中卒の履歴書作成のポイントを解説!正しい書き方を理解して就活を成功させよう
中卒から就活・転職をしようとした時に重要になるのが履歴書。
履歴書を充実させないと、次の面接に移れませんし、企業から内定を貰うことができません。
最終学歴「中卒」から正社員就職を目指すみなさんが、書類選考を勝ち抜いて確実に面接にたどり着くためには、正しい履歴書の書き方を理解する必要があります。
そこでこの記事では「履歴書のどこを見られているのか」「履歴書の書き方」「履歴書を書く際の注意点」などを紹介していきます。
中卒として就活しようとしている人は、ぜひ参考にしてみて下さい!
採用担当者は中卒の履歴書の何を重視してみている?
履歴書は採用担当者に見せる用紙なので、採用担当者が履歴書のどこを見ているかを理解しておく必要があります。
そこで採用担当者が、中卒の履歴書のどこを重視してみているのかを解説していきます。
- 履歴書が正しく書かれているか
- 志望動機に具体性があるか
- 丁寧な字で書かれているか
それぞれ見ていきましょう。
履歴書が正しく書かれているか
大前提としてですが、履歴書は企業に見てもらう正式な書類なので、書き方が間違えていたりすると悪い印象を与えてしまいます。
そのため、履歴書の正しい書き方を理解してかなければなりません。
しかし、中卒として就活をする人の中には、初めて就活する人も多く履歴書の書き方自体が分からない人もいると思います。
この記事を最後まで読めば、履歴書の書き方を完璧にマスターできるのでぜひ最後まで読んでみて下さい。
志望動機に具体性があるか
履歴書の中でも特に重要なのが志望動機。
なぜその企業を志望しているのかという想いを伝える大切な項目なので、特にきちんと考えて書くようにしましょう。
志望動機を書く際に気を付けて頂きたいのが、『具体性があるか』というポイント。
どんな企業にでも当てはまってしまうような曖昧な志望動機では、その企業に内定を貰いたいという熱意は感じられません。
「貴社で仕事がしたい!」という熱意が分かるように、その企業独自の内容や固有名詞、具体的な情報などを盛り込んで書くことが大切です。
丁寧な字で書かれているか
履歴書は選考を受ける企業に見せる初めての書類で、送られてきた履歴書を基にして選考が始まります。
そのため、履歴書に書いてある文字が汚かったり、読みにくい字で書かれていたりするとその時点で悪い印象を与えてしまいます。
人によって書く字には特徴があるため、決して綺麗な字で書かなければいけないわけではなく、自分が書ける一番丁寧な字で書くのが大切です。
時間をかけて丁寧な字で書けば、例え綺麗な字ではなくても、その思いが採用担当者に伝わるでしょう。
【項目別】中卒の履歴書の書き方
履歴書は書類とはいえ、企業に自分をしてもらう最初のステップ。
履歴書で与える印象があまり良くない場合、書類選考で落とされてしまい面接すらさせてもらえない可能性もあります。
そのため、ここでは履歴書の基本的な書き方について解説していきます。
履歴書は顔写真で印象が大きく変わる
履歴書の時点で、企業はあなたがどのような人なのかを知らないため、履歴書に貼ってある顔写真であなたがどのような人なのかを知ります。
そのため、履歴書に貼る顔写真は無人の写真機で撮るのではなく、写真館などに行ってプロのカメラマンに撮ってもらうのをおすすめします。
無人の写真機で撮影してしまうと、表情が暗くなってしまうケースが多く、写真写りが悪くなってしまいます。
加えて、ネクタイがずれていたり、寝癖が付いていても指摘してくれる人がいません。
対して写真館では、写真を撮影するプロに撮ってもらえるため、表情が明るくなり写真が与える印象がかなり良くなります。
無人の写真機で撮る場合と、カメラマンに撮ってもらう場合では、カメラマンに撮ってもらう方が圧倒的に書類選考率が高いという傾向もあります。
少し値段が上がるものの、必要経費だと割り切って、写真館で撮るようにしましょう。
学歴は中学入学したところから書きましょう
履歴書の学歴の欄は、中学入学した年から記入しましょう。
その後、高校に進学しなかった場合は中学卒業の年まで、高校に進学して中退した場合は中退した年まで記入しましょう。
ただし、学歴を詐称するのは絶対にNGで、その場はごまかせたとしても後々に必ず会社にばれてしまいます。
職歴欄はアルバイト経験を記入してもOK
中学卒業後、高校中退後に仕事をしていた経歴がある場合は、会社名と勤続年数を記載しましょう。
会社名に関しては、必ず正式な会社名で「株式会社」「有限会社」も忘れずに書きましょう。
また、勤務していた会社の業務内容を記載すると、あなたが何をしてきたのかが分かります。
就職せずにバイトをしていた人は、アルバイト経験を記載しておきましょう。
通常アルバイト経験は職歴に含まれませんが、職歴を空白にするよりは、アルバイトの経験でも記載しておいた方がアピールに繋がります。
取得している資格があれば忘れずに記入
履歴書の資格欄には、取得している資格があれば忘れずに記載しましょう。
例え業務に直結する資格ではなかったとしても、仕事への熱意をアピールできる場合があります。
また、面接の中でなぜ資格を取得したのかについて質問される場合もあるため、事前に回答を用意しておきましょう。
志望動機は履歴書の重要な項目
履歴書の中で最も重要なのが志望動機です。
志望動機次第で書類選考が通過するか、不採用になるかが決まると言っても過言ではありません。
企業がぜひ会って話してみたいと思えるような志望動機を作るコツは、企業研究を入念に行い、企業を理解することです。
どのような経営理念を持っているのか、どのような職場環境なのか、どのような経営方針なのかなど入念にチェックしましょう。
その調べた中から、自分が共感できるものを見つけて、貴社に入社して活躍していきたいという意気込みを志望動機の中で伝えましょう。
志望動機の書き方次第では、中卒という学歴が不利にならずに就活できる場合もあるため、十分な時間を割いて万全の志望動機を作成しましょう
本人希望欄は特に記入しない
履歴書の一番に最後にある、本人希望欄は特に記載しなくて大丈夫です。
履歴書には「給与面や勤務時間などの希望があれば記入」と記載されていますが、選考の段階で様々な条件を提示してしまうと印象が悪くなってしまいます。
もし気になることがあれば、面接の中で聞くようにしましょう。
中卒の履歴書を書く際の注意点
履歴書の基本的な書き方が、上記の章で理解できたところで、ここからは履歴書を書く際の注意点を解説していきます。
注意点を理解しておけば、履歴書の質を向上させられるため、書類通過率が格段にアップします。
- 修正液は使わない
- 誤字脱字が無いように確認を忘れず!
- 履歴書に嘘は絶対に書かない
それぞれ見ていきましょう。
修正液は使わない
履歴書は黒のボールペンを使い、手書きで書かなければならないため、書き損じてしまったりする場合もあるでしょう。
書き損じてしまった場合は、修正液や修正テープを使いたくなりますが、履歴書に修正液などをつくのはNG。
公式な書類で修正液を使うのは、マナー違反になってしまうため、常識のない人と思われてしまうでしょう。
そのため、面倒くさいかもしれませんが、書き間違えてしまったら新しい履歴書に書きなおしましょう。
また、履歴書の予備がない場合は書き損じた箇所に定規を使って字の上から二重線を引き、修正印を押せば問題はありません。
しかし、履歴書は間違いのない綺麗な状態に越したことはないため、書き損じてもいい様に多めに用意しておきましょう。
誤字脱字が無いように確認を忘れず!
誤字脱字があると、「ミスに気付けない人」「きちんと見直しができない人」「仕事が雑な人」などの印象を持たれてしまいます。
多少のミスは許容してくれるかもしれませんが、あまりにも誤字脱字が多いと、履歴書の内容に関わらず不採用になってしまいます。
そのため、履歴書を書き上げた後にもう一度文章を全て見直し、必ずチェックしてください。
また、もし誤字脱字があった場合は、修正液や修正テープで直すのではなく、もう一度最初から履歴書を書き直しましょう。
履歴書に嘘は絶対に書かない
中卒という学歴が選考の中で不利になってしまうのでは?」という不安から、学歴を詐称しようとする人が稀にいます。
しかし、履歴書の学歴を偽るのは、「学歴詐称」という立派な犯罪です。
もし嘘が発覚してしまうと当然会社をクビになり、その後のキャリアに傷をつけてしまいます。
そのため。履歴書に嘘書くのは絶対にやめておきましょう。
履歴書は文房具屋さんか100円ショップで買いましょう
「履歴書の書き方や注意点は理解できたけど、そもそも履歴書はどこに売っているのか?」という人もいるでしょう。
履歴書はあらゆるところに売っており、一番確実に購入できるのは「文具屋」「100円ショップ」です。
しかし、店舗の規模によっては販売していないところもあるため、あらかじめ販売しているか電話などで確認しておきましょう。
大型店舗の場合は、ほぼ100%履歴書を取り扱っているため、大型店舗がおすすめです。
JIS規格の履歴書を使いましょう
履歴書とひと口に言っても、形式や用紙サイズが置いてあります。
そのため、どの履歴書を選べばいいのか分からない人も多いかと思いますが、中卒の就活には「JIS規格」と記載されている履歴書を使うようにしましょう。
また、用紙サイズに関しては「A4」「B5」の2種類があります。
履歴書に書きたいことがたくさんあるという人は「A4」、書くことが少ない人は「B5」を使いましょう。
中卒の場合は社会人経験が少ないため、「B5」サイズの履歴書が適していると言えます。
A4サイズの履歴書を使ってしまうと、空白の欄が目立ってしまうため、内容が薄い履歴書と思われてしまうため注意しましょう。
書類選考を必ず通過する!中卒の履歴書を充実させるポイント
中卒の場合は、学歴・職歴ともに短いため、履歴書の内容を充実させるのが難しいです。
そのため、履歴書を作成するのに苦手意識を抱えてしまう人が多いです。
そこで、履歴書の内容を充実させるためのポイントを紹介します。
- 自己分析をしっかりと行う
- 業界研究をして情報を収集する
- 資格をアピールする
異常の3点を踏まえて、履歴書作成に取り組めば充実した履歴書を作成できます。
それぞれ見ていきましょう。
自己分析をしっかりと行う
「入社したらどのようなことをしたいのか」
「働いていく中でどのような成果をあげたいのか」などの、自分の仕事に対しての考え方や、思いを整理し自己分析しておきましょう。
自己分析を入念に行えば、志望動機の中で自分の思いを伝えられ、書類選考率のアップに繋がります。
また、自己分析は書類選考後の面接の中でも必要になる要因なので、十分な時間をかけて行っておきましょう。
企業研究をして情報を収集する
企業の求人やホームページを読みこんで、企業の様々な情報を収集するのも大切です。
- どのような事業を展開しているのか
- どのような経営方針を取っているのか
- 評価制度や研修体制はどうなっているのか
上記はほんの一部で、その他の情報もしっかりとチェックしておきましょう。
企業研究は履歴書にはもちろん、面接の受け答えを完璧にするためにも重要な事前準備です。
手を抜いてしまいがちなポイントですが、内定を貰うには欠かせない要因なので、入念に行っておきましょう。
資格をアピールする
中卒は高卒や大卒に比べて学歴が低いとされていたり、社会人経験も少なかったりと、履歴書の中でアピールできる要素が少ないケースが多くあります。
そのため、履歴書の内容も薄くなってしまうかもしれません。
しかし、資格を取得することで、仕事への前向きな姿勢をアピールでき履歴書の内容を充実させられます。
中卒からでも取得できる資格はたくさんあり、資格を取得することで、採用率を大幅に上げられます。
自分が希望している企業でどのような資格が必要なのか、あらかじめ調べておき、取得できそうであれば積極的に取得するようにしましょう。
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