営業職への転職を目指している人へ ホワイトな企業の特徴と業界を紹介！
営業職にブラックなイメージを抱いていませんか？
しかし、営業職であっても、ホワイトな働きやすい環境で営業の仕事をすることが出来ます。
今回の記事ではホワイト・ブラック企業の特徴、営業職にとってホワイトな業界を解説します。
ホワイト企業・ブラック企業の特徴を理解し、ホワイト企業への転職を目指しましょう！
営業職のブラックのイメージの理由を解説
「営業職ってなんかブラックそう・・・」そんなイメージはどこからきているのでしょうか？
ブラックな印象を抱かれている理由を解説します。
ノルマがきつそう
営業職はだれがどれだけの結果を残したかが明確に分かる職種です。
そのため個人にノルマが課されることが多いです。
また、ノルマが達成できなかった場合、叱責されたり、会社に居づらくなったりすることがあります。
全ての企業がノルマ未達成によって待遇が悪くなるわけではありません。
しかし、ノルマで絶対評価をする企業もあるということを知っておきましょう。
仕事上のストレスが大きそう
営業職はストレスがかかる場面が多いです。
社外の人間と関わることが多く、気を遣いながら仕事をすることになります。
営業職の人が抱えるストレスは、無理難題な要望をする顧客と予算やノルマを課す会社との板挟みになることでうまれることが多いです。
また、顧客に最適な提案をするのではなく、会社の利益のために最適な提案をすることもあります。
営業は仕事上のストレスが多いため、ストレスをうまく対処することができる人が求められます。
心身ともに健康で働くために、ストレスと付き合っていく方法を考えていきましょう。
ホワイト企業に共通する特徴をチェックしておこう！
ホワイト企業に共通する特徴を理解して、転職活動をする際の材料にしてください。
- 離職率が低い
- 福利厚生が充実している
- 有給取得率が高い
- 残業時間が少ない
- 競合他社が少ない企業
- B to B 営業
1つずつ解説していきます！
離職率が低い
離職率が低いということは、その職場で長く働きたいと思う人が多いということです。
一方で、離職率が高いと、職場環境が原因で退職する人が多いということが予想されます。
2021年の厚生労働省の『令和２年雇用動向調査結果』によると、一般労働者の離職率は10.7%でした。
この結果をもとに、志望先の企業と比較してみましょう。
離職率は四季報に掲載されています。
また、転職エージェントや直接企業に質問してみるのも有効な手段です。
10.7%という数字はあくまで目安ですが、明らかに離職率が高い企業はブラック企業である可能性が高いです。
福利厚生が充実している
福利厚生を充実させている会社は社員に快適に働いてほしいと考えている会社です。
福利厚生を充実させると、社員の働くモチベーションアップに繋がるからです。
企業選びの際は収入面に加えて福利厚生の面も必ずチェックしましょう。
有給取得率が高い
有給取得率が高いということは、自分の予定に合わせて有給を取得している人が多いということです。
そのような会社ではワークライフバランスを重視する風潮があります。
有給取得率が高いと。
「休みの日も仕事・・・。」なんてことはありません。
有給取得率は四季報などでチェックすることができます。
2020年、厚生労働省の『令和2年就労条件総合調査』によると、有給休暇取得率は56.3%でした。
56.3%という数字を他の企業と比べ、有給が適正に取れる企業を選びましょう。
参照：厚生労働省「令和2年就労条件総合調査」
残業時間が少ない
営業職は残業時間が多い傾向にあります。
残業時間が少ない企業は効率よく業務を進めている企業ということがいえます。
極端に残業時間が多い企業は一人に対して膨大な仕事を振り分けているブラック企業である可能性が高いです。
2019年、厚生労働省の『毎月勤労統計調査』では、月当たりの残業時間は10.6時間でした。
この数字を目安に残業が少ない効率が良い企業を選ぶようにしましょう。
競合他社が少ない企業
競合他社が少ない企業はホワイトであるといえます。
競合が少ないため、営業がしやすいからです。
ライバルが少ないため、自社の製品やサービスを求める人が多いからです。
また、昔から取り引きをしていて信頼関係が構築できている顧客が多いルート営業になります。
ルート営業とは既存の取引先を中心に営業を行うことです。
ルート営業が主だと、信頼関係が既にできているため、営業がしやすいです。
競合他社が少ないとルート営業も自ずと多くなりますので、ホワイト企業である可能性が高いです。
B to B 営業
顧客が法人であるB to B営業はホワイト企業である傾向にあります。
理由は労働組合の力が非常に強いからです。
労働組合の力が強いと福利厚生や給与を求める声も強まります。
企業もその声を聞き、福利厚生や給料を充実させます。
営業職にとってホワイトな業界を紹介！
これまでホワイト企業に共通する特徴をご紹介してきました。
具体的にどの業界が営業職にとってホワイト企業なのかを解説します。
インフラ業界・エネルギー業界
インフラ業界は電力・ガス・鉄道などを扱っており、必ず需要があります。
そのため、公務員のように安定している傾向があります。
しかし、年功序列といった古くからの慣習が残っている企業が多いです。
そのため、働いていれば給与も上がっていくという傾向があります。
次の転職先で転職活動自体を最後にしたいと考えている人におすすめです。
食品業界
日本の食を支える食品メーカーもホワイトな業界の1つです。
「食」を取り扱うため、需要が絶えることがありません。
また、食品業界は新規参入が難しく、変化があまりない安定した業界です。
そのため、少ない顧客を奪い合う競争が起こりにくい体質です。
ただし、食品業界の業界トップの企業は大企業がほとんどです。
大企業の倍率は非常に高く、転職先としても狭き門になっています。
営業職のブラック企業の特徴もチェックしておこう！
営業職のブラック企業の特徴を知っておくことでブラック企業に入社することを防ぐことができます！
ホワイト企業の特徴と合わせてチェックしておきましょう。
離職率が高い
ホワイト企業の特徴として離職率が低いことを紹介しましたが、それとは逆にブラック企業の離職率は非常に高いです。
ブラック企業の劣悪な環境に耐えられずにすぐに辞めてしまう人が多いからです。
離職率はブラック企業度合いを測るのにとても参考になります。
そのため、応募する前に離職率は必ずチェックするようにしましょう。
常に求人を出している
常に求人を出しているということは、企業内の人の出入りが激しいということです。
大量に辞めて、大量に採用するという企業は人材を大切にしていない企業ということができます。
長い間求人が出ている企業は避けるようにしましょう。
転職活動に不安を感じていたら、転職エージェントに頼ろう
転職エージェントは、転職活動を完全無料でサポートしてくれるサービスのことです。
プロのキャリアカウンセラーの担当が付くため、1人では判断できないことであっても相談することが出来ます。
応募しようとしている企業がホワイトで、充実した環境で働くことができるかなどをプロの目線から判断し、アドバイスをもらうことができます。
転職エージェントでしか公開されていない求人もありますので、転職活動に不安を持つ人は転職エージェントに登録しておきましょう。
営業職のホワイト企業の特徴・業界を知って転職活動を成功させよう！
今回は営業職のホワイト企業の特徴・業界、また、ブラック企業の特徴を紹介しました。
ブラックなイメージがある営業職だからとって全てがブラックなわけではありません。
離職率や有給取得率、残業時間などを事前に調べておくことでブラックを避けることができます。
今回の記事が自分の望んだ転職先に巡り会えるための第一歩になれば幸いです。
