既卒でもIT業界へ就職できる？未経験者におすすめの職種も紹介

「既卒でもIT業界へ就職できる？」
「既卒未経験でも就職できるIT職種は？」

このようにIT業界に関する疑問を持っている既卒の方も多いのではないでしょうか。

結論、既卒未経験でもIT業界に就職できます。

とは言っても、「実際は経験者でないと就職できないのでは」「既卒の経歴が不利になるのでは」と不安になりますよね。

そこで今回は、「既卒未経験でもIT業界に就職できる理由」を詳しく解説します。

また既卒未経験でも就職しやすいIT業界の職種も紹介します。

最後まで見ることで、IT業界への就活の不安・疑問が解決しますよ。

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IT業界は既卒未経験でも就職できる理由

既卒未経験でも、IT業界に就職することは十分可能です。

なぜならIT業界は、「人材不足」「スキル・経験が求められない」傾向があるから。

それぞれ詳しく解説します。

IT業界は人材不足だから

既卒未経験でもIT業界に就職できる理由1つ目は、「IT業界は人材不足だから」です。

実際に経済産業省の「IT人材需要に関する調査」によると、2030年には約79万人のIT人材が不足するとされています。

出典：経済産業省「IT人材需要に関する調査」

IT業界は需要の大きい業界であるものの、人材不足が深刻です。

そのため、未経験やスキルがなくても積極的に採用する流れがあります。

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既卒はスキルや経験を求められないから

IT業界に限ったことではありませんが、企業は新卒を含めた既卒者に対して「スキル・経験」を重視していないことが多いです。

実際に厚生労働省の「若年者雇用を取り巻く現状」によると、新卒枠（既卒含む）の応募者に1番求めていることは「熱意・意欲」が7割以上を占めています。

参照元：厚生労働省「若年者雇用を取り巻く現状」

同調査によると、既卒を含む新卒に「実務経験」を求めている企業は0.8%となっています。

つまり「第二新卒」「中途」など社会人経験が長くなるにつれ、実務経験など「スキル・経験」が求められます。

企業によっても考え方が異なります。ただし上記の表を見る限り既卒は「実務経験」を問われないため、未経験でもIT業界へ就職しやすいと言えます。 

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既卒未経験者に求められるIT業界のスキル

ここからは、既卒未経験者に求められるIT業界のスキルを紹介します。

コミュニケーションスキル

既卒未経験者に求められるIT業界のスキル1つ目は、「コミュニケーションスキル」です。

IT業界は、どの職種でも様々な場面でコミュニケーション力が重要になる業界です。

コミュニケーションスキルは就活で強調しやすい要素です。

例えばアルバイトや学生時代の活動で培ったチームワークは、IT業界で求められるコミュニケーション能力を示す良い例です。

高い学習意欲

既卒未経験者に求められるIT業界のスキル2つ目は、「学習意欲が高い」です。

IT業界は、常に進化しています。

既卒に限らず未経験の場合はゼロから学んでいくため、なおさら学習意欲の高さが求められます。

未経験の既卒であっても、継続的に学べる人はIT業界で価値のある存在です。面接時には、自己学習の経験や新しいことへの興味・好奇心を強調しましょう。

論理的思考力

既卒未経験者に求められるIT業界のスキル3つ目は、「論理的思考力」です。

論理的思考力は、下記のように様々な場面で求められます。

論理的思考力を鍛えるには、「言葉を具体的にする」「本質的な問いを押さえる」などが効果的です。

既卒未経験でも就職できるIT業界の職種

ここからは、既卒未経験でも就職できるIT業界の職種を紹介します。

プログラマー

既卒未経験でも就職できるIT業界の職種1つ目は、「プログラマー」です。

プログラミング言語の習得は必須ですが、研修が充実している企業も多く「未経験歓迎求人」も多いです。

また、学歴も必要とされません。 

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システムエンジニア

既卒未経験でも就職できるIT業界の職種2つ目は、「システムエンジニア」です。

システムエンジニアはプロジェクトの進捗や予算の管理も担当するため、「コミュニケーション能力」や「マネジメント能力」があると有利です。

プログラミングの実作業は少ないものの、基本的なプログラミング知識や理解が必要です。

Webエンジニア

既卒未経験でも就職できるIT業界の職種3つ目は、「Webエンジニア」です。

プログラミング言語に加えて、Webデザインやディレクションに関する知識も役立ちます。

Webエンジニアは、文系出身者でも挑戦しやすい職種でもあります。

インフラエンジニア

既卒未経験でも就職できるIT業界の職種4つ目は、「インフラエンジニア」です。

インフラエンジニアは設計・構築など専門的な仕事もありますが、運用・監視など未経験でも挑戦しやすい業務も多いです。

既卒未経験の場合、クラウドサービスやセキュリティ対策など、特定の分野に特化した知識を習得することも有効です。

IT営業

既卒未経験でも就職できるIT業界の職種5つ目は、「IT営業」です。

IT営業はITの専門知識だけでなく、顧客ニーズの把握やコミュニケーション能力が非常に重要です。

営業職には「インセンティブ（成果報酬）」を設けている企業も多いので、稼ぎたい方にも最適な職種です。

Webデザイナー

既卒未経験でも就職できるIT業界の職種6つ目は、「Webデザイナー」です。

Webデザイナーは、今回紹介する技術職種の中でも特に「未経験歓迎求人」が多いです。

「スキルが身につけば在宅勤務可能」 といった企業の求人も多いですよ。

IT事務

既卒未経験でも就職できるIT業界の職7つ目は、「IT事務」です。

IT業界の基本的な知識とExcelなどOfficeツールの操作スキルが必要になりますが、他の専門職に比べて未経験でも就職しやすい職種です。

IT事務は、特に女性に人気のある職種です。 

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テクニカルサポート・ヘルプデスク

既卒未経験でも就職できるIT業界の職8つ目は、「テクニカルサポート・ヘルプデスク」です。

コミュニケーション能力が特に重視され、IT知識は入社後に研修で身につけることが多いです。

技術職ではないものの、ITや自社製品の知識が必須の職種です。 

テストエンジニア

既卒未経験でも就職できるIT業界の職9つ目は、「テストエンジニア」です。

IT業界の基礎知識が必要ですが、緻密な作業を得意とする方におすすめです。

多くの企業が研修制度を提供しており、実務を通じて必要なスキルや知識を身につけることが可能です。

既卒未経験からIT業界へ就職するポイント

ここからは既卒未経験からIT業界へ就職するポイントを紹介します。

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スキルを身につける

既卒未経験からIT業界へ就職するポイント1つ目は、「スキルを身につける」です。

上記では、既卒に対して「スキル」を求めている企業は少ないと紹介しました。

ただし基礎だけでも勉強をしていると「意欲がある」とみなされ、就活で有利になる可能性が高いです。

特にプログラマーやWebデザイナーなど技術職は、スキルを身につけておくと就活に有利です。

資格を取得する

既卒未経験からIT業界へ就職するポイント2つ目は、「資格を取得する」です。

資格があることで、IT業界に興味・関心があることをアピールできます。

ただし資格があれば必ず就職できるわけではないため、注意が必要です。

また資格は勉強中であれば「〇〇年〇〇月取得予定」と履歴書に記載できるため、就活と同時並行もおすすめですよ。

なお、IT業界を目指す既卒者におすすめの資格は下記で紹介します。

面接対策をする

既卒未経験からIT業界へ就職するポイント3つ目は、「面接対策をする」です。

既卒の場合、「なぜ既卒になったのか」「空白期間は何をしていたのか」など答えにくい質問をされることが多いです。

面接で答えられない質問が多いと「本当に就職する気はあるのか？」と思われてしまいます。

そのため、徹底的に面接対策を行いましょう。

既卒の面接でよく聞かれること10選！質問の回答例や見られているポイントも解説

就活エージェントを活用する

既卒未経験からIT業界へ就職するポイント4つ目は、「就活エージェントを活用する」です。

就活エージェントは求人紹介を始め、多くの就活サポートを無料で行ってくれます。

また面接日程の調整や入社日の交渉など、企業とのやり取りも代行してくれます。

1人で就活するより、就職成功率が上がる上に大幅に負担も軽減できますよ。

IT業界を目指す既卒におすすめの就活サイト・エージェント3選

就活サイトエージェントと言っても多くの種類があるため、どれを選べば良いのかわからないという方が多いでしょう。

そこで数ある就活サイト・エージェントから厳選して、「IT業界を目指す既卒者におすすめの就活サイト・エージェント」を3社紹介します。

それぞれ詳しく解説します。

ハタラクティブ

おすすめ度★★★★★　4.8

※2024/01/15時点

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doda

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サイトのタイプ

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対応エリア

全国

運営会社

パーソルキャリア株式会社

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DYM就職

おすすめ度★★★★★　4.7

※2024/01/15時点

公開求人数

非公表

サイトのタイプ

総合型

対応エリア

関東・宮城・新潟・愛知・大阪・兵庫・富山

運営会社

株式会社DYM

エージェントのサポート

公式アプリ

スカウト機能

ハイクラス転職

適職診断機能

非公開求人の取り扱い

既卒・ニート・フリーターの就職に強い就活エージェント「DYM就職」。

既卒・ニート・フリーターなど経歴に不安がある方でも不利にならない求人ばかり紹介してくれます。

また求人はブラック企業が排除されており、100％正社員求人です。

オンラインはもちろん全国各地に拠点があるため、対面でサポートを受けたい方にもおすすめです。

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DYM就職の最大の魅力は、対面での手厚いサポートです。担当者は、私の経歴や希望をじっくりと聞いてくれ、適切なアドバイスを提供してくれました。また面接練習や履歴書の添削など、直接顔を合わせて行うことで、より具体的で効果的なサポートを受けることができました。おかげで、自信を持って就活に取り組むことができ、結果として理想的な職場を見つけることができました。

25歳・男性

DYM就職でのサポートは非常に親身で、就活中の不安を大きく軽減してくれました。担当者は私の話を丁寧に聞いてくれ、就職活動における悩みや不安に対して具体的な解決策を提案してくれました。内定後も継続的なフォローアップがあり、職場環境への適応支援など、就職後のケアも充実していました。

24歳・女性

私は既卒で未経験からWebデザイナーを目指していましたが、DYM就職のおかげで無事に夢を叶えることができました。また、未経験者歓迎の求人を数多く紹介してもらえ、実際に複数の企業から内定を受けることができました。

DYM就職の評判はやばい？口コミとサービスからわかるメリット・デメリットと内定までの流れ

IT業界を目指す既卒者におすすめの資格3選

ここからは、IT業界を目指す既卒者におすすめの資格を3つ紹介します。

基本情報技術者試験

IT業界を目指す既卒者におすすめの資格1つ目は、「基本情報技術者試験」です。

基本情報技術者試験の資格を持つことで、IT業界の基本的な知識があると証明できます。

既卒者がIT業界に入るためのスタートラインとして理想的です。

ITパスポート

IT業界を目指す既卒者におすすめの資格2つ目は、「ITパスポート」です。

ITパスポートは、IT業界への入門レベルの資格として最適です。

ITの基本的な用語や概念を理解でき、就職活動でIT業界への関心と基本的な知識があることをアピールするのに有効です。

マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）

IT業界を目指す既卒者におすすめの資格3つ目は、「マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）」です。

Word・ExcelなどのOfficeソフトは、IT業界だけでなく多くの職種で求められるスキルです。

特にIT事務への就職を希望している方におすすめですよ。

IT業界を目指す既卒によくある質問

ここからは、IT業界を目指す既卒者によくある質問を紹介します。

既卒未経験だとIT業界への就職は厳しい？

IT業界への就職は、既卒未経験者でも十分可能です。

多くのIT企業は新卒・既卒の区別をせずに、熱意・意欲を重視します。

特にプログラミングなどの具体的な技術を独学で学んでいる方・関連する資格を取得している方は、企業にとって魅力的な人材となり得ます。

既卒は新卒向けの求人に応募できるって本当？

学校卒業から3年以内の既卒は、新卒向けの求人に応募可能です。

実際に厚生労働省の「３年以内既卒者は新卒枠で応募受付を！！～「青少年雇用機会確保指針」が改正されました～」によると、下記のように明記されています。

意欲や能力を有する青少年に応募の機会を広く提供する観点から、学校等の卒業者についても、学校等の新規卒業予定者の採用枠に応募できるような募集条件を設定すること。当該条件の設定に当たっては、学校等の卒業者が学校等の卒業後少なくとも３年間は応募できるものとすること。

引用元：厚生労働省

新卒枠で応募できる・就職できると選択肢の幅が広がります。そのため学校卒業3年以内に就職することを目指しましょう。 

既卒は新卒枠で応募できない？第二新卒との違いや優良ホワイト企業に就職するコツ

既卒は人生終了？

決して、既卒が人生終了というわけではありません。

既卒は新卒枠で応募できることからも、多くの需要があります。

ただし新卒と比較すると就活で「厳しい」と感じる場面があるでしょう。その場合、下記の記事もご覧ください。 

既卒は正社員になれない？厳しいと言われる理由や就活のコツも解説

既卒でもIT業界へ就職できる！

既卒でもIT業界へ就職できます。

なぜならIT業界は、「人材不足」「スキル・経験が求められない」傾向があるからです。

また学校卒業から3年以内の既卒は、「新卒枠」に応募できます。

「新卒枠」に応募できることで選択肢が多く、さらに就職しやすいです。

なお、既卒未経験でも就職できるIT業界の職種は下記の通りです。

ただし就職できるとは言え、簡単なことではありません。

そのため就活エージェントの活用がおすすめです。

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