ニートが就活を成功させるには?内定を貰いやすい業界の特徴を解説
ニートをやめて就職したいという人に向けて、就職を成功させる方法と採用されやすい業界や職業を紹介します。
ニートを受け入れている企業はあなたが思っている以上に多く、ポイントを抑えれば社会復帰してキャリアを積んでいくことも可能です。
- 「就活の方法を知りたい」
- 「最短で内定をもらいたい」
という方はぜひ参考にして下さい。
また、就職できないニートの共通点も解説していますので、自分が当てはまらないかチェックしてみてはいかがでしょうか?
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- 職種
- 販売
- 公開求人数
- 3,000件程度
- 対応地域
- 全国各所
- おすすめ年代
- 20代30代※制限は無し
ニートから就活を成功させる3つのポイント
次に、ニートが就職を成功させる方法を紹介していきます。
- 仕事に対して前向きになる
- 空白期間に何をしていたかを明確にする
- 就活に必要な最低限のマナーを身に付ける
仕事に対して前向きになる
まず一番大切な心構えが、就活や仕事に対して前向きになることです。
就活はやることが多くて大変ですし、仕事が始まると覚えることもたくさんあって苦労するでしょう。
仕事で失敗して辛い目にあったり、人間関係で悩んだりするかもしれません。
しかし就職を成功させて前へ突き進める人は、苦難にぶつかっても乗り越えていける力を持っている人です。
ポジティブ思考、ネガティブ思考は育った環境にも影響されますが、自分の強い意志で決めることもできます。
「ニートのままは嫌だ」「社会復帰して楽しい生活が送りたい」と願うなら、後ろ向きな考え方をやめて前向きになる決意をして下さい。
空白期間に何をしていたかを明確にする
面接では、空白期間に何をして過ごしていたかが必ず聞かれます。
資格の勉強や就活を続けていた人は正直に回答できますが、引きこもりの生活を送っていた人は回答に困ってしまいますよね。
面接官が空白期間について質問するのは、あなたを困らせたいからではありません。
- 本当に仕事をする意欲があるのか
- 長く働いてくれる気持ちがあるのか
この2点を知りたいのです。
空白期間を伝えるときにやってはいけないことが、嘘をつくことです。
「アルバイトをしていた」「親の仕事を手伝っていた」などは、そのあとの質問でうまく答えられず、嘘を見破られてしまいます。
面接官は人をみるプロなので、簡単には騙せません。
何もしていなかった人でも正直に答えて、今は働く意欲があるということをきちんと伝えましょう。
正直に話すことで、「嘘をつかない真面目な人」という印象を与えることができ、プラスに働きます。
就活に必要な最低限のマナーを身に付ける
職歴がないニートは新卒扱いされないため、新人教育を受けられません。
入社して恥をかかないよう、事前にビジネスマナーの習得をしておくことが肝心です。
電話応対の仕方や名刺交換のやり方、身だしなみや言葉遣いを身につけておきましょう。
また面接でも最低限のマナーが試されるので注意が必要です。
面接が始まる10分前には到着すること、面接中の姿勢や言葉遣いもチェックされます。
スーツの着こなし方や、入室時・退室時のマナーも試されるので、自分で模擬練習を行いましょう。
どうすれば面接官に好印象が与えられるか、事前にきちんと勉強しておくことが大切です。
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就職できないニートに共通している特徴
ニートには「社会復帰しないままニートを継続するタイプ」と、「就職を決めてニートを卒業できるタイプ」の2パターンに分かれます。
就職できないニートはどのような特徴があるのでしょうか?
自分が当てはまっていないか、チェックしてみましょう。
- 行動量が少ない
- 準備や対策が不十分
- 就職先の企業に求める条件が多い
- 年齢が30歳を超えている
- 目的を持たずに適当に就活を進めている
行動量が少ない
ニートの人が就職できない1番の理由は、行動量の少なさです。
これはニートに限らず、大学を卒業して就職をせず、既卒になってしまう人にも当てはまります。
就職できたニートとできないニートの違いは、エントリー数の差が原因ともいわれています。
それはニートの人に責任があるわけではなく、一体何社にエントリーすればいいのか分からないというのが問題です。
就活方法が間違っていないか、行動量が足りているのかは、ハローワークや転職エージェントの力を借りるのが一番です。
これまでニートの人を就職に導いた実績を持っているので、的確なアドバイスと指導で、あなたの社会復帰をサポートしてくれます。
準備や対策が不十分
就職を成功させるには、面接対策や履歴書の作り方が重要になってきます。
とくに職歴がないニートの方は、空白期間の書き方が分からずに空欄のままで提出してしまう人が多いようです。
確かに仕事をしていなかった期間は、何も書くことがありませんが、空欄で出しても書類選考に通過しません。
本記事では就職を成功させる方法についても解説していますので、このまま読み進めてみて下さいね。
就職先の企業に求める条件が多い
就職が決まらない要因として、企業へ求める条件が高すぎるのも原因のひとつです。
- 土日祝日は絶対休みたい
- 残業はしたくない
- 福利厚生が充実している企業が良い
自分の経歴のなさを棚に上げて、好条件ばかりを求めていませんか?
条件がいい求人は応募者が多く、倍率が高め。
厳しいことを言いますが、経歴のないニートの人はなかなか採用されません。
自分をしっかり見つめて直して、応募する条件をもう一度考え直してみましょう。
まずは経験を積むことを何よりも優先して欲しいと思います。
年齢が30歳を超えている
20代であれば、職歴がないニートでも採用される可能性が高いです。
今は少子化の影響もあり、若手社員の確保に苦戦している中小企業が数多くあります。
ニートでも社会生活に問題がなければ、一から教育して一人前に育てようというのが企業の方針です。
しかし30代、40代と年齢を重ねるごとに就職がむずかしくなり、選べる求人も限られてきます。
労働条件の悪い仕事、危険な仕事、単純作業でやりがいのない仕事、30歳を過ぎてしまうとこのような仕事しか選べません。
あなたが20代ならまだ間に合います!
今すぐ就活をはじめるための行動を起こしましょう。
目的を持たずに適当に就活を進めている
目的を持たずに就活を始めてしまうと、途中で挫折しやすいので注意が必要です。
就活はやることが多く、履歴書や職務経歴書の作成をしたり、面接対策をしたりと何かに追われているような気持ちになります。
また緊張する場面も多く、採用されなかった場合は自己否定や精神的な苦痛を経験することもあるでしょう。
しかし目標設定をきちんとしていれば、不採用の結果もポジティブに捉え就活を進めることが可能です。
ソフトバンクグループを率いる孫正義氏の言葉で、『登りたい山を決める。これで人生の半分が決まる』という言葉があります。
孫さんに言わせれば、「自分がどの山を登るかを決めずに歩いているのは、さまよっているのに等しい」とのこと。
目的を持つことの大切さが痛感できる言葉です。
ニートを受け入れている企業は意外と多い
「ニートは正社員になれない」「ちゃんとした企業に勤めることは不可能」と思っていませんか?
その考え方は間違っています。
今は国をあげてニートの再就職を支援していたり、ニートやフリーター専門の就職支援サービスがあったりと、ニートでも就職できる環境が整えられています。
- 年齢が25歳以下
- 仕事に対しての前向きな姿勢を持っている
- 人当たりが良く人間関係を構築するのが上手い
年齢が25歳以下
20代であれば職歴がなくても、ポテンシャルや人柄を重視する企業から採用される可能性が高いです。
さらに25歳以下なら正社員として就職することもむずかしくありません。
20代前半は教育次第で大きな成長が見込めるため、最終学歴が高卒であっても就職できます。
新卒者の3割が3年以内に辞めるというデータがありますが、この欠員した部分をニートや既卒で補おうとしている企業があるからです。
年齢は若ければ若いほどハードルが低くなります。
20代で就職を決め職歴を積んでいけば、その後は大手や人気企業への転職も可能になってくるでしょう。
仕事に対しての前向きな姿勢を持っている
考え方が前向きで性格が明るい人は、人に好かれやすいですよね。面接でも好印象を与えられるので、内定をもらえる可能性も必然的にアップします。
ポジティブな人は困難なことにぶつかっても前向きに変換できますし、不採用になっても「縁がなかった」と切り替えが早いです。
ニートだからといって卑屈になり、自己否定ばかりしていると何もいいことはありません。
前向きに就活を進めるか、後ろ向きなままニートを続けるか、どちらを選択するかはあなたの気持ちひとつです。
人と接することが得意で、良好な人間関係を構築できる人は、就職がうまくいきやすいです。
年齢や性別に関係なく誰とでも気さくに話せるので、組織の中でも自分の居場所を見つけられます。
いい人間関係を築くには、「聞き上手になること」と「相手の立場を尊重すること」が大切です。
仲良くなったからといって自分の話ばかりする人や、相手が嫌がることを平気で言う人は好かれません。
ニートでも採用が貰える業界・職種とは?
ニートでも就職できると解説しましたが、どんな仕事でも採用されるわけではありません。
人気の職業や募集枠がせまい仕事は競争率が高いので、ニートの人は内定がもらえないことが多いです。
どんな仕事だったら採用されやすいのか、詳しく説明します。
- 職歴不問・未経験者歓迎
- 離職率が高く人手が足りていない業界
職歴不問・未経験者歓迎
求人票をみるときは、「未経験者歓迎」や「職歴不問」と記載された求人を狙いましょう。
職歴を問わない未経験OKの仕事は、以下の職種が多いです。
- 営業職
- IT系エンジニア
- 販売スタッフ
- 接客業
- 警備員
「ノルマがキツい」というイメージから、勝手に苦手意識を持っている人も多いのが営業職です。
しかし営業として経験を積むことで、ビジネススキルやコミュニケーション能力がアップします。
エンジニア職は研修や勉強会などの教育制度が整えられていて、給料をもらいながら技術を習得できるところがメリットです。
スキルアップできれば、起業やフリーランスになって、世界中どこにいても仕事ができます。
販売や接客業は離職率が高いため、常に募集がかかっている職業です。
客商売はストレスも溜まりやすいですが、ニートでも採用されやすい仕事ですし、アルバイトから始めても正社員になりやすいという特徴があります。
人付き合いが苦手な方は、警備の仕事がオススメ。夜間の仕事もあるので、夜型生活の人にもピッタリです。
離職率が高く人手が足りていない業界
人手不足で離職率が高い業界といえば、
- 介護業界
- 配送業界
- 建築業界
- IT業界
などが挙げられます。
とくに介護業界の人手不足は深刻で、国が勢力を上げて働きやすい環境づくりや収入アップのサポートをしています。
またインターネット通販の拡大で、配送業界も人が足りていません。
運転免許があれば未経験でも始めやすく、基本的に1人で行う仕事なので、気を遣うことも少ないでしょう。
建築業界は若手が少なく、業界全体が高齢化しています。
肉体仕事になるため給与も悪くありませんし、体力に自信がある方にオススメしたい職業です。
平成28年に経済産業省が発表したデータでは、「2030年には79万人のIT人材が不足する」という結果がでています。
エンジニアやプログラマーといった技術職は残業が多く、仕事がキツいというイメージもありますが、企業選びを慎重に行えば問題ありません。
未経験でも丁寧に指導してくれる、実力を評価してくれる。
そんな企業に入社できれば、ニートからでも高収入を得ることが可能です。
諦めなければニートでも就職を成功させられる
就職を成功させるには、まずは行動あるのみ!
いつまでに就職したいかを自分でコミットして、一つ一つ行動に移していきましょう。
諦めずに前向きに取り組むことで、必ず社会復帰できます。
ポジティブな気持ちで自分を信じて前に進みましょう。
あなたが輝ける場所がきっと見つかります!