営業職の自己PR例文!ポイントを押えてオリジナルの自己PRを伝えよう

営業職の自己PR例文!ポイントを押えてオリジナルの自己PRを伝えよう
※本ページにはPRが含まれます。

転職を成功させるためには、あなたを採用することで企業にどんなメリットがあるかを伝えることが大切で、その手段のひとつが履歴書に書く自己PRです。

営業職を志望する場合は、これまでの実績をアピールするのが一番ですが、どのように書いたら相手に伝わりやすい文章になるかが悩むところではないでしょうか。

そこで今回は、アピールポイント別に営業職の自己PRの例文を紹介いたします。

営業経験者と未経験者のアピール内容の違いや、自分のアピールポイントの見つけ方も解説していくので、あなただけのオリジナル自己PRを完成させましょう。

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【アピールポイント別】営業職の自己PRのサンプル集

営業職に限らず、転職で自分をアピールするには、自分の得意分野を相手に分かりやすく伝えることが大切です。

ここでは6つのアピールポイントに焦点を当てて、自己PRの例文を紹介しています。

  • 新卒から営業に就職する場合
  • 営業の実績をアピールする場合
  • 営業に役立つスキルや資格をアピールする場合
  • コミュニケーション能力をアピールする場合
  • ヒアリング能力をアピールする場合
  • 目標達成能力をアピールする場合

新卒から営業に就職する場合

大学時代は学園祭の実行委員として、学園祭を成功させることを目標として様々な人と関わり実行してきました。

実行委員として経験してきたコミュニケーションスキルや推進力は営業職でも活かせるスキルだと考えております。

また、学園祭にかけられる予算の調整や関係者との折衝も経験しております。

何よりも決めた目標を必ず遂行するという部分に関しては、自身の強みであり、学園祭を実行させた実績もございます。

営業の実績をアピールする場合

前職では電子機器メーカーにて5年間、法人向けの提案営業を行なっていました。

営業として活動を始めたばかりの頃は、アポイントがなくてもお客様先へ足を運び、顔を覚えてもらうことを徹底。

またどんな課題を抱えているのか、ヒアリングを絶やさず行うことにも注力しました。

すると1年後には、小さな案件でも気軽に相談される件数が増え、入社3年目で年間MVPを獲得。

4年目には20代部門の営業成績でトップに上り詰めることができました。

営業に役立つスキルや資格をアピールする場合

私は不動産会社にて経理職に携わってきました。数字の面白さや重要性に触れ、プライベートでも役立つのではないかと、20○○年○月にファイナンシャルプランナー3級の資格を習得しました。

すると友人から住宅ローンや生命保険について相談に乗ってほしいという依頼が増え、さらに知識を深めるべくFP2級の資格にチャレンジしております。

この知識は生命保険の提案営業に活かせると思い、貴社を志望させて頂いた次第です。

コミュニケーション能力をアピールする場合

健康食品を取り扱う企業のコンタクトセンターにて、内勤営業に携わっておりました。

自社商品の提案や、お客様からの指摘などに対する対応業務が主な仕事内容です。

お客様とは基本的に電話のみでの対応になるため、お声だけで相手の心情や状況を察することを大切にしています。

また言葉遣いや声のトーンにも気を配り、いい印象を与える工夫をしています。

一人一人に合わせたコミュニケーションにこだわった結果、成約件数が2倍になり、お客様からも感謝の言葉をいただける機会が増えました。

ヒアリング能力をアピールする場合

私の強みは、お客様が持つ要望や悩みなどを受け入れるヒアリング力です。

現職では携帯ショップのカウンター営業に従事しています。年代ごとに求める機種や機能はさまざまですので、現在の使い心地や悩みをしっかりと聞いた上で、最適な機種の提案を行っています。

また年配のお客様には専門用語を使わず、自分の説明が相手にきちんと伝わっているかの確認を怠りません。

その結果、次の機種変更で私を指名してくださるお客様が増え、店舗ごとに行われる顧客満足度ランキングでは、3年連続1位という実績を残すことができました。

目標達成能力をアピールする場合

私はアパレルショップに5年間勤務し、そのうち2年間は店長として勤務しておりました。

接客以外にも、スタッフのシフト管理やアルバイトの面接、店舗の売上処理などにも携わった経験があります。

全国にある店舗ごとにノルマが課されますが、スタッフと一丸となり、結果にコミットしてきました。

目標を達成させるために、お客様に洋服を提案するだけでなく、お客様が何を求めているのかを会話の中で読み取ることに注力。

どんなアイテムをお勧めすると喜ばれるかを考え、スタッフにも周知したところ、前年度比で130%の売上を達成しました。

目標のために努力を惜しまない経験と工夫を活かして、貴社の業績に貢献したいと思っています。

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営業経験の有無で自己PRの内容は異なる!

営業職への転職は、経験の有無により自己PRの内容が異なります。

営業未経験者は、これまでの実務経験から営業職に向いているとアピールできる材料を探しましょう。

営業経験者の場合は実績をアピール

営業経験がある人なら、前職での実績をアピールするのがベスト!

「20ヶ月連続で売上目標達成」や「入社3年目で全国300人の営業中10位入賞」など、具体的にどんな結果を残したかをアピールしましょう。

数字のほかにも、営業活動を通して経験したエピソードを盛り込むと、あなたの仕事ぶりを理解してもらえるかもしれません。

「どんな困難に直面して、どうやって乗り越えたか」仕事上の工夫や努力、失敗したエピソードも大切なアピールポイントになります。

営業未経験者の場合は営業で活かせる能力をアピール

営業の経験がない人でも、顧客や社内の人のために何かしら行ってきた業務があるはずです。

例えば経理職だった人は、請求や支払いなどを通し顧客や取引先とやり取りした経験があるでしょう。

より業務を円滑にするために行った工夫や、感謝された経験などがあれば、自己アピールのエピソードとして活用できます。

営業職への転職では、コミュニケーション力や数字への意識の高さを問われることになります。

「数字に強い」「マネジメント経験がある」「調整業務が得意」などは、営業職の素質があるとみなされることも多いので、是非アピールしてほしいポイントです。

営業職から高評価をもらえる自己PRポイントの探し方

自己PRを作成する際には、作成する際の順序が重要なので何も準備していない状態では自己PRを考えることはできません。

そこでここからは自己PRを作成する際のポイントについて紹介していきます。

今までの仕事で経験してきた業務や経験を振り返る

これまでの経験を振り返りながら、その年に行った業務や結果などを洗い出しましょう。

過去のメールや書類を見返すと、忘れていたことを思い出せるかもしれません。

「20〇〇年は関東エリアの既存客を30社担当」など、年度ごとに詳しい業務内容を書いてみてください。

自分の成長を歴史のように振り返ることができます。

仕事で達成した実績

数字的な実績でなくても、「これまで1ヶ月かかっていた作業を1週間短縮することができた」「1日最低10社の飛び込み営業を、持ち前の行動力で20社行った」「社内のコールセンターオペレーターコンテストで最優秀賞を受賞した」など。

自分のキャリアアップや結果を追求する姿勢をアピールして、営業としての素質が備わっていることを企業に売り込みましょう。

身に付けてきたスキル

エンジニアやクリエイティブな仕事からの転職は、何をアピールしていいのか悩む人も少なくありません。

専門職として働いてきた人は、自分が持っているスキルや資格などを詳しくアピールしましょう。

また仕事の経験値もアピール材料になります。

「〇〇のプロジェクトに携わった経験」と一言で済まさずに、プロジェクトの規模や自分が担当した仕事の範囲、資格や使用できる言語などを明確に伝えることが大切です。

また新しい技術を習得するために独学で学んだ経験や、セミナーや勉強会に参加したことがあれば、「学ぶ姿勢」も評価されるでしょう。

自己分析する

自己PRを考えるときに自己分析は必要不可欠です。

過去の出来事で悩んだことや悔しかったことを第三者の視点で見つめ直し、そのときの感情やどんな行動を取ったかを思い出してみましょう。

その上で、自分の強みやどんな仕事がやりたいかを導き出し、応募先の企業で実現できるということを裏付けることが大切です。

自己PRは経験に基づいたことを述べることが重要で、経験がない自己アピールは評価されません。

長所や短所

転職活動では、自分の長所や短所を見つめ直すことも多いですよね。

「私の長所は協調性があって努力家で、集中力があるところです」など、いいところを並べるだけでは自己PRとしてNG。

これでは採用担当者もどんな人なのか掴めません。

長所、短所はそれぞれ1つに絞り込み、応募企業や職種に活かせそうなものを選択するようにしましょう。

友人や身内に聞いてみるのも効果的

  •  自分のいいところが分からない
  •  短所が多すぎて…
  •  欠点をどう長所に持っていくの?

自分のことを自分で分析できない場合は、第三者の意見を聞いてみるのがおすすめです。

自分では思ってもみなかった長所や、そう感じたエピソードが聞けるかもしれません。

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営業職に求められているスキル

営業は魅力的な仕事ではありますが、向いていない人が就業してしまうとミスマッチによって早期退職のリスクがあります。

早期退職すると再度転職しなければなりませんし、経歴にも傷がついてしまうので避けるべきです。

そこでここからは営業職に求められているスキルを紹介するので、自分にそのスキルがあるのか考えてみてください。

  • 様々な人と関われるコミュニケーションスキル
  • 相手の話を理解できる能力
  • どんなことも前向きに捉えて行動できる能力

様々な人と関われるコミュニケーションスキル

職種を問わず、社会人として活躍するためにはコミュニケーション能力が必要不可欠です。

営業をやっていると、いろんなタイプの顧客や取引先とやり取りをすることになりますので、一人一人に合わせた対応力が求められます。

コミュニケーションといえば「話す力」が重視されがちですが、「聞く力」や「交渉力」も大切になってきます。

相手が打ち解けやすい空気を作ったり、相手の表情から本心を読み取ったりと、心理的なビジネス手法も必須です。

相手の話を理解できる能力

自社の商品やサービスを提案する際に、商材のいいところを並べるのは誰でもできます。

しかしそれでは、顧客の求めるものを提案することは不可能です。

相手の話に耳を傾けながら、相手がどんな悩みを抱えているのか、どんな商材を提案したら問題を解決できるかを考える力が必要です。

どんなことも前向きに捉えて行動できる能力

営業をやっていると思うような結果が得られなかったり、顧客からのクレームで精神的にストレスが溜まったりすることも多いでしょう。

人と接することが多い仕事ですので、精神的なタフさがあると転職でも有利です。

指摘されたことに対しても真摯に受け止め、前向きな行動が起こせる素直さを忘れてはいけません。

また同じミスを繰り返さないよう、失敗を糧にして成長する柔軟性も備わっていれば、どんな環境であっても活躍できる可能性が高いでしょう。

企業が求めているニーズを理解するのが重要

転職活動を行う際には、自己PRを使い回す人も多いようですが、その内容が企業のニーズに合っているかを確認しなくてはなりません。

志望する企業の商材や経営方針などに合わせて手を加えましょう。

専門的な業界を志望する場合は、勉強を惜しまないことやスキルアップのために努力していることをアピールすると好ましいです。

BtoCの営業職なら、コミュニケーション能力やフットワークの軽さが重視されます。

自分が志望する業界や企業が「どんな営業を求めているか」また「どんな営業手法を用いているか」を考え、何をアピールすると有効かを洗い出してみましょう。

より良い自己PRを伝えて内定を勝ち取ろう

自己PRを考えるときは、「営業職に求められていることは何か?」「企業はどんな人材を雇いたいか?」を念頭に置いておくといいでしょう。

営業職に大切なスキルやテクニックは、業種や企業によってさまざま。

また時代の流れによっても大きく変化してきているので、「昨年と同じ手法が今年は通じない」ということだって起こり得ます。

そんな世の中の流れを理解し、企業がその時々に求めているニーズを理解することも、営業には必要です。

そのためには本を読んだり他社の研究をしたり、勉強を欠かさないことも重要になってきます。

あなたしか書けないオリジナルの自己PRを書き、第一志望の企業の内定を勝ち取りましょう。