フリーターのメリット・デメリットは?一生フリーターの末路も紹介
フリーターは、自分の好きなようにシフトが組めて、社会的な責任も低いのでかなり自由な生活が送れます。
加えて、20代前半であれば、社会人として働いている人よりも稼ぎが良い場合もあります。
そのため、この先もフリーター生活を続けていこうと思っている人が多いでしょう。
若いうちはフリーターという選択肢もありかもしれませんが、長期的な目で見ると、フリーターという生き方はどうなのでしょうか?
今回は、フリーターを続けるメリット・デメリットを説明していきます。
この記事を読んで、フリーターを辞めるべきか、続けるべきか判断してみてください。
フリーターを続けるメリット・デメリット
フリーターを続けるメリット | フリーターを続けるデメリット |
|
|
フリーターを続けるメリット
上記の表で紹介した、フリーターを続けるメリットを詳しく紹介していきます。
融通が利いて自由度が高いのが、フリーターのメリットの特徴です。
シフトを自由に組めて自分の予定を組みやすい
フリーターは基本的に、シフト制で働いている人がほとんどです。
そのため、シフトが自由に組めて、自分の予定や気分に合わせて働くことができます。
また、急な予定が入ってしまった場合にでも、代わりのアルバイトを見つければ予定を優先することができます。
副業や掛け持ちができて様々な業種を経験できる
正社員の場合には、副業を禁止されている企業委がほとんどなので、一つの仕事しかできません。
対して、フリーターの場合、アルバイトを掛け持ちすれば様々な職種を経験できます。
また、複数の職場で働くことによって、仕事仲間が多くなり友達や知り合いも多くなるでしょう。
多くのコミュニティに入れるのも、フリーターのメリットです。
正社員に比べて気軽に仕事ができる
フリーターは雇用形態がアルバイトなので、正社員に比べると、単調で簡単な仕事を任されます。
正社員の場合は、業務内容に合わせて、アルバイトの管理もしなければならないので仕事量が多くなります。
また、時間給のため、会社の業績や売り上げなどを気にする必要がありません。
そのため、業務上の責任がほとんどなく、気楽に仕事ができます。
割と簡単に仕事が辞められる
正社員が仕事を辞める際には、引継ぎや諸々の退職手続きがあるので、退職できるまでに1~3ヶ月くらいかかります。
また、中々退職を認めてくれない企業もたくさんあるので、辞めるまでに半年以上かかってしまうケースもあるでしょう。
対して、フリーターの場合には雇用形態がアルバイトなので、辞めたくなったら割とすぐに辞められます。
そのため、バイト先の人間関係に悩んだり、バイトが面倒くさいと感じた場合には悩み続ける必要が無くすぐに辞めれば解決します。
フリーターを続けるデメリット
ここからはデメリットを紹介していきます。
収入が不安定で将来的なリスクが高いのが、フリーターのデメリットの特徴です。
時間給のため収入が安定しない
アルバイトはほとんどの場合、時間給です。
働けば働いた分だけの収入が得られるので、シフトを詰め込んで働けば、月20数万稼げて正社員よりも収入が高い場合もあります。
頑張り次第では、高収入を得られるものの、体調不良などでバイトに出れない期間ができてしまうとその分収入が減ってしまいます。
収入が上がる見込みが低い
正社員の場合には年に1~2回程、昇給するので勤続年数が増えていく毎に、収入があがります。
企業によって昇給額にバラつきがあるものの、一度の昇給で、3000円~1万円ほど平均して上がります。
勤続年数があがるにつれて、昇給額が増加していくので、大幅な年収アップが見込めるでしょう。
対してアルバイトの場合には、昇給したとしても時給あたりで50円~100円程度なので、勤続年数があがっても年収アップは見込めないでしょう。
下の記事で、正社員とフリーターの生涯年収の差を書いた記事があるので、参考にしてみてください。
フリーター・正社員の生涯年収の差はどのくらい?驚愕の収入差を紹介します!
体調を壊してしまうと収入が無くなる
フリーターは時給制のため、働いた分の収入しか得られません。
そのため、体調を崩してしまったり、ケガをしてしまいバイトに入れないと収入がゼロになってしまいます。
正社員として働いていれば、保険や有給休暇を使用すれば、収入が無くなってしまう心配はありません。
いざという時に、正社員は頼るべきものがありフリーターの場合は頼るものがありません。
収入が無くなってしまい、生活ができなくなってしまうケースもあるので、安定していない点がフリーターにあります。
専門的なスキルが身に付かない
アルバイトは基本的に、誰でもできる仕事内容のものが多いです。
煩瑣な作業や管理業務は正社員が基本的に行うので、アルバイトは光気宇的簡単な作業を任されることが多いでしょう。
また、アルバイトの経験は職歴に含まれないので、就活する際に過去の経験をアピールすることができません。
キャリアップしていくためには、スキルを身に付けていくのが必須となります。
アルバイトをしていては、スキルが一切身に付かず、いつまでたってもスキルアップできません。に
社会的な信用度が低い
一般的に働いている正社員に比べて、フリーターは収入が低く、だらしない人間と思われがちです。
フリーターに向けられる世間の目は、決していいまなざしとは言えないでしょう。
また、年齢が上がるにつれて、住宅や車など大きな買い物が増えていきます。
一括で払えない買い物は通常、ローンを組んで分割で支払いをしていきます。
ローンを組むには収入や貯蓄などを基に審査をして、返済能力があると認められなければなりません。
正社員として働いていれば、基本的にローンが組めますが、フリーターの場合にはローンを組めない場合が多いです。
フリーターは正社員として働いている人に比べて、社会的な信用度がかなり低くなっています。
一生フリーターの末路はデメリットが多い
フリーター生活に慣れてしまい、この先もフリーターを続けていくのは、リスクが大きく取り返しのつかない事態に陥ります。
主に考えられるリスクは、
- 年齢が上がるにつれて就職できなくなる
- 老後に年金が貰えなくなる可能性がある
- 結婚が遅くなる・できない
…などです。
以下で、詳しく説明していきます。
年齢が上がるにつれて就職できなくなる
だらだらとフリーター生活を続けてしまい、フリーター歴が長くなると、就職したくても就職できなくなってしまいます。
アルバイトをしていても、就活で役立つスキルを身に付けられないので、就活の際にアピールするポイントが少なくなります。
しかし、年齢が若いフリーターであれば、若さを活かして就活を進められます。
年齢を重ねていく毎に就職難易度が比例して上がっていくので、フリーター生活を長くしてしまうのはかなり危険です。
「そのうち就職すればいいや」というスタンスだと、フリーター生活が長くなってしまいます。
そのため、「絶対に就職する」という気持ちをもって、アルバイトと並行して就活するのをおすすめします。
老後に年金が貰えなくなる
フリーターの場合には、年金に加入する手続きや支払いを、全て自分で行わなければなりません。
中には、年金に加入する手続きを面倒くさがって、行っていないフリーターもいます。
年金に加入している人でも、毎月コンビニなどで相原威をするので、年金の支払いを忘れてしまう人もいるでしょう。
日本国民には年金を納める義務があり、年金を納めていないと、老後に貰える年金が少ない、または貰えなくなります。
正社員として働いていれば、月ごとに支給される給料から税金分が天引きされるので、年金の支払い漏れが無くなります。
老後に安定した額の年金を受給するためにも、正社員として働いていたほうが、安心できるでしょう。
結婚が遅くなる・できない
住居を購入・引越し・子どもができたりと、結婚をしたら、様々な支出が増えていきます。
結婚をするには、ある程度のまとまったお金が無いと厳しいでしょう。
収入が安定していないフリーターの稼ぎでは、結婚をするのはかなり厳しいです。
また、相手の両親も、付き合っている人がフリーターだと結婚を承諾しづらいでしょう。
世間的に結婚がかなり遅れてしまう可能性が高いので、気を付けておきましょう。
フリーターのデメリットを避けるには正社員就職がおすすめ
若い年齢であれば、フリーター生活をしていても、不安や困難を感じないと思います。
周りにも同年代のフリーターが多かったり、結婚を考えている人も少ないでしょう。
しかし、年齢が高くなるにつれて、若い頃は感じなかった不安を感じやすくなります。
この先もずっとフリーター生活を続けていくのは、リスクがたくさんあります。
取り返しのつかない事態になってしまうので、フリーターを辞めて、いち早く正社員になったほうが賢明です。
この記事を読んで、就職を決意してくれたら幸いです。
また、下の記事も参考にしてみてください。