未経験からコンサルティングファームへ転職!未経験者の見られているポイントとは?
「コンサルタント」は、仕事内容が充実しており、平均年収が高くキャリアアップをしたい人に人気の職種です。
また、コンサルタントという響きの良さから、よくわからないけど興味を持っている人も多いでしょう。
一見、キャリアを積んできた人や高学歴の人が仕事をしているイメージが強いですが、未経験からも転職できるのでしょうか?
この記事では、未経験者に求められているポイントや、コンサルタントの種類・平均年収などを詳しく紹介していきます。
コンサルタントに興味を持っている人・本気で転職を考えている人は、ぜひチェックしてみて下さいね。
- 職種
- 全職種
- 公開求人数
- 200,000件以上
- 対応地域
- 全国
- おすすめ年代
- 20代から50代以上
コンサルティングファームへと転職している人の8割は未経験者
専門的なスキルや経験をしている経験者が転職しているイメージが強いですが、実際のところ中途社員の約8割は未経験者です。
意外に思うかもしれませんが、日本のコンサル市場は日増しに拡大しており、コンサルタントへのニーズが高まっています。
経験者を対象に採用を行うと十分な人材を確保できないため、未経験でもポテンシャルや適性があると認められれば内定が貰えるのです。
今後もコンサルタントへの需要は高まっていく一方なので、引き続き未経験者に対するニーズは高まっていきます。
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コンサルティングファームとは?どんな仕事をしている?
コンサルティングファームを一言で表すと、企業の抱える経営課題に対して、解決まで導く企業です。
誰もが知っている有名企業・知名度が高くない中小企業までコンサルティングファームの支援を受けており、陰から支える職業と言ったところ。
コンサルティングファームに属し、企業へ経営や戦略のアドバイスを行っているのが、コンサルタントなのです。
もちろん会社経営以外にも、人材やイベントなど様々なジャンルのコンサルタントがあります。
未経験者のチェックされているポイントとは?
未経験者を多く採用しているコンサルティングファームですが、エントリーしたからと言って誰でも転職できるわけではありません。
もちろん企業側には未経験者に対して、経験以外の面でチェックしている5つのポイントがあります。
- ポテンシャル
- 論理的思考
- コミュニケーション能力
- 情報収取能力
- 外資系コンサルタントには英語力が必須!
ポテンシャル
コンサル職の未経験者中途採用において、最も重視されているのはポテンシャルです。
経験が無いからこそ、将来的に成長していく人材が求められており、会社の中心になるポテンシャルを秘めた人材が重宝されています。
ポテンシャルの高さは様々な要素で評価されますが、具体的には論理的思考や円滑なコミュニケーション能力、仕事に対しての成長意欲です。
これらの能力を面接の際に徹底的にチェックされ、適性が無いと判断されると、コンサルタントへの転職はできません。
論理的思考
論理的思考はロジカルシンキングとも呼ばれ、物事の解決のために道筋を立てて、合理的な思考や方法のことです。
コンサルタントの仕事は悩みを抱える企業に対して、解決に導くアドバイスをするのが仕事。
どの様な課題を抱えているのか?・どうすればその課題が解決するのか?・課題解決のためには何をすべきか?など、道筋立てて考えられないと仕事が務まりません。
より具体的・明確に物事を捉えられないと、コンサルタントに転職するのは難しいでしょう。
コミュニケーション能力
コンサルタントは他の職種よりも、仕事上で関わる人数の桁が違うため、だれとでも円滑にコミュニケーションをとれるスキルが必要です。
人によってあからさまに接し方を変えたり、苦手意識を持ったりすると、仕事が円滑に進まないことも。
また、仕事上で接する人の全てが会社経営者などの役職者ばかりのくせ者ぞろいなので、コミュニケーションを取るのも非常に難しいです。
信念を持って自分の意見をはっきり伝えないと、良好なコミュニケーションを築けないでしょう。
情報収取能力
市場は常に変化しているため、市場の変化を敏感に察知するための情報収集力が必要です。
常に新しい情報を取り入れ、どの様にコンサルティングしていく必要があるのかを理解できるスキルが無いと、コンサルの仕事はできません。
各市場の動向を常に最新の情報で取り入れ、取り入れた情報を自分のスキルや経験に落とし込んでいく必要があるでしょう。
外資系コンサルタントでは英語力が必須!
コンサルの中でも花形の外資系コンサルを目指している場合、高度な英語力が求められます。
取引先・職場で日常的に英語が飛び交っているため、日常的な英語スキルはもちろん、仕事に支障が出ない流暢な英会話スキルが必要です。
英語スキルをアピールするためにも、TOEICの受講は必須です。
外資系企業にアピールするのであれば、最低でも700点以上を取得しておきましょう。
未経験でコンサルに転職するなら20代後半がリミット
未経験からコンサルに転職する場合、20代後半が転職のリミットです。
コンサルの中途採用では、ポテンシャルを重視して採用を行っているため、年齢が上がっていくにつれて採用される確率が大きく下がってしまいます。
そのため、転職を考えているのであれば、すぐにでも行動を起こしましょう。
30代に入ってからでは、前職でコンサルに関係する経験やスキルが身に付いていないと、未経験からの転職はほぼ不可能と考えておきましょう。
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コンサルタントの主な職種
コンサルタントとひと口に言っても、その種類は非常に様々です。
そこでここからはメジャーなコンサルタントの種類を紹介していきます。
- 経営コンサルタント
- 人材コンサルタント
- PRコンサルタント
- システムコンサルタント
- イベントコンサルタント
- 宿泊サービスのコンサルタント
- ライフスタイルコンサルタント
各コンサルタントの職種や特徴を詳しく紹介していくので、あなたにどの種類が向いているかチェックしてみて下さいね。
経営コンサルタント
数あるコンサルタントの中で最も王道と言えるのが、経営コンサルタントです。
業績が落ち込んでいる会社などの経営立て直しが主な仕事で、経営戦術や方向性を会社の上層部と話し合い決めていきます。
コンサルタントの中で最も人気のある種類なので、転職のハードルが非常に高く、ごく僅かしか経営コンサルタントになれません。
しかし、実力や成績が認められれば高収入も望め、将来的には独立も出できる夢の合える仕事です。
その分、実力をあげられず成果を出さなければ、高収入は望めません。
高い収入を得たい・自分のスキルを上げていきたいとチャレンジ意欲の強い人に適しています。
人材コンサルタント
人災コンサルタントはキャリアコンサルタントとも呼ばれ、仕事探しに困っている人の就職支援を行います。
休職者側だけではなく、人材を求めている企業の要望にも応える必要があり、企業の求めている人材を紹介する業務も行います。
また、人材育成を行う「人材育成コンサルタント」、企業の人事制度を構築する「人事コンサルタント」など人材と言う一括りの中でも種類は豊富です。
人材コンサルタントは担当している企業の将来に大きく関わるため、非常に責任感が大きい特徴があります。
PRコンサルタント
PRコンサルタントは企業が販売している商品やブランドなどの、ブランディングや商品戦略を行います。
マスメディアやWEB、雑誌などの媒体の中でどの手法で広告を打ち出すのかを、データや市場調査を基に選定していきます。
商品の売り上げに広告方法は大きく関連するため、商品・サービスの質が良くても、広告の打ち出し方が悪いと売り上げは大きく落ち込むことに。
会社全体の売り上げ向上を任されているため、責任がかかる仕事で。
システムコンサルタント
システムコンサルタントは、システムの課題を解決するソリューションを提案するコンサルタントです。
時代の流れとともに需要が高くなっている職業で、市場ではかなりニーズが高くなっています。
多くのビジネスシーンにおいて、ITやシステムを使わない仕事は無いため、システムが未熟な企業から求められています。
イベントコンサルタント
最近になって普及しているのが、イベントコンサルタントです。
パーティーや結婚式、企業が主催しているイベントなどのプロモーションをするのが主な仕事。
どのくらいの大きさの会場を使うのか・出演者は誰を呼ぶのか・サプライズの演出はどうするのか、細かな部分まで、演出方法を決めていきます。
イベントの規模によっては、他社と共同で作り上げていくため、非常に大規模なプロジェクトになるケースも。
繁忙期になると寝る暇もないくらい忙しくなるため、落ち着いて仕事をしていきたいと考えている人にはおすすめできません。
宿泊サービスのコンサルタント
宿泊関連のコンサルタントは、各宿泊施設の特徴を活かして、プロモーションして集客を行コンサルタントです。
どの様な強みをアピールするのか、どうすれば宿泊客が増えるのかなど、施設の売り上げ向上のためにあらゆる施策を提案していかなければなりません。
宿泊施設自体の大掛かりなものから、スタッフの技術向上、料理の改善などの細かなものまで幅広く対応していきます。
ホスピタリティが求められ、宿泊に関するノウハウを身に付けていなければ務まらない仕事なので、同業種からの転職者が多いのが特徴です。
ライフスタイルコンサルタント
ライフスタイルコンサルタントは、生活がより良くなるような、商品やサービスの提案をするのが主な仕事です。
インスタをはじめとした各種SNSが主な情報発信の場なので、読者モデルや女性の企業家が多いです。
注目を集める機会も多いため、女性に人気の職種で、インフルエンサーと両立している人も多くなっています。
また、生活をより良くするためのセミナーや講演会も開催している人もいます。
企業に入社しなくてもスマホ1つで誰でも目指せる職種なので、気軽に目指せるのが大きな特徴です。
コンサルタントの平均年収は600万円!
コンサルタントは市場からのニーズが高く、売り上げに大きく貢献できるため、高収入を得有れます。
企業や職種によって多少異なりますが、平均年収は600万円で、実力がある人になると1000万円を貰っている人も。
転職すれば収入が大きく増える可能性があるため、キャリアアップしたいと考えている人にとてもおすすめです。
外資系コンサルタントはさらに高収入!
外資系のコンサルタントになるとさらに平均収入が高く、700万円~800万円にも上ります。
同年代よりも確実に収入が高くなるため、裕福な生活が送れるでしょう。
しかし、収入が高い分求められるスキルが高く、転職に成功するのは非常に困難です。
チャレンジしようと思っている人は、転職するためにしっかりと計画を立てていきましょう。
コンサルタントへの転職は狭き門!入念に計画を立ててから転職しよう!
コンサルタントは高収入で人気が高い職種なので、転職するのはかなり困難です。
未経験として転職するとなるとさらにハードルが高くなり、何社受けても内定に繋がらないケースも考えられます。
転職中の期間は仕事をしていない無職の期間になってしまい、その期間が長くなるとさらに転職しづらくなってしまうことに。
そのような状況に陥らないためにも、しっかりと計画を立てて、転職を進めていきましょう!