ニートの効果的な面接対策は?よく聞かれる質問と「怖い」を回避する方法
「ニートが面接にいくと説教されるのではないか?」
「嘘をつかないと内定がもらえないのでは?」
そんな不安を抱えているニートの方も少なくありません。
せっかくニートを卒業しようとしたのに、面接が怖くて前に進めない人は数多くいます。
最初に言いますが、面接は怖くありません。
面接官はニートだったあなたを呼んで説教しようとしている訳ではないのです。
ニートの面接はポイントを抑えて反省を伝えることで、面接官に好印象を与えることができます。
この記事を読んで面接を突破し、内定を勝ち取りましょう。
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ニートの面接で心がけるべき4つのポイント
ニートだった人は、何を心掛けると面接官に好印象を与えることができるのでしょうか?
抑えるべき4つのポイントを解説していきます。
- 堂々としてハキハキ話す
- 言い訳ばかり伝えない
- 清潔な服装を心がける
- ニート期間を正直に話す
堂々としてハキハキ話す
ニートだったことを恥ずかしく思って、面接でオドオドしていてはいけません。
あなたはもう変わりました。ニートを卒業して働こうとしています。
昔のことは忘れて、未来に目をむけ、面接では堂々と自分の意見を述べるようにしましょう。
「どうしてニートになったんですか?」「働こうと思わなかったのか?」、そんな答えにくい質問をされてしまうかもしれません。
それでも、「働いていなかったことを反省している。
これからは社会人として、世の中のためになる仕事がしたい」という気持ちを伝えることが大切です。
言い訳ばかり伝えない
面接で嘘をついてもすぐに見抜かれてしまうので要注意です。
面接官は人を見抜くプロですから、安易な嘘や言い訳で相手を誤魔化さないようにしてください。
- 「働いてみたら聞いていた仕事と違ったから」
- 「上司のパワハラがひどかったから」
など、ネガティブな発言は厳禁です。
実際にそうだったとしても、言い訳はせず反省していることを伝え、これからどうしたいかを述べましょう。
面接官も一社会人ですし、苦労しているのはあなたと同じです。
また人間ですから、仕事で失敗だってしているでしょう。
完璧じゃないのはあなたと一緒ですから、自分のことを恥ずかしいと思わず、「失敗したけど立ち上がろうとしている」という前向きな姿勢を見せてください。
清潔な服装を心がける
面接での第一印象は非常に大切です。
とくに「ニートだった」という事実があるので、面接官はあなたの服装や身なりを通して、仕事への意欲を見抜こうとしてきます。
シワがついたスーツ、磨かれていない靴、寝起きのような髪型では、即お見送り決定です。
スーツは事前にクリーニングに出しておき、当日履いていく靴はしっかり磨いておきましょう。
家にこもっている期間が長いなら、美容院へ行って清潔感のある髪型にしてもらうことも重要です。
女性の場合はメイクが濃くなりすぎないよう、またスッピンもいけませんよ。
ニート期間を正直に話す
面接では「ニートだった期間に何をしていたのか」が必ず質問されます。
ウソは絶対につかず、ニート期間のことを正直に話してください。
「資格の勉強をしていた」というのも、資格が取れていれば問題ありません。
しかし資格が取得できていないなら、嘘かもしれないとマイナスなイメージを持たれてしまうでしょう。
面接中に嘘がバレると、100%不採用です。
また嘘をついて入社すると、嘘をつき通さなくてはならず、いつバレるかと緊張して働きづらくなってしまいます。
- 「仕事をしたくなかった」
- 「前職でパワハラを受けて気持ちを切り替えられなかった」
このように心の本音を話すことを大切にしてください。
面接官だって組織の一員ですから、あなたの気持ちを分かってくれるでしょう。
ニートの面接でアピールすべきポイント
ニートは職歴や経歴をアピールできません。
そのため「仕事への意欲」や「志望動機」を伝えることが重要になってきます。
【就職するのが怖いニート必見!】恐怖を克服する3つのポイントを解説!
- 明確で具体的な将来像
- 長期間勤続する意欲
- 明確な志望動機
- 逆質問をして意欲をアピール
明確で具体的な将来像
面接では「この会社でどうなりたいですか?」「どんなふうに成長したいですか?」などの質問がされます。
この質問をする面接官の意図は、あなたの向上心を知るためです。
5年後、10年後にどうなっていたいかは、事前に用意しておかないと答えられません。
またあなたの将来像が、その企業に入社することで叶えられるのかもポイントになります。
どんな仕事をしていたいのか、どんな役職につきたいか、そのためにどんな努力をしていくつもりかをアピールして、理由を述べられるようにしておきましょう。
長期間勤続する意欲
ニートの場合、どうしても「仕事が嫌になってすぐに辞めてしまうのではないか?」と懸念されてしまいます。
早期退職者がでると面接官の評価が下がってしまうので、「長期間働く意思がある」ことを伝えなくてはいけません。
ここが大切なポイントで、面接を通過するにはすぐに辞めないことを判断してもらうことが肝心です。
面接では、「仕事は大変だけど本当にやれる覚悟があるか?」「うちは業界の中でも厳しい方だが耐えられるか?」などきつい言い方をされてしまう可能性があります。
それはあなたを信用していないからではなく、あなたの意思を確認しておきたいというのが本音です。
明確な志望動機
「どうして当社なの?」「なぜこの業界を選んだの?」
このような質問に対する明確な答えは、あなたの本心でなくてはいけません。
- 御社の企業理念に感動したから
- 世の中に貢献したいから
このような誰でも言える、どの企業にも当てはまるような志望動機では、面接官を納得させることは難しいでしょう。
給料や勤務体制などで企業選びをしてしまうと、薄っぺらい志望動機しか浮かびません。
明確な志望動機を持つためには、条件で企業を選ばないことが重要です。
その企業がどんなサービスをしていて、どんな実務経験ができるかを考えると、その企業を選んだ理由が自然と浮かんでくるでしょう。
逆質問をして意欲をアピール
面接の最後に必ずされる質問があります。
「ここまでで何か質問や聞いておきたいことはありますか?」
ここで「特にありません。」と言ってしまうのはNG!必ず質問をして、入社意欲が高いことを証明してください。
その際に、「残業は多いですか?」「有給はどのくらい取れますか?」というような質問は避けましょう。
またホームページに載っていることも聞いてはいけません。
相手の立場に立って、どんな質問をされると意欲があると思われるだろうか考え、事前に3種類ほど質問を用意しておきましょう。
面接が怖いニートは対策と練習あるのみ!
ニートからの就職は「面接がすべて」といっても過言ではないくらい、重要になってきます。
面接を通過するには練習が大切で、ぶっつけ本番は危険です。
ニートから脱出している人の5つのきっかけ!脱出するためのポイントも解説!
- よく聞かれる質問の回答を用意しておく
- イメージトレーニングをする
- 友人や家族に面接練習してもらう
- 就活エージェントに面接対策を依頼する
よく聞かれる質問の回答を用意しておく
面接でされる質問を予想し、答える内容をシミュレーションしておきましょう。
- どうしてニートになったのか
- 空白期間は何をしていたのか
- どうして働こうと思ったのか
- なぜ当社を選んだのか
- 長所と短所を述べてください
ざっと考えただけでも、たくさんの項目が浮かんできます。
反省の気持ちを含みつつ、「御社に入社することで社会貢献していきたい」という気持ちを伝えてください。
イメージトレーニングをする
面接は誰だって緊張するもの、とくにニートだった人は久しぶりの社会復帰でさらに緊張するでしょう。
しかし面接は本番勝負!短時間で自分のいいところをアピールして、内定を勝ち取らなくてはいけません。
面接の具体的なシーンをイメージして、一部始終をシミュレーションしてみましょう。
椅子を用意して入室するところから始め、面接官がいると想定して質問に答えることが肝心です。
「どこでお辞儀をするのか」「バッグはどこに置くのか」「応接室だった場合どこに座るのが正解か」、一通りシミュレーションしておくと安心して面接に臨めます。
友人や家族に面接練習してもらう
家族や友人に面接官になってもらい、練習するのもオススメの方法です。
自分では気づかなかったあなたの欠点が分かるかもしれません。
1人で行う場合は、スマホで自撮りするのもいいですね。
「思っていたより声が小さい」「姿勢が悪い」「顔に表情がない」などが判断できます。
就活エージェントに面接対策を依頼する
就活エージェントとは、専任のコンサルタントが一人一人の就職をサポートしてくれる無料のサービスです。
面接対策では、面接官がどこを見ているのか、あなたの回答が間違っていないかをチェックしてくれます。
コンサルタントは普段から採用担当者とやりとりがあるので、面接官の目線であなたに最適なアドバイスをしてくれるでしょう。
実際にエントリーして面接に慣れていくのもあり
あがり症の人は本命企業を受ける前に、他社をいくつか受けて面接慣れしておくのもいい方法です。
数をこなすことで、本番では緊張もほぐれているかもしれません。
また面接官の質問もある程度決まっていますから、スムーズに答えられるようになるでしょう。
突然の質問にも戸惑わなくなり、リラックスして面接に臨めるようになるはずです。
ニートは万全の準備を整えてから面接に挑もう!
面接は想像しただけで緊張しますし、ニートだった人なら尚更です。
「面接官が怖かったらどうしよう」「ニートだったことを怒られそう」など心配も尽きません。
しかし面接官があなたを呼んだのは、自社に適した人材かを見極めるためで、説教するためではないことを覚えておきましょう。
志望動機や質問に対する回答を用意しておき、面接対策を入念に行ってください。
もちろん、ニートを反省している気持ちを正直に話すことも大切です。
「備えあれば憂いなし」と言いますから、準備を怠らず面接に挑みましょう!