JACキャリアの評判は最悪?口コミからわかるメリット・デメリット・注意点
転職エージェントを利用するなら、信頼できて評判のいいサイトを利用したいですよね。
とくに20代でハイクラス転職を目指している方は、自分の市場価値を知った上で転職の可能性を広げたいと考えるでしょう。
そこで今回は、20代向けのハイクラス転職に特化した「JACキャリア」について、利用者の口コミや評判を調査しメリットとデメリットをまとめました。
「キャリアアップしたい」「専門性の高いスキルを活かしたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。
JACキャリアは20代のハイクラス転職に特化した転職エージェント
JACキャリアは、専門性の高い20代のキャリア形成を支援する転職エージェントです。
同社は、ミドル層向けのハイクラス転職「JACリクルートメント」や、エグゼクティブ専門の「JACエグゼクティブ」などを事業展開しており、スペシャリストや管理職の転職支援について豊富なノウハウを持っています。
ハイクラス転職を目指している方に最適なエージェントで、管理部門やIT・デジタル領域での転職サポートを希望する方におすすめです。
利用者からの評判も非常に高かったのですが、一部の利用者からはネガティブな意見もみられました。
次の章では、利用者の良い評判と悪い評判をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
運営会社 | 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント |
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本社 | 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング14F |
国内拠点 | 東京本社・北関東支店・横浜支店・名古屋支店・静岡支店・大阪支店・京都支店・神戸支店・中国支店・福岡支店 |
利用料金 | 無料 |
JACキャリアに関する口コミ一覧
ここからはJACキャリアの口コミを紹介していきます。
良い口コミと悪い口コミをそれぞれ紹介していくので、チェックしてみてくださいね。
JACキャリアの良い口コミ
担当してくれたコンサルタントの知識が高く、業界の動向や仕事内容などの専門的な話ができました。紹介企業とのマッチングも的確で、キーワード検索で求人を送ってくるようなこともなかったです。紹介してもらった求人は質の高いものが多く、外資系にも強いと思います。専門性の高い転職を考えている方におすすめできるエージェントです。
私が紹介してもらった求人の数は多くありませんでしたが、自分の要望にマッチする案件だけを厳選して紹介してくれました。面談も時間をかけてヒアリングしてもらい、転職に対する考えや希望をきちんと理解してサポートしてくれたのが良かったです。企業の採用背景や雰囲気なども事前に教えてもらえるので、転職後にミスマッチが発覚することも少ないと思います。
ハイクラス転職の専門というだけあって、将来を見据えたキャリアプランの提案が素晴らしかったです。今後リーダー職や管理職を目指す20代なら利用するべきだと思います。案件によって複数のコンサルタントが担当になりますが、どのコンサルタントもレベルが高く信頼できました。採用が見送られてしまったときも、原因をフィードバックしてくれて、次に活かせるよう尽力してくれました。
JACキャリアの悪い口コミ
コンサルタントの対応や求人の質は高かったと思いますが、紹介される求人の幅が狭く感じました。業界や職種が限定されていればいいですが、さまざまな業界の求人をみたい人には向いていないかもしれません。私の場合も、別の大手エージェントで転職先を見つけました。
公式サイトの求人をみて登録しましたが、ターゲットに合っていないということで応募できませんでした。20代に特化しているそうなので、30歳以上の人は利用しない方がよさそうです。
JACキャリアの口コミ・サービスからわかるメリット
利用者の口コミやサービス内容を精査し、JACキャリアを利用するメリットをまとめました。
JACキャリアを利用するとどんなメリットがあるのか、自分の転職に向いているエージェントかを確認してみましょう。
- 年収600万円~800万円の高収入求人が揃っている
- IT・デジタル領域/管理部門の求人が多い
- 将来のキャリアを見据えた転職サポートを受けられる
- 実績とノウハウがあるコンサルタンントが在席している
高収入求人が豊富
JACキャリアに掲載されている求人の多くが、年収600万〜800万円の案件です。
中には1,000万円以上の求人もあるので、高収入を目指している方に向いています。
20代向けの転職エージェントは未経験からのチャレンジをサポートしていることが多く、これまでのキャリアが活かせる「高収入求人」を掲載しているエージェントは多くありません。
今の職場で培った経験やスキルを活かしたり、英語力を活かせる転職先を探している方にとって、利用価値の高いエージェントといえるでしょう。
IT・デジタル領域/管理部門の求人が多い
JACキャリアでは、管理部門(バックオフィス)やIT・デジタル領域のポジション支援に注力しているのが特徴です。
今後はさらに業界の領域を広げていく方針ですので、これまでよりも多くの20代が利用できるようになるでしょう。
2022年5月時点の求人一覧をみると、大手IT企業のグループ会社や人材会社、広告代理店の求人が多い印象でした。
職種ではコンサルタントや人事、マーケター、プロジェクトリーダーや新規事業の立ち上げメンバーなど、即戦力が活かせる求人が目白押しです。
将来のキャリアを見据えた転職サポートを受けられる
JACキャリアでは、企業と求職者の双方に対して1人のコンサルタントが支援する「両面型」のサービスを展開。
現在は750名(※)ほどのコンサルタントが在籍しており、複数のコンサルタントから求人提案が行われています。
1人の担当者だけがサポートする場合、「情報共有の漏れがなく信頼関係が得やすい」という利点がありますが、あらゆる業界の事情に長けているコンサルタントはそう多くありません。
しかし企業専任のコンサルタントに支援してもらうことで、企業の採用背景やポジション、具体的な仕事内容、面接内容などを提供してもらえるのが両面型のメリットです。
そのため、転職を成功させるだけにとどまらず、求職者の将来を見据えた求人提供ができるようになっています。
その成果が発揮され、JACキャリアでは「マッチング率の高さ」が、多くの利用者に評価されているようです。
※2019年1月時点でのジェイエイシーリクルートメント調べ
実績のあるコンサルタンントが多い
JACキャリアは、NTTコムオンラインNPS(R)ベンチマーク調査にて、「転職エージェント部門No.1」を3回も受賞しています。
これは運営元であるジェイエイシーリクルートメントが、「管理職・エグゼクティブ・専門職」に特化したエージェントであるのに加え、グローバルや外資系企業のポジション支援に強いからです。
同社は「マネジメント職に就いた7万通りのキャリアストーリー」を把握しており、豊富な情報とノウハウに基づいた転職支援が受けられます。
20代のハイクラス転職は案件が限られているため、選考を通過するためのノウハウがないと、いくら実力があっても採用されないことがめずらしくありません。
JACキャリアを利用すれば、厳しい選考を突破するためのノウハウや質の高い支援が受けられるでしょう。
JACキャリアの口コミ・サービスからわかるデメリット
次に、JACキャリアを利用するデメリットをご紹介したいと思います。
どんなエージェントでも万人に合うことはありません。
デメリットも抑えた上で、自分に向いているサービスかを見極めましょう。
- 取り扱われている求人が限定されている
- 20代以外の利用には不向き
求人が限定的
JACキャリアは成長段階のサービスであり、現在は取り扱っている求人が限定されています。
公式サイトでも、『開始当初は管理部門(バックオフィス)およびIT・デジタル領域に注力し、今後サービスを提供する業界の領域を広げる予定です』と公表しています。
そのため現段階では、20代でハイクラス転職を目指す方全員が満足できるサービスではないということを理解しておきましょう。
ジェイエイシーリクルートメントでは、デジタル領域の人材紹介を専門とする「JACデジタル」も運営しています。
CDO・CIO・CTO、マーケター、エンジニア、データサイエンティストなどを目指している方は、こちらのサービスを利用するのがおすすめです。
20代以外の利用は不向き
JACキャリアは20代のハイクラス転職に特化したサービスですので、30歳以上の方の利用には向いていません。
30代〜50代で専門職やスペシャリスト、ハイクラス転職を目指している方は、同社が運営する「JACリクルートメント」を活用しましょう。
JACキャリアを利用した方が良い人・利用しない方がいい人
さまざまな口コミを総合的に評価し、「JACキャリア」を利用した方が良い人・利用しない方がいい人をまとめました。
あなたはどちらに該当するか、チェックしてみてください。
JACキャリアを利用すべき人の特徴
- 高収入・ハイクラス転職を目指している方
- 一般的な20代向けの転職サイトでは満足できない方
- 語学力を活かしたい方
- 各分野に精通したコンサルタントから支援を受けたい方
20代向けの転職エージェントは、「未経験歓迎」「第二新卒向け」「学歴・職歴不問」といった、未経験チャレンジをサポートしてくれるサービスが多いのが特徴です。
またハイクラス転職では、30代以上の中堅クラスやミドル層をターゲットにしているエージェントが多く、20代が利用しづらくなっています。
JACキャリアは、新卒からこれまでのキャリアを活かしたハイクラス転職に特化しており、他のエージェントでは満足できない20代に強くおすすめです。
ほとんどが「即戦力」を求める求人ばかりですので、年収アップや待遇アップも見込めるでしょう。
JACキャリアを利用すべきではない人の特徴
- 業種・職種において未経験からチャレンジしたい方
- 正社員の経験がない方
- 新卒・既卒・フリーター・ニートの20代
JACキャリアではこれまでの経験が活かせる求人を扱っているため、「新しい分野にチャレンジしたい!」「フリーターから正社員を目指したい」という方の利用には向いていません。
転職先で活かせるキャリアがない方、正社員として働いた経験がない方は、第二新卒やフリーターなどの転職に特化したエージェントを利用しましょう。
JACキャリアの利用〜内定までの流れ【5ステップ】
最後に、JACキャリアに登録してから転職を成功させるまでの流れを説明します。
全体の流れは以下の5ステップです。
- JACキャリアに登録
- 担当者との面談~求人紹介
- 求人へのエントリー・面接
- 内定~入社
- アフターフォロー
JACキャリアに登録
まずはJACキャリアの公式サイトにアクセスして、「転職のご相談」をクリックしましょう。
するとJACリクルートメントの登録画面に移動しますので、「無料会員登録」から住所や直近の経験職種、年収などを入力してください。
電話による登録は受け付けていません。
運営元が登録された経験や希望をみて、すぐに提案できる求人があった場合のみ、コンサルタントによるキャリア面談の案内が届きます。
登録から1週間ほど時間がかかりますので、焦らず待ちましょう。
また「現時点ではすぐに紹介できる求人がない」という案内メールが届いた場合でも、紹介できる求人が発生したら連絡が届くようになっています。
担当者との面談~求人紹介
紹介できる求人がある場合には、担当者とのキャリア面談が行われます。
現在は感染防止のために「Web面談」や「電話面談」を実施しており、遠方や現職が忙しい方でも利用しやすくなっています。
面談では「これまでの経験や仕事内容」「将来のキャリアプラン」「転職に関する不安や悩み」などをじっくり話しながら、あなたの希望にマッチする求人を厳選。
紹介される求人には「非公開求人」も含まれており、公式サイトに掲載されていない好条件の求人に出会える可能性も。
紹介された求人へのエントリーに関しては、本人の意思を尊重して強制されることはありません。
求人へのエントリー・面接
興味をひく求人を見つけたら、担当者を通してエントリーします。
その際には、応募先に合わせた志望動機や転職理由の書き方をアドバイスしてくれますので、書類選考の通過率も高まるでしょう。
面接に関しては、コンサルタントが企業とのスケジュール調整などに対応してくれるので安心です。
また過去の面接者のデータから、「面接で質問される内容」「面接官の人柄や傾向」などを事前に教えてくれるのも嬉しいポイントです。
内定~入社
面接に通過したら、労働条件の最終確認をして、内定を承諾するか判断します。
承諾する場合はもちろん、内定をお断りする場合も、コンサルタントが間に立って企業とやりとりをしてくれるので安心です。
またコンサルタントは「年収」や「待遇」について、あなたの要望が通るよう企業と交渉。
年収アップは転職する多くの人が気になるポイントですので、このタイミングでしっかりと交渉してもらいましょう。
入社日の調整や、現職の退職スケジュールについても、コンサルタントがアドバイスをしてくれるのでスムーズに進められます。
アフターフォロー
転職後は、あなたのキャリアを存分に発揮し活躍できるよう、コンサルタントがフォローを欠かしません。
ミスマッチな部分はないか、聞いていた条件と違う点はないかなど、新しい環境をチェックしてくれます。
人間関係や業務について悩みや不安があれば、我慢せずに担当者に相談してみましょう。
JACキャリアと並行して利用すべき転職エージェント
JACキャリアは求人が限られていることもあり、利用者によっては納得のいく転職先が見つからない方もいるかもしれません。
その場合は転職自体を諦めるのではなく、別の転職エージェントにも登録して選択肢を増やすのがベストな方法です。
ここでは、JACキャリアと並行して登録しておくといい転職エージェントをご紹介します。
ビズリーチ
テレビCMでもお馴染みのビズリーチは、国内最大級のハイクラス向け転職サービスです。
利用者の8割以上が、企業やヘッドハンターからのスカウトによって転職を成功させていて、キャリアの少ない20代の利用も増えています。
年収1,000万円以上の求人が「総求人の1/3」を占めているのが強みですので、「高収入」や「ハイポジション」を実現させたい方であれば登録しておきたい1社です。
しかし「転職サポートが薄い」という評価もあるため、転職が初めての方や不安がある方、転職すべきか悩んでいる方はメインで利用しない方がいいかもしれません。
充実したサポートが必要な場合は、20代向けのハイクラス案件がどのくらいあるのか、情報収集を目的に登録してみるのがおすすめです。
求人数 | 約7,4000件(2022年5月時点) |
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利用料金 | 無料(※一部有料) |
リクルートダイレクトスカウト
リクルート社が運営する「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)」は、ハイクラス転職を支援する会員制のヘッドハンティングサービスです。
年収800万〜2,000万円の求人が多いのが強みで、サポートしてほしいコンサルタントを自分で指名することができます。
職務経歴を登録するだけでスカウトが受け取れるため、「特殊なスキルがある方」や「格別な実績をお持ちの方」におすすめです。
20代〜50代まで幅広い年代が利用しており、10万件以上にも及ぶ求人数が強みといえるでしょう。
求人数 | 106,000件以上(2022年5月時点) |
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利用料金 | 無料 |
AMBI
エン・ジャパンが運営する「AMBI」は、ハイクラス求人を狙う20代に特化した「スカウト型」の転職エージェントです。
「スキルや学歴を活かしてキャリアアップしたい」「自身の市場価値を知りたい」という方に支持されており、キャリア思考で高収入を求める20代におすすめできます。
Web上で登録した職務経歴書をもとに、企業やヘッドハンターからオファーが届きますが、AMBIには「スカウト」と「プラチナスカウト」の2種類のスカウト機能があるのが特徴です。
なかでも「プラチナスカウト」は特別なスカウトで、企業やヘッドハンターが「強く会ってみたい」というときのみに送られます。
企業があなたのどの部分に注目したかが分かるので、選考プロセスに沿った戦略的な対策が取れるでしょう。
求人数 | 74,000件以上(2022年5月時点) |
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利用料金 | 無料 |
JACキャリアを利用してハイクラス転職を成功させよう!
JACキャリアはハイクラス求人を探している20代に最適で、管理部門やデジタル領域の求人に強い転職エージェントであることが分かりました。
年収600万円以上の求人が豊富で、自身の市場価値を知った上で年収アップやキャリアアップを図りたい求職者に強くおすすめできます。
ただしキャリアが浅いと求人を紹介されないこともあるので、エージェントは1社に絞らず複数の転職サービスと合わせて活用してみてください。
あなたの転職が成功し、新しい職場で大きく活躍できることを祈っています。