ニートでもできる楽な仕事は?おすすめの仕事や成功させるコツ
ニートが仕事選びを失敗してしまうのは、大変な仕事を選んでいるからです。
「ノルマがある」「残業が多い」「高いスキルを求められる」、ニートの多くは、こんな仕事は続けられません。
ずっと家に引きこもっていたニートであれば、とにかく楽な仕事を選ぶことが大切です。
- コミュニケーションが必要ない
- やる気がなくても働ける職場
- 誰でもできる楽な仕事
この記事では、引きこもりだったニートでも続けられる職業を紹介しています。
ニートに必要なのは、「仕事への意欲」じゃなくて「いかに楽な仕事を探せるか」その一択です!
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- 職種
- 販売
- 公開求人数
- 3,000件程度
- 対応地域
- 全国各所
- おすすめ年代
- 20代30代※制限は無し
ニートにおすすめの楽な仕事の特徴
ニート時代が長かった人でも働ける仕事には、どのような特徴があるのでしょうか?
仕事選びのポイントをみていきましょう。
ニートの仕事探し方のコツ!ニートからチャレンジできる仕事の特徴を解説!
- 業界内の平均年齢が高い仕事
- 自宅でマイペースにできる仕事
- 人と関わる機会が少ない仕事
- ルーティンワーク
- 精神的なストレスが少ない仕事
業界内の平均年齢が高い仕事
人は歳を取ると、仕事の生産性が低くなります。
つまり高齢者が多い職場は、「体力面・精神面・スピード感に関してラク」ということです。
若い頃から体を鍛えまくっていた人以外、50代、60代で体力的な仕事はほとんどできません。
またプレッシャーが大きい難易度の高い仕事も難しいでしょう。
さらにスピードが求められる仕事も、頭の回転が遅くなってくる高齢者には向いていません。
平均年齢が高い職場なら、意欲が低いニートであっても続けやすい仕事といえるでしょう。
また年配の方は、仕事を教えるのが丁寧で優しいというメリットがあります。
周りが高齢者ばかりなら、30代40代はまだ若者の部類ですので、職場でも可愛がられる存在です。
自宅でマイペースにできる仕事
「毎日の通勤が面倒くさい」という方は、自宅で働くしかありません。
インターネットの発達と働き改革により、近年は「テレワーク」という新しい働き方が増えています。
在宅でできる主な仕事は以下の通りです。
- ITエンジニア・プログラマー
- デザイナー
- webライター
- データ入力
- 翻訳・校閲
- ハンドメイド作家
- ブロガー
企業に就職して在宅勤務という働き方もありますが、ほとんどが業務委託でフリーランスになります。
そのため「収入が不安定」「低賃金」というデメリットを理解しておきましょう。
しかし毎日の通勤がなく、起きてすぐにパジャマでも仕事ができるのは、在宅ワークならではの魅力ではないでしょうか。
人と関わる機会が少ない仕事
長いことニートをしていた方は、対人恐怖症になっている可能性が高いです。
「人とコミュニケーションを取るのが怖い」という場合は、1人で黙々と作業できる仕事が向いています。
多くの人が職場で抱えてしまう悩みは、「人間関係」です。
人との関わりが少ない職場なら、仕事の悩みはほぼ消えてしまうでしょう。
ルーティンワーク
しばらく働いていない人は、臨機応変に対応できなくなっている可能性が高いです。
そこでオススメしたいのが、同じ業務を繰り返し行うルーティンワーク。
マニュアルがあるので仕事を覚えやすく、ミスも少なくなるでしょう。
スケジュールの管理もしやすいので残業はほとんどなく、自分のペースで作業を進められるのもメリットです。
後ほど詳しく紹介しますが、ルーティンワークが多い職業は事務や工場勤務、運送業など。
一方で、人と接する営業職はルーティンの要素がなく、相手の反応に合わせて対応を変えなくてはなりません。
またクリエイティブな職業や企画職、接客業もルーティンとは正反対の職業になります。
精神的なストレスが少ない仕事
プレッシャーやストレスを感じる仕事は、ニートには向いていません。
社会から距離を置いていた人が無理をすると、うつ病などの精神疾患を患ってしまう危険性があるので注意してください。
仕事のストレスは人にもよりますが、「ノルマ」や「人間関係」が問題になることが多く、また納期や時間に追われる仕事も離職率が高めです。
ニートでも正社員就職しやすいおすすめの楽な仕事10選
では具体的に、ニートだった方でも続けやすい楽な仕事を紹介していきます。
仕事探しのポイントは、未経験でも働ける、求人が多い、特別なスキルが必要ない、この3つが重要です。
- 事務職
- 警備員
- トラック運転手
- 工場作業員
- ビルメンテナンス
- 販売職
- 受付
- 引っ越し業者
- 公務員
- コールセンター
事務職
事務の仕事が楽なポイントは、外出がないことと座りっぱなしで働けることです。
パソコンを使用するので、基本操作のスキルは必要になります。
働き方は正社員に限らず、契約社員や派遣社員、アルバイトなどさまざまな雇用形態があり、週5日のフルタイムから始める必要もありません。
ただし勤め先によっては残業があったり忙しかったりして、続けにくい職場もあるので要注意。
仕事が久しぶりな元ニートの方は、大企業の派遣社員が最適です。
仕事の分担がきちんと決められていて、無理のない業務量になっています。
また難しい業務は正社員が担当してくれるので気楽です。
おやつを食べたりコーヒーを飲んだりしながら、マイペースに働けます。
警備員
ビルや商業施設で働く警備員は、高齢になっても続けられる仕事です。
中でも夜間の警備員は人と会話することも少なく、複雑な作業がありません。
決まった時間に施設内を巡回し、施錠の確認などのルーティンワークがメイン。
通常1〜2人の人員配置になるため、人間関係で悩むこともないでしょう。
ただし夜中に1人で暗い施設内を歩くため、女性にはオススメできません。
また日勤の場合も仕事量が増えるので、ニートから警備員を目指す場合は、夜勤に絞って探しましょう。
トラック運転手
運転免許があれば働けるトラック運転手。移動する時間を差し引けば、働いている時間は少いのが特徴です。
以前は激務でブラックな仕事というイメージもありましたが、働き方改革によって労働条件も良くなってきました。
休日の取得率や年収も上がっていることから、近年は女性のドライバーも増えています。
ただし顧客周りやセールスを任せられることもあるので、決められた地域で配送のみを行う仕事を選びましょう。
工場作業員
工場でのライン作業は元ニートやフリーター、主婦、高齢者など、さまざまな人が働いています。
みんな素性が違うのでコミュニケーションも少なめ、人間関係を築く必要ありません。
仕事自体も単純な作業ですぐに覚えられますし、頭を使わずにできる仕事です。
ただし同じ場所に立ち続けたり、重い荷物を運んだりすることもあるため、仕事選びには注意しましょう。
元ニートの方にオススメしたいのは、座ったまま働ける梱包作業や商品の選別作業、機械操作など。
身体もラクで、疲れも溜まりにくいですよ。
ビルメンテナンス
オフィスビルや商業施設、ホテルで清掃をする仕事も、思っている以上に楽で働きやすい環境です。
掃除嫌いな人はそもそも無理ですが、「マイペースに働きたい」「誰ともしゃべりたくない」という人に向いています。
働いている人も高齢者が多く、のんびり働ける上に給料も悪くありません。
しかし正社員の求人は少なく、アルバイトやパートの募集がメインになります。
販売職
「人と接するのが好き」「オシャレが好き」という方は、販売職に向いています。
販売の仕事は学歴不問が多いため、中卒、高卒の方でも採用されやすい職種です。
自分の接客で商品が売れればやりがいを感じられますし、頑張り次第では店長やエリアマネージャーに抜擢される可能性も。
「ニートだった過去を払拭して社会で活躍したい!」という方にピッタリのお仕事です。
受付
事務職よりも楽なのが、企業や商業施設の受付です。
基本的に座り仕事で、2〜3人が配置されていますので、トイレ休憩などを取りやすい環境が整っています。
ただし「企業や施設の顔」になるわけですから、身なりを整えておくことが重要です。
スッピンや明るすぎる髪色の場合は、採用されない可能性も高くなります。
デパートの受付嬢などを思い出してください。
皆さんきちんとしたメイクに髪型で、品のある表情や対応をされています。
引っ越し業者
体力に自信がある方は、引っ越しの作業員も悪くありません。
何より給料がいいですし、荷物の搬入搬出といった仕事自体も単純です。
お客さんとのやりとりはチームリーダーが行うため、指示通りに動くだけ。
移動中はお茶を飲んだり仲間と会話をしたりして、楽しく働くことができます。
公務員
公務員になるには、公務員試験をパスしなければなりません。
「地頭に自信がある」「学校の成績は良かった」という人は、公務員を目指して勉強をはじめてみましょう。
公務員試験は「高卒」でも受けられますが、年齢制限があります。
しかし公務員になれれば一生安泰。給料やボーナスももらえますし、何よりあなた自身のイメージが良くなります。
国家公務員は競争率が高いので、地元で募集している地方公務員を調べてみましょう。
コールセンター
人と話すのが苦手な方は、直接顔を合わせないコールセンターの仕事はいかがでしょうか?
座ったまま働ける上にしっかりとしたマニュアルを完備しているので、経験がなくても問題ありません。
ただしクレジットカードの催促や、自社商品の販売などは大変です。
クレームや暴言を吐かれることもあるので、仕事内容をよく把握してから応募するようにしましょう。
ニートから脱出して正社員就職を成功させるコツ
まずは「ニートを卒業しよう!」と決意した自分を褒めてください。
そして出来るだけ楽な仕事を選んで、早めに社会復帰できるようにしましょう。
- とりあえずアルバイトからはじめる
- ニート期間が長引かないうちに行動する
- 仕事に役立つ資格を取得する
- 就活エージェントを活用する
アルバイトからはじめる
ニートだった方は、最初から正社員を目指す必要はありません。
まずは「通勤」や「働くこと」に慣れるところからはじめましょう。
正社員は仕事の責任も重く、応募書類を書いたり面接対策をしたりと非常に大変です。
それよりも、週に2〜3日のアルバイトからはじめて、徐々に体を慣らしていく方がいいでしょう。
先ほど紹介した工場作業員や清掃、コールセンターの仕事は、アルバイトや派遣社員での募集も多くオススメです。
ニートから抜け出したい人におすすめのアルバイト5選!バイト選びのコツも解説!
ニート期間が長引かないうちに行動する
ニート期間が短いほど社会復帰もスムーズです。また年齢も若いに越したことはありません。
ニート生活が長くなってしまうと、
- 「本当に社会に戻れるのだろうか…」
- 「面接官に説教されるかもしれない…」
- 「周囲からどんな目で見られるのだろう…」
など、ネガティブなことばかり考えてしまいます。
最近は80代の親が50代の引きこもりニートの生活を支える「8050問題」が社会問題となっています。
このような深刻な問題にならないうちに、早めに社会復帰のスタートを切りましょう。
仕事に役立つ資格を取得する
仕事を見つけやすくするためにも、働く上で役立つ資格を取得してみるのはいかがでしょうか?
家でダラダラとネットサーフィンやゲームをするより、有意義な時間が過ごせます。
資格が取れれば自分に自信が付きますし、面接でも高く評価してもらえるでしょう。
就活エージェントを活用する
ニートからの社会復帰は、不安を抱えてなかなか前に進めない人も少なくありません。
- 1人での就活に不安がある
- どんな仕事に就いていいのか分からない
- ニートだったことを面接でどう説明したらいいの?
そんな心配が尽きないニートの方は、就活エージェントを活用してみるのがオススメです。
就活エージェントとは、あなたの就職をマンツーマンで支援してくれるサービスで、応募書類の作成や面接対策を無料で行ってくれます。
またヒアリングから得られたあなたの情報を元に、長く働ける仕事を紹介してくれるのもメリットです。
ニートでも就職できる楽な仕事に関する質問
ここでは、職場復帰を考えているニートの方が就職に抱く不安や疑問について解説します。
- ニートでも職場復帰できるおすすめの仕事はある?
- ニートが就職先を探すときに利用するおすすめのサービスはある?
- ニートでも正社員になることはできる?
- 30・40代のニートが就職するなら?
ニートでも職場復帰できるおすすめの仕事は?
自宅に引きこもっていた時期が長く、ブランクがあるニートにとって就職活動は非常に難しいものと思う方もいます。
しかし、以下の特徴が見受けられる仕事であれば、ブランクを気にせず、職場復帰が果たせます。
- 学齢や経歴、完全未経験者歓迎の仕事
- 難しい記述や専門知識を必要としない
- 一人でも仕事がこなせる
- 福利厚生が整っている
- やりたいが適う仕事
ニートなど、空白の期間が長い方が就職をするなら、未経験者歓迎の求人を軸に仕事を探していくのが最適です。
また学歴や今までの職歴に自信がない方は、経歴不問という条件で仕事を探していくのがいいでしょう。
詳しくは、「ニートにおすすめしたい楽な仕事の特徴」にて解説しています。
ニートが就職先を探すときにおすすめのサービスは?
ブランクが長いニートや、そもそも就職自体初めてという方がいきなり、就職活動を行っても採用される可能性はかなり低いです。
少しでも採用される可能性を高めるためにも、まずはハローワークの公共職業訓練や求職者支援訓練を受けてから活動を始めるのがベストです。
求職者支援訓練は、特定の条件を満たした方のみが利用できるサービスですが、公共職業訓練ならテキスト代を除き、受講料は基本無料なうえ、様々な職種に精通した訓練が受けられます。
訓練を受けながら、生活習慣を整えたり、アルバイトを通じて「働く」ことに慣れたタイミングで就職活動を行うのがいいでしょう。
ニートでも正社員就職できる?
就職を志望する職種次第のところがありますが、正社員として仕事をこなすことは可能です。
例えば、深刻な人手不足問題に抱えている職種や、完全未経験者歓迎を謳う職種などが該当します。
また正社員雇用を目指すなら、転職エージェントを活用するのがベストです。
希望条件をヒアリングした後、求職者のニーズに合った仕事を紹介してくれるほか、多岐に渡る就活支援を提供してくれます。
なお、正社員雇用が狙える職場の中には、環境が劣悪なところも紛れているので、よく吟味したうえで就職活動を行いましょう。
非正規から正社員になれる?
就職した職種によっては、契約社員として雇用する場合もあります。
しかし、業務を通じて成果を上げながら実力を磨いていけば、正社員として雇用してもらえる制度を設けている職場もあります。
正社員として採用してもらえない場合は、先のような制度を設けている企業に就職して正社員を目指してみるのもおすすめです。
なお、実力が伴うまで相応の時間を要するので、努力することを惜しまない姿勢でいることが大切です。
30代・40代のニートが就職するなら?
30代や40代のニートが仕事を見つけるならハローワークや、年代に合った転職エージェントを利用するのがおすすめです。
ハローワークには、ブランクがある方でも就職できる職種を紹介してくれるだけじゃなく、専門職に就けるだけの実力が身に着けられる職業訓練などのサービスを提供しています。
また転職エージェントを利用するのもおすすめですが、若手中心の求人を網羅しているところではなく、30代や40代でも就職できる求人情報を網羅しているところを利用しましょう。
ニートでも正社員就職はできる!
ニートとして長期間過ごしてしまうと、スキルや社会人としての経歴を一切形成できないため、社会人として働いてる人と比べてかなり差が開きます。
年齢を重ねるごとに差が開いていく一方なので、少しでも早くニートから抜け出して、キャリアを形成するようにしましょう。