商社営業とはどんな仕事?仕事内容や平均年収・向いている人の特徴を紹介!

商社営業は企業へ営業を行い、仕入れた商品を販売する仕事です。
営業だけでなく、市場調査や分析、コンサルティングなども行うため、通常の営業職よりもさまざまな経験ができるのがポイント。
また、企業によっては海外勤務のチャンスもあります。
しかし、商社営業は社員ひとりあたりの担当業務が多いために、きついといわれることがあります。
そのため、商社営業が本当に自分に向いているかも考えてから、慎重に就職を決めたいところ。
今回は商社営業とはどんな仕事かについて、仕事内容や平均年収・向いている人の特徴をご紹介します。
- 職種
- 全職種
- 公開求人数
- 200,000件以上
- 対応地域
- 全国
- おすすめ年代
- 20代から50代以上
商社営業とは?
商社営業は、企業やへ営業を行い、仕入れた商品を販売する仕事です。
営業は既存顧客と新規顧客獲得を両方行います。
加えて、商社営業では一般的な営業業務以外にも、仕入先の確保や市場分析など幅広い業務を担当します。
他の営業職と比べて、コミュニケーションスキル、英語力、商材の知識、分析力などさまざまな能力が求められる仕事です。
総合商社・専門商社の違い
総合商社と専門商社は、主に仕事内容は変わりません。しかし、それぞれ以下のように取り扱う商材が異なります。
- 総合商社は幅広い業界の商材を取り扱う
- 専門商社は専門分野に特化した商材を取り扱う
総合商社は幅広い業界の商材を取り扱う
総合商社は、幅広い業界の商材を取り扱っています。
品目に制限がなく、どんなもので取り扱うのが特徴です。
例えば、食料品や自動車、資源エネルギーなどの身近なものから、宇宙開発に関するものまで取り扱っています。
専門商社は専門分野に特化した商材を取り扱う
専門商社は、専門分野に特化した商材を取り扱っています。
ある特定の分野の商材が売り上げ比率50%以上を超える場合、専門商社とされます。
専門商社は特定の商品に関するネットワークや知識が豊富。
例えば、食料品の専門商社なら、大手総合商社よりも専門商社のほうが人脈や知識などが蓄積されてるといえます。
商社営業とメーカー営業の違いとは?
商社とメーカー営業の違いは、以下のとおりです。
商社営業 | メーカーが製造した商品を販売 |
---|---|
メーカー営業 | 自社が製造した商品を販売 |
商社営業は自社では製造せず、メーカーが製造した商品を販売するため、取り扱う商品が幅広いです。
さらに、自社で製造していない点で市場の商品を客観的に捉えて、顧客へ提案できます。
また、市場を分析する力がつけば、コンサルティング業務を任されることもあります。
一方、メーカー営業は、自社が開発・製造した商品を販売します。
特定の商品ごとに担当が分けられるので、担当した商品のスペシャリストになることが必要です。
例えば、問い合わせを受けた際にその場で責任を持って、何でも答えられるようにすることが求められます。
商社営業の主な仕事内容
商社営業の主な仕事内容は、以下の4つです。
- 新規開拓営業
- 既存顧客との関係性構築
- 良い商材を見つけるための市場調査
新規開拓営業
商社営業は、新規開拓営業を行います。
具体的には、テレアポや飛び込み営業(新型コロナウィルスの影響により減少中)などで、新しい取引を探します。
商社は既に既存顧客を多く抱えているケースが多いですが、働く企業やポジションによっては、既存顧客へのルート営業よりも新規開拓営業がメインになります。
既存顧客へのルート営業
商社営業は既存顧客へのルート営業を行います。
既に取引がある企業と良好な関係性を持続させるために、状況の把握やアドバイス、市場調査もかねて定期的に打ち合わせを行います。
顧客から何かしらのサポートを求められたら、対応する必要があるため、抱えている顧客の数によっては忙しくなるケースも考えられます。
加えて、大手企業を担当する場合、ひとつの契約で大きな金額が動くため、重要な業務になることを理解しておきましょう。
良い商材を見つけるための市場調査
商社営業は、良い商材を見つけるための市場調査を行います。市場調査とは具体的に以下の業務を指します。
- 企業イメージの実態把握
- 市場データを数値化、分析
- インタビューなどを通して意見を集める
上記のような市場調査を行い、顧客の課題を解決するための商材やサービスを見つけます。
また、市場調査をもとにコンサルティングのような業務も行います。
商社営業に向いている人の特徴
商社営業に向いている人の特徴は、以下の4つです。
- 市場のトレンドを察知できる人
- 行動力がある人
- 体力的・精神的にタフな人
- コミュニケーション能力が高い人
市場のトレンドを察知できる人
商社営業には市場のトレンドを察知できる人が向いています。
商社営業は市場の状況を理解して、それに適切なアドバイスを顧客にする必要があります。
市場のトレンドを即座に察知して、分析しなければならないため、業界の流行り廃りなどに敏感な人がぴったりです。
行動力がある人
商社営業は顧客に対して、自発的にアドバイスしたり、サポートしたりすることで成果を上げられるようになります。
顧客からサポートを要求されてから行動していては、受け身になってしまい、目の前の仕事をこなすだけになってしまうでしょう。
それでは商社業界では、成果を残しづらいため、自分から行動できる人が商社営業におすすめです。
体力的・精神的にタフな人
メーカー営業は特に新規開拓営業を担当する場合、テレアポや飛び込み営業などで契約を獲得する必要があります。
時期によっては努力しても成果が出ないこともあるでしょう。
メーカー営業ではそんなときでも耐え忍んで、営業し続けることが必要となります。
1日のうちに何件もの飛び込み営業をすることもあるので、体力的にきついと感じる可能性も高いといえます。
コミュニケーション能力が高い人
商社営業には、コミュニケーション能力が高い人が向いています。
商社営業はたくさんの顧客や、社内のさまざまな部署の人などと関わります。
さらに、顧客には年配の方が多い可能性が高いため、コミュニケーション能力が高くないと関係性を深めづらいでしょう。
このように、幅広い人と関わる機会が多いため、商社営業にはコミュニケーション能力が高い人がぴったりです。
商社営業として働くメリット
商社営業として働くメリットは、以下の3つです。
- 他の営業職にはできない幅広い経験ができる
- 商談力が身につく
- 日本国内だけではなく海外でも活躍できる
他の営業職にはできない幅広い経験ができる
商社営業は他の営業職にはできない幅広い経験ができます。
商社営業は営業だけでなく、コンサルティングや市場分析など、幅広い業務を担当します。
最初は新規営業やルート営業などだけかもしれませんが、徐々にできることが増えていくのがポイントです。
他の営業職とは業務内容が異なり、規模感も大きいことを経験できるため、成長しやすい環境といえます。
他の営業職よりもキャリアに役立つ経験ができる点もメリットのひとつです。
商談力が身につく
商社営業では、商談力が身につきます。商社営業は取引先企業や、仕入先企業と商談を行います。
少しでも自社にとって有利かつ、顧客も折り合いがつけられるような点を探る必要があります。
それを繰り返していくうちに、商談力が身につくでしょう。
加えて、商社は業界によっては規模が大きい案件が多いため、商談に参加するだけでもキャリアとして良い経験になります。
他の業界でも役立つ商談力を身につけやすい点も、メリットといえます。
日本国内だけではなく海外でも活躍できる
商社営業は、日本国内だけではなく海外でも活躍できます。
商社では扱う商材によって、多くの海外顧客を抱えているケースがあります。
その場合、英語での会話がほとんどとなり、チャンスがあれば海外駐在員として海外勤務したり、海外へ出張したりできるでしょう。
日本国内だけでなく海外でのキャリアを築きたい人にぴったりです。
商社営業として働くデメリット
商社営業として働くデメリットは、以下の3つです。
- 仕事量が多くて身体的・精神的にきつい
- 転勤や異動がある
- 携わる人が多くて板挟みになってプレッシャーを感じやすい
仕事量が多くて身体的・精神的にきつい
商社営業は仕事量が多くて身体的・精神的にきついといわれています。
商社営業はひとりあたりの担当業務が多岐にわたるため、社員ひとりの負担が多くなりやすいです。
しかし、たくさんの仕事を任されるため成長しやすいともいえます。
身体的・精神的にきつくても、キャリアのために成長したいと思える人が商社営業に向いているでしょう。
転勤や異動がある
商社営業は転勤や異動があります。働く商社によっては転勤が多く、海外転勤となることも考えられます。
キャリアのために成長していける業種であることは間違いありません。
しかし、同じ勤務地で長期的に安定した暮らしを求めている人は、商社営業には向いていないでしょう。
携わる人が多くて板挟みになってプレッシャーを感じやすい
商社営業は社内外の人と幅広く携わり、顧客からの仕事と同僚からの仕事が両方増えやすいので、板挟みになってプレッシャーを感じてしまう人もいます。
業界や働く商社によって多少異なりますが、商社は業務が多岐にわたるため、精神的に追い詰められる可能性があることを理解しておきましょう。
商社営業の平均年収
厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、商社営業の平均年収は551.8万円です。
国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均年収は約433万円なので、日本人全体の平均より100万円以上多いことになります。
商社営業は海外勤務や、ボーナスの水準が高いために待遇が良いといわれています。
扱う商材や業界などによって前後するため、転職前にどんな商材を取り扱いたいかチェックしておくのがおすすめです。
商社営業の仕事内容を理解して転職を判断しよう!
今回は商社営業とはどんな仕事かについて、仕事内容や平均年収・向いている人の特徴をご紹介しました。
商社営業は企業へ営業を行い、仕入れた商品を販売する仕事です。
営業だけでなく、市場調査や分析、コンサルティングなども行うため、通常の営業職よりもさまざまな経験ができるのがポイント。
また、企業によっては海外勤務のチャンスもあります。ぜひこの記事を参考に商社営業へのキャリアを検討してみてください。









