既卒の就職先は介護業界しかない?介護業界以外のおすすめの職種を紹介
就活をしている既卒者の中には「既卒の就職先は介護業界しかない」と思っている人が多いのではないでしょうか?
確かに介護業界は、基本的にスキルや経歴が不問とされているので、既卒からでも始められる業界の1つです。
しかし、就職しやすいからと言って、安易に介護業界に就職するのはかなり危険です。
また、介護業界以外にも、既卒から就職できる業界はたくさんあります。
この記事では、既卒が介護業界に就職しやすい理由と、介護業界以外に就職しやすい業種を紹介していきます。
ぜひ、就職活動に役立ててみてください。
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既卒者が介護職は人手不足問題を抱えている
介護業界は慢性的に人手が足りていないので、スキルや経歴のない既卒者でも、割とスムーズに就職できます。
就職先が決まらなくて困っている人からすれば、就活の最後の砦のような職種です。
それでは、なぜ人手不足になっているのでしょうか?
介護業界の人気が低い理由は、
- 勤務時間が不規則
- 仕事量に対して収入が低い
- 介護職へのネガティブイメージが強い
主に上記の3つが、介護業界の人気が低い要因です。
1つずつ詳細に説明していきます。
勤務時間が不規則
介護職と一口に言っても、様々な勤務形態があるので、勤務時間がかなり不規則です。
日勤勤務もあれば、当然のように夜勤もあります。
勤務時間がかなり不規則な業界なので、生活のサイクルが乱れてしまい、病気になってしまう人が多いです。
また、勤務時間も長くて、施設に泊まり込みで仕事をしなければならないケースもあります。
そうなると、家に帰ることもできず、プライベートと仕事のワークライフバランスを立てづらいでしょう。
不規則な勤務時間を嫌がり、介護業界を敬遠する人が多いです。
仕事量に対して収入が低い
勤務時間の長さもさることながら、仕事量もかなり多いです。
介護を必要とする人へのケアが主な業務になりますが、一口にケアと言っても業務内容は多岐に渡ります。
- 食事ケア
- 口腔ケア
- 入浴介助
- 食事介助
- 就寝介助
…などの他にも様々な介助があり、日報記入や家族との面談なども業務内容に入っています。
ほとんどの業務を覚えて、取り組まなければならないので、仕事量は膨大です。
単純な仕事量の多さから、介護業界へ就職する人が少なく、人手不足を招いている原因の1つとなっています。
介護職へのネガティブイメージが強い
介護職には3K(きたない・きつい・きけん)のネガティブイメージが、世間的に認知されています。
そのネガティブイメージによって、介護業界へ就職する人が少なくなっています。
また、得に若い人材がかなり少ない業界としても有名であり、業界内全体で平均年齢が高くなっています。
そのため、介護する側・介護される側の年齢がほとんど変わらず、同年代で介助しあっているのを良く目にします。
若い年代が少ないゆえに、若い年代が集まりにくいという、負の連鎖が起こっています。
「就職しやすい」という安易な理由で就職するのは危険
以上のことから、介護業界は既卒でも就職しやすい業界とされています。
中々就職先が決まらない既卒でも、介護業界であれば、すんなりと就職先が決まるケースもあります。
しかし、就職しやすいからと言って、何の考えもなく安易に就職するのは辞めましょう。
就職したとしてもすぐに辞めてしまう可能性が高い
介護職は、勤務時間の長さ・不規則な勤務時間・給与の低さなどから、かなり離職率の高い業界とされています。
業務内容や仕事量を十分に理解していないと、就職できたとしてもすぐに退職してしまう恐れもあります。
そこから再び転職活動を始めるのは、精神的にも身
体的にもかなり大変です。
複数回転職することのないように、 転職先を決める際には、自分の特徴を十分理解したうえで慎重に行いましょう。
既卒でも就職しやすい業界の特徴
ここからは、会議業界以外に既卒でも比較的就職しやすい業界の特徴を紹介していきます。
就職参考の中で役に立てて見てください。
人手不足を抱えている
介護業界以外にも、様々な理由で、人手不足に陥っている業界がたくさんあります。
人材が飽和している業界に就職するのはかなり何磯度が高いですが、人材が足りていない業界であれば、すんなりと就職が決まります。
しかし、人手が足りていない業界は、「収入が低い」「休みが無い」「仕事量が多い」など何かしらの悪条件が伴っています。
全ての企業で労働環境が整っていないわけではないので、慎重に企業選びをしなければなりません。
成長過程の業界
業界によっては、いい意味で人手が足りていない業界があります。
IT業界がその最たる業界で、日々高まっていくニーズに対応しようと、IT業界では様々なサービスを取っています。
サービスが多様化することによって、仕事量も多くなり、仕事内容も日々広がってきています。
また、IT業界全体の企業数も増えてきているので、既存の社員だけでは仕事量をこなしきれない事態が起きています。
成長過程にある業界に就職できれば、一般的な企業よりも様々な仕事内容を経験できるので、仕事上のスキルが大幅に上がります。
また、早い段階で役職に就くこともできるので、キャリアを形成していく見通しも立てやすいでしょう。
スキル・経験が不問の業界
既卒には、仕事のスキルや職歴が無いので、アピールポイントが無く企業から評価対象にされるケースが少ないです。
社会に出て仕事をした経験が無いので、新卒や第二新卒に比べると、既卒は就職の難易度が高くなっています。
「社会に出た経験が無く、仕事上のスキルがない既卒」
「社会人経験があり、前職で得たスキルを次の仕事で活かせる第二新卒」
上記のような2通りの求職者がいたら、企業は間違いなく経験がある第二新卒を選ぶでしょう。
しかし、スキルや経歴が無くても、就職できる業界も多く存在します。
求人に未経験OK・経歴不問と記載があるので、就活中に求人を見るときに注意してみるようにしましょう。
介護業界以外で既卒におすすめの職種5選
ここからは、既卒でも就職しやすい特徴を持った業界を紹介していきます。
こちらの記事でも既卒におすすめの職種を説明しているので、読んでみてください。
営業職
営業職は基本的にスキルや経歴を採用基準にしていないので、既卒からでもチャレンジすることができます。
専門的なスキルや華々しい経歴などよりも、コミュニケーション能力や明るさと言った、人間性を評価されることが多いです。
そのため、既卒でも企業に適性があると判断されれば、営業職に就職できる可能性が十分にあります。
取り扱う商材に関する知識や営業の仕事内容に関しても、入社してから身に付ければいいと考えている企業がほとんどです。
収入も決して低くなく、仕事の成果次第では大きな収入を得られるので、高い収入を得たいと考えている人におすすめの職種です。
事務職
事務職もスキルや経歴が不問で、既卒からでも始められる職種です。
数ある業種の中でも仕事量が落ちついている職種なので、プライベートの時間をしっかり取りたいと考えている人にはぴったりの仕事です。
また、主に女性が多い職種なので、育休や産休を取りやすく女性に対して理解がある職場が多いです。
残業も少なく、休みもほとんどカレンダー通りなのも、女性に人気がある要因の1つでしょう。
配送業
ネットの普及によって、ネットショッピングをする人が増加しています。
そのため、配送業界の需要が急激に高まり、既存の人員だけではニーズに応えられない状態に陥っています。
基本的には自動車免許を持っていれば、経験が無くても就職することができるでしょう。
必要に応じて中型免許や大型免許を取得しなければならない状況になりますが、企業によっては試験にかかる費用を負担してくれます。
販売業
販売職も同様にスキルや経験が必要ないので、既卒からでも始められる職種の1つです。
販売職に求められるのは、人当たりの良さ・コミュニケーション能力です。
また、取り扱う商品に関する様々な知識があれば、ある程度優遇されるケースもあるでしょう。
IT業界
IT業界と聞くと、経験やスキルが無いと就職できないと思っている人が多いかもしれませんが、実は未経験からでも就職できます。
IT業界の求人を見ると、ほとんどの企業で「未経験OK」「経歴不問」とされています。
入社する段階でITに関する知識が無かったとしても、仕事をしていく中で、知識を身に付けていく企業がほとんどです。
仕事の呑み込みが早ければ、驚きの速さで昇進して役職に就けるケースもあります。
成果を出した分だけ報酬を得られるので、キャリアアップを考えて就活をしている人におすすめの職種と言えます。
既卒でも就職先の選択肢はたくさんあります
新卒や第二新卒に比べて就職先の選択肢や就職難易度が高いものの、既卒でも就職先はたくさんあります。
既卒だから介護職にしか就職できないわけではないので、自分の可能性を広げて様々な職種に応募してみましょう。
自分を上手くアピールして、企業から高い評価わされれば、優良企業へ就職できる可能性も十分になります。