フリーターから正社員に就職するのは難しい?就職できる人とおすすめの職種を紹介!
現在フリーターをしている人の中には、就職して社会人を目指そうとしている人も多いのではないでしょうか?
正社員は収入面や将来的な面で、フリーターに比べて、かなり安定しています。
将来のことを考えると、フリーターよりも断然、正社員として働いていたほうが安心できるでしょう。
しかし「フリーターからは正社員になれない」と思って、中々就職活動に踏み出せない人がいるのも実情です。
そう考えている人に朗報ですが、フリーターからでも正社員になれます。
希望する業界や就職できる人とできない人の特徴をつかめば、フリーターでも内定を貰えます。
今回の記事では、「フリーターから正社員になれない」と思っている人に、就職活動を行う際のポイントを説明していきます。
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そもそもフリーターとは
フリーターはフリーアルバイターの略で、特定の定義は存在しないものの、厚生労働省では「労働経済の分析」において一定の基準を設けています。
ちなみに、フリーターと呼ばれる人の年齢は15~34歳の範囲で、アルバイトやパートとして勤務している若者や、家事・通学といった活動をしていない無業の者が該当します。
フリーターは、新たな就職活動のスタートラインとして、特定の困難を伴うことが考えられます。
フリーターの就職率
過去のデータによれば、フリーターの就職率は新卒者と比べると低い傾向が見られます。
2016年には、男性のフリーターからの就職率は約61.9%、女性は約40.8%とされていました。
対照的に、2021年の新卒大学生の就職率は96%であり、フリーターが直面する就職のハードルの高さが伺えます。
フリーターのダラダラ就活は危険
フリーターとしての期間が長くなるほど、その後の就職率は低下するとされています。
そのため、早めに就職活動を開始することをおすすめします。
短期間のフリーター生活は、新しいスキルや経験を積むチャンスとして有効に活用することができますが、長期間にわたるフリーター生活はキャリア形成におけるリスクとなり得ます。
正社員としての就職を目指す場合、目的意識を持ち、計画的に行動することが成功の鍵となります。
フリーターからの正社員就職が難しいと感じる理由
フリーターからの就職は決して無理ではありませんが、なぜか難しく感じてしまいますよね。
以下では、フリーターからの正社員就職が難しいと感じる理由を紹介します。
- 職歴・学歴がない
- やりたい仕事がない
- 入社後についていけるか不安
- 就職活動の進め方がわからない
職歴・学歴がない
多くのフリーターは「仕事経験が不足している」と感じており、自信を持って就職活動に臨めない点が難しいと感じる原因の1つです。
フリーターの経験は正社員とは異なる場面が多いため、社会人としての立ち振る舞いに自信を持つのが難しいです。
また、学歴に関する不安も大きく、高学歴でないことから「採用される価値が低いのではないか」と自己評価を下げてしまうこともあります。
やりたい仕事がない
就職活動の中で「やりたい仕事が特定できない」というのは、多くのフリーターが共感する問題点でしょう。
面接の場では、その企業を選ぶ理由や自分の将来のビジョンなど、明確な志望動機を求められますが、それが定まっていない場合、自分の意欲を伝えるのが難しくなります。
面接官にとって、志望動機が曖昧であると、その人が真剣に企業に取り組むのか、短期間で退職してしまうのではないかという不安を抱くこともあります。
そのため、志望動機がしっかりと定まっていないフリーターは、採用を難しく感じることが多いです。
そして、面接での不成功が続くと、自己評価が下がり、更なる不安や自信喪失を感じることになる可能性もあります。
このような状況は、フリーターが正社員への道を探求する上での大きな障壁となります。
入社後についていけるか不安
フリーターから正社員としての就職を目指す際、新しい環境に適応できるかという不安を感じてしまう人も少なくありません。
特に、フリーターとしての職種や経験が正社員としての仕事内容とは大きく異なる場合、そのギャップを埋める自信が持てないことがあります。
正社員は、アルバイトやパートと比較して、責任が大きく、業務の幅も広いことが一般的です。
このため、業務のスピードや質に追いつけないのではないか、同僚や上司とのコミュニケーションがうまくいくのか、といった懸念を抱くフリーターも少なくありません。
さらに、社内の文化やルール、業界独特の専門知識など、新たに学ぶべきことが多いため、入社初日から溶け込むのは難しいと感じることがあります。
そのような中で、自分がその会社にとって貴重な存在として認められるかどうか、という不安も持ち合わせていることでしょう。
就職活動の進め方がわからない
フリーターから正社員になる際、「就職活動の進め方がわからない」と感じてしまう点も難しいと言われる原因の1つです。
特に、情報収集の方法、履歴書の書き方、自己PRの方法、面接のポイント、計画の立て方が大きな悩みのポイントとなるでしょう。
学生とは異なるフリーターとしての経験をどのようにアピールすれば良いかの迷いもあるかと思います。
これらの不安を解消するためには、キャリアカウンセリングや就職セミナーに参加し、プロのアドバイスを受けることが効果的です。
フリーターの経験を生かし、自分の強みや進む方向を見つけましょう。
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フリーターから正社員になれる!決して難しくない!
結論からいえばフリーターから正社員になれないわけではなく、年齢にもよりますが、29歳までのフリーターの内定獲得率はおよそ30%もあります。
正直、大企業の場合は高いスキル・経歴が求められるため、フリーターからの就職は難しいです。
しかし、企業規模や業種・職種にこだわらなければ、フリーターでも就職できます。
実際に求人サイトを見てみると、未経験・学歴不問の求人がたくさんあります。
職種や企業にこだわらなければ、比較的スムーズに内定を貰うことができるのです。
フリーターから正社員に就職しやすいおすすめの職種6選!就職に成功する方法を紹介!
- フリーターでも年齢が若ければ内定につながる!
- フリーターは20代の内に就職をしておく
フリーターでも年齢が若ければ内定につながる!
企業がフリーターを採用する際には、ほとんどの企業が成長性、吸収率を見込んでポテンシャル重視の採用をします。
仕事のスキルや知識に関しては、仕事をしていく中で覚えていけばいいと考えている企業がほとんどです。
年齢が若いほど仕事覚えが早かったり、職場環境に馴染むのが早いと言われているので、どの業界からも若い人のニーズはかなり高いです。
年齢が若いほど内定率が高く、年齢が上がるほど内定率が下がります。
若さをアピールできるうちに、就職活動を始めておきましょう。
フリーターは20代の内に就職をしておく
フリーターをだらだら続けてしまうのは、就職活動において良いことがありません。
できるだけ早い段階でフリーターに見切りをつけて、正社員になるのをおすすめします。
応募条件に「25歳以下」までしか、応募ができない求人もあるので、応募できる企業が限られてしまいます。
就職活動を始める段階で、選択肢を多く持っておくためにも、年齢が若い20代前半の内に就職活動を始めましょう。
フリーターのまま生活することで巻き起こるリスク
フリーターは自分の働きたい時だけ働けるので、仕事に捉われず気ままに生活できる点では魅力的なポジションです。
しかし、居心地が良いからと言っていつまでもフリーターとして過ごすと取り返しのつかないリスクを招いてしまうことになります。
ここからはフリーターを続けるリスクについて紹介していきます。
- フリーター歴が長くなると就職できなくなってしまう
- 生涯年収が低くなる
- 社会的な信用が得られない
フリーター歴が長くなると就職できなくなってしまう
フリーター期間は職歴にカウントされません。そのためフリーター歴が長くなるほど経歴に空白が生まれてしまいます。
職歴の空白は採用する企業から見ると「この期間はどのように生活していたのか?」「仕事に対しての意識が低いのではないか?」などの疑問を与えてしまいます。
そのような状況になると、企業にとっては採用するメリットがないので就職率がぐっと低くなることに。
そのため、フリーターとしての生活が長くなるとかなり危険なので、いち早くフリーターに見切りをつけて就職するようにしましょう。
生涯年収が低くなる
フリーターと正社員ではそもそもの月収額が異なり、各種手当てにも大きな差が生れます。
正社員はボーナスも貰えるため、年収にするとフリーターと社会人でかなりの差が開きます。
また、正社員の場合は1年もしくは半年ごとに昇給するのに対し、フリーターは時給制なので上がったとしても100円程度です。
そのため、ずっとフリーターとして働いている人・社会人として働いている人とでは生涯年収に大きな差ができてしまうことに。
数千万円もの差が開いてしまうので、フリーターは将来的は安定も得られません。
フリーターの生涯年収は?正社員との違いが1億円以上になる理由を解説
社会的な信用を得られない
若い年齢であれば問題ありませんが、年齢を重ねるにつれてフリーターは社会的な信用を得られなくなります。
ローンを組めない・クレジットカードの審査に通過しないなどなど、様々な弊害が生れます。
高額な買い物ができず社会からの風当たりが強くなってしまいますし、家族や友人からの見る目も変わります。
知人との収入格差・周りからの目線が強くなってしまうので社会的な地位も低いままになります。
フリーターから正社員なるための方法
フリーターからでも正社員への就職は可能ですが、やみくもに就活をしているだけでは、就活に失敗してしまいます。
フリーターから正社員を目指すのは、そこまで困難ではありませんが簡単でもありません。
そこでフリーターが正社員になるための方法を解説していきます。
- アルバイト・非正規雇用から正社員登用
- 友人・先輩の紹介してもらって就職
- 就職エージェントを利用する
- フリーターでも就職しやすい業界を選ぶ
- フリーターでも就職しやすい職種を選ぶ
アルバイト・非正規雇用から正社員登用
アルバイトや派遣社員などの非正規雇用からの正社員登用を狙うのも、正社員になるための有効な方法の一つです。
アルバイトからの正社員雇用を狙う場合、業界や職種は限られてしまいますが、ハードルが低く比較的簡単に正社員になれます。
逆に派遣社員などの非正規雇用からの正社員登用は、業界も幅広く、大手企業への就職も狙うことができます。
しかし正社員へのハードルは、かなり高いものになってしまいます。
友人・先輩の紹介してもらって就職
規模が小さい会社や、ベンチャー企業などの場合、友人・知人の紹介を通して仕事を紹介してもらえることもあります。
知人から仕事内容や会社の雰囲気聞いた上で就職ができるので、イメージと現実のギャップも生まれにくいです。
知人がいることで人間関係も安心できるでしょう。
しかし、求人サイトやエージェントを介さずに紹介のみで採用を行っている会社の場合、労働環境が悪かったり、資金力がない可能性もあります。
知人が紹介してくれた会社だから大丈夫と思わずに、しっかり情報収集をしてから決めるようにしましょう。
就職エージェントを利用する
自力で就職するのに自信がない、ツテもない、何から始めたらいいのか分からないという人は、リクらくのような就職エージェントを利用してみるのも手です。
就職エージェントは企業の採用担当と話をしているため、企業側がどんな人材を求めているのかを把握し、それにそった書類添削・面接対策を行うことが可能です。
専属のコンサルタントに転職相談ができるため、自分の希望や適性にあった求人を紹介してもらえます。
面接後のフィードバックや企業との交渉など、自分ではできないことも行ってくれるため、効率的に就職活動をすすめることができますよ。
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フリーターにはハタラクティブがおすすめ!
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フリーターでも就職しやすい業界を選ぶ
フリーターからでも就職しやすい業界が存在します。
下記から紹介する業界に絞って、就職活動をおこなえばフリーターからでも比較的簡単に正社員に就職することができます。
- 学歴不問・未経験歓迎の業界
- 慢性的な人材不足を抱えている業界
- 成長している業界
学歴不問・未経験歓迎の業界
未経験OKや学歴不問の業界は、人柄を重視した採用を行っています。
こういう業界は、経歴やスキルよりも、やる気や熱意を重視しているというわけです。
経歴やスキルのないフリーターでも、スムーズに内定を貰えます。
慢性的な人材不足を抱えている業界
業界によっては、慢性的に人手が足りていない業界があります。
介護業界や配送業界、サービス業などが、人手不足を抱えている業界として有名です。
人手不足を抱えている業界は、収入が低かったり、休みが無かったりと何かしら悪条件がつきものです。
この業界に入ったとしても、仕事が大変ですぐに辞めてしまう人がたくさんいます。
いわゆる離職率が高いということです。
常に人材を求めており、採用基準がかなり低くなっているので、フリーターでも簡単に内定を貰えます。
しかし、休みがなかったり、収入が低いなどは覚悟しておかなければなりません。
成長している業界
時代の変化に伴って業界のニーズが高くなり、いい意味で人手不足を抱えている業界もあります。
IT業界がいい例で、ITはニーズが多様化しています。
その需要にこたえようと、IT業界も様々なサービスを展開しているので、多くの人材を欲しています。
向上心があり、キャリアアップ願望があるフリーターにはおすすめの業界です。
例えITに関する知識を持っていなくても、IT業界は未経験から応募できます。
企業ごとに確立した研修体制が整っているので、適性があると判断されれば、未経験者でも内定を貰えます。
フリーターでも就職しやすい職種を選ぶ
就職しやすい業界だけでなく、就職しやすい職種も存在します。
下記からフリーターからでも就職しやすい職種を紹介します。
- 営業職
- 事務職
- ドライバー
- 建設作業員
- 飲食・販売・介護職などサービス業全般
営業職
営業職は、基本的に人柄重視の採用を行っています。
というのも、営業先とのやり取りや扱っている商材の商品説明が主な業務なので、これまでの経歴やスキルがあまり重視されません。
経歴やスキルよりも、コミュニケーション力や人柄に重点を置かれています。
フリーターで主な経歴が無くても、人柄を見込まれれば、営業職に就職ができます。
給与も低くなく、仕事で成果をあげればその分の報酬を受けられるので、フリーター時代よりも高い収入を得られます。
また、営業職は出入りが激しいため、どの業界でも募集が多いのもメリットです。
ただし、人の出入りが多いということは、向いていない人も一定数いるということです。
プレッシャーを感じやすい人や、売り上げや数字に関心がない人が続けていくのは厳しいでしょう。
営業職を目指す場合は、自分に向いているかどうかをしっかり考えてからがおすすめです。
事務職
事務職は仕事量も多くなく、残業も少ない傾向があります。
また、休暇も基本的にはカレンダー通りなのでワークライフバランスを取りやすいです。
事務職の業務内容は、書類の作成や処理、ファイリングや整理、データ入力や電話応対・来客応対などです。
そのため、特別な経験やスキルが特に必要とされていないので、フリーターでも十分に就職できるでしょう。
しかし営業職と異なり、給与は低めの傾向にあります。
20代のうちは、フリーターの方が稼げるなんてことにもなりかねません。
しかし福利厚生や昇給、賞与などを考慮すれば事務職でも就職しておいたほうがいいです。
ドライバー
ドライバーは、運転が好きな方にはぴったりの仕事です。
ドライバーは、顧客とのコミュニケーション能力も大切で、突発的なトラブルや渋滞など、不確定要素に対して忍耐強く冷静に対応できる方が向いています。
とはいっても、基本的に1人での仕事が中心なので、なるべく人と関わることなく自分のペースで仕事をしたい方にも最適です。
また、体力的な側面も考慮が必要で、特にトラックや引越し業界では物理的な作業が伴います。
人手不足ということもあり、未経験から挑戦する人も多く、未経験者向けの研修を用意している企業も多いため、安心して始めることができます。
建築作業員
建築作業員の仕事は、多くの方々の生活の基盤となる住宅や施設を築く役割を持っています。
体力を要する一方で、技術や知識、そしてチームワークが必要とされるため、手を動かすことが好きで、新しいスキルを磨きたい方に向いています。
建築の現場は、仕事内容にもよりますが、常に最新の技術や材料が導入されており、学びの機会が豊富です。
また、多くのプロジェクトが一から形になる過程を目の当たりにすることで、やりがいを感じる瞬間が数多くあるでしょう。
将来的には、経験とスキルを積み重ねることで、プロジェクトマネージャーへの道もあるなどキャリアアップの可能性も広がります。
飲食・販売・介護職などサービス業全般
飲食や販売職、介護職などもフリーターから就職した人が多く活躍しています。
事前知識やスキルが必要ありません。
学生時代やフリーター時代に経験したことのある仕事が多いので、アルバイト経験をしているだけでもかなり優遇されるでしょう。
アルバイト時代の経験をアピールできれば、すぐに就職できる可能性もあります。
「飲食や販売なら給料がフリーターと変わらないのでは?」と思う人も多いでしょう。
たしかに働き始めのうちは時給換算するとフリーターの方が高いかもしれません。
しかしフリーターはボーナスもありませんし、長く働いても昇進しないため、長い目でみると正社員の方が稼げるでしょう。
正社員になって働きが認められれば、店長・マネージャーと昇格も期待できます。
採用基準が低い業界と言われているので、就職に困っている人におすすめできる業界です。
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フリーターから正社員就職する4ステップ
以下では、フリーターから就職するための4ステップを解説します。
- 自己分析をする
- 応募企業を決める
- 求人に応募する
- 面接対策をする
1.自己分析をする
自己分析は、就職活動の基盤となる部分です。
まず、自分の得意なこと、興味があることをリストアップしましょう。
過去のアルバイトやフリーターとしての経験から学んだこと、気づきは何か?などをベースに、どんな職種や業界に興味があるのかを明確にすることが大切です。
2.応募企業を決める
自分の希望やスキルに合った企業を見つけるために、業界の情報収集を行いましょう。
企業の公式サイトやSNS、転職サイトのクチコミなどを利用して、企業の文化や働き方、成長性を確認することもおすすめです。
企業のビジョンやミッションに共感できるかも重要な判断基準となります。
3.求人に応募する
応募する企業が決まったら、求人情報を細かく確認しましょう。
必要な資格や経験は合っているか、待遇面は満足できるものか確認することが大切です。
そして、履歴書や職務経歴書を丁寧に作成して応募しますが、企業が求めている人材像を意識しながら、アピールポイントを明確に伝えることがポイントとなります。
4.面接対策をする
面接は、自分を直接アピールできる大切な機会です。
企業の背景情報や業界知識を予習し、具体的な業務内容や将来のキャリアパスについて質問を準備しておきましょう。
また、自身の経験や学びを具体的なエピソードとして伝えることで、印象を強く残せます。
1人での就職活動が不安なら転職エージェントを活用しよう!
転職エージェントは、フリーターからの就職をサポートしてくれるプロフェッショナルです。
適切な企業の紹介や面接対策のアドバイス、履歴書の添削など、一人での活動に比べて効率的に就職活動を進めることができます。
特に初めての就職活動や、長期のブランクがある場合は、エージェントのサポートを受けることをおすすめします。
フリーターから正社員になれる人の特徴
フリーターから正社員になる方法について書いてきました。
しかし方法を紹介しても、最終的に実際に正社員になれるかどうかは本人次第です。
フリーターから正社員になれる人の特徴について解説します。
- 正社員になりたい明確な志望動機を持っている
- エントリ―する企業の数が多く行動量が多い
- 就職スケジュールを立てて就活している
- 自己分析がしっかりできている
- コミュニケーション能力が高い
正社員になりたい明確な志望動機を持っている
就職する上で、志望動機は必須。
企業が求職者の適性をする上でかなり重要なポイントになります。
志望動機が曖昧で不明瞭だと、面接官になぜこの仕事をしようと思ったのかが伝わりません。
漠然とフリーターから正社員になりたいという理由では、企業は評価してくれません。
裏を返せば、しっかりとした志望動機を持っていれば、内定率がかなり上がります。
自分がなぜこの職業に就こうと思ったのか・この仕事を通してどのような成果を上げたいのか・面接官に自分の熱意が伝わるような志望動機を考えましょう。
エントリ―する企業の数が多く行動量が多い
応募する企業の数を増やせば、増やした分だけ選考を受けられるので、内定を貰える可能性がかなり上がります。
例え、興味が無かった企業だったとしても、いざ働いてみると自分にぴったりの職場だったなんてことも考えられます。
求人を見ただけでは、どんな環境の諸場なのか判断できません。
できるだけたくさんの企業を受けるようにしましょう。
お願いすれば、職場見学や仕事体験をさせてもらえる企業もあります。
就職スケジュールを立てて就活している
就職活動をする上で、スケジュールを立てている人も内定を貰える可能性が高い傾向にあります。
いつまでに内定を貰うのかゴール地点を設定すると、そこに向かって今何をすればいいのか明確になります。
対して、無計画に就職活動を進めてしまうと、やるべきことが分からなくなり目標を見失ってしまいます。
結果として、だらだらとフリーターを続けてしまうケースもあります。
ざっくりでもいいのでスケジュールを立てましょう。
自己分析がしっかりできている
自己分析がしっかりできている人は、フリーターから正社員に就職しやすいです。
自己分析ができているということは「自分を客観的に見て強みや弱みを理解している」ということです。
入社する前には面接がある企業がほとんどです。
自己分析がしっかりできていると、面接も自分をしっかりPRできます。
自分の強みが希望している会社にマッチしていれば、企業も期待して採用してくれる可能性が高いです。
コミュニケーション能力が高い
どんな仕事でもコミュニケーション能力が高い人は活躍する傾向にあります。
フリーターで経験やスキルがなかったとしても、コミュニケーション能力が高ければポテンシャルで採用してくれる会社もあるでしょう。
「自分から面白い話題を提供するのが不得意…」となんとなく苦手意識を持っている人もいるかもしれません。
しかし、ここで言うコミュニケーション能力とは、笑いをとることではありません。
「傾聴する能力」「話の内容を理解して返答する能力」ことが重要です。
人の話を聞かずに仕事をする人は、正社員になっても自己流で仕事をしてしまい、成長しない可能性があるため、人の話を聞く能力を見られているのです。
コミュニケーションに苦手意識がある人は、「相槌を打つ」「相手の話をよく聞く」など「聞き上手」を目指しましょう。
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フリーターから正社員になれない人に共通している特徴
フリーターから正社員になれる人に共通の特徴があるように、なれない人にも共通の特徴があります。
どの様な人が正社員に就職できないのか、就職できないフリーターの特徴を紹介していきます。
- 就職活動への意識が低い
- 社会人マナーが身に付いていない
- 希望条件が多すぎて企業を選びすぎている
- 主体性が無い就職活動をしている
- 優先すべきことを後回しにしている
就職活動への意識が低い
「正社員として仕事をするのが面倒くさい」「特にやりたいこともない」フリーターで就職活動をしている人の中には、中途半端に就職活動をしている人がいます。
企業からしてみれば、気持ちが固まっていない状態の求職者にいい印象は持ちません。
採用するからには、やる気のある仕事に熱意を持った人材を欲しがります。
気持ちが固まっていない求職者は、応募する企業数も少ないので、内定を貰える可能性も低くなってしまいます。
「転職活動に疲れた...」疲れてしまう原因や対処法を理解して内定を勝ち取ろう!
社会人マナーが身に付いていない
挨拶の仕方や口調、先輩に対しての礼儀などが身に付いていないと企業から悪い印象を持たれてしまいます。
社会人経験がないとはいえ、最低限の礼儀を身に付けておくべきでしょう。
就職活動の中の面接では、話す内容以外にも、口調や姿勢、言葉使いなども選考基準になっています。
最低限のマナーは身につけておく必要があります。
希望条件が多すぎて企業を選びすぎている
就職をしているフリーターの中には、企業に求める条件が多く、希望に合う条件の企業が見つからないために就職活動が進まない人がいます。
先述した通り、フリーターから就職できる企業にはある程度、限りがあります。
企業を絞り過ぎてしまうと、応募できる企業が限られてしまうので、内定率もぐっと低くなってしまいます。
そのため、自分が希望する条件に優先順位をつけるといいでしょう。
手当たり次第に応募するのはおすすめできませんが、妥協点を作るのも内定を貰うポイントです。
主体性が無い就職活動をしている
主体性が無い就職活動は、成功する見込みが低いです。
就職活動には面接があり、面接の際には、志望動機や自己PRなど様々な質問をされます。
主体性がない人は、自分の意思を持っていないので、志望する理由がないので質問に答えられないケースがあります。
面接の受け答えがうまくできないと、内定を貰える確率も低くなってしまいます。
優先すべきことを後回しにしている
やらなきゃいけないことを後回しにしてしまう人は、就職活動においても同じことをしてしまいます。
フリーターからの就活を成功させたいなら積極的な姿勢が必要になります。
正社員になりたいという強い意志を持ったら、すぐに行動すべきです。
フリーターから正社員に就職するメリット
フリーターとして働いている人の中には「フリーターの方が稼げる」「フリーターの方が時間の融通が利く」と思って就職を迷っている人も多いのではないでしょうか。
たしかに正社員に比べてフリーターは責任が少なく、時間的な余裕もあるようにみえます。
- 長い目でみると金銭的に正社員が有利
- 福利厚生がある
- 仕事にやりがいを感じられる
- 社会的な信用を得られる
- 正社員は年間休日も意外と多い
長い目でみると金銭的に正社員が有利
20代の頃は正社員とアルバイトの月収はさほど違いがないようにみえます。
若い内はフリーターの方が収入が多いことも珍しくありません。
しかし、20代の内は変わらないように見えても30歳を過ぎると収入に大きな差が出てしまいます。
フリーターには「ボーナス」と「昇進・昇給」がありません。
正社員は定期的に収入がアップする機会がありますが、アルバイトは上がっても10円単位の昇給でしょう。
また正社員は年に1~2回程度ボーナスが支給されます。
会社やその年の実績によって金額の違いはあるものの、年に月給2~3ヵ月ほどのボーナスが出る企業が多いです。
正社員は月収は低く見えても、年収でみればフリータより月給2~3ヵ月分の違いがでるのです。
福利厚生がある
正社員には社会保険完備はもちろん、
- 住宅手当
- 家族手当
- 有給休暇
- 従業員割引
など様々な福利厚生が受けられます。
フリーターは時給制なので、休んでしまうと給料がもらえませんが、正社員になれば毎月の給料は補償されています。
女性であれば産休・生理休暇・育休などもあるため、プライべートとの両立がしやすいでしょう。
仕事にやりがいを感じられる
フリーターは自由はあるものの、正社員と比べると責任レベルの差はあります。責任が伴う分、発言権や裁量権を与えたれるでしょう。
言われた仕事をただこなすフリーターよりも社会貢献できている実感も湧きやすいです。
フリーターであれば、頑張って働いてもバイトリーダーまでにしかなれません。
しかし正社員なら店長・エリアマネージャー・本社勤務などキャリアアップが積める道が開けます。
社会的な信用を得られる
フリーターから正社員になれば、社会的信用が得られるでしょう。
社会的信用があると、車や住宅のローンを組むときに有利になります。
また結婚を予定している人は、相手家族からの信頼も得られるでしょう。
正社員は年間休日も意外と多い
正社員はフリーターに比べて、休みが少なく、時間に融通が利きにくいイメージがあるでしょう。
しかし年間休日120日の正社員になれば、年の3分の1は休みです。
アルバイトでも120日休むことはもちろん可能ですが、時給制のため休めば収入は減っていきます。
こう考えると、ある程度の休みがあって、収入も保証されている正社員は実は有利なのではないでしょうか。
フリーターから正社員へ就職することのデメリット
正社員になることのメリットを紹介しました。
逆にフリーターから正社員になることで起きてしまうデメリットは存在するのでしょうか?
- 自由に仕事を休むことができなくなる
- 副業ができなくなる
自由に仕事を休むことができなくなる
フリーターは、自分でどれだけ責任感を持っていたとしても、基本的には誰でもできる代わりの利く仕事。
そのため、変わりさえ見つければいつでも仕事を休めます。
もっといえばシフトに記入さえしなければ、いつでも大型連休をとることもできてしまいます。
しかし正社員で就職してしまうと、そうはいきません。
いくら大体120日間、一年間のうち、約3分の1休めるとは言っても仕事に責任感が出てしまい、休みたい時にいつでも休める状態にはなれません。
副業ができなくなる
フリーターなら、よっぽどバイトの会社が厳しくない限り、副業は自由です。
今やyoutubeなど副業がメインの収入源を越えることもあります。
失うものは何もないため、様々なことに挑戦できます。
しかし正社員では、会社の就業規則として副業が禁止されている会社が多いです。
フリーター就職が難しいと感じている人によくある質問
以下では、フリーター就職が難しいと感じている人によくある質問を紹介します。
- フリーターから正社員になれる仕事は?
- 20代のフリーターはやばい?就職すべき?
- 30代フリーターからでも正社員就職できる?
- フリーターから正社員になった人はどんな特徴がある?
- 日本で正社員就職が難しいと言われる理由は?
- やりたい仕事がないフリーターはどうする?
フリーターから正社員になれる仕事は?
実際には、多くの職種でフリーターの経験を活かすことができます。
接客や販売の経験を持つ人は、営業やカスタマーサポートの職に適しています。
また、特定の技術や知識を持っている人は、その専門分野での正社員ポジションを目指せます。
大切なのは、自分の経験やスキルをどう活かせるかを考えることです。
20代でのフリーターはやばい?就職すべき?
20代はキャリアを築く上で重要な時期と言われますが、何かしらの事情がある場合、今すぐに正社員として就職する必要はありません。
しかし、将来的なキャリアのことを考えるなら、安定した職を持つことが有利と言えます。
フリーターとしての経験も、正社員就職の際の強みとして活かすことができます。
30代フリーターからでも正社員就職できる?
30代での正社員就職は、20代に比べて難易度が上がる可能性はありますが、不可能ではありません。
これまでの経験やスキルをしっかりアピールし、自分の強みや熱意を伝えることが重要です。
フリーターから正社員になった人はどんな特徴がある?
成功した人々には、以下の特徴がよく見られます。
- 明確な目標やビジョンを持っている
- 積極的に新しいことを学ぶ姿勢を持っている
- コミュニケーション能力が高い
- 自分の経験やスキルをうまくアピールできる
日本で正社員就職が難しいと言われる理由は?
日本の企業文化では、一度正社員として入社すると、長期的な雇用が期待されるため、採用時のハードルが高く設定されることが多いです。
また、新卒一括採用の文化が根付いているため、中途採用のポジションが限られることも要因の一つとなっています。
やりたい仕事がないフリーターはどうする?
まず、自分の興味や好きなこと、得意なことを再確認することが大切です。
また、新しいことを学ぶ機会を増やすことで、新しい興味や職種を見つける手助けとなるでしょう。
転職エージェントやキャリアカウンセラーと相談することも、新しい視点や選択肢を得る手段として有効です。
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就職しやすい業界を選び、就職活動のポイントをつかめば、フリーターでも内定を貰えます。
フリーターに求められているのは、スキルよりも、ポテンシャル。
自分の強みを理解して、面接官に伝えられれば、上記で紹介した説明しやすい業界以外にも就職ができるかもしれません。
また、就職活動はどれだけ頑張ったかが明瞭に出るので、熱意をもって行えば必ずいい結果が期待できるでしょう。
しかし、一人で進めていくのが心細かったり、不安になる場合がたくさんあると思います。
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