大学中退を履歴書に書かないとバレるの?バレたら起こる悲劇と就職を成功させるコツ
企業は大学中退者に対してネガティブな印象を抱えているため、就活が不利になってしまう傾向があります。
加えて、大学中退者の最終学歴は高卒なので、大卒向けの求人にはエントリーできなくなり、就職先の選択肢が少なくなる傾向も。
あらゆる面で大学中退者は就活が不利になります。
そのため、大学を中退して事実を隠して就活をしようかと企んでいる人も中にはいるでしょう。
しかし、学歴を詐称すると必ずばれてしまい、最悪な状況に陥ってしまいます。
そこでこの記事では、大学中退がバレてしまった時に起こる悲劇や大学中退から内定を貰うための秘訣を紹介していきます。
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大学中退を履歴書に書かなくてもバレる
「大学を中退してしまうと就活が不利になるから隠して就活を行おうかな…」と考えている人もいるでしょう。
もちろん就活で有利になるものの、大学を中退した事実は後々必ず発覚しバレてしまいます。
そのため、バレなそうだから嘘の学歴を伝えて就活をするのは絶対にNG。
そこでここからは、どの様な場面で学歴詐称が発覚するのかを説明していきます。
- 在籍証明の提出した時
- 会社の人が自分の旧友と繋がるケース
- リファレンスチェックの際に発覚する
在籍証明の提出した時
大学中退を隠して大卒として就活を進めて、内定まで漕ぎつけると、大学に在籍していたことを証明する書類の提出を求められます。
企業によって提出書類が異なりますが、「成績証明書」「卒業証明書」「在学通知書」などが主な書類。
大学を中退している人には上記の書類が配布されないため、提出ができません。
そのため、書類提出時に学歴詐称がバレてしまうのがほとんどと言えます。
会社の人が自分の旧友と繋がるケース
意外と多いのが会社の人と大学時代の友人が繋がって学歴詐称が発覚するケース。
世間は狭いので、全く接点が無いと思っていた人が繋がるという話は結構多いです。
人間関係を構築していくうえで身辺の交友関係を紹介しあうのは当然の流れなので、共通の友人として話が上がるでしょう。
思わぬところからも不正が発覚してしまうケースがあるので、学歴詐称は絶対にしない様にしましょう。
リファレンスチェックの際に発覚する
前職の所属先に、応募者の人柄や経歴などを聞くことをリファレンスチェックと言います。
現代では個人情報管理の観点から実施している企業も少なくなってきましたが、中には実施している企業も。
リファレンスチェックをされると学歴だけではなく、経歴までも調べ上げられてしまうため、学歴や経歴に偽りがあると必ずばれます。
特外資系企業でリファレンスチェックを行っている企業が多い傾向があります。
大学中退がバレてしまうと学歴詐称になることも
大学中退を隠して就活するのは、学歴詐称というれっきとした犯罪。
そのため、大学中退の事実がバレてしまうと、様々なリスクを引き起こしてしまいます。
どの様な事態を引き起こしてしまうのか、紹介していきます。
- 内定取り消し
- 懲戒解雇
内定取り消し
内定時に学歴詐称が発覚してしまうと、内定を取り消されてしまう可能性が非常に高いです。
内定を取り消されてしまうとこれまでに努力してきた就活が水の泡になってしまいます。
仮に内定を取り消されなかったとしても、先輩や同僚から冷たい目で見られたり、風当たりが強くなったりと職場環境が悪化してしまうことに。
職場の人間関係は仕事を長く続けていくうえでかなり重要な要素なので、早期退職に繋がってしまうでしょう。
懲戒解雇
入社してから大学中退がバレてしまうと、最悪の場合懲戒解雇されてしまう場合もあります。
懲戒解雇とは社内の従業員が秩序を乱す重大な背任行為をした際に、懲戒処分として実施される解雇のこと。
いわゆるクビです。
仮に懲戒解雇処分されなかったとしても、減給や降格など何かしらの罰則や措置が取られるのは間違いありません。
今まで努力してきた努力や地位が水の泡になってしまい、信用までも失ってしまいます。
また、別の企業に転職しようにも詐称した事実は拭えないので、中々転職先が決まらない状況に陥ってしまうでしょう。
大学中退を履歴書に記載する際の正しい書き方
大学中退を履歴書に書く際は上記のように書くのが一般的。
中学卒業を書く人も中にはいますが、企業的には出身中学を重視していないため、書かなくても問題ありません。
中退した時の年数の横に中退理由を簡潔に記載しておきましょう。
履歴書に中退理由を記載しておけば、採用担当者的に一目で理由が分かるので、余計な不信感を持たれずに済みます。
ただ、「進学できないため」「学校に行く意味を見出せなくなったため」などの理由を記載すると確実に書類で落とされてしまうので気をつけましょう。
大学を中退者が正社員就活を成功させるコツ
冒頭で説明したように、大学中退者は企業からネガティブな印象を持たれてしまうため、就活を進めていくうえでかなり不利。
しかし、内定に結びつく効果的な就活をすれば、必ず内定に結びつきます。
大学を中退した人の就活を成功させる方法は下記の通り。
- 学歴やスキルを重視していない求人にエントリーする
- 就活に有利な資格を取得する
- 就活の行動量を増やしエントリーする求人数を増やす
- 大学中退後の期間が短いうちに就活を始める
- 履歴書の内容を充実させる
- 面接対策を入念に行う
それぞれの秘訣をしっかりと理解して、大学中退からの就職を成功させましょう!
学歴やスキルを重視していない求人にエントリーする
職種や企業によっては、学歴や経験などを一切重視せずに採用を行っている企業もあります。
そのような求人であれば、大学中退という経歴が一切不利にならずに就活ができるため、内定を貰える確率も高くなります。
未経験者を積極的に採用している有名な職種は、介護・営業・IT・配送など。
他の業界や職種に比べて、採用のハードルが低めに設定されているのも、大学中退者にとっては嬉しいポイント。
求人を見る際は、「未経験者歓迎」「学歴不問」などのワードが無いか確認してみましょう。
就活に有利な資格を取得する
大学中退者には、企業にアピールできるような経歴やスキルが無いため、魅力的な人材に見られません。
そのため、内定に至るケースが非常に少ないです。
企業へのアピールポイントを作るためにも、就職先の職場で役に立つ資格を取得しましょう。
業務に関連した資格を取得すれば、その資格に関してのスキルや知識を証明できるため、就職にかなり有利になります。
また、資格勉強に励んだことを証明できるため、仕事に対しての強い意欲もアピールできます。
ただ、資格によっては取得までに時間が掛かったり、取得難易度が高かったりする資格もあるので資格勉強を始める前にあらかじめ調べておきましょう。
大学を中退したら資格を取得しよう!就活に役立つ8つの資格を紹介
就活の行動量を増やしエントリーする求人数を増やす
就職先を選ぶ際に様々な条件を求めてしまい、中々エントリーする企業が増えないというケースもあります。
しかし、エントリーする企業数が増えないと、内定を貰える確率は限りなく低いです。
そのため、就職先に求める条件でできるだけ少なくして、エントリーする企業を多くしましょう。
エントリーする段階ではあまり興味が持てなかったとしても、面接などの選考を進めていく中で興味を持つ場合もあります。
就活を進めていくうえでは視野を広くした方が内定を貰える可能性が高いです。
少しでも内定のチャンスを広げるためにも、様々な業界・職種にエントリーする様にしましょう。
大学中退後の期間が短いうちに就活を始める
大学を中退した後の期間は職歴などに含まれない空白の期間。
空白期間が長くなってしまうと、「この期間は何をしていたのか」と採用担当者に不信感を持たれてしまうため、就活が不利になります。
加えて、空白期間についての説明を求められるため、明確な説明ができないと採用される見込みはありません。
そのため、空白期間が長くならない様になるべく早く就活を始める様に心掛けましょう。
履歴書の内容を充実させる
履歴書は企業が応募者のことを知る初めのステップなので、特に時間をかけて行わなければなりません。
履歴書の内容が充実していないと、あなたの魅力が十分に伝わらないため、書類選考が通過する見込みが非常に低いです。
特に時間をかけて作成するのは、志望動機と自己PR。
この二つの要素次第で書類選考の合否が大きく左右されます。
下記の記事で大学中退者の履歴書の書き方を説明しているので、合わせて確認してみて下さいね。
大学中退の経歴は履歴書にどう書く?ポジティブに伝えて内定を勝ち取ろう!
面接対策を入念に行う
書類選考が通過すると、次は採用担当者と面接を行います。
面接ではこれまでの経歴や自己PR、将来的にどのように成長したいかなど、あらゆる質問を受けます、
そのため、あらかじめ質問を想定し、自分なりの解答を用意しておく必要があります。
解答を用意せず面接に臨んでしまうと、十分な受け答えができず、無残な結果になってしまいます。
もちろん質問の解答を用意するだけではなく、口調や声のボリューム、所作などあらゆる対策を行わなければなりません。
充分に予行練習を重ねて、面接対策をしていきましょう。
大学を中退したら必ず履歴書に記載しよう!
この記事では大学中退がバレるのか、バレてしまうとどうなってしまうのかなどについて解説してきました。
大学中退を隠すのは学歴詐称というれっきとした犯罪なので、発覚し次第、深刻な状況に陥ってしまいます。
そのため、学歴詐称は絶対しない様にしましょう。
大学中退からでもピントを掴んで効果的に就活を進めていけば、必ず内定に結びつきます、
内定を貰うためにも、この記事で紹介してきたポイントをしっかりと理解しておきましょう。
また、もし大学中退からの就活に不安を抱えたらリクらくに相談してみて下さい。