マーケティングに活かせるおすすめの資格15選|難易度別に詳しく紹介!

マーケティングに活かせるおすすめの資格15選|難易度別に詳しく紹介!
※本ページにはPRが含まれます。

マーケティング関連の資格を取得すると、転職に有利になったり、年収アップに繋がったりします。それぞれの資格は転職やスキルアップ、昇給などそれぞれの目的ごとに最適なものを取得するのがおすすめです。

しかし、マーケティング資格は種類が多く、どれを取得するべきかわかりづらいですよね。

そんな人に向けて、今回はマーケティングに活かせるおすすめの資格について、難易度別に詳しくご紹介します。

20代・未経験の転職におすすめの業種・職種!おすすめの理由と転職先を選ぶポイント!

マーケティングに役立つ資格を取得するメリット

マーケティングに役立つ資格を取得するメリットとして、以下の2つが挙げられます。

  • スキルアップにつながる!年収アップの可能性も!
  • 転職時に有利

スキルアップにつながる!年収アップの可能性も!

マーケティングに役立つ資格を取得するとスキルアップになり、年収アップできる可能性があります。

資格を取得する上でマーケティングに必要な知識を幅広く学べるので、業務領域の幅を広げたり、マーケティング全体を理解した上でそれぞれの業務を遂行したりすることが可能です。

マーケティングに関する業務でできることが多くなると、仕事で成果を上げて社内評価に繋がり、昇給や年収アップに繋げやすくなる点もメリットでしょう。

【2022年最新】稼げる資格18選!資格を取得して高収入を狙おう!

転職時に有利

マーケティングに役立つ資格を取得することで、転職に有利になります。

例えば、実務経験がない人や、これからマーケティング関連の職種に挑戦したい人などは、資格を取得すると履歴書に記載することが可能です。

資格を保持していることで一定にスキルを持っていることの証明や、モチベーションが高いというアピールにも繋がるので転職に有利になるでしょう。

【難易度:低め】マーケティングに役立つおすすめの資格

難易度が低めのマーケティングに役立つおすすめの資格は、以下のとおりです。

  • マーケティング検定
  • ネットマーケティング検定
  • マーケティング・ビジネス実務検定
  • ビジネス著作権検定
  • Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験
  • Webアナリスト検定
  • Webクリエイター能力認定試験
  • SEO検定
  • ネットショップ検定
  • Google広告認定資格

マーケティング検定

マーケティング検定は、大手企業の研修でも採用されている民間(内閣府認定)のマーケティング資格です。

日本マーケティング協会の検定制度で知名度が高く、取得することで一定以上のスキル証明に繋がるでしょう。マーケティング検定の概要は以下のとおりです。

合格率 72.6%(2021年3月31日)
費用 3級 6,600円(税込)日本マーケティング協会会員社は5,500円(税込)小中高大学大学院生は5,500円(税込)
2級 9,460円(税込)
日本マーケティング協会会員社は1名につき8,360円(税込)学生は1名につき8,360円(税込)
1級は未実施
学習方法 公益社団法人日本マーケティング協会発行の「マーケティング検定試験 公式問題集&解説」を活用
受験資格 なし(2級・3級)、1級は2級合格者のみ
学習時間の目安 不明

ネットマーケティング検定

ネットマーケティング検定は、ビジネスの企画立案に活かせるマーケティング関連資格です。2012年より実施されていて、インターネットマーケティング全般の知識をが問われて、ネットでの終曲やSEO、Webブランディングに関する知識も学ぶことが可能です。資格を取得することで、一定のネットマーケティング知識があることを証明できます。

合格率 約70%
費用 6,000円(税込)
学習方法 ネットマーケティング検定公式テキスト、ネットマーケティング検定過去問題集を活用
受験資格 なし
学習時間の目安 15時間

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定は、2005年より実施されているマーケティング実務の知識を総合的に判定するための検定試験です。

資格取得のための学習をすることで、マーケティング理論だけではなく、仕事ですぐに役立つトータルなマーケティング実務知識や時事情報・実務時例などが習得できます。

合格率 約70%
費用 A級 11,600円(税込12,760円)
B級 6,800円(税込7,480円)
学習方法 テキスト、問題集、通学講座、通信講座
受験資格 なし
学習時間の目安 不明

ビジネス著作権検定

ビジネス著作権検定は、著作物を取り扱う際に重要な著作権の基礎的な知識や、実践的な知識を問う資格です。資格を取得することで、著作権を理解してビジネスに活用するための能力があることの証明になります。

国家試験である「弁理士試験」「知的財産管理技能検定」の対策としても活用できるほか、行政書士や中小企業診断士として業務領域の幅を広げることにも繋がるでしょう。

合格率 72.6%(2021年3月31日)
費用 初級 5,100円
上級 8,000円
学習方法 検定対応教材、セミナー、eラーニング
受験資格 なし
学習時間の目安 BASIC 10時間、初級 15時間、上級 45時間

Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験

Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験は、Yahoo!プロモーション広告に関する基礎的な知識が問われる資格です。

取得することでYahoo!プロモーション広告ので一定の知識があることの証明になります。加えて、860点以上獲得するとYahoo!のプロフェッショナル認定ロゴの利用が可能です。

Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験の概要は以下の通りです。

合格率 不明
費用 7,179円
学習方法 公式eラーニング
受験資格 なし
学習時間の目安 不明

※Yahoo!の認定試験はリニューアルにより2019年9月末日をもって休止されており、2021年11月5日時点で再開時期も未定

Webアナリスト検定

Webアナリスト検定は、デジタルマーケティングを駆使して、自社や顧客のWeb戦略を成果に導くための役割や必要性を問う資格です。

具体的にはGoogleアナリティクスを活用して、ツールの使い方や分析の仕方、HTMLマークアップなどWebマーケティングの基礎的な知識が必要となります。

資格を取得することで学んだ知識はそのまま業務に活かせるので便利です。

合格率 約80%
費用 22,330円(税込)
学習方法 公式テキスト、対策講座
受験資格 なし
学習時間の目安 不明

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、Webサイト制作のデザイン能力、Webページのコーディング能力を認定する資格です。

資格を取得することで、HTML5、CSSのマークアップを理解していることや、Webページのデザインやレイアウトを表現する一定の知識があることの証明になります。

Webマーケティング資格の中でも比較的かんたんなので、未経験でマーケティング職を目指したい人や、スキルアップしたい人におすすめです。

合格率 91.4%(2020年度平均合格率)
費用 エキスパート 7,500円(税込)
スタンダード5,900円(税込)
学習方法 Webサイト上のサンプル問題、公式テキスト・問題集、モデルカリキュラム
受験資格 なし
学習時間の目安 エキスパート 38時間、スタンダード 24時間

SEO検定

SEO検定は一般社団法人全日本SEO協会が実施する、検索エンジン上位表示の最新技術を学ぶための検定です。Webサイトの担当者や、自社サイトへ集客したい人、SEOに関する知識を体系的に学びたい人におすすめです。

資格を取得することで、企業内の他の部門や経営陣に対して説明可能なSEO施策の取得が可能となります。

合格率 不明
費用 1級 8,000円、2級 6,000円、3級 5,000円、4級 5,000円
学習方法 ダウンロード学習コース(公式テキスト、合格ドリル)
受験資格 なし
学習時間の目安 不明

ネットショップ検定

ネットショップ検定は、Eコマース業界での実務能力を証明するネットショップ実務士になるための検定です。

マネジメント能力やWeb制作能力、運営能力、プロモーション能力などネットショップに関わるさまざまな知識を学べます。

未経験からEコマース業界へ転職したい人や、ネットショップ運営初心者、新卒予定者などにおすすめです。

合格率 不明
費用 レベル1:7,000円(税込)
レベル2:7,500円(税込)
学習方法 改訂版ネットショップ検定公式テキストネットショップ実務士、ネットショップ検定練習問題
受験資格 なし
学習時間の目安 不明

Google広告認定資格

Google広告認定資格は、Google広告に関する知識や理解力を認定する資格です。2021年11月5日時点で取得できるGoogle 広告の認定資格は、以下の6つです。

  • Google 広告の検索広告
  • ディスプレイ広告
  • 動画広告
  • ショッピング広告
  • Google 広告アプリ
  • Google 広告測定

上記はそれぞれ必要な知識が異なり、合格することで各分野での知識を証明できます。オンライン上で24時間365日いつでも受験できるので、比較的申し込みしやすいでしょう。

加えて、各資格を事業所内で1人以上ずつ取得することで、広告代理店としてGoogle広告の運用知識と専門知識の証明ができる「Google Partners」制度があり、その証明として「Google Partners バッジ」がもらえます。

クライアントへの信頼や一定以上のサービスを証明できるものになるので、取得するメリットが大きいでしょう。

合格率 不明
費用 無料
学習方法 Googleスキルショップ
受験資格 なし
学習時間の目安 不明

【難易度:高め】マーケティングに役立つおすすめの資格

難易度が高めのマーケティングに役立つおすすめの資格は、以下のとおりです。

  • ウェブ解析士
  • IMA検定
  • データ解析士
  • 統計検定
  • MBA(経営学修士)

ウェブ解析士

ウェブ解析士は、Webマーケティングの知識やスキルを取得するためのWeb解析の知識を総合的に身に着けられる資格です。

カリキュラムやテキストが毎年改定されているので、資格取得のために勉強することで実務で直接役立つ知識が習得できます。プログラミングに関する知識は問われないので、解析やデータ分析に特化した業務を行う人におすすめです。

加えて、資格取得後にもフォローアップテストへの合格と、ウェブ解析士維持要件として独自講座の開催・報告、カリキュラムレポートの提出が必要になってくるので、取得した知識を忘れていく心配もないでしょう。

合格率 不明
費用 17,600円(税込)
学習方法 ウェブ解析士認定試験公式テキスト、ウェブ解析士認定講座
受験資格 なし
学習時間の目安 ウェブ業界経験者 15〜30時間、ウェブ業界未経験者 40~60時間

IMA検定

IMA検定はリスティング広告に代表されるインターネット広告知識、アクセス解析ウェブサイトの課題抽出と改善手法に関する知識、分析結果共有のためのレポート作成技術を問う検定です。

IMA検定は印刷・広告代理業やクライアントとしてインターネット戦略を担当する人、これから実務を担当する人、インターネット事業者に限らず一般企業・団体でマーケティング、営業、広報、企画を担当している人を対象としているので、幅広い人に役立つ資格といえます。

合格率 不明
費用 19,800円(税込)
合格認定書発行料 5,500円(税込)
学習方法 講習の受講のみ
受験資格 なし(ProfessionalコースはStandardコース合格者のみ受験可能)
学習時間の目安 不明

データ解析士

データ解析士は統計に関する知識を問う資格です。

一般財団法人実務教育研究所の通信講座を修了することで、データ解析士の資格を取得できます。文部科学省の認定講座なので、一定の知名度もあり人気資格のひとつとなっています。

データ解析士の取得には4ヶ月間の「多変量解析実務講座」を受講する必要があるので、比較的時間と費用がかかる資格と言えます。

合格率 不明
費用 54,800円(受験費用)
5,000円(入学金)
学習方法 講座受講
受験資格 なし
学習時間の目安 4ヶ月間

統計検定

統計検定は統計に関する知識や活用力を問う全国統一の試験です。取得のための勉強をすることによって、あらゆるデータをみて客観的に判断し、科学的に問題を解決するような能力が培われます。

取得することでデータサイエンティストとして、統計に関する知識や能力が一定以上あることを証明できるので、医療や金融などあらゆる業界で評価されたり、転職やキャリアップに約だったりするでしょう。

合格率 不明
費用 3,000円〜10,000円
学習方法 対応テキスト(公式書籍)、過去問題集、推薦図書、参考図書
受験資格 なし
学習時間の目安 不明

MBA(経営学修士)

MBAは経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位です。一般的には資格と混同されがちですが、学位なので大学やビジネススクールに卒業する必要があるので、費用や時間がかかります。

基本的にMBAのカリキュラムは、経営の3要素であるヒト・モノ・カネに関する領域です。MBAプログラムによっては、テクノロジーやデザインのカリキュラムが含まれているものもあるのでカリキュラムを受講する場で変わるでしょう。

MBAを取得することで、経営についてのスペシャリストであることが証明できたり、転職に有利になったり、収入アップに繋がったりします。

合格率 不明
費用 海外MBA 700万円~2000万円程度
国内MBA 130万円~370万円程度
学習方法 ビジネススクールなど
受験資格 大学卒業またはそれと同等以上の課程の修了や、3年以上の実務経験など
学習時間の目安 海外MBA 1年以上、国内MBA 半年程度

マーケティングの資格を取得した方がいい人

マーケティングの資格を取得した方がいい人は、以下の3つの例が挙げられます。

  • 未経験でマーケティングの仕事をしたいと考えている人
  • さらなるスキルアップを狙っている人
  • 年収を上げたい人

未経験でマーケティングの仕事をしたいと考えている人

マーケティングの資格を取得した方がいい人は、未経験でマーケティングの仕事をしたいと考えている人です。

実務未経験からマーケティング関連の仕事に転職する場合、マーケティング資格を持っていると一定の知識を持っている証明になります。

加えて、履歴書に記載できる点や未経験からキャリアチェンジしたいというモチベーションのアピールにもなる点でも、マーケティング資格の取得がおすすめです。

さらなるスキルアップを狙っている人

さらなるスキルアップを狙っている人は、マーケティングの資格を取得した方がよいでしょう。

既にマーケティングや企画職の仕事に就いている場合や、職種は違えどビジネスマンとして成長したい場合、マーケティング関連の資格が役に立ちます。

マーケティングはあらゆる業界で活用できますし、自分がマーケティング職でなかったとしても、知識をつけておいて損することはなく、幅広いビジネスで役立つスキルのひとつといえます。

年収を上げたい人

年収を上げたい人はマーケティング関連資格を取得したほうがよいでしょう。

企業によってはマーケティング関連資格を取得することで、資格取得手当が出たり、社内評価が上がって年収アップに繋がる可能性もあります。

加えて、マーケティングに関する仕事をしている場合、マーケティングにおいて市場傾向が変化するスピードはかなり早く、それを学んでいくことが重要です。

基本的な知識やスキルに加えて、資格を取得していくことでマーケターとして成長して、仕事で成果をあげて、年収アップを実現しやすくなるでしょう。

資格を取得せずにマーケティングスキルを身につける秘訣

資格を取得せずにマーケティングスキルを身につける秘訣として、以下の3つが挙げられます。

  • マーケティング関連のビジネス書を読む
  • 講座に通って勉強する
  • 年齢が若ければ未経験でも転職するのもあり

マーケティング関連のビジネス書を読む

資格を取得せずにマーケティングスキルを身につける秘訣として、マーケティング関連のビジネス書を読む方法があります。

マーケティング関連のビジネス書は毎年多く発売されており、マーケティング関連の業務に直接役立つでしょう。

ビジネス書には入門用〜プロ用まで難易度が幅広くあるので、自分のレベルに合わせてわかりやすいものから読んでいくのがおすすめです。

講座に通って勉強する

資格を取得せずにマーケティングスキルを身につける秘訣として、講座に通って勉強する方法があります。

マーケティング関連の講座は多くの企業やビジネススクールなどで開催されています。マーケティング講座は講師から体系的にマーケティングに関する知識を学ぶことができるでしょう。

企業のマーケティング講座では多くが無料で受講できるほか、ビジネススクールの講座はオンラインで受講できるものもあるので利用しやすくなっています。自分に合った講座を選んで受講しましょう。

年齢が若ければ未経験でも転職するのもあり

資格を取得せずにマーケティングスキルを身につける秘訣として、未経験でも転職する方法もあります。

マーケティングを学ぶには実際に現場でマーケティングに関する業務を行うのが一番良い方法と言えます。

自身の年齢がわかければ将来的なポテンシャルを評価されて、未経験でもマーケティング職に就くことができる可能性もあります。

未経験からのキャリアチェンジは一定の自己研鑽が必要となりますが、書籍や講座で勉強するよりも現場で学ぶほうがおすすめです。

マーケティングに役立つ資格を取得してキャリアを形成しよう!

今回はマーケティングに活かせるおすすめの資格について、難易度別に詳しくご紹介しました。マーケティング関連の資格を取得することで、転職に有利になったり、年収アップに繋がったりします。

それぞれの資格は転職やスキルアップ、昇給などそれぞれの目的ごとに最適なものを取得するのがおすすめです。ぜひこの記事を参考に、マーケティングに活かせる資格の取得を検討してみてくだささい。