高卒から介護職を目指している人へ!知っておきたい介護職の特徴!
高卒として就職を考えた時に、介護業界を希望している人も多いでしょう。
介護業界は学歴や経験を問わずに採用しているため、高卒からすれば学歴がハンデにならずに就活を行えます。
しかし、実際のところ介護職ではどのような仕事をするのか、資格を取得しておいた方が良いのかなど分からないことも多いはず。
そこでこの記事では、介護職のワークスタイルや必要とされている資格、介護職に向いている人の特徴などを解説。
介護職を希望している人は是非参考にしてみて下さい!
介護業界に学歴や資格の有無は関係ない!
冒頭で述べた通り、介護業界では学歴や年齢、経験などを採用基準に入れていないため高卒からでも仕事が始められます。
そのため、業界内には大卒の学歴を持つ人が少なく、ほとんどが高卒もしくは専門卒。
自分に近い経歴を持つ人が多く働いているため、職場に早い段階で馴染めるでしょう。
それではなぜ、介護業界では学歴に関係なく採用をしているのでしょうか?
慢性的な人手不足を抱えている
近年では急激な少子高齢化に伴って、高齢者の数が増えてきています。
高齢者が増える分だけ、介護業界への需要が高くなっているのに対して、介護者側の人材が不足しています。
そのため、介護業界全体で少しでも多くの人材を確保しようとしており、学歴や経験の有無に関わらず幅広く採用を行っているのです。
また、業界内全体の平均年齢も高くなってきており、介護者側と介護される側の年齢が変わらないという事態も。
このようなことから、特に若い世代の人材を欲しているのです。
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介護職はこれから需要が絶えない仕事
上記で説明したように、現代では少子高齢化が進んでおり、時代が進んでいくにつれてさらに拍車がかかると言われています。
そのため、介護業界で経験を積んでいけば、将来的に職を失うということはほぼ100%あり得ません。
一度スキルを身に付けてしまえば、業界内のあらゆる施設・企業からの需要が高くなるでしょう。
介護職はどのような環境で働くのか?
介護職と一括りにしても、働く施設や場所によって仕事内容が少し異なってきます。
そこで、介護職の働き方の違いを紹介していきます。
- 老人ホーム
- 訪問介護
- デイサービス
代表的なものを3つ説明するので、参考にしてみて下さい。
老人ホーム
老人ホームの中でも、「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」「認知症型老人ホーム」など種類は様々です。
それぞれの施設によって、介護の範囲に差があり生活に関わる全ての介護をする場合や、入浴だけを介護する場合など様々です。
どの老人ホームにしても、泊まり込みで介護をしていくことになるため、身体的にも精神的にも負担が大きいかもしれません。
訪問介護
訪問介護(ホームヘルパー)とは、利用者の自宅を訪ねて介護サービスを提供することです。
住み慣れた自宅で介護サービスを受けられるため、利用者の精神的な負担を減らすのが大きな目的とされています。
訪問介護の場合は、あらかじめケアマネージャーが介護内容を定めており、そのプラン通りに介護を行います。
その介護の中で利用者の状況や反応、介護中にあった出来事などをケアマネージャーに報告するまでが訪問介護の仕事です。
また、訪問介護では基本的に利用者ひとりに対してヘルパーがひとりで対応するため、利用者に合ったサービスを提供できるのが大きなポイント。
介護時間も定められているため、身体的な負担も少ないと言えるでしょう。
デイサービス
デイサービスとは、普段自宅で生活している高齢者が施設に通い、日帰りで介護・リハビリを受ける介護方法のこと。
デイサービスには、利用者の家族の負担を減らすだけでなく、家族以外の人との交流や、気分転換などの効果もあります。
デイサービスの介護士は、施設での身体介護以外に、車での送迎もあるため運転免許を取得しておくと重宝されます。
また、利用者同士でコミュニケーションをとったり、レクリエーションをおこなったりと施設内の環境を充実させるのも介護士の重要な仕事です。
デイサービス・デイケアに来る利用者は、自力でできることが多いので、他の施設と比べて介護士の身体的な負担が少ないのも特徴と言えるでしょう。
取得しておくと介護業界で重宝される資格
介護業界は資格の有無に関わらず就職できる業界ですが、仕事に役立つ資格を取得していれば、有利に就活を進められます。
また、資格を取得すれば仕事の幅が広がり、収入アップに繋がることも。
そこで介護業界への就職に有利になる資格を紹介していきます。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は介護業界への第一歩となる資格。
食事・更衣・入浴介助など、高齢者や障がい者にさまざまな専門的サポートを行うための知識と技術を身につけられます。
受講するために必要な資格や経験はなく、未経験の方や無資格の方でもチャレンジすることが可能。
そのため、介護に関する資格を取ろうとする場合は、この資格から取得するのがおすすめです。
介護職員実務者研修
初任者研修と同じように誰でも受講することができるものの、講義や演習の内容が幅広く、専門性が高くなっています。
また、保有する介護の資格によって、養成校での講座受講期間が短縮されることも。
初任者研修の資格と合わせて取得すれば、介護に関しての幅広い知識を証明できるでしょう。
介護福祉士
介護福祉士の資格は、介護の現場で実務経験を積み、実務者研修を修了した人が取得できる国家資格。
介護の現場では介護福祉士がリーダー的存在となるため、業務の責任量も大きくなります。
また業務内容も幅広くなり、身体介護や生活支援など介護サービスの提供だけでなく、介護サービス利用者やその家族からの相談にのる業務もこなします。
介護福祉士の資格は専門学校などに進学して資格を取得するのが一般的となっているため、「高卒では取れないんじゃ…」と思うかもしれません。
しかし、「介護業界で3年以上勤務し、実務者研修を修了している」この条件を満たしていれば高卒でも資格を取得できます。
このように、働きながら資格を取得できるのも、介護業界の大きな特徴と言えるでしょう。
介護職に向いている人の特徴
ここからは介護職に向いている人の特徴を紹介していきます。
- 老人と接するのが好きな人
- 健康的で体力に自信がある人
- ストレス耐性が強い人
それぞれの特徴を理解し、自分に介護職の適性があるか見てみましょう。
老人と接するのが好きな人
当たり前ですが、高齢者を相手に仕事をしていくため、老人と接することが好きという人でなければ介護職は務まりません。
そのため、就職しやすいからという理由で就職するのは早期退職に繋がるため、絶対にやめておきましょう。
施設側から見ても、早期退職されるのはかなりの迷惑です。
健康的で体力に自信がある人
介護職は力仕事が多いのに加えて、夜勤などの不定期なシフト勤務になることもしばしば。
身体的に健康で体力のある人でなければ、介護職は務まりません。
そのため、昼夜関係なく働くことができ、力仕事にも自信があるタフな人に最適な職種と言えるでしょう。
ストレス耐性が強い人
仕事をしていく中で思う様に介護できなかったり、利用者の家族からお叱りを受ける機会が頻繁に出てきます。
対人の仕事なので他の仕事よりも、介護職はストレスを感じてしまうでしょう。
もちろん反省をするのも大切ですが、失敗するたびにストレスを感じてしまうと、長期間勤務が厳しいです。
そのため、小さなことではストレスを感じない強い気持ちをもっている人に最適な職種と言えます。
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