ITエンジニアは転職が当たり前⁉転職回数が多い理由やキャリアアップ転職のコツ
ITエンジニアの転職は当たり前ではありません。
しかし、IT業界は人手不足なので、エンジニアが転職しやすい状況が続いており、プログラミング言語が転職先で使える場合、転職しやすいのは事実です。
ただし、ITエンジニアは転職回数が多くなりすぎると、採用担当者からはネガティブな印象を持たれやすくなるため注意が必要です。
転職しやすいからといって、安易に転職して後悔するのも避けたいところ。
今回はITエンジニアは転職が当たり前かについて、転職回数が多い理由やキャリアアップ転職のコツを含めご紹介します。
なお、ITエンジニアとして後悔のない転職をしたいと考えている人には、エンジニア転職に強みをもつレバテックキャリアがおすすめです。
約96%の人が希望していた企業に転職できた実績もあるので、満足できる転職をしたい人はぜひ利用してみてくださいね。
- 対象
- ITエンジニア
- 公開求人数
- 24,000件程度
- 対応地域
- 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・福岡
- 対象の年代
- 20代から40代
ITエンジニアの転職は当たり前ではないものの多い傾向!
ITエンジニアの転職は、当たり前ではありません。しかし、他の職種と比べると、主に以下の要因で転職する人が多い傾向にあります。
- IT業界全体で人手が不足している
- エンジニアのスキルは活かせる場所が多い
- 転職してスキルアップ・キャリアアップする風潮が強い
IT業界全体で人手が不足している
日本のIT業界では人手不足が深刻であるために、転職しやすくなっています。
2019年に実施された経済産業省の「IT業界人材需給に関する調査」によると、2018年時点で22万人のIT人材が不足しているとの調査結果が出ています。
2025年には約36万人、2030年には約45万人が不足すると予想されていて、今後さらにIT人材が不足していくでしょう。
現在既にエンジニアをはじめとしたIT人材が不足しており、求人が常に募集されているため、IT業界では一定のスキルや実務経験がある人は、転職しやくなっています。
エンジニアのスキルは活かせる場所が多い
エンジニアはスキルを活かせる場所が多いために、転職しやすくなっています。
エンジニアは業界や職種が異なる場合でも、扱うプログラミング言語が同じならそのままスキルを活かすことが可能。
プロジェクトの進め方や、コミュニケーション方法などが共通していることが多いため、転職がしやすいです。
ITエンジニアでも無意味に転職回数が多くなるとNG
ITエンジニアでも無意味に転職回数が多くなることは、以下2つの理由で避けるべきです。
- 採用してもすぐに退職すると思われるため
- スキルや知識が身についていないと思われるため
採用してもすぐに退職すると思われるため
転職回数が増えすぎると、採用してもすぐに退職すると思われます。例えば、20代で2回以上転職していると、転職回数が多いと判断されるでしょう。
転職回数が多い人は、転職ごとに明確かつ前向きな理由があったことを伝えるのがポイント。
転職をただ繰り返して、長続きしない人や忍耐力がない人と判断されることは避けるべきです。
また、書類選考の時点で転職回数だけで見られて、選考を落とされるケースもあります。
転職がめずらしくないITエンジニアでも、転職回数が多すぎるとリスクがあることを覚えておきましょう。
スキルや知識が身についていないと思われるため
転職回数が増えすぎると、スキルや知識が身についていないと思われます。
短期間での転職が多いと、ひとつの職場で十分な経験ができていないと判断されるので、転職で不利になります。
短期間で転職をしたことがある場合は、転職した理由を具体的に説明できるようにしておきましょう。
【年齢別】企業が許容できるエンジニアの転職回数とは?
独立行政法人情報処理推進機構「IT人材白書2017」のIT企業IT技術者の転職に対する考え方/転職回数によると、IT企業IT企業技術者(509人)の転職回数のうち、年代別の一番多い割合は以下のとおりです。
全体 | ・0回:51.7% ・1回:21.6% ・2回:14.1% ・3回以上:12.6% |
---|---|
20代(117人) | ・0回:76.1% ・1回:18.8% ・2回:2.0% ・3回以上:4.0% |
30代(218人) | ・0回:45.4% ・1回:23.9% ・2回:17.9% ・3回以上:12.8% |
40代(93人) | ・0回:41.9% ・1回:18.3% ・2回:18.3% ・3回以上:21.5% |
50代(81人) | ・0回:44.4% ・1回:23.5% ・2回:17.3% ・3回以上:14.8% |
上記を参考にすると、企業が許容できる転職回数は、20代は1回、30代は2回、40代以上で3回以上といえます。
加えて、ITエンジニアの2人に1人が転職を経験しています。
また、20代の転職経験者は約3割ですが、30代は5割以上、40代は約6割、50代でも約5.5割が転職経験者となっています。
ITエンジニアの転職成功率をアップさせる秘訣
ITエンジニアの転職成功率をアップさせる秘訣は、以下の3つです。
- エンジニアに関する知識やスキルをアピールする
- 職歴や転職してきた明確な理由を伝える
- エンジニアに特化した転職エージェントを使う
エンジニアに関する知識やスキルをアピールする
ITエンジニアが転職を成功させるには、エンジニアに関する知識やスキルをアピールする事が重要です。
エンジニアとして実務経験があれば、使っていたプログラミング言語や開発したプロジェクトを選考時のアピールに使えます。
経験を元に具体的にどのように転職先企業で知識やスキルを活かせるかを、採用担当者にうまく伝えられるようにしておきましょう。
職歴や転職してきた明確な理由を伝える
ITエンジニアが転職を成功させるには、職歴や転職してきた明確な理由を伝えましょう。
ITエンジニアは転職する人が多い職種ですが、当たり前と考えると危険です。
これまでの職歴において、転職した理由や、これから転職したい理由を具体的に伝えることが重要。
転職した理由やこれから転職する理由が前向きかつ具体的でないと、採用担当者から印象が悪くなるので注意が必要です。
エンジニアに特化した転職エージェントを使う
エンジニアへの転職を実現させるには、エンジニア専門の転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントはそれぞれ得意な職種や業界があります。
エンジニアに転職するなら、エンジニア転職の実績があるエージェントを利用するのがおすすめ。
転職エージェントに相談することで、転職先でミスマッチが起こるリスクを下げることが可能。
転職のプロである転職エージェントのアドバイスをもとに転職活動をすることで、より良い求人に巡り会えるでしょう。
エンジニア転職に強いおすすめの転職エージェント
エンジニア転職に強いおすすめの転職エージェントは、以下の4つです。
- レバテックキャリア
- type転職エージェント
- TechClipsエージェント
- Direct type
- 転職ドラフト
- セルプロ転職
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、初回提案内定率90%を誇るITを誇るエンジニア・デザイナーに特化した転職エージェントです。
キャリアアドバイザーが履歴書や職務経歴書の添削から面接対策まで行ってくれるので、充実したサポートが受けられます。
レバテックキャリアのキャリアアドバイザーは、年に3,000件以上企業を訪問して、現場のリアルな情報を元に提案をしてくれます。
加えて、対面ではなく電話でのカウンセリングに対応しているので、現職が忙しい人や遠方に住んでいる人でも利用しやすいでしょう。
レバテックキャリアは初めて転職するエンジニアや、現職を続けながら転職活動を進めたい人におすすめです。
レバテックキャリアの詳細情報 | |
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運営会社 | レバテック株式会社 |
対応エリア | 関東・大阪・名古屋・福岡中心 |
公開求人数(2023/12/13時点) | 21,655件 |
対応業界・職種 | IT職種 |
特徴 |
・5人に4人が年収アップを実現 ・希望企業への転職成功率96% |
エージェントによるサポートの有無 | ◎(サポートあり) |
利用料 | 無料 |
\初回の提案での内定率90%/
レバテックキャリアに会員登録する
より詳しくは、下記記事をご覧ください。
レバテックキャリアの評判とは?口コミやサービスからわかるメリット・デメリット
type転職エージェントIT
type転職エージェントITは、IT・WEB業界に強い転職エージェント。
- ITエンジニア
- WEBエンジニア
- WEBクリエイター
これらの求人を特に多く扱っています。
求人数は25,000件以上で、エージェント経由でしか出会えないような非公開求人も扱っています。
業界事情に精通したIT専門のキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進められるのも魅力。
初めての転職活動で、不安な方には特におすすめ。
このサービスを利用してエンジニア転職をした人の78%が年収アップを果たしています。
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
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公開求人数 | 約10,000件 |
利用可能地域 | 全国 |
利用料 | 無料 |
\求人数25,000件以上/
type転職エージェントに申し込む!
TechClipsエージェント
TechClipsエージェントは高年収・高待遇の求人に特化したITエンジニア専門の転職エージェントです。
大手IT企業の求人も多く、掲載されている求人はすべて年収500万円以上なので、好条件の求人を探しやすくなっています。
加えて、TechClipsエージェントのキャリアコンサルタントは、ITエンジニアの経験がある人で構成されているため、エンジニアならではの相談がしやすいでしょう。
TechClipsエージェントは、エンジニアとして実務経験が豊富な人や一定以上のスキルがある人におすすめです。
運営会社 | notari株式会社 |
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公開求人数 | 約400件 |
利用可能地域 | 全国 |
利用料 | 無料 |
\転職後1年以内の離職者ゼロ!/
TechClipsエージェントに申し込む
Direct type
Direct typeは、ITのエンジニア向けのスカウト転職サービスです。
登録後、経歴や希望条件を入力しておけば、それをみた企業側から直接スカウトが届きます。
自分から求人を探す必要がないため、現職を続けている人でも転職活動を進めやすいのがポイント。
Direct typeはスタートアップ企業から大手企業まで、幅広い求人を取り扱っています。
そのため、Direct typeはまだ明確に応募したい企業が決まっていない人や、求人を探すのが面倒だと感じている人におすすめです。
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
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公開求人数 | 公式サイト記載なし |
利用可能地域 | 全国 |
利用料 | 無料 |
転職ドラフト
転職ドラフトはエンジニアの競争入札型転職サービスです。登録し、エントリーすると企業がエンジニアに対して年収付き指名を行います。
プロジェクト経験やスキルをもとに年収が決められるので、エンジニアとしてある程度実績がある人におすすめです。
転職ドラフトは選考開始前に年収がわかるため、自分のリアルな市場価値がわかります。
転職ドラフトで転職した人のうち93.8%が平均126万円年収をあげているのもポイント。
登録後は企業からの指名を待つだけなので、効率的に転職活動を行いたい人におすすめです。
運営会社 | 株式会社リブセンス |
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公開求人数 | 公式サイト記載なし |
利用可能地域 | 全国 |
利用料 | 無料 |
セルプロ転職
セルプロ転職は、20代・未経験からITエンジニアが目指せる就職・転職支援サービスです。
完全無料で、「エンジニア養成プログラム」「就職・転職サポート」が受けられます。
ITエンジニア未経験でも最短2ヶ月で、必要なスキルが身につけることが可能です。
就職・転職サポートでは、履歴書や職務経歴書の作成・添削はもちろん、面接対策も実施されます。
「累計サポート数21,118人(2021年3月〜2023年10月)」「年収アップ率90%」「最短1週間で入社可能」など、実績も豊富なため気になる方はチェックしてみましょう。
セルプロ転職の詳細情報 | |
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運営会社 | セルプロモート株式会社 |
対応エリア | 全国 |
公開求人数(2024/03/17時点) | - |
対応業界・職種 | IT職種 |
特徴 |
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エージェントによるサポートの有無 | ◎(サポートあり) |
利用料 | 無料 |
明確な転職理由の元でエンジニア転職をしよう!
今回はITエンジニアは転職が当たり前かについて、転職回数が多い理由やキャリアアップ転職のコツを含めご紹介しました。
ITエンジニアの転職は、当たり前ではありません。しかし、IT業界が人手不足であり、エンジニアのスキルは直接転職先で活かしやすいため、転職するエンジニアが多くなっています。
また、転職回数が多くなりすぎると、採用担当者からはネガティブな印象を持たれやすくなるため、注意が必要です。
ぜひこの記事を参考にエンジニアとして転職することを検討してみてください。