リクルートエージェントに断られる3つの理由と対処法を簡単解説!
転職エージェントを活用して転職しようと思っても、利用を断られてしまうケースがあります。
この記事では、「リクルートエージェント」を断られた方に対し、利用できなかった理由やその後の対処法について解説しています。
リクルートエージェントに断られたからといって、あなたに能力がないワケでも、転職ができないワケでもありません。
まずはそのことを理解して、読み進めてくださいね。
リクルートエージェントで断られる3つの要因
どの転職エージェントでも、登録者に対して「紹介できる求人がありません」と断られてしまうケースがあります。
その理由は各エージェントによって異なり、リクルートエージェントは同社ならではの理由があるのです。
では、サービスの利用を断られてしまう3つの要因について解説していきたいと思います。
断られる理由①:転職回数が多く経歴に傷がある
転職回数が多すぎると、「採用しても続かないだろう」「何か問題があるのかも?」というネガティブな理由から、断られてしまう人も多いようです。
「どのくらいが多いの?」という点ですが、20代であれば3〜4回、30歳以上は4回以上が多い部類に入ります。
リクルートエージェントのサービスは無料で受けられますが、採用が成立した場合は企業側がエージェントに成果報酬を支払う仕組みになっています。
早期退職してしまうと報酬が半減されますし、企業側も損をすることになってしまうのです。
採用活動はボランティアではありませんので、一人一人の採用に数百万単位のお金がかかることを理解しておきましょう。
断られる理由②:年齢と職歴がアンバランス
リクルートエージェントは幅広い年齢層をターゲットにしていますが、年齢と職歴のバランスが取れていないケースは、お断りされてしまうこともあります。
具体的には、
- 40代でマネジメント経験なし
- 30歳で正社員の経験なし
- 30代以上で業種・職種の未経験スタート
転職市場では、年齢に見合ったスキルや経験が求められるため、年齢が上がるほど条件が厳しくなりがちです。
これまで正社員として働いたことがない人は、最後にご紹介する「オススメの転職エージェント」を参考にしてください。
断られる理由③:転職先に求める要素が多すぎる
「そんな企業ないでしょ」というような要望ばかりを並べ立てる人も、紹介できる企業がないと断られてしまいます。
「20代の事務職で残業なしの年収500万円以上」
「30代未経験から人気の金融・マスコミ業界への転職」
このような常識では考えられない要望を出す人は、内定をもらう可能性が限りなく低いと判断されがちです。
コンサルタントも効率よく採用を確定させて、営業利益を稼いでいきたいと考えています。
利益にならないと思われてしまうと、企業を紹介されることはほとんどないでしょう。
自分の市場価値をしっかり把握して、現実的な転職を行うことが重要です。
リクルートエージェントに断られたらどうすべき?
リクルートエージェントに断られても落ち込む必要はありません。以下の3つの方法から対策を選び、実行に移しましょう。
間隔を空けて登録をしなおす
「どうしてもリクルートエージェントで転職活動がしたい!」という場合は、再チャレンジすることが可能です。
リクルートエージェントは業界でもトップクラスの実績を誇るため、ブランド力があることでも有名なエージェントです。
さらに紹介できる企業は、大手企業から人気企業までが盛りだくさん。
ネームバリューのある企業への転職を目指す方は、絶対に利用したいと考えても不思議ではありません。
ただしすぐに再登録しても、同じような結果になるのは目に見えています。
大切なのは以下のように、断られたときよりも魅力的な経歴書であることが条件です。
- 企業が欲しがるようなプロフィールを作成しなおす
- 今の職場でスキルや経験を積んでから再登録
- TOEICのスコアで英語力をアピール
- 専門性の高い資格を取得する
リクルートエージェントは「実績・スキル重視」の企業が多いため、何かしらのアピール要素が必要不可欠です。断られたということは、今が転職に適していない時期なのかもしれませんね。
他の転職エージェントを活用する
転職エージェントは大手から中小まで豊富にありますから、リクルートエージェントに断られたら他のエージェントへ登録してみましょう。
リクルートエージェント以上に、あなたに合った転職エージェントが見つかるはずです。
また転職エージェントは最低3社まで登録する方がいいと言われており、紹介される求人の質やコンサルタントとの相性を見るためにも、複数の登録をお勧めします。
本記事の最後で、「お断りされた人におすすめの転職エージェント」を紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
自力で転職を進める
転職エージェントに頼らなくても、自分1人で転職活動を進めることだってできます。
「情報収集だけ転職エージェントを利用して、エントリーは自分でやる」という人も多いので心配いりません。
現代は、転職に必要な情報はインターネットにいくらでも掲載されていますので、「面接対策」や「応募書類の書き方」で検索して不安や問題を解消しましょう。
リクルートエージェントを断られた人におすすめの転職エージェント5選
知名度が高く、求人数が豊富なオススメの転職エージェントを紹介します。各社の強みや特徴を理解し、自分に合ったサービスを見つけてみてください。
JACリクルートメント
ロンドン発祥の外資系転職エージェントで、ハイキャリア向けのJACリクルートメント。
外資系や国内企業のグローバルポジションにおいては、国内トップレベルの実績を誇ります。
ハイキャリア・高収入の転職を目指している方にぴったりで、コンサルタントの質や提案力は高い評価を受けています。
ただしスキルや社会経験が少ない人に対しては、案件を紹介されないという側面も。
コンサルタントの考え方もシビアなので、人によっては「冷たい」「熱意がない」と感じてしまうこともあるようです。
キャリアに自信がある人や、語学力を活かした転職をしたい方は、ぜひ登録しておいてほしいエージェントとなっています。
doda
- 公開求人数
- 235,428件
- サイトのタイプ
- 総合型
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- パーソルキャリア株式会社
dodaの特徴は、求人サイトとエージェントサービスの両方を活用できる点です。
1人で転職活動をしたい場合は転職サイトのみを、非公開求人を紹介してほしい人はエージェントサービスをという風に、「いいとこ取り」できるのが強みといえるでしょう。
求人数も10万件以上で、業界トップクラス。業界や年齢、地域も幅広く網羅しているので、登録しておくことをオススメします。
一部の口コミに「アドバイザーの専門性が低い」というネガティブな意見もありますが、「ITエンジニア」や「メディカル」、「グローバル」などの専門サイトを立ち上げ、専門性にも力を入れ始めています。
パソナキャリア
2020年のオリコン顧客満足度調査で、2年連続第1位に輝いたパソナキャリア。
これまでに25万人の転職を成功させてきており、転職者の67.1%の年収をアップさせた営業力のある転職エージェントです。
運営元のパソナは人材派遣業で多くの企業と取引があるため、求人数も充実。
またハイクラス向けサービスでは「年収700万円以上の非公開求人」を扱っているので、幅広い年齢の方が利用できるエージェントとなっています。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは若手層に支持されている転職エージェントで、20代向けの求人を中心に、優良な中小企業の案件を豊富に抱えているのが特徴です。
アドバイザーのサポート力に定評があり、転職が初めての方でも早いレスポンスと徹底したサポートでフォローしてくれます。
ただし30代以上のハイキャリアの求人は少なく、中には「連絡が多すぎて面倒…」と感じる人もいるようです。
マイナビエージェントは「新卒」や「第二新卒」など、社会経験が浅い求職者向けのエージェントだと覚えておきましょう。
エンエージェント
エンエージェントには14職種別の専任アドバイザーが所属しており、「事務・管理系」「営業・マーケティング」「IT・通信系」などに分類してアドバイスが受けられます。
業界トップクラスのリクルートエージェントでも7職種ですので、より専門性の高いカウンセリングが期待できるでしょう。
また入社後すぐに活躍できるよう、入社後のフォローアップサービスにも力を入れています。具体的には以下の3つです。
- 「エンカレッジ」の無料受講
- 活躍支援サポートメール
- Amazonギフト券や高級文具などの贈呈
サポートメールでは、入社してから2週間後や1ヶ月後、最長で3年間もアドバイスメールが送られてくるので心強いですね。
幅広い視野を持って転職活動を進めよう!
リクルートエージェントに断られてしまう要因が分かったら、自分の向いている転職エージェントへ切り替えるのも悪くありません。
またコンサルタントとの相性や紹介される求人など、総合的に判断して転職活動を進めていきましょう。
登録した後に「自分には向いてない」と思ったらメールが来ないように設定できますし、どのエージェントでも退会は簡単です。
まずは自分が希望する業界に強い転職エージェントを3社ピックアップして、登録してみてください。