20代フリーターの貯金額は?正社員との差や貯金のコツを解説
フリーターとして生活している人は、他のフリーターがどのくらい貯金があるのか気になりますよね。
お金はナイーブな問題なので、いくら親しい人であっても、聞きづらく周りの人がどの浦井貯金があるのか分からない人が多いです。
最初に言っておくと、フリーターはそもそもの収入自体が少ないので、お金を貯金に回す余裕が無い人がほとんどです。
しかし、若いうちに貯金しておかないと、将来必ず深刻な事態に陥ってしまいます…
今回の記事では、20代フリーターの貯金額やフリーターとして生活を続けていくことで巻き起こる事態を紹介していきます。
この記事を読んで、あなたの将来について考えてみて下さい。
20代フリーターの貯金額とは?
20代フリーターの貯金額は、ライフネット生命やITmediaビジネスが行った貯金額調査を基に参考にしています。
調査結果によると、20代フリーターの約70%が50万円以下という結果でした。
ほとんどのフリーターが、大きな貯金が無く、毎月ギリギリで生活していることが分かります。
また、貰った給料は貯金に回さず、全て使い切ってしまい貯金が全くないフリーターも全体の20%存在します。
20代のうちは守るべきものも少なく、困るのは自分だけという思いが強いため、将来のことを考えない人が多いようです。
正社員を含めた20代の平均貯金額は183万円
正社員を含めた20代の貯金額平均は、183万円でフリーターだけの調査結果と比べてかなり大きな差があることが分かります。
正社員の場合には、毎月支払われる給料に加えて、各種手当やボーナスがあるのでフリーターと比べて収入が高いです。
年齢を重ねていくにつれて収入格差は広がる一方なので、生涯に稼げる給料もフリーターと正社員では大きな差ができます。
将来のことを考えると、正社員として働いたほうが安定した生活が送れるでしょう。
フリーターが貯金する方法は?
貯金が無いフリーターが貯金していくには、どのような方法があるのでしょうか?
効果的な貯金方法は、4つあります。
- 実家で生活する
- 給料が入った時点で別の口座に移す
- 食費を節約する
- 就活して正社員になる
1つずつ詳細に説明していきます。
実家で生活する
生活するだけで、家賃・光熱費・食費・保険関係などで様々な支出があります。
特に遊びに行ったりしなくても、全く貯金ができないと感じる人も多いでしょう。
一人暮らしをするには、それなりのお金がかかるので、フリーターの収入だけでは賄いきれないことがほとんどです。
しかし、実家で生活すれば、生活の中の大きな支出の家賃・光熱費・食費を削れるのでフリーターの収入でもお金を貯金に回せます。
家賃・光熱費・食費だけで10万円前後は浮くので、生活にかなり余裕ができます。
給料が入った時点で別の口座に移す
預金口座にお金があると、すべて使ってしまうという人は、給料が入った時点でお金を別の口座に移すのが効果的です。
自動積立定期預金口座に申し込めば、お金が自動的に貯金用口座に移動するので、お金を使い切ってしまう事態を防げます。
お金を貯めることが習慣化すれば、自分で意識せずとも貯金できるようになります。
最初は荒治療になってしまいますが、強制的に貯金する環境に身を置いていきましょう。
食費を節約する
生活する上で一番削りやすいのが食費です。
食費は目に見えるお金の動きが目に見えるので、節約を考えた時に一番取り組みやすいです
外食の回数を減らして、自炊をするだけでもかなりの節約ができます。
日頃から自炊する習慣を身に付けて、外食する習慣を無くしましょう。
就活して正社員になる
フリーターが貯金できない大きな要因は、そもそもの収入が少ないことにあります。
どんなに頑張っても、20万前後がフリーターの稼げる限界でしょう。
単純ですが、収入額をあげれば貯金に回すお金ができるので、フリーターよりも収入が高い正社員になることを強くおすすめします。
月々の固定給に加えて、ボーナスや各種手当など、フリーターでは受け取れない収入が多くなります。
年齢が高くなるにつれて、フリーターと正社員の収入格差は広がる一方なので、いち早く正社員になるようにしましょう。
こちらの記事で、フリーターと正社員の生涯年収の差を詳しく紹介しているので、読んでみて下さい。
フリーター・正社員の生涯年収の差はどのくらい?驚愕の収入差を紹介します!
貯金額が少ないフリーターの将来は暗い
フリーター生活をしていると、貯金が無くて困ってしまう場面が多々ありますよね。
若いうちは自分ひとりが苦しむだけですが、将来は自分ひとりの問題だけではなくなります。
この先もずっとフリーターとして生きていくことで巻き起こる事態を紹介していきます。
体調を崩したら収入が無くなる
ほとんどのフリーターは時給制で働いており、働いた分だけの収入を受けています。
働けば働いた分だけのお金を貰えるので、若いうちは正社員よりも高い収入が稼げる時期があるかもしれません。
しかし、ケガや病気になってしまい働けなくなってしまうと、収入がゼロになってしまいます。
正社員の場合には、保険や手当がつくので、万が一の場合でも一定基準の収入を受けれます。
フリーターとして働くと、昼夜関係なく働くことになるので、無理が祟って体を壊してしまうケースも多いです。
フリーターは万が一の保険が無いのが大きなデメリットです。
結婚が遅くなる・できない
付き合っている相手がいたとしても、フリーターと結婚まで考える人はほとんどいないでしょう。
フリーターから抜け出す気が無い人と生活を共にしていけるのだろうか、子供が生まれても養っていけるだろうかと不安になりますよね。
また、貯金が全くないとなると相手からの評価をかなり下げてしまいます。
相手の両親も付き合っている人がフリーターと知れば、結婚を許可しないでしょう。
老後に生活するお金が無くなる
少し先の話になりますが、老後の生活には、数千万円の貯金が必要と言われています。
数千万というお金を短期間で用意するのは確実に不可能なので、若いうちから老後に備えて貯金をしておかなければなりません。
また、フリーターは国民年金に加入しますが、正社員の厚生年金と比べると貰える額が少ないです。
年金の加入・支払いも自分ひとりで行わなければならないので、面倒くさくなり年金を支払っていないフリーターも中にはいます。
フリーターには、将来的な安定が無いと思っておきましょう。
フリーター生活が長くなると就職できなくなる
フリーターとして生活している期間は職歴に含まれないので、履歴書の職歴の欄が空白になってしまいます。
空白期間が長くなれば長くなるほど、企業が抱く不信感が大きくなります。
「正社員として働く気が無い」「責任感が無くて仕事も適当にこなす人」などのネガティブな印象を持たれて、就職難易度がかなり高くなってしまいます。
また、面接の発言にも説得力が生まれず、魅力のない人材と判断されてしまうでしょう。
貯金を増やしたいフリーターは正社員になることがおすすめ
ここまで読んでいかがでしたか?
フリーターとして稼げる金額には限度があり、収入が少ないので貯金できているフリーターはほとんどいません。
貯金を溜めるには、フリーターとしての働き方を考えるよりも、いち早く正社員として働くのが賢明です。
働き始めた段階では、フリーター時代とそこまで収入が変わらないかもしれませんが、長い目で見ると確実に大きな差が生まれます。
安定した生活を手に入れるためにも、いち早く正社員として働くようにしましょう!
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