登録販売者の仕事はきつい?大変・辞めたいと感じる瞬間と対処法を解説
登録販売者の仕事はきつい、つらいという声も聞かれますが、実際のところはどうなのでしょうか。
また具体的には仕事のどんなところがきついのか、という部分も気になりますよね。
そこでこの記事では、登録販売者の仕事をきついと感じる瞬間と、その対処法について解説していきます。
また、登録販売者におすすめの転職支援サービスについても紹介していますので、目を通してみてくださいね。
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対応地域 | 全国 |
対応年代 | 20代~50代 |
主な転職先 | 調剤薬局・ドラッグストア・企業など |
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登録販売者の仕事はきつい?大変・辞めたいと感じる瞬間
医薬品販売のプロである登録販売者ですが、口コミでは「きつい」という声もよく見られます。
そこで、具体的に登録販売者の仕事のどんなとことがきついと感じるのかをまとめました。
- お客様から直接クレームを受ける
- 職場によっては売上ノルマを課される
- 品出しが体力仕事で疲れる
- 営業時間の長い職場が多い
- 資格に合格しても毎年研修を受けなくてはいけない
お客様から直接クレームを受ける
登録販売者は、ドラッグストアやコンビニ等接客を伴う職場で勤務することが多いです。
お客様に関わる機会も多いことから、時には直接クレームを受けることもあります。
特に医薬品に関することにはお客様も敏感になるため、大きなクレームに発展することも。
しかし時には店側の落ち度ではなく、お客様都合による理不尽なご指摘もあるでしょう。
接客の仕事をする以上は、クレーム対応は避けられないところがあります。
職場によっては売上ノルマを課される
ドラッグストアやコンビニ、スーパーの医薬品コーナー等、接客の現場で働いている場合には、店ごとに営業ノルマが課されることもあります。
登録販売者には医薬品の知識だけでなく販売能力も求められ、店舗が推奨している商品を期間内に一定数売り上げなくてはいけないなんてことも。
また医薬品は利益率が高いので、店舗はその利益を使ってその他の食品や日用品の価格を下げているという事情もあります。
そのため、接客業務につく登録販売者のプレッシャーは大きいでしょう。
品出しが体力仕事で疲れる
特にドラッグストアで働く登録販売者に多い悩みの一つが品出しです。
医薬品の品出しの何がそんなに大変なの?と疑問に感じている方もいるでしょう。
ドラッグストアでは医薬品以外の商品も数多く扱っており、じつは登録販売者であっても食材や日用品の品出しをしなくてはいけません。
お米の袋やペットボトル飲料等は重くて運ぶだけでも一苦労。
意外にも体力仕事をしなくてはいけない場面があり、きついと感じる人が多いのです。
営業時間の長い職場が多い
登録販売者の職場として多いドラッグストアは、近年営業時間が長くなっていて午前中から夜遅くまで営業する店舗も多いです。
またコンビニでも医薬品を置くようになってからは、24時間営業の中働く登録販売者も増えています。
登録販売者がいないと販売できない医薬品があるため、店舗には常に登録販売者が1人はいなくてはいけません。
そんな中、登録販売者の急な退職や人材不足に状況に陥った際は、開店から閉店までの通し勤務が必要になることも。
また24時間営業店舗でのシフト勤務は生活リズムが崩れやすく、長時間労働と合わせてきついと感じることが多いのですね。
資格に合格しても毎年研修を受けなくてはいけない
登録販売者は資格がないとつけない仕事ですが、一度資格を取ればそれでおしまいというわけではありません。
その資格を維持していくためには、毎年研修を受け続ける必要があるのですね。
医薬品は常に新しいものが開発されていきますから、自分の中の情報を最新に更新していかなくてはならないためです。
登録販売者として働き続けるためには、最新の医薬品の勉強も同時進行しなくてはいけないため、自分の時間がなかなか取れずきついと感じる方も多いです。
登録販売者の待遇できついと感じること
登録販売者の待遇面できついと感じるポイントについてもまとめました。
主なきついポイントは下記の2つです。
- キャリアアップが難しい
- 非正社員は無資格者と時給に差が出ずらい
キャリアアップが難しい
大手のドラッグストア等であれば、店舗から本部に移動、その後異動を経て店舗開発や広告販促に関わる等、様々なキャリアパスがあります。
しかしこういった企業はごく一部で、多くは店長になればキャリアはストップとなります。
キャリアアップがなければなかなか収入アップを望むことはできませんし、将来の展望を描くことも難しいでしょう。
それを理由に、退職や転職を考える方も多いです。
非正社員は無資格者と時給に差が出ずらい
登録販売者の資格があっても、雇用形態がパートやアルバイトだった場合は、無資格者とそこまで時給に差が出ないことが多いです。
大体時給50=100円アップが平均的。
資格があり担当業務が多いにもかかわらず、無資格のスタッフと給料があまり変わらない点で、きついと感じている人もいます。
登録販売者を辞める前に!仕事がきつい時の5つの対処法
登録販売者の仕事がきつくて辞めたい…
そんな現状を改善するための対処法について5つ、紹介していきます。
- 上司に相談する
- 他の登録販売者に相談する
- 作業の効率化ができないか考えてみる
- 登録販売者として別の職場に転職する
- 登録販売者の経験が活かせる別の職種に転職する
上司に相談する
業務内容や業務環境について悩みがある時は、1人で考え込まずにまず上司に相談してみましょう。
登録販売者は店舗内でも貴重な人材です。
辞められると店舗で扱える医薬品が限定されてしまうなど、困ることが多いです。
真剣な相談であれば門残払いということはないでしょうし、辞めてしまおうとまで考えているのならば、「どうせ無駄だろう」と思わずに相談してからでも遅くはないはずです。
他の登録販売者に相談する
店舗に自分以外にも登録販売者がいる場合には、その人に仕事の悩む屋不満を相談してみるのも良いでしょう。
同じ立場ということもあって悩みや不満を共有でき、話が通じやすいです。
またその登録販売者が先輩だった場合は、自身の経験から、悩みに対する解決策やアドバイスをもらえるかもしれませんよ。
作業の効率化ができないか考えてみる
登録販売者が不足している店舗や、そもそもスタッフが不足している店舗では、1人当たりの業務負担が多くなって残業が発生しやすくなります。
そのように残業時間が多くて悩んでいる方は、普段の業務の中で効率化できるところがないか探してみましょう。
アルバイトや無資格者のスタッフに任せられることは任せる等、登録販売者としても業務に集中して取り組める仕組みづくりを工夫しましょう。
登録販売者として別の職場に転職する
最近では医薬品を販売するのはドラッグストアだけではなく、コンビニやスーパー、ホームセンターやエステサロンなどでも取り扱うようになりました。
登録販売者として活躍できる場は拡大し続けていますから、今の職場に不満がある場合は、資格を活かして働ける違った業態の仕事に転職するのも良いでしょう。
また登録販売者は自分のお店を開業することができるため、自分で店舗を持ってしまうという選択肢もありますよ。
登録販売者専門の転職サービスなら登販エージェント
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登録販売者の経験が活かせる別の職種に転職する
登録販売者として培った知識や経験は、他の仕事でも活かすことができます。
例えば健康食品を扱う会社や製薬会社に勤めれば、登録販売者の資格や医薬品に関する知識が役に立つことでしょう。
また介護の仕事なども、医薬品の知識のあるスタッフは重宝されますよ。
このように、登録販売者以外の仕事にも目を向けて転職を検討するのも一つの方法です。
登録販売者におすすめの転職サイト・エージェント
転職エージェントというのは、希望する転職先のヒアリングから求人のピックアップ、応募書類のアドバイスや面接対策に至るまで、転職活動をトータルサポートしてくれるサービスの事です。
登録販売者として今の職場で仕事をするのがきつい、と感じている人にも、希望条件を聞きながら最適な求人を選んで提案してくれます。
転職希望者はこれらのサービスを無料で受けることができますので、うまく活用していくのがおすすめ。
これから転職を検討している方は、自分に合ったエージェント選びの参考にしてみてください。
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登録販売者の仕事はきついけどメリットも多い!
登録販売者がきついと言われる理由について解説してきましたが、もちろんメリットややりがいも多いのが登録販売者の仕事です。
ここからは登録販売者として働くメリットについても見ていきましょう。
- 資格手当で収入アップ
- 勤務場所の選択肢が多い
- お客様の健康を支えるやりがいを感じられる
資格手当で収入アップ
職場にもよりますが、登録販売者には資格手当がつくことがあります。
正社員の場合毎月の手当が1.5万というところもありますから、非常に大きいですよね。
ただしパートやアルバイト勤務の場合は、手当が出ても時給50~100円程度であることも多いです。
非正社員で給与に不満がある方の場合は、職場の資格手当制度について確認した後、正社員を目指してみるのも良いでしょう。
勤務場所の選択肢が多い
勤務場所の選択肢が多いのも登録販売者として働くメリット。
ドラッグストアだけでも全国に2万店舗以上あると言われていますし、今はコンビニやホームセンターでも医薬品を扱う時代です。
全国どこに行っても働く場所があり、今後も需要が高まっていく仕事だということができます。
お客様の健康を支えるやりがいを感じられる
登録販売者は、お客様健康を身近なところで支えることができる医薬品の専門家です。
特に医薬品に関することにはお客様も慎重になりますし、その分抱える不安も大きくなりやすいです。
お客様にとって登録販売者は、わざわざ病院にいくほど大げさなことではないちょっとした疑問などを、気軽に尋ねることができる頼もしい存在。
アドバイスによってお悩みを解消できた時や、直接お礼の言葉をかけてもらった時などは、大きなやりがいを感じられるでしょう。
登録販売者の仕事はきついが対処法はある
登録販売者の仕事をきついと感じる理由や、その対処法について解説しました。
登録販売者は確かにきつい側面もありますが、同時にメリットや魅力も多い仕事です。
不満を感じて「辞めたい」と感じた時は、まずは記事内で紹介したような対処法を試してみてください。
また登録販売者は勤務場所の選択肢が多いのもメリットの一つですから、登録販売者として別の職場に転職することも選択肢の一つとして検討してみてください。