高卒でも仕事ができる人の特徴とは?仕事ができない人との違いはある?
有名な大学を出ているのに、仕事ができない人はいます。
その一方で、高卒だけど飛び抜けて仕事ができる人もいるのが現状です。
学歴が低くても仕事ができる人たちには、どんな特徴があるのでしょうか?
ここでは、仕事ができる人とできない人の特徴を踏まえ、高卒でも仕事ができる人間になるためのノウハウをレクチャーします。
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そもそも仕事ができる人とはどんな人?
あなたが考える「仕事ができる人」とはどんな人でしょうか?
職種によっても大きく変わりますが、どの仕事でも共通しているのが以下の3点です。
- とにかく仕事が早い
- たくさんの業務をこなせる
- アイデアや発想力が個性的
では、それぞれの内容をみていきましょう。
とにかく仕事が早い
仕事ができる人は処理スピードが早いです。
仕事ができない人が3時間かかることを、1時間かそこらで完成させます。
仕事のスピードが早いのにはいくつかの理由がありますが、1番は「集中力」の高さです。
周囲とのコミュニケーションも欠かさずとりますが、「やるぞ!」と決めたら誰とも話さずに目の前の仕事に取り掛かります。
またパソコン操作が早い人はショートカットキーを駆使し、常に「どうやったら仕事が早く終わるか」を探求する姿勢がみえます。
たくさんの業務をこなせる
仕事ができる人はマルチタスクが得意です。
さまざまな仕事を同時進行で行い、すべての作業を最後までやり遂げる力があります。
学生時代は「一つのことを粘り強くやり続けること」をフォーカスされがちですが、社会人になると「複数の課題を効率的に進める」ことが重視されます。
マルチタスクが得意な人には、次のような特徴があります。
- 集中力が高い
- 机の上や周りが整理されている
- 優先順位をつけて作業できる
- 頭の切り替えが早い
これらの中で誰でも簡単にできるのは、身の回りを整頓することではないでしょうか。
書類などが散らかった環境では、頭の中も散らかった状態です。きちんと整えることで、頭の中もクリアになります。
アイデアや発想力に優れている
クリエイティブな仕事では、学歴なんて一切関係ありません。
これまでの常識をくつがえす斬新なアイデアや想像力がモノをいいます。
このタイプは普通に過ごしていていながらも、仕事のヒントを得ようと、頭の中にたくさんのアンテナを張り巡らせているのが特徴です。
普段から何も考えずに過ごしている人は、一歩引いたところから仕事風景を見てみてはいかがでしょうか?
仕事のムダに気付いたり、新しいアイアが湧いてきたりするかもしれません。
仕事ができない人に共通している特徴
仕事ができない人って、どこにでも1人はいます。
「もしかして私がそうかも!」という人は、次の2点に当てはまっていないか確認してみましょう。
何も考えずに感覚で仕事を進めている
言われたことを何も考えず、言われた通りにやっている人っていませんか?
確かに上司や先輩の指示に従うことは大切ですが、「なんのための作業なのか」「仕事を正確に進める方法は他にないか」などを考えることも重要です。
指示待ち人間は何年経っても新人のような気持ちで働いており、経験を積んだところでスキルを身につけることができません。
「周りが忙しくしていてもどうしていいのか分からない」「職場や社外の人とコミュニケーションが取れない」、そんな人は「使えない」と思われ、いずれは仕事を振られなくなってしまうでしょう。
仕事の優先順位が分かっていない
仕事を効率的にこなすには、優先順位をつけることが重要です。
- 納期が迫っている重要な案件
- 今日中に終わればいい案件
- 月内処理で問題ない案件
複数ある仕事の中から優先度を決め、どの仕事から手をつけるべきかを判断して作業しなくてはなりません。
仕事ができない人は急がないものから手をつけてしまったり、重要案件を集中力が切れるお昼の時間にやったりして、ミスや納期遅延を起こしてしまいます。
作業中に追加で仕事を依頼されたときは、「いつまでに提出すればいいですか?」と確認して、優先順位を入れ替えるようにしてください。
高卒でも仕事ができる人はたくさんいる
世の中には、周りから評価されている高卒者はたくさんいます。
- 高卒だけど営業成績がトップの上司
- 従業員思いでしっかりしたヴィジョンを持っている高卒の社長
- 高卒で一度も職場を変えずに頑張っている友人
このような人が身近にいれば、「学歴なんて関係ない」と思えるでしょう。
高卒でも大学院卒でも、同じ企業で同じ職種なら、やることは同じです。
ミスをしたら叱られますし、社会に出れば平等に評価されます。
家庭の事情などで頭が良くても進学しなかった
教養があってスキルも高い人が、意外に高卒だったというのはよくある話です。
彼らは、大学へ進学する学力は十分にあるのに、家庭の事情や金銭的な問題で進学できなかったのかもしれません。
「学費がもったいないから」「早く働きたいから」という理由で、地頭が良くても進学しないケースはたくさんあります。
仕事ができる高卒に共通している3つの特徴
高卒で仕事ができる人には、ある特徴があります。
彼らの仕事ぶりを覗いてみましょう。
仕事の優先順位が分かっている
先述しましたが、仕事を効率よくさばくには、優先順位をつけることが大切です。
どの作業を優先すべきかを頭の中で並べ、高い集中力でこなしていきます。
作業する上で注意しないといけないのが、「優先順位が低いタスクにも意識を向ける」ということです。
仕事ができる人は重要度が低い仕事でも、忘れたり漏れたりしていることはありません。
AとBの仕事が手元にある、Aを優先したらどんなメリットがあるか、Bを優先したら何のデメリットがあるか。
仕事ができる人は、これらを頭の中でイメージしながら仕事に取り組むことができます。
効率よく仕事をする要領を得ている
優先順位をつけることと似ていますが、仕事ができる人はとにかく要領がいいです。
同じ仕事をやるにしても、いきなり作業を始めることはしません。まず納期を確認して、優先順位をつけてこなしていきます。
また依頼されたことを何でも引き受けることもありません。
なぜなら、自分のマンパワーを知っているからです。
仕事ができない人は自分のキャパシティを把握していないので、安易に仕事を受け「やっぱりできませんでした」と、一番やってはいけないことを平気でやってしまいます。
仕事ができる人は自分の状況をきちんと把握していますから、「いつまでならできますが、それでよければ引き受けます」と言えるのです。
ミスが極端に少なく仕事が丁寧
ミスが起こったときの対処の仕方で、「仕事ができる・できない」が判断されます。
どんなに優秀な人でも機械ではない限り、ヒューマンエラーが生じてしまうからです。
仕事ができる人は、「どうしてミスが発生したのか」と原因を追及し、再発防止に努めます。
またミスを人のせいにし、責任を押し付けるようなこともありません。
仕事ができない人はその場で落ち込みますが、またしばらくして同じミスを繰り返します。
仕事ができる高卒になるには?
仕事ができる人、できない人、あなたはどちら側になりたいですか?
高卒でもポイントを抑えれば、仕事ができる人になることは可能です。
仕事の本質を見極める
多くの人は目の前の仕事をこなすだけで、根本的な課題に気づきません。
- この作業は手間なのにどうしてやる必要があるんだろう?
- みんなが同じミスを繰り返すのはどうしてだろう?
このように物事の本質を探り熟考できる人が、「優秀」といわれるタイプです。
本質を見抜くことで仕事の生産性をあげたり、二度手間を省いたりすることができます。
効率良く仕事をする秘訣を理解しておく
効率よく仕事をするためには、次のような秘訣があります。
- 自分なりの目標を設定する
- 仕事の優先順位を決める
- 常に整理整頓しておく
- 仕事を受けすぎない
- アプリやツールを有効に使う
仕事の一部分だけを見るのではなく、全体像をみて進めていくことが大切です。
段取りが悪いと集中力も切れ、高い確率でミスが発生してしまうので注意しましょう。
今は仕事を効率化してくれるアプリも多数あります。
時間管理やスケジュール管理などはツールを使って把握し、効率化を図ってみてください。
自分に何が求められているか理解する
仕事ができる人はリーダシップや責任感があり、自分に何が求められているかをしっかり理解しています。
また受け身でなく、能動的に動けるのも彼らの特徴です。
気をつけなくてはいけないのが、「仕事ができると思っている人」になってしまうこと。
このタイプは自分が主体であり、自分の満足度や達成感を重視する傾向が強くなります。
「仕事ができる」というのは、周りの人が評価することです。
周囲に認められている人は「人の役に立つ」「チームに貢献する」など、自分本意ではなく相手を喜ばせることに重きを置いています。
学歴が全てではない!経験とスキルを身に付けて仕事ができる人になろう!
仕事ができる人とできない人の違いをみてきましたが、あなたがどちら側になるかは自分の努力次第で変えられます。
学歴の壁はどんどん薄くなり、本当に仕事ができる人だけが活躍できる世の中になってきました。
この記事で紹介した特徴を踏まえ、自分の仕事のやり方をもう一度考え直してみるのもいいかもしれません。
またあなたの会社にいる「できる人」を真似るのも、仕事ができる人に一歩近づける方法です。
「なんとなく頑張る」ではなく、優先順位をつけたり効率化を図ったりして、スキルや経験を積み重ねていきましょう。