録販売者はお客様の体調の悩みを聞いて、それに対して適切な薬のアドバイスをします。
薬を選ぶには、相手の症状を詳細に聞く必要があるため、ヒアリング力が高い人は登録販売者がおすすめです。
学ぶ姿勢がある人
学ぶ姿勢がある人は、登録販売者に向いています。
登録販売者は合格後も外部研修があり、新しい知識を学習し続ける必要があります。
医薬品に関する知識には新しいものが常に出てきてくるもの。
最新の知識を学ぶことで業務に活かしやすくなります。
合格後も学んでいくことが必要となるので、学ぶ姿勢がある人は登録販売者に向いています。
健康への意欲が高い人
健康への意欲が高い人は、登録販売者に向いています。
登録販売者は薬の相談以外にも、健康に関する相談も受けます。
特にドラッグストアでは、健康面で悩んでいるお客様に適切なアドバイスをする必要があるため、日々自分も健康意識が高いと仕事に活かしやすいです。
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登録販売者への適正がある人は登販AGENTの活用をおすすめします。
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登録販売者の転職におすすめの転職サイト・エージェント4選
登録販売者の転職におすすめの転職サイト・エージェントを4社、厳選して紹介します。
- 登販エージェント
- CME登録販売者
- マイナビ薬剤師
- リクナビ薬剤師
登販エージェント
「登販エージェント」は、医療業界の求人に特化した業界大手のM3グループが運営している転職支援サービスです。
がず少ない登録販売者専門のエージェントサービスの一つですね。
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CME登録販売者
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求人の質やコンサルタントの質が高いことで評判の転職エージェントです。
一方で、サイトには企業名が公開されている求人も掲載されていますので、エージェントを通さずに仕事を探すことも可能です。
さらに、登録したプロフィールをもとにJIS規格の応募書類を簡単に作成できる機能も嬉しいポイント。
ただし関東や東海、関西の求人は充実していますが、地方の求人は少ない傾向にあるのがデメリットといえます。
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マイナビ薬剤師
「マイナビ薬剤師」は人材サービス大手のマイナビが運営するサイトで、薬剤師や認定薬剤師、登録販売者の求人が掲載されています。
サイト自体の求人数は5万7,000件ほどで、そのうち登録販売者の求人は約8,000件(2022年9月時点)。
さらにその中でも調剤薬局の求人が半数以上を占めるため、調剤薬局の登録販売者求人に絞って転職先を探している方におすすめのエージェントです。
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
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求人数(2022年9月時点) | 約57,000件 |
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リクナビ薬剤師
リクナビ薬剤師は、大手企業であるリクルート社が運営する薬剤師系に特化した転職エージェント。
メインで扱う求人は薬剤師ですが、登録販売者の求人も掲載されています。
キャリアアドバイザーからの求人紹介はもちろん、応募書類の添削や面接対策、内定後のアフターフォローなどサポートが手厚いのもポイント。
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求人数(2022年9月時点) | 約10,000件以上 |
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登録販売者に関する質問
ここでは、登録販売者の取得や仕事に関する質問を詳しく解説していきます。
Q.登録販売者を取得すると得られる優位性は?
登録販売者の資格を取得すれば、販売管理者や薬局などの店長としてのキャリアが歩めます。
もっとも、医薬品販売の取り扱いをするには、登録販売者の資格取得と実務経験が義務化されています。
薬局など、医薬品を取り扱っているところに務めるなら、取得しておいて損はない有益な資格です。
Q.登録販売者の将来性は?
登録販売者の資格を取得しておけば、薬局のみならず、コンビニやホームセンターなど、「医薬品を取り扱っている店舗」での仕事がしやすくなります。
また医薬品を販売するには、登録販売者か薬剤師のどちらかが常駐していなければ販売ができません。
市場拡大の影響により、登録販売者の将来性は今後も高まると予想されます。
Q.登録販売者の資格は定期的に更新しなければならない?
登録販売者の資格には、車の免許のような更新手続きを行う必要がありません。
しかし、資格取得後は早めに働いて実務経験を積み立てていくのがベストです。
なぜなら、長期のブランクを作ることが正規の登録販売者には認められていないためです。
「正規の登録販売者」とは、直近5年で2年以上の勤続年数を満たしている必要があり、医薬品の進歩は早く、常に新しい医療技術に対する知識が求められます。
つまり、現場から長期間離れると、医療技術に関する知識が得られないばかりか、直近で勤務している他の登録販売者と比較され、同じ資格持ちでも異なる待遇を受ける可能性があります。
Q.登録販売者の資格を持って独立開業するのは不可能?
登録販売者の資格を取得すれば、医薬品の販売ができるので、自立して自分の店を開くことができます。
ただし、いきなり開業しても生活できるだけの稼ぎが出るという保障がないうえ、数年間の実務経験を積んでいかねば経営が難しいです。
また自分の店を開業しても、取り扱える医薬品は、第二類医薬品と第三類医薬品の2種類に限定されます。
もし独立を目指すなら、コンビニのフランチャイルズ契約を交わして、医薬品を販売するか、保険薬局指定と薬局開設許可の取得後、店舗管理者として開業するなどの方法で開業するのが現実的です。
登録販売者の需要・将来性は高く取得して損はない
今回は登録販売者の将来性やキャリアについて、詳しくご紹介しました。
登録販売者は少子高齢社会の影響で、需要が増加中。今後もさらに需要が増すことが予想されるため、待遇が良くなることも期待できます。
資格は取得する必要がありますが、しっかり勉強すれば独学でも合格できるものなのでおすすめです。
ぜひこの記事を参考に登録販売者を目指してみてください。