既卒は人生終了?就活を成功させるコツとおすすめの職種も紹介
現在既卒として生活している人は、「このまま就職できなくて人生終了だ…」と落ち込んでいる人もいるのではないでしょうか?
確かに正社員として働いた経験が無く、職歴やスキルが無いので、就活でアピールできそうな点がありません。
この事実に直面したら、落ち込んでしまうのも無理ないでしょう。
果たして、「既卒=人生終了」なのでしょうか?
この記事では、既卒の人生が終了しないためのポイントについて詳しく解説していきます。
既卒=人生終了ではない!
新卒や転職者と比べられてしまうと、採用率が低くなってしまうのは紛れもない事実なので受け止めるしかありません。
しかし、既卒だとしても人間性やポテンシャルが認められれば、十分に内定を貰える可能性があります。
既卒になったからと言って、就職できないわけではないので安心してください。
それでは、既卒にも需要がある理由を紹介していきます。
若い人材が不足している
ネットが爆発的に多様化してきたことによって、消費者が求めるサービスがかなり増えました。
それに伴い、企業の数も増えて、仕事量に足しての人材が足りていない状況に陥っています。
そのため、長期的な年月をかけて会社の中心人物になれる、若手人材のニーズが高くなってきています。
経験豊富な若手の人材がいれば手っ取り早く仕事を任せられるのですが、なかなか若手の人材で経験や知識がある有望な人材は少ないです。
そのため、未経験からでも始められるように、充実した研修制度が整えている企業が多いので既卒からでもチャレンジが可能になっています。
年齢が若いほど就職には有利
就活市場において、「若さ」はかなり大きな武器になります。
未経験者でも年齢が若ければポテンシャルや将来性を考慮して、採用される可能性が大いにあるためです。
そのため、既卒の期間が長引かないうちにいち早く就活を始める様にしましょう。
既卒期間は職歴に含まれない空白期間になってしまい、空白期間が長くなるにつれて企業から不信感を抱かれてしまいます。
企業が納得するような説明ができるのはかなり稀なので、一気に就職難易度が上がってしまいます。
企業からの不信感が大きくならないうちに、就活を始めるようにしましょう。
既卒が人生が終了するのはどのような状況?
既卒という現状に危機感を覚えていち早く抜け出そうとすれば、人生終了のリスクは回避できます。
しかし、何もせずに既卒を続けてしまうと暗黒の末路が待っています。
その末路がどのような状況なのか、詳しく紹介していきます。
就職先が見つからない
既卒として期間が長くなってしまうと、就職先が見つからなくなり働きたくても働けない状況に陥ります。
既卒が長い人は企業からみると「働く意欲が低い」「採用してもすぐにやめてしまうのでは?」などのマイナスイメージが強くなるためです。
内定を貰えたとしても派遣雇用や離職率が高いブラック企業などがほとんどで、キャリアにプラスにならないためキャリアアップも難しくなります。
年収がアップしない
既卒歴が長くなるとキャリアアップ・スキルアップの可能性が一気に低くなります。
一生平社員・派遣雇用など、安定しない雇用形態で働かなければならなくなるので、当然年収がアップする可能性はありません。
同年代・年下にも年収やキャリアなどの面で抜かされてしまい、社会的ポジションも低くなってしまうことに。
このような状況は中々抜け出せるものでもないので、人生終了と言って良いでしょう。
人生終了してしまう既卒の特徴
既卒でも就活の取り組み方や、工夫次第で採用されます。
しかし、人それぞれ考え方が異なるので、場合によっては既卒になったことによって人生終了してしまうケースもあります。
内定がもらいにくい傾向が強い既卒の特徴は、下記の通りです。
- 企業に求める条件が多い
- 就活の行動量が少ない
- 悩みや不安を抱え込んでしまう人
企業に求める条件が多い
既卒生活が長い人ほど、就職する企業に対して多くの条件を提示する傾向があります。
就職できるとは言え、新卒や転職者に比べると就職難易度がかなり高くなります。
就職する企業に多くの条件を求めすぎてしまうと、それに伴って高いスキルが要求されるので既卒から就職するのはかなり難しいです。
そのため、提示する条件に優先順位をつけて、たくさんの条件を求めないようにしましょう。
また、条件に見合う企業が中々見つからず、就活が捗らないというケースもあります。
選考を受ける企業の数が少なくなってしまうと、就職に成功する可能性も低くなってしまいます。
実際に働きだしてみると、あなたが思っていた以上に環境が良かったということもあり得るので、自ら視野を狭くするのは辞めておきましょう。
就活の行動量が少ない
「既卒だからどうせ内定が貰えない…」
「就活が面倒くさくて行動に移せない」
…などと、既卒にコンプレックスを感じてしまい、就活の行動量が少なくなってしまうと内定を貰える可能性がかなり低くなります。
ネガティブに考えても成功する見込みはありませんので、思い切ってたくさんの企業に応募して選考を受けるようにしましょう。
思ったよりもスムーズにいくこともあるので、ポジティブに就活に臨みましょう。
悩みや不安を抱え込んでしまう人
学校を卒業した後は、就職して社会人になるのが一般的なので、周りで既卒の人が少ない場合が多いかもしれません。
周りに悩みを相談できる人がいないというのは、大きなストレスになり、気持ちもネガティブになるでしょう。
また、就職経験が無い既卒が、一人で就活を進めていくと悩みや不安なことが頻繁に出てきます。
周りに相談できる人がいれば心強いですが、同じ境遇の人が少ないので、本心から相談できる人がいない場合がほとんどです。
既卒でも就職しやすいおすすめの職種4選
既卒は新卒や第二新卒などの他の経歴の人と比較すると、市場での価値が低いため就職しにくい傾向があるのは事実です。
しかし、職種によっては既卒でも就職しやすく、人生終了せずに一気にキャリアを形成できます。
ここからは既卒でも比較的就職しやすいおすすめの職種4をつ紹介していきます。
- エンジニア職
- 営業職
- 事務職
- マーケティング職
エンジニア職
IT・Web業界で活躍しているエンジニア職は、年々需要が高くなっている傾向があるので未経験の既卒でもチャレンジしやすいのが特徴です。
採用する企業側も未経験者を教育して活躍できる人材に育てるために、充実した研修を実施しています。
実際にエンジニアとして働いている人の中には、未経験者も多いです。
また、エンジニアのスキルや経験は将来的にも生かせるので、活躍できる環境も広がります。
営業職
営業職はほぼ全ての企業にある職種であり、市場でも多くの求人が出回っています。
経験の有無を問われる求人ももちろんありますが、未経験からチャレンジできる求人も多いです。
営業は仕事で成果を上げた分だけの報酬がもらえるインセンティブ手当てが一つ大きな魅力として挙げられます。
未経験でも圧倒的な成果を上げれば既存社員や同年代よりも高い収入を得られて昇進の機会にも恵まれます。
社会人に必要なポータブルスキルも身につくので、将来的にキャリアの選択肢も広がります。
事務職
事務職は仕事量が落ち着いており、ワークライフバランスを保てるという点で女性人気の高い職種です。
女性が働きやすい制度や福利厚生も整っているので、長期間安定して仕事ができます。
人気がゆえに有効求人倍率が高いものの、派遣社員やパートなど雇用形態を選ばなければ比較的就職もしやすいです。
仕事に専念するよりは、プライベートを充実させたいという人におすすめです。
マーケティング職
マーケティング職はベンチャー企業に多い職種であり、企業によってはポテンシャル重視で未経験者を採用しています。
Web・IT化が加速している昨今において、年々人気が高くなっている職種です。
関わる人の数が多く、様々なツールを利用するので幅広いポータブルスキルを身につけられます。
年収も比較的高い傾向があり、成果を上げた分だけの報酬を得られるのも特徴です。
既卒の就活を成功させる4つのコツ
ここからは既卒の内定率を上げる4つのポイントを紹介していきます。
いずれも既卒就活で大切な要因ばかりなので、入念に行って内定率をあげましょう。
- 既卒期間を長引かせない
- 情報収集を入念に行う
- 既卒者に必ずされる質問の回答を用意しておく
- 就活エージェントを活用する
既卒期間を長引かせない
先述しましたが、既卒期間が長引けば長引くほど、就職先の選択肢が少なくなり就職難易度が高くなります。
年齢が高くなると、就職したくても就職できなくなる事態を引き起こしてしまいます。
そのため、いち早く就活を始めて何度が上がる前に就職を成功させてしまいましょう。
年齢が若ければ、たくさんの選択肢の中から就職先が選べます。
情報収集を入念に行う
業務内容・職場の雰囲気・待遇面など、就活前に調べておかなければならないことは山のようにあります。
情報収集を怠ってしまうと、入社後にミスマッチが起きやすくなり、早期退職を招いてしまいます。
自分に合っていない環境で働いていると、ストレスが溜まってしまい、気持ちよく仕事ができません。
あなたにとって最適な環境で働くためにも、情報収集をしっかりと行ってから就活に入れるようにしましょう。
既卒者に必ずされる質問の回答を用意しておく
大学を卒業後に就職した経験が無い既卒に対して、企業は少なからず不信感を抱いています。
企業が抱えている不信感を拭わないと、採用される見込みはほとんどありません。
不信感を払拭する一番効果的な方法は、既卒になってしまった理由を上手く伝えるということです。
しかし、質問の性質上回答がネガティブになってしまう可能性が高いので、ポジティブな印象を与えられるように回答を考えておく必要があります。
下記で、既卒になった理由の回答方法を詳細に解説していきます。
「なぜ既卒になってしまったのですか」
「内定を貰っていたが入社直前になって辞退した」
「希望していた職種から内定が貰えずに卒業を迎え既卒になった」
「就活に取り組むモチベーションが無くて就活をしていなかった」
…などと既卒になってしまう理由は人によって様々な理由があります。
どのような理由にしても、既卒になった理由だけを伝えてしまうと、面接官もポジティブな印象を持ちづらいです。
そのため、既卒になった理由にプラスして、既卒期間に取り組んでいたことやこれからの謂毎に対しての意気込みを伝えるようにしましょう。
「既卒になった理由は○○で、既卒期間中に○○の資格を取得しました。この資格を取得したことにより、御社の○○の業務に活かせると思います。」
上記のように、既卒期間中に努力したことを伝えて、将来的なイメージを伝えれば仕事に対する熱意をアピールできます。
面接官からしても、将来への具体的なイメージが強い人の方が、一緒に働いていくイメージを持ちやすいです。
こちらの記事で、既卒理由の伝え方について詳しく説明しているので、ぜひ読んでみて下さい。
就活エージェントを活用する
就活は基本的に一人行うので、不安で心細い場面に遭遇するケースも多くなるでしょう。
分からない事を抱えたまま就活をすると、就活の方法が間違っていて、十分なアピールができません。
その事態を防ぐためにも、就活エージェントを活用して就活を進めてみましょう。
次の見出しで既卒におすすめの就活エージェントを紹介していくので、それぞれチェックしてみてください。
既卒からの就活にはハタラクティブがおすすめ!
ハタラクティブは既卒やフリーターなど、社会人経験が浅い人を対象に就職サポートを行っている就職エージェントです。
カウンセリング実績は110,000人以上、就職成功率は80.4%と高い実績を誇ります。
実績豊富なキャリアアドバイザーから手厚いサポートも受けられるので、就職活動の経験が浅い既卒でも安心して進められるのも魅力です。
最短2週間で内定を獲得でき、サービス利用料や登録料は一切かからないので、相談だけでもしてみてくださいね。
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既卒におすすめの就活エージェント3選
ここからは既卒が利用すべきおすすめの就活エージェントについて紹介していきます。
未経験向けの求人を多く取り扱っており、担当者から手厚いサポートを受けられる評判が高いサービスを紹介するので、ぜひ検討してみてくださいね。
- ハタラクティブ
- マイナビエージェント
- doda
ハタラクティブ
ハタラクティブは既卒をはじめ、第二新卒やフリーターなどに特化している就活エージェントです。
社会人経験の有無や学歴、スキルなどを重視していない求人を多く取り扱っているので、未経験の既卒でも十分に利用できます。
カウンセリング実績・就職支援実績ともに実績があり、ノウハウが確立されているのも魅力。
最短1週間で内定を獲得できるので、できるだけ早く内定をもらいたい人におすすめです。
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マイナビエージェント
マイナビエージェントは大手人材会社であるマイナビが運営している転職・就活サービスです。
大手ならではのつながりやパイプを活かし、他社のサイトでは取り扱われていない非公開求人も多く取り扱われています。
実際に利用した人からの担当者への評価も非常に高く、ほとんどの人が手厚いサポートを受けられたとの口コミばかりです。
求人数も業界トップクラスなので、ぜひ登録してみてください。
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既卒でも就活は成功させられる!
既卒になったからと言って、就職先が決まらないなんてことはありませんし、人生が終了してしまうわけでもありません。
万全の準備を整えて就活を進めれば、必ず内定を貰えるので、自信を持ってください。
しかし、「既卒になってしまったからどうせ内定を貰えない…」とぐずぐずして行動に移せないのが一番危険です。
既卒期間が長くなってしまうにつれて、内定率が低くなってしまい、就職先が決まらないなんて事態を引き起こしてしまいます。
いち早く行動に移して、就活を成功させましょう!
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