第二新卒の履歴書・職務経歴書の書き方は？魅力的な履歴書の書き方例や企業が見ているポイントも解説

「第二新卒の履歴書の書き方は？」
「第二新卒の履歴書はどこを見られている？」
「第二新卒の履歴書はどこで買う？」

このような疑問を持っている第二新卒者も多いのではないでしょうか。

第二新卒に限らず、履歴書は企業とのファーストコンタクトとなるだけでなく、合否に直結する大切な書類です。

履歴書の書き方を間違えたり、採用担当者が注目しているポイントを理解していないと、書類選考の時点で落とされてしまいます。

そこで今回は、第二新卒者向けの正しい履歴書の書き方を解説します。

最後まで見ることで、採用担当者が注目しているポイントや魅力的な履歴書を作成するポイントが理解できます。

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第二新卒の履歴書の重要性

第二新卒に限らず「履歴書」は、企業と求職者のファーストコンタクトとなる重要な書類です。

採用担当者は、履歴書から「どのような人物なのか」「採用するべきか」を見極めます。

中には、履歴書や職務経歴書などの書類よりも面接の方が大切と思っている第二新卒者も多いかもしれません。

ただし、どちらの方が重要というわけではありません。

「履歴書」や「職務経歴書」などの書類も「面接」もどちらも重要です。

第二新卒の履歴書は手書き・パソコンどちらで作成しても良い

第二新卒の履歴書は手書き・パソコンのどちらで書いても問題ありません。

上記のように、それぞれにメリットがあるため、希望の企業や業界・職種によって「手書き」か「パソコン」かを見極めましょう。

なお、どちらで作成するにせよ、誤字・脱字には注意しましょう。

また、履歴書や職務経歴書は、インターネットから簡単にダウンロードできます。

【第二新卒向け】履歴書の正しい書き方

上記では、第二新卒の履歴書の重要性を紹介しました。

履歴書は、採用担当者に「実際に会ってみたい」と思わせることが重要です。

そのためには、正しい書き方で履歴書を書く必要があります。

以下では、【第二新卒向け】履歴書の正しい書き方を解説します。

日付

日付は、履歴書を書いた日の日付ではなく、郵送した日の日付を記入してください。

名前欄には、「ふりがな」も忘れずに記入しましょう。

なお、履歴書に「ふりがな」と記載されている場合は「ひらがな」、「フリガナ」と記載されている場合は「カタカナ」で記入します。

顔写真

履歴書に貼る顔写真は、あなたがどのような雰囲気なのかを知る唯一の情報です。

前髪で顔が良く見えなかったり、着ているスーツに皺が入っていたりすると、良い印象を持たれないので注意しましょう。

また、履歴書に貼る顔写真には既定のサイズがあるので、そのサイズに合わせて写真を撮りましょう。

顔写真は、できる限り写真スタジオで撮影したものを使用することがおすすめです。

証明写真機よりも、写真の色みや表情が明るくなるので、爽やかな印象を与えられます。

年齢

「満○歳」とあった場合は、その日の満年齢を書きます。

なお、記入日と送付日が異なる場合は、送付日時点の年齢で問題ありません。

電話番号・メールアドレス

どの時間帯でも自分が電話を取りやすい電話番号を記入しましょう。

基本的に手持ちの携帯電話を書いておけば問題ありません。

住所

現在住んでいる自宅の住所を、番地やアパート名など、間違いが無いように記入しましょう。

また、名前欄と同様に履歴書に「ふりがな」と記載されている場合は「ひらがな」、「フリガナ」と記載されている場合は「カタカナ」で記入する点に注意しましょう。

学歴

義務教育終了後からの、学歴を記入するのが一般的です。

卒業・入学の年月日を間違えてしまうケースが多いので気を付けましょう。

職歴

新卒で入社した会社から、現在に至るまでの流れを書きます。

また、会社名は省略せずに、「株式会社○○」「△△株式会社」と正式名称で書きましょう。

なお仮に、在籍期間1ヶ月の会社であっても職歴欄に記入します。

しかし、転職活動の期間にしていたアルバイトなどは職歴に含まれないので、書く必要はありません。

取得資格・免許

取得している資格や免許は、次の転職先に活かせそうな資格を選択して、記載するのが基本です。

転職先の企業で活かせそうな資格を取得している場合には、アピール要素になるので、忘れずに記入しましょう。

また、取得予定の資格を記載してもOKです。

アピール材料となる資格や免許は、忘れることなく記入しましょう。

趣味・特技

趣味・特技は面接時の話題になります。

そのため、仮に趣味・特技ほどではなくても記入しましょう。

志望動機

「業界内で無数に企業がある中で、なぜこの企業を受けるのか」
「企業に入社したらどのようなに貢献したいのか」

以上の二点を、織り交ぜて自分の明確な目標を提示して、志望動機に繋げましょう。

第二新卒の履歴書の中で、最も大切な項目なので、時間をかけて志望動機を考えましょう。

また、面接の際にはあなたの口から再度志望動機を話すことになるので、履歴書の志望動機と差異が無いように気をつけましょう。

本人希望欄

本人希望欄には「貴社規定でお願い致します。」と記載しましょう。

仮に希望があっても、第二新卒の場合は記載しない方が良い傾向があります。

なぜなら、中途採用者に比べてスキルや経験が少ない第二新卒者が希望することを記載すると採用担当者に悪い印象を与えてしまう恐れがあるからです。

企業は第二新卒の履歴書のどこに注目している？

ここからは、企業が第二新卒者の履歴書で注目しているポイントを解説します。

熱意のこもった志望動機か

企業は第二新卒者の履歴書において、志望動機に「熱意」や「やる気」があるかを重視します。

実際に厚生労働省の「若年者雇用を取り巻く現状」によると、企業が20代の転職者に求めていることは下記の通りです。

参照元：厚生労働省「若年者雇用を取り巻く現状」

企業は第二新卒者に対して実務経験よりも、「熱意・意欲」「コミュニケーション力」「協調性」を重視しています。

そのため、第二新卒の履歴書は、熱意が伝わる志望動機にすることをを心がけましょう。

これまでの経歴

履歴書の中に、職歴や学歴を書く項目があります。

辿ってきた経歴は、あなたがどのようなタイプの人間なのかを判断する材料の一つになります。

スキルや経験が少ない第二新卒者も多いですが、これまでの短い職務経歴からでも学び取った点や成長した部分を強調することが重要です。

経歴の中で特に成果を挙げた点や対人関係での成功体験などは、第二新卒の履歴書においてプラスの評価につながります。

誤字・脱字がないか

誤字・脱字がないかという点も、第二新卒の履歴書で見られるポイントです。

仮に誤字・脱字があると、「本気ではないのでは？」と思われて書類選考の時点で不採用になります。

細部への注意を払うことは、業務における正確さや責任感を示す重要な指標となるため、第二新卒の履歴書では必ず誤字・脱字がないよう、注意しましょう。

また、丁寧な字で書かれているかも見られます。

採用担当者は、1枚の履歴書を丁寧に見ていくわけではなく、最初は大まかに目を通します。

ざっと見る段階で、履歴書の字が汚いと中途半端な気持ちで応募してきていると破断されてしまい、落とされてしまうため、丁寧な字で書くことを心がけましょう。

顔写真の雰囲気や身だしなみ

顔写真の雰囲気や身だしなみも、第二新卒の履歴書で見られるポイントです。

そのため、顔写真を撮影する際は、スーツにシワがないか、寝癖はないかなど細部までチェックしましょう。

また、先述したように、できる限り写真スタジオで撮影しましょう。

第二新卒の履歴書を魅力的に書くポイント

ここからは、第二新卒の履歴書を魅力的に書くポイントを解説します。

会ってみたいと思わせる志望動機

志望動機は履歴書の中で、唯一自由に書くことができる項目です。

そのため、一番力を注いで志望動機を完成させましょう。

志望動機では、自分がその企業にどのような貢献ができるかを具体的に示すことが重要です。

自身のスキルや経験が企業のどの部分にマッチするか、どのように価値をもたらすかを詳細に書くことで、採用担当者に自分を必要と感じさせます。

コピペはNG

第二新卒の履歴書で、インターネットなどに掲載されている志望動機を、コピペするのはNGです。

企業の採用担当は人を見抜くプロなので、志望動機を見ただけで、オリジナルで考えたのか、ネットからコピペしてきたのか見分けられます。

そのため、たとえ文章が拙くても、自分の文章で伝えるのが大切です。

自分の熱意を志望動機に反映して、企業にアピールしましょう。

職歴を具体的に書く

職歴が浅い第二新卒が職歴を記入すると、あまり書くことが無くて、空白が多くなり内容が薄い職歴に見えてしまいます。

そこで職歴を記入する際には、会社名だけを書くのではなく、その会社で携わった業務も併せて記入しましょう。

【第二新卒向け】履歴書「職歴欄」の書き方例

下記は、第二新卒向けの履歴書「職歴欄」の書き方例です。

職歴だけを記入する場合に比べて、前職の業務内容や業績を記載することで、採用担当の目に留まりやすいです。

第二新卒で職歴・スキルがなくても、新人研修で身に付けた社会人スキルや、些細なことでもいいので、記載しましょう。

社会人マナーが身に付いていることをアピールする

第二新卒の履歴書では、社会人マナーが身に付いていることをアピールすることも重要です。

企業が第二新卒を採用する理由の1つは、新卒に比べて教育コストが低いという点です。

採用担当者は履歴書を見るだけで、最低限の社会人マナーが身についているのか判断できます。

そのため、第二新卒の履歴書は、読みやすい文章・丁寧な文字を心がけて作成しましょう。

第二新卒の履歴書はどこで買う？

「第二新卒の履歴書はどこで買う？」と疑問に思っている方も多いでしょう。

ここからは、第二新卒の履歴書を用意する方法を解説します。

第二新卒の履歴書に決められたフォーマットはない

第二新卒の履歴書・職務経歴書には、決められたフォーマットはありません。

企業によっては指定のフォーマットがある場合もありますが、基本的にインターネットでダウンロードした履歴書や職務経歴書を使用してOKです。

ただし、よく使用される履歴書や職務経歴書を使用することをおすすめします。

なぜなら、よく使用される履歴書や職務経歴書であれば、採用担当者も見慣れているからです。

なお、第二新卒者向けの職務経歴書の書き方は下記の記事で解説しています。

第二新卒の職務経歴書に書くことがない場合の対処法！例文付きで書き方を解説

インターネットからコピー

履歴書は、インターネットからもダウンロードできます。

様々なフォーマットの履歴書がありますが、「第二新卒向け」と書かれている履歴書を使用すれば問題ありません。

100均・コンビニ

履歴書は100均やコンビニに行けば簡単に手に入ります。

履歴書には種類がたくさんありますが、履歴書ごとに「アルバイト用」「転職者用」などと使う人の用途に合わせて分けられています。

二つ折りのA4サイズでJIS規格と書かれている履歴書があれば、その履歴書を使用しましょう。

【履歴書添削あり】第二新卒におすすめの転職エージェント3選

ここからは、履歴書作成サポート・添削がある第二新卒にオススメの転職エージェントを紹介します。

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第二新卒者は「会ってみたい」と思わせる魅力的な履歴書を書こう！

今回は、第二新卒者向けの履歴書の正しい書き方を解説しました。

おさらいをすると、第二新卒者の履歴書で注目されているポイントは下記の通りです。

また、魅力的な履歴書にするポイントは下記の通りです。

今回紹介したポイントを踏まえて、第二新卒の履歴書を作成してみましょう。