高卒で就職する人必見!社会人として覚えておいたいビジネスマナーを紹介!
大学に進学せず、高卒とから社会人になる場合は、猶予期間が無いため社会人としての準備ができないまま社会人のスタートを切ることになります。
しかし、高校では社会人マナーを学べないため、何かと不安なことが多いですよね…
「入社してから研修を通じて身に付けておけばいい」と考えている人は、かなり考えが甘いです。
社会人研修に十分な時間を割けるほど、余裕のある企業はほとんどありません。
そこでこの記事では、高卒が最低限身に付けておきたいスキルや、身に付けておくと一目置変えるスキルを解説。
万全のスタートが切れるように、社会人マナーを身に付けておきましょう!
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社会に出たら様々なタイプの人がいる
高校時代は限られたコミュニティーの中で生活しているため、交友関係がかなり狭く、同年代がほとんどなので人間関係が構築しやすいでしょう。
しかし、社会人になると様々な年代の人が会社に属しているため、学生の時のような人間関係ではなくなります。
そのため、その人に合わせた関わり方を身に付けていかなければなりません。
世代間ギャップが生まれ、会話が噛み合わないからと言って、コミュニケーションを取らないのはNGです。
苦手な人がいても付き合わなければならない
たとえ嫌いな人や苦手な人がいても、学生時代はその人と距離を置けば、関わらなくて済みます。
しかし、社会人になると、苦手な人や嫌いな人がいても仕事の付き合いなので距離多くということができなくなります。
どんな人とでも円滑にコミュニケーションを取れるスキルは、社会人としての基本。
学生時代の認識のままでいると、社会人として生きていくことはできません。
高卒でも覚えておきたい社会人としてのビジネスマナー
まず初めに、高卒でも覚えておきたい社会人としての基本的なビジネスマナーから紹介していきたいと思います。
- 挨拶はしっかりとする
- 時間は厳守で行動する
- 身だしなみを整える
- 積極的にコミュニケーションをとる
- 常にメモを持っておく
上記は高卒でも身に付けえていて当然と企業が思っているマナーです。
社会人マナーというよりは、人間的なマナーという側面の方が大きいので、必ず覚えておくようにしましょう。
挨拶はしっかりとする
「おはようございます」「お疲れ様です」「お先に失礼します」などの挨拶は、社会人としてはもちろん、人としても最低限のマナーです。
挨拶はコミュニケーションを構築する第一歩で、しっかりとした挨拶をするかしないかで、その人の印象が大きく変わってきます。
先輩や上司から挨拶されているにも関わらず、無視したり挨拶の声が小さかったりすると、悪い印象を与えてしまいます。
「相手の目を見て大きな声で挨拶する」初歩的なことなので、必ず身に付けられるようにしましょう。
時間は厳守で行動する
「就業時間にかなりの確率で遅刻する」
「先輩や上司から指示された時刻を守らない」
友達の関係であれば、笑って許されることかもしれませんが、社会人にとって時間を守らないといのは社会人失格です。
「time is money」という言葉があるように、社会人は時間=お金という認識。
例えば、顧客や取引先との約束時間に遅刻してしまうと、遅刻した人の評価が差上がるのはもちろん会社自体の評価も下がってしまいます。
時間は絶対に守らなければならないものという認識をもっておきましょう。
身だしなみを整える
社会人において、第一印象となる身だしなみを整えるスキルは必須のスキルです。
第一印象は容易に変えられるものではないため、悪い印象を与えてしまうと、その先もずっと悪い印象を持たれてしまいます。
特に社外の人と接する仕事の場合は、身だしなみがかなり重要。
「服装が乱れていないか」「寝癖が付いていないか」また、その場に合った服装をできる脳力も必要です。
また、匂いも身だしなみの1つ。
煙草の匂いが付いていたり、口臭がひどかったりすると、相手の印象が悪くなってしまいます。
消臭スプレーやブレスケアを怠らない様にしましょう。
積極的にコミュニケーションをとる
学生のうちは、様々な人とコミュニケーションを取らなくても、何も言われませんが社会人は違います。
コミュニケーションは、仕事の質を向上させたり、円滑に仕事を進められたりとかなり重要な要素になります。
はじめての社会人で緊張してしまうのも分かりますが、新人だからこそ積極的なコミュニケーションを取るように心掛けましょう。
常にメモを持っておく
先輩や上司からいつ指示があってもいいように、メモは常時持っておくのが基本です。
口頭だけだと、言われたことを忘れてしまったり、間違った解釈をしてしまう恐れがあります。
また、一度で聞き取れなかったからと言って、複数回同じことを聞いてしまうと聞かれる側もストレスを感じてしまうでしょう。
何回も同じように丁寧な説明をしてくれる人はほとんどいません。
言われたことは一回で聞き取れるように、メモを常に持ち歩くようにしましょう。
高卒が身に付けえていたら一目置かれるビジネスマナー
ここまでは、新社会人でも身に付けていて当然とされているスキルを紹介してきました。
それでは次に、新社会人となる高卒が、身に付けていたら一目置かれるビジネスマナーを紹介していきます。
- ホウレンソウ
- 基本的な電話対応
- 名刺交換
- ビジネスメール
- 適切な言葉使い
- 社会人に欠かせない一般常識
それぞれ補足して説明していきます。
ホウレンソウ
学生をしている時には聞いたことがないかもしれませんが、報告・連絡・相談の頭文字を取って、ホウレンソウと呼びます。
このホウレンソウは、社会人としてかなり重要視されており、全てのビジネスパーソンが身に付けておかなければならないスキルです。
報告は「いつどこで何がどのように起こったのか」要点をまとめて簡潔にするのがポイントです。
報告の仕方を間違えてしまうと、報告された側が間違った解釈をしてしまい、仕事に間違いが生まれてしまう可能性があります。
報告される側がイメージしやすいように、要点をまとめた報告ができるように心掛けましょう。
仕事の進捗状況、トラブル、分からないことが生まれたら早急に上司に連絡をして指示を仰がなければなりません。
連絡をしないで独断で決めてしまうと、思わぬ失敗を招いてしまい、取り返しのつかない状況に陥ってしまうでしょう。
相談に関しても連絡と同じで、分からないことや一人では解決できない場面に遭遇した際に、上司に相談しなければなりません。
ホウレンソウが身についていれば、必ず評価につながるので、あらかじめ学んでおきましょう。
基本的な電話対応
オフィスで働く人は、特に電話対応のスキルを身に付けておく必要があります。
電話対応は、新入社員の大切な仕事のひとつ。
これがしっかりできているかで、職場でのあなたへの信用度は変わります。
かかってきた電話は3コール以内に取るのが基本となっており、はっきり社名と自分の名前を名乗った上で、相手の用件を聞き取ります。
電話口の人に対しての言葉使いも大切ですが、相手の要件をしっかりと聞き取り、スムーズに社内の人に電話を繋ぐのも大切です。
名刺交換
職種によっては、取引先や顧客先などで、名刺交換をする場面があります。
名刺交換と言えども、様々なルールやマナーがあるため、ただ交換すればいいわけではありません。
- 名刺を渡す際は両手で持ち、会社名と自分の名前を伝える
- 相手から名刺は両手で受け取り「頂戴します」と言葉を添える
- 受け取った名刺はテーブルの右側、名刺入れの上に置いておく
大まかなルールでも上記のようなルールがあります。
名刺交換は、相手との初接触となるため、マナーにそぐわないと相手からの印象が悪くなってしまいます。
ビジネスメール
社会人になると、取引先や顧客と電話だけでなく、メールでも頻繁にやりとりをする機会が増えます。
電話と違いメールの場合は、要点をまとめて端的に要件を伝えなければなりません。
下記でビジネスメールの例文を紹介するので、ビジネスメールがどのようなものなのか確認しておきましょう。
ビジネスメールの例文
株式会社○○
営業部 第二課 ○○様
お世話になっております。
△△株式会社の□□です。
このたびは「●●●●」の資料を送っていただき、
ありがとうございます。
「●●●●」の導入を前向きに検討しておりますので、
お見積もりをお願いすることになるかと存じます。
まずは資料を拝見し、あらためてご連絡いたします。
ご確認の程、何卒よろしくお願い致します。
適切な言葉使い
社会人になってから、学生の時のような言葉使いをしてしまうのは絶対にNGです。
相手の役職や年次に合わせて、適切な言葉使いをして行かなければなりません。
例えば、
「見ましたか?→ご覧になりましたか?」
「連絡します→ご連絡いたします」
「さっきの資料見ました→先程の資料、拝見致しました」
上記のように、正しい敬語の使い方が大切です。
言葉使いが相手に与える印象はかなり大きいので、適切な言葉使いができていれば、相手からもたれる印象もかなり良くなります。
言葉使いは日頃の意識が大切なので、意識して丁寧な言葉使いができるようにしておきましょう。
社会人に欠かせない一般常識
「上司に食事を奢ってもらったにも関わらず、感謝の言葉が無い」
「先輩から注意を受けて反抗的な態度を取ってしまう」
「遅刻や欠席の連絡をメールで済ましてしまう」
上記のような行動は、一般常識が無い人と見されてしまい、職場での評価が悪くなってしまいます。
学生の時には意識したことが無いことも、社会人になると当たり前になっていることがたくさんあります。
若いという理由で、済まされるのも入社して数か月です。
恥をかいて社内評価を落とさないためにも、一般的な常識は身に付けておきましょう。
高卒は仕事のスキルや知識よりも社会人マナーが大切!
この記事では、高卒が身に付けておくべきマナーやスキルに付いて紹介してきました。
「新入社員だから」「まだ年齢が若いから」で済まされるのは、最初の数か月だけです。
入社して数ヶ月も経てば、立派な社会人とみなされるので、甘えは通用しません。
また、高卒は年齢も若く社会人経験も当然身に付いていないため、仕事のスキルや知識よりも人間性が重視されています。
人柄がよくて周りから可愛がられる人間になれば、おのずと仕事のスキルや知識は身に付いてくるでしょう。
この記事を読んだ人の、社会人生活がより良くなるように願っています。