絶対に失敗しない未経験からエンジニアに転職する方法
「エンジニアって専門知識がないとダメなんでしょ?」
「IT業界に転職したい!」
未経験からエンジニアを目指す人の中には上記のような不安を抱える人が多いはずです。
本記事では、未経験からエンジニアになる方法について徹底的に解説します。
この記事を読めばエンジニアになる方法がまるわかりです!
学習方法や転職活動の進め方もご紹介するので、転職を考えている人は必読です。
未経験からエンジニアに転職するのは難しい?
未経験からエンジニアに転職するのは可能
「未経験からエンジニアへの転職ってほんとにできる?」
「転職で失敗したくない」と不安な人が多いはずです。
平坦な道ではありませんが、未経験からエンジニアに転職することは可能です!
理由は2つあります。
- エンジニアに対する需要が高まっている
IT業界の成長により、エンジニアは人手不足問題が申告になっています。
経済産業省が発表した資料によると、2023年までにIT人材が45万人不足すると試算されています。
IT業界・Web業界が急速に成長する一方で、エンジニアは十分に増加していません。
エンジニアの需要に追いついていない現状があります。
そのため、エンジニアの未経験採用が行われています。
- エンジニアの人材育成に国が力を入れている
経済産業省・厚生労働省がエンジニアの人材不足問題の解決に向けた政策を進めています。
プログラミングスクールの受講料を還元する制度があります。
詳しくは『教育訓練給付制度』をお調べください。
未経験からエンジニアに転職する方法
ここからは、未経験からエンジニアに転職する方法を具体的に紹介します。
エンジニアの種類を決める
ひとえに「エンジニア」といってもいくつかの種類があります。
まずはどの種類のエンジニアになりたいのかを決めましょう!
どの種類のエンジニアになりたいかを決めることで、どのように勉強していくのかということが異なります。
種類と特性を見ただけでどのエンジニアを目指すか決めるのは難しいですよね。
転職エージェントに相談して方向を決めていくという方法もあります。
その道のプロとしての的確な意見がもらえます。
職種 | 難易度 | 仕事内容 |
フロントエンジニア | ★★★★★ | ユーザーが操作する画面の設計・開発 |
バックエンドエンジニア | ★★★★☆ | ユーザーの操作に応じた処理を設計・開発 |
ネットワークエンジニア | ★★★★☆ | ネットワークの設計・構築・運用保守 |
アプリケーションエンジニア | ★★★☆☆ | ソフトウェアの設計・開発 |
システムエンジニア(SE) | ★★★☆☆ | システムの設計・開発 |
セキュリティエンジニア | ★★★☆☆ | セキュリティ管理システムの設計・構築・運用保守 |
データベースエンジニア | ★☆☆☆☆ | データベースの設計・構築・運用保守 |
プログラミングを学習する
どの種類のエンジニアになるのかを決めたら、次はプログラミングを学習します。
入社後に教えてもらえばいいと思うのではなく、入社前から学んで意欲があることを企業にアピールしましょう。
「プログラミング未経験」という段階からの脱却を目指しましょう!
プログラミングの学び方としては、
- プログラミングスクール
- プログラミング学習サイト が主にあげられます。
記事後半にプログラミングの学び方について詳しく紹介しているので要チェックです!
転職エージェントに相談する
プログラミングを一通り学んだら、転職エージェントに登録し、相談しましょう。
転職エージェントとは、求職者と1対1で面談を行い、適切な転職先を紹介する無料のサービスです。
プロのキャリアアドバイザーと面談をすることができるため、自分で転職活動をするよりもスムーズに転職活動を進めることが出来ます!
IT業界を目指すあなたにおすすめの転職エージェントを紹介します。
1. ワークポート
IT業界に特化した転職エージェントです。
業界・職種未経験のサポートにも力を入れています。
IT業界に特化している転職エージェントであるため、キャリアアドバイザーの質が高いです。
応募企業先で使用するプログラミング言語やシステム、スキルなどを熟知しています。
信頼して相談することができます。
2. doda
dodaは転職者満足度No.1の大手転職エージェントサービスです。
初めての転職なら大手の転職エージェントがおすすめです。
大手ならではの手厚いサポートを受けることが出来るからです。
3. リクルートエージェント
リクルートエージェントもdodaと同様、業界大手の転職エージェントです。
大手の転職エージェントだと、他の転職エージェントよりも多くの求人情報を見ることができます。
そのため、転職の可能性の幅を広げてくれます。
リクルートエージェントは書類添削や面接対策にも定評があります。
選考対策のためにも上手に活用していきましょう。
転職活動の正しい進め方!万全の準備を済ませて内定を勝ち取ろう
エンジニア未経験におすすめの企業選びのポイント
エンジニアを経験したことがないため、どのような企業を選ぶべきかということがとても難しいですよね。
企業選びの参考になるような項目をまとめました。
開発の実務をするか
「エンジニアとして転職したのに検証の仕事ばかり・・・。」
「この仕事をずっとするならまた転職したい・・・。」
というケースは少なくありません。
そのため、プログラミングの仕事をさせてもらえるかということは、必ず事前に確認しておきましょう。
初めのうちは検証の仕事が主なところが多いです。
開発業務の流れを覚えて、先輩社員のプログラミングを学ぶからです。
ずっと検証作業しかしないという企業は要注意です。
チェックの方法として「転職会議」を利用することをおすすめします。
転職会議は実際にその企業で働いている社員の本音が書いてある口コミサイトです。
入社後の社員に対する待遇や働く環境など、求人情報だけではわからない内部情報をチェックしておきましょう!
客先常駐ではないか?
未経験も受け入れている企業はエンジニア派遣の形態をとっている企業が多いです。
そのよう企業は基本的に客先常駐です。
客先常駐とは、自分の会社から派遣されて。別の企業で働くということです。
客先常駐の企業にはいくつかのデメリットがあります。
- 未経験者はテスターに回されることが多い
- 働きやすさはクライアントによって異なる
- クライアント先で働くため、孤立しやすい
このようなデメリットを念頭に置いておきましょう。
研修は充実しているか
やはり未経験なので研修の充実度は非常に重要です。
研修に力を入れている企業を選ぶようにしましょう。
給与は仕事に対して適正か
IT業界に限らず、給与が適正に支払われていることは最も優先すべき条件のうちの1つです。
仕事量に対して給与が支払われているかということは必ずチェックしましょう。
初心者におすすめの言語
学習するプログラミング言語は目指すエンジニアの種類によって異なります。
プログラミング初心者におすすめの言語を、仕事内容別に紹介します。
「HTML」「CSS」「JavaScript」:Webの見た目作成
HTMLとCSSは、主に表示に関するプログラミング言語、JavaScriptはサイトを動かすための言語です。
Webサイトの作成に関わるならHTML、CSS、JavaScriptの学習は必須です。
「Ruby」「PHP」:アプリ開発
JavaScriptはサイトの見た目を整えるのに対して、Rubyは目に見えない裏側の処理を行う言語です。
PHPよりもRubyの需要が増えているので、今から勉強をはじめるならRubyをおすすめします。
「Python」:機械学習・データ分析
機械学習とは、機械に「人間と同じように自分で考えて作業する」システムをさせることです。
機械学習は需要が伸びている分野なので、高収入を狙いたい人にもおすすめです。
「Java」:金融システム
Javaは初心者にはすこし難易度が高い分野です。
Javaでは「オブジェクト指向」という概念が使われており、これが難解だからです。
おすすめのプログラミング学習方法
プログラミング言語を学ぶ方法として2つの方法があります。
学習サイトで独学
プログラミングを学べる学習することができるサイトで学ぶことです。
学習サイトは無料で利用できるものが多いため、気軽に利用できるという利点があります。
プログラミングスクールで学ぶ
プログラミングをスクールでプログラミングを学ぶと分からないことを直接プロに聞くことができます。
もし独学に限界を感じたら、プログラミングスクールに通いましょう。
プロの講師と二人三脚で学ぶことで学習モチベーションも保つことが出来ます。
あらかじめ知っておきたいIT業界の実情
未経験からエンジニアの世界に飛び込む前に知っておきたいことを5つ紹介します。
エンジニア派遣企業が多い
未経験者の採用を行っている企業はエンジニアを客先に派遣する企業が多いです。
このような企業は薄給であることが問題です。
初めからコードを書く仕事は任せられない
いきなりコードを任せられるわけではありません。
未経験なのにいきなりプログラミングをしないといけないのかと不安に感じている人もいるかもしれません。
最初は研修を受けながら難易度の低いタスクをこなし、徐々にステップアップしていきます。
ブラックな場合もある
エンジニアの人手不足が深刻であるため、とにかく誰でもいいから採用するというパターンもあります。
そのような企業に入ってしまうと、長時間勤務を強いられたり、休みがとりにくかったりする可能性があります。
業界知識があることが前提
求人票にいくら未経験歓迎などの文字が書かれていたとしても、基本知識があることが前提です。
独学でできるところまで勉強しましょう。
できるだけ若い人が求められいる
体力や新しいことを吸収する能力などは若い方が優れています。
企業も同じように若い人を求めています。
まとめ:未経験からエンジニアに転職する方法
エンジニアに未経験から転職するための方法を紹介しました。
また、IT業界の実情も紹介しました。
今回紹介したことを踏まえて転職を検討してください!