理学療法士(PT)におすすめの転職サイト・転職エージェントランキング13選|選び方と成功の秘訣
「理学療法士の転職に強いサイトが知りたい」
「理学療法士として転職する際にはどの転職サイト・転職エージェントを利用すべき?」
転職を検討している理学療法士の中には、上記の様な疑問を抱えている人も多いでしょう。
理学療法士のジャンルだけでも様々な転職サイトがあるので、それぞれのサービス内容や特徴を理解しておかないと十分に活用できないことも。
そこでこの記事では、理学療法士の転職に特化している転職サイトをランキング形式で紹介していきます。
転職しようとしている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
- 1 1位:マイナビコメディカル
- 2 2位:PTOTキャリアナビ
- 3 3位:PTOTSTワーカー
- 4 4位:PTOT人材バンク
- 5 5位:メドフィット
- 6 6位:ジョブノート
- 7 7位:リスジョブ
- 8 8位:コメディカルドットコム
- 9 9位:リハビリのお仕事
- 10 10位:リハのお仕事
- 11 11位:クリックジョブ介護
- 12 12位:ジョブメドレー理学療法士
- 13 13位:ハクビ介護
- 14 理学療法士(PT)の失敗しない転職サイトの選び方
- 15 理学療法士への転職を成功させる秘訣
- 16 理学療法士の転職先とは?
- 17 転職して理学療法士として収入を増やすには?
- 18 理学療法士(PT)絵の転職によくある質問
- 19 転職サイトを活用して理学療法士の転職を成功させよう!
1位:マイナビコメディカル
「マイナビコメディカル」は、作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)など、リハビリ業界で活躍する資格者向けの転職エージェントです。
全国の求人をカバーしており、病院やクリニック、介護施設、リハビリ、企業など幅広い勤務先からあなたにピッタリの職場を紹介してくれます。
- 30,000件(2022年11月時点)以上の公開求人を保有(非公開求人も保有)
- 転職のプロから面接対策・応募書類の添削を受けられる
- 全国20カ所に拠点を構えている
正社員だけでなく、契約社員や非常勤、パートなど、ライフスタイルに合った働き方ができるのもマイナビコメディカルを利用するメリットです。
情報収集力の高さにも定評があり、アドバイザーが実際に足を運んで取材した施設のみを紹介してくれます。
職場の雰囲気や残業の有無、有給取得率、産休復帰率など、求職者がほんとうに知りたい情報を偽りなく教えてくれるので、転職後のミスマッチを防ぐことができます。
マイナビコメディカルの口コミ
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2位:PTOTキャリアナビ
PTOTキャリアナビは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の転職に特化している転職サイトです。
厚生労働大臣から認可を受けているという点で安心して活用できるのが魅力であり、担当のコンサルタントからの手厚いサポートをうけられます。
自分では言いづらい条件面の交渉まで代行してくれて、他の転職サイトには掲載されていない独自の求人を扱っているのも魅力。
登録は30秒でカンタンにできるので、利用を検討している人はぜひ利用しみてくださいね。
PTOTキャリアナビの口コミ
他のサイトには似ている求人ばかりでしたが、このサイトでは他の転職サイトでは掲載されていない求人が多数掲載されています。
担当者さんのサポートも手厚く、仕事を続けながらでもスムーズに転職ができました。
条件面の交渉もしてくれて、最高の条件で転職できました!
3位:PTOTSTワーカー
リハビリ業界に特化した「PTOTSTワーカー」は、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェントです。
業界専門のアドバイザーが、キャリアカウンセリングから給与などの条件交渉、入職後のアフターフォローまでをしっかりと支援してくれます。
- 3ヶ月以内に入職可能な施設を数多く掲載
- 20代〜30代向けの求人が豊富
- 高収入・管理職向けの求人も取り扱っている
電話やメールによるサポートのほか、LINEを利用してアドバイザーと直接やりとりができるので、相談や質問が気軽にできると利用者からも高評価です。
またPTOTSTワーカーでしか紹介できない独占求人や非公開求人には、高給与や残業なし、土日祝日休みなど、好条件の求人が豊富。
なかなか理想の求人に出会えない方、これまでのキャリアを活かしてステップアップしたい方はぜひ登録してみてください。
PTOTSTワーカーの口コミ
4位:PTOT人材バンク
「PTOT人材バンク」は、理学・作業療法士・言語聴覚士の転職サポートに特化した転職エージェントです。
マイナビコメディカルやPTOTSTワーカーと並び、理学療法士の求人を3万件以上取り扱っているのが特徴で、「たくさんの求人の中から選びたい!」という方なら登録しておくべき1社でしょう。
- リハビリ業界の転職事情に精通したアドバイザーから支援が受けられる
- 1度にたくさんの求人を紹介してくれる
- 登録後のレスポンスが早い
PTOT人材バンクは企業との交渉に積極的で、給与や休日などが求職者にとって有利になるようサポートしてくれると評判です。
担当者からの連絡もこまめに来るので、転職を急いでいる方や細かいサポートを希望する方に向いているエージェントでしょう。
PTOT人材バンクの口コミ
通院があるため有給が取りやすく残業が少ない職場を希望したところ、担当者の方はまず、私の体調を労う言葉をかけてくれました。
そのあと、いくつかの求人を紹介してくれましたが、『ここは融通が利きやすいですよ』『ここは自宅から近くて通いやすいですね』など、私の気持ちに寄り添ったサポートをしてくれたのが嬉しかったです。内定をもらったあとも色々と気にかけていただき、本当に感謝しかありません。
5位:メドフィット
メドフィットは医療から介護業界まで幅広い職種の転職をサポートしているサービスであり、もちろん理学療法士の求人も取り扱っています。
業界内でも最大級の認知度・利用者数を誇り、求人数も非常に多いのが特徴です。
これまでに積み上げてきた支援実績・ノウハウを基にして、利用者ごとに最適な転職支援をしてくれるので安心して利用も可能。
現職を続けながらでも利用できるので、効率的に転職を進められる点でもおすすめです。
メドフィットの口コミ
ヒアリングした時の条件や希望がそのまま反映されたような施設ばかりだったので驚きです!
転職先の企業との各種連絡も全て代行してくれたので、とてもスムーズに転職できたのも良かったです。
6位:ジョブノート
「ジョブノート」は、理学療法士をはじめ、鍼灸師や柔道整復師、セラピスト、エステティシャンなどの求人を取り扱っている人材紹介サービです。
取り扱っている求人は2万8,000件ほどで、正社員、アルバイト・パート、契約社員、業務委託などさまざまな雇用形態から自分に合った働き方が選べます。
- レジュメを登録するとスカウトがもらえる
- ジョブノートを通じて入職すると最大2.5万円の祝い金がもらえる
- 全国の求人を扱っておりI・Uターン転職にも最適
ジョブノートを運営する「株式会社ウィルワン」は、人材紹介サービスのほか、セラピストを育成するスクールの運営やセミナー、出版など幅広い事業を展開しています。
リハビリ業界に関する知識やノウハウも豊富なので、長期的なキャリアプランの提案やアドバイスに期待できるでしょう。
ジョブノートの口コミ
自分で求人を探してWebから応募できるのが便利で、気に入ったところはどんどん応募していきました。
最終的に3社に絞り面談を受け、賞与や退職金のある企業から内定がもらえて、納得のいく転職ができたと満足しています。連絡がしつこいエージェントを利用したくない人におすすめです。
7位:リスジョブ
「リスジョブ」は、さまざまな人材紹介・派遣会社が取り扱っている求人を一括検索できる求人サイトです。
リハビリや介護、医療、保育など、あらゆるジャンルの求人を掲載しており、その数はなんと約33万件!(2022年2月時点)
沿線や資格、職種、雇用形態などから、希望に合った全国の求人を検索できます。
- 複数の転職サイトやエージェントに一括登録できる
- 未経験からチャレンジできる求人が豊富
- 厳選された人材会社のみを紹介しているので安心
リスジョブは求人サイトなので、書類の添削や面接対策といった転職サポートは、求人ごとに異なるエージェントが対応することになります。
「どのエージェントに登録していいか分からない」「求人から転職エージェントを選びたい」という方におすすめできる求人サイトです。
リスジョブの口コミ
8位:コメディカルドットコム
「コメディカルドットコム」は医療・介護業界の求人に特化した、直接応募型の転職サイトです。
2014年にサービスを開始し、今では月間40万人以上の医療・福祉従事者が利用するサイトに成長しました。
- 掲載求人数10万件以上で業界トップクラス
- スカウト経由は内定率2.3倍
- 転職を成功させると最大5万円が支給される「就業応援制度」あり!
エージェントを通さず自分の目で求人を選び、直接応募できるサイトなので、専門家によるアドバイスは受けられません。
しかしコメディカルドットコムには、求人との相性を点数で評価してくれるマッチングチャート機能が完備されており、自分の希望とどれだけマッチしているかを第三者の視点から判断してもらえます。
また「ブランク可」の求人が9割近くを占めているので、職場復帰を検討している方にとって利用価値の高いサイトといえるでしょう。
コメディカルドットコムの口コミ
履歴書や面接のサポートがないのは心細かったですが、自分のペースで進めることができたのは良かったです。介護系の求人が多かったので、自分の希望に合った求人を簡単に見つけることができました。次に転職するときも、また利用したいと思います。
9位:リハビリのお仕事
「リハビリのお仕事」は、PT・OT・ST専門の転職支援サービスです。
webに公開されている求人を自分で検索し、気になる求人があればアドバイザーに問い合わせて詳細を聞くことも可能です。
- 好条件の非公開求人が豊富
- 職場の雰囲気や内部情報などを詳しく教えてもらえる
- 自分では言いづらい給与や条件の交渉もしっかりサポート
リハビリのお仕事では、全国の介護施設や病院についての情報を収集しており、転職しないと分からないような内部情報を利用者に包み隠さず提供しています。
施設で働くデメリットやリスクについても洗いざらい伝えてくれるので、応募前に自分に合う職場かをきちんと判断でき、早期離職のリスクを減らせるのが強みです。
リハビリのお仕事の口コミ
色んな研修があり、ブランクがあっても応募できる正社員の求人をたくさん紹介してもらい、その中で託児所があってマイナー通勤OKの求人にエントリーしました。
応募したのは1社だけでしたが、すぐに内定がもらえて嬉しかったです。子育てに理解のある職場なので、うまく両立しながらキャリアアップできるよう励んでいます。
10位:リハのお仕事
リハのお仕事は理学療法士をはじめ、OT・STの求人まで幅広く取り扱っている転職エージェントです。
ステップアップしたい!プライベートを充実させたい!など、転職者の希望条件に応じて最適な求人を専任のコンサルタントから紹介してくれます。
また、希望条件や適正をヒアリングしてライフスタイルに合わせた求人をピックアップしてくれるのでミスマッチが少ないのも魅力。
施設との採用に関する連絡は全て専任のコンサルタントが代行してくれるので、面倒な連絡をする必要もありません。
リハのお仕事の口コミ
私を担当してくれた担当者さんは、親身にサポートをしてくれて何の不自由もなくスムーズに転職活動を進められました。
無事に内定を勝ち取れたので、本当に感謝しています!
理学療法士として転職を検討している人はぜひ利用してみてください!!
11位:クリックジョブ介護
クリックジョブ介護は、介護業界に特化している転職サービスであり、利用者満足度ナンバー1を誇っています。
他サービスには掲載されていない非公開求人を多く掲載しており、適性や希望条件をヒアリングした上で最適な求人を紹介してくれます。
担当してくれるアドバイザーはこれまでに何十人もの転職者をサポートしてきた実績があるので、手厚い転職サポートを受けられます。
求人だけではわからない職場の雰囲気や職員の人柄も共有してくれるので、ミスマッチが起こる可能性もほとんどありません。
サービスへの登録や利用する上での費用は一切かからないので、ぜひ登録だけでもしてみてくださいね。
リハのお仕事の口コミ
担当してくれるアドバイザーさんサポート力は非常に高く、親身に接してくれるので安心できるポイントです。
ただ、理学療法士自体の求人はちょっと少ないので、他の転職エージェントと並行して利用するとよいかと思います!
12位:ジョブメドレー理学療法士
ジョブメドレー理学療法士は理学療法士専門の転職サイトです。
基本情報を登録しておくことによって、施設からのスカウトを受けられてスカウト経由で転職を進められます。
スカウト経由で転職を進めた場合には、内定率が約1.7倍になるので登録したら基本情報は充実させておいた方が賢明です。
また、登録者本人から紹介して友人や家族が登録すれば、Amazonギフト券2,000円がプレゼントされるキャンペーン中です。
気になる方はぜひ登録してみてくださいね。
ハクビ介護の口コミ
ジョブメドレーだけの非公開求人も多かったので、色々な求人をチェックしたい人にはピッタリです。
13位:ハクビ介護
ハクビ介護は介護業界専門の転職支援サービスであり、無資格からの教育・研修などに力を入れているのが特徴です。
サービスを開始してから40年以上の実績があるので、手厚いサポートを受けられます。
就業実績も申し分ないので、経歴やスキルに自信がない人はぜひ利用してみてくださいね。
ハクビ介護の口コミ
ハクビ介護だけの独占求人も多かったので転職をしようとしている人はぜひ利用してみてください。
理学療法士(PT)の失敗しない転職サイトの選び方
ここまでに様々な転職サイト・転職エージェントを紹介してきましたが、中には「どれが良いのか分からない!」と思う人もいるでしょう。
そこでここからは、失敗しない転職サイトの選び方について紹介していきます。
理学療法士として転職サイトを選ぶ際には、チェックポイントがあるのでポイントを抑えたうえで選ぶようにしましょう。
求人数が多いか
最も重要なのは転職サイトに掲載されている求人数が多いかという点です。
掲載されている求人が少ないと、少ない選択肢の中から転職先を決めなければならないので、転職後の後悔・ミスマッチが起きやすいです。
対して求人数が多ければ、たくさんの選択肢の中から希望条件・適性を踏まえて転職先を選べるので納得できる転職が実現します。
そのため、まずはどの位の求人を取り扱っているかチェックしておきましょう。
求人に掲載されている情報が適切か
掲載されている求人に記載されている情報量が多いかという点も重要な要素です。
情報が少ないと、不透明なままエントリー・選考を進めていくので通過率が低くなり、入社後のミスマッチも起きやすいです。
また、仕事内容や勤務時間が明確に書かれてない場合、ブラックな施設であることも。
ブラック企業に転職しないためにも、掲載されている求人の情報が適切に書かれているかチェックしておきましょう。
担当コンサルタントの評判が良いか
転職をサポートしてくれる担当コンサルタントの評判もあらかじめチェックしておきましょう。
正直転職のスピード感や成功率は担当コンサルタントによるものが大きく、外れの担当者にあたると思う様に転職が進まないことも。
そのため、各種転職エージェントの評判を調べてみて、良い口コミが多いことが分かったうえで利用しましょう。
理学療法士への転職を成功させる秘訣
次に、理学療法士への転職を成功させる5つの秘訣をご紹介したいと思います。
- 複数の転職サイト・転職エージェントを並行して利用する
- 自分の状況に適した転職サイトを利用する
- 現職と並行して転職を進める
- 面接対策・応募書類作成は入念におこなう
- ポジティブな転職理由を伝える
スキル不足やブランクがある方は、即戦力として採用されることがむずかしいため、5つのポイントを理解して転職活動を進めていきましょう。
複数の転職サイト・転職エージェントを並行して利用する
転職サイトや転職エージェントを利用する上で大切なことは、1社に絞ってしまわないことです。
1つだけに絞ると転職先が偏ったり、紹介される求人の幅が狭くなったりするので、できれば3社以上に登録することをおすすめします。
転職サイトを選ぶときのポイントは以下の3つです。
- サイト型とエージェント型の2種類に登録
- 転職したい地域の求人数が多いサイトを選ぶ
- 情報提供の量や質をチェックする
複数のサービスに登録した方が、アドバイザーの質や求人の質を比較できるので、より自分の希望に合った求人を見つけることが可能になります。
自分の状況に適した転職サイトを利用する
転職の目的や働き方は人それぞれ違うので、自分の希望する状況に合った転職サイトを選びましょう。
派遣として働きたい方は人材派遣事業を展開しているサイトを、キャリアアップや高年収を狙う方はハイクラス求人を扱っているサイトがおすすめです。
ブランク明けや未経験といったスキルが乏しい方は、サポートが手厚いエージェントを選ぶなど、あなたの状況に適したサービスを正しく利用するようにしましょう。
現職と並行して転職を進める
転職したいと思ったとき、先に今の職場を辞めてしまうか、仕事を続けながら転職先を探すか迷われている方も多いと思います。
おすすめなのは、やはり働きながら転職先を探すことです。
現職と並行して転職活動をすることで、以下のようなメリットが生まれます。
- 資金面での安心感
- 希望の転職先が見つからないときは現職を続けられる
- ブランク期間なしで転職できる
働きながらの場合は応募書類を作成する時間や面接時間の調整がむずかしいので、エージェントのサポートを得ながら活動することをおすすめします。
面接対策・応募書類作成は入念におこなう
希望する企業から内定をもらうには、採用担当者に好感を与える応募書類の作成や、面接対策が必要不可欠です。
とくに未経験からの応募やブランクがある方は、仕事への意欲や熱意を強く伝えなくてはいけません。
自分の強みや志望動機を整理し、「どうして理学療法士を目指したのか」「リハビリ業界で活躍したい理由」などを掘り下げて考えてみてください。
職務経歴書や面接に自信が持てない場合は、専任のコンサルタントに相談してアドバイスをもらいましょう。
ポジティブな転職理由を伝える
企業が新しい人材を採用するときに気になるのが、「どうして前の職場を退職したのか」「採用したら長く働き続けてくれるか」ということです。
そのため前職がいくらブラック企業であっても、前の職場の悪口などは話してはいけません。
とはいっても転職理由はネガティブになりがちなので、相手にいい印象を与えるためにもポジティブな理由に変換して説明できるようにしておきましょう。
例えば、キャリアアップできないという理由の場合は「もっと専門性を高める職場で働きたい」、パワハラが原因の場合は「風通しのいい環境で自分の能力を発揮したい」といった感じに変換すると好印象です。
理学療法士の転職先とは?
理学療法士が活躍できる場所は非常に豊富なので、様々なシーンで活躍できます。
そこでここからは理学療法士の転職におすすめの転職先を紹介していきます。
- 病院
- 整形外科・クリニック
- 介護施設
病院
理学療法士の転職先として有名なのは、研修体制や待遇、福利厚生が整っている病院です。
リハビリに力を入れているところも多く、看護師・医師・リハビリ助手など幅広い職種の人と連携し、患者さんの療養をサポートします。
病床数が多いために受け入れる患者数もかなり多いので、裁量をもって様々な業務にあたれます。
また、従事している理学療法士も充実しているので休暇を取りやすいのもポイントです。
整形外科・クリニック
整形外科やクリニックで働く理学療法士は、運動疾患やスポーツ外傷などの患者さんがメインになります。
長期的な療養ではなく、短期での早期回復を目的としているので、マッサージ師や整復師などと連携して専門的な施術を行います。
そのため、幅広い医療分野に携われてスキルアップ・知識の向上につながります。
介護施設
介護施設にも理学療法士の活躍の場が設けられており、日常生活動作や手段的日常動作に必要となる機能訓練の提供をします。
患者さんごとに独自のプログラムを作成したり、重症度や特性に合わせたサポートが必要となります。
また、近年ではデイケア・特養・デイサービスなど、様々な形態の施設ができてきているので、施設形態に合わせた適応力が重要です。
転職して理学療法士として収入を増やすには?
転職を機に、年収アップを目指す方も多いのではないでしょうか?
政府が統計しているポータルサイト「e-stat」によると、2019年の理学療法士の平均月収は約28.7万円でした。
そこに賞与などを加えると、平均年収はおよそ410万円程度と考えられるでしょう。
同年度における日本の平均年収は436万円のため、医学療法士の年収は一般的と言えます。
しかし少しでも収入アップを目指すためにはどうしたらいいのか、本章では3つの方法をお伝えしたいと思います。
昇進しやすい環境の職場に転職する
年収を上げるためには、管理職やマネージャーなどの役職を目指し昇進するのが良いでしょう。
職場によっては役職手当がもらえますし、給与アップによりボーナスの額も上がるはずです。
ただし、規模が小さい職場だと上の役職に空きがなく、どんなに頑張っても昇進できないケースも少なくありません。
その場合は、マネージャーや管理職などを募集している求人に応募したり、好条件で働ける職場を探したりして、昇進しやすい環境の職場に転職するのがおすすめです。
条件の良い病院に転職する
理学療法士の勤務先として考えられる病院には、一般病院(民間病院)やリハビリテーション病院、大学病院、ケアミックス病院などがあります。
これらの病院はクリニックやデイサービスと比較しても、待遇や福利厚生が充実していることが多いです。
また国立病院や公立病院になると賞与や手当などもさらに手厚く、年収が500万円を超えるというデータもありました。
ただし公立病院は公務員扱いとなるため、転職するには公務員試験の一般教養と専門分野の試験に合格しなければなりません。
国立病院であれば「独立行政法人」として運営されており、試験を受けなくても高収入を得られる可能性があります。
副業をするのも1つの手段
3つ目は、副業をしてプラスアルファの収入を得る方法です。
副業を始めるにあたっては、今の職場が副業を許可しているかを確認してください。
また本業に支障が出ないよう、時間や体力のかかる業務は避けた方がいいでしょう。
今は1人で簡単に始められる在宅ワークも充実していますので、趣味や得意分野を活かして始めてみるといいかもしれませんね。
理学療法士(PT)絵の転職によくある質問
ここからは理学療法士の転職についてよくある質問を紹介していきます。
頻繁に寄せられる質問をQ&A方式で紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ブランクが合っても理学療法士への転職は可能ですか?
基本的にブランク期間が合ってもしっかりとした理由があれば不利になることはありません。
また、ブランク期間は短ければ短いほど不利にはならない傾向があります。
しかし、施設によっては一定期間以上のブランク期間があるとエントリーができなかったり、書類審査に落ちることもあるので十分に理解しておきましょう。
転職回数が多いと転職に不利ですか?
転職回数が多いからと言って一概に理学療法士の転職に不利になることはありません。
質の高い転職を繰り返している場合は、専門的な知識があり高いスキルがあると判断されて転職にも有利になります。
しかし、一施設あたりの在籍時間が短い転職を繰り返している場合には転職にも不利になる傾向があるので注意しておきましょう。
未経験から理学療法士への転職はできますか?
経験がなくても理学療法士の資格を取得していれば転職は可能です。
求人の中には未経験者を積極的に採用している企業も多く、幅広く採用活動を行っています。
転職サイトを活用して理学療法士の転職を成功させよう!
理学療法士の方におすすめできる転職サイト・転職エージェントをご紹介しました。
サイトごとの特徴やサービス内容を把握し、あなたの目的に合ったサイトを利用するようにしましょう。
また本記事で説明したように、利用するサービスは1つに絞らず、複数を同時に利用しながら比較してみるのも転職成功への近道です。
転職によって新しい人生を切り開き、理学療法士としてさらなる活躍ができるよう応援しています。