【2021年最新】美容部員の給料は347万円！年収が高い企業、年収をあげる方法を紹介

美容部員（ビューティーアドバイザー）は多くの女性の憧れの仕事ですよね。

同時に、「美容部員の年収は安い」ということがよく言われます。

いくら憧れの仕事と言っても、給料面での待遇が悪いとなかなか転職活動を開始できませんよね。

しかし、実際のところ美容部員の平均年収は347万円と一般企業と同等です。（厚生労働省調べ）

今回は、美容部員の年収に関する事を徹底紹介していきます。

美容部員への転職活動を成功させたい人は、是非最後まで読んでください。

関連記事：美容部員（ビューテーアドバイザー・BA）の仕事内容を徹底解説

美容部員の年収が高い企業ランキングトップ3

美容部員の年収は平均で347万円と紹介しましたが、中にはもっと高い年収を得ることがでいる企業も存在します。

• ノエビア
• コーセー
• 資生堂

上記の3社は、美容部員の年収が高い企業トップ3です。

コーセーや資生堂に関しては、一般的に幅広く認知されていますが、ノエビアという企業はあまり聞きなれないですよね。

実は、決して大手有名企業ならば年収が高いというわけではありません。

第3位から順に紹介していくのでチェックしてみてください。

3位. ノエビア

ノエビアの平均年収は614万円です。

ノエビアは、化粧品の訪問販売を行っているメーカーです。

そのため、あまり聞きなれない会社ながら美容部員の年収ランキングで第3位にランクインしています。

2位. 資生堂

資生堂の平均年収は716万円です。

資生堂は誰もが1度は聞いたことがある化粧品メーカーですよね。

また、資生堂の賃金体系は年功序列型です。

そのため、若い世代で出世をするという事は難しいですが、勤続年数を重ねることによって年収をどんどんあげることが出来ます。

1位. コーセー

コーセーの平均年収は867万円です。

コーセーは日本を代表する化粧品メーカーです。

皆さんの中にもコーセーを普段から利用している人もいますよね。

コーセー年収は、業界内ではトップですが、全業界と比較しても高い水準です。

有名ブランドの美容部員の給料3選

それでは、有名ブランドの美容部員の給料はいくらなのでしょうか。

意外にも、有名ブランドの美容部員の給料はあなたが思っているほど高くありません。

今回は、誰もが知っている以下の化粧品ブランドで働く美容部員の年収を紹介します。

• DIOR
• THREE
• GIVANCHY

上記の3ブランドは、国内外を問わずに人気の化粧品メーカーです。

それでは、1ブランドずつの美容部員の年収を紹介していきます。

ブランド1. DIOR

DIORはこの記事を読んでいる人であれば、1度は聞いたことがありますよね。

皆さん、DIORの美容部員の年収を知りたいと思います。

結論から言うと、DIORの美容部員の平均年収は300万円です。

美容部員の年収のトップ企業と比較すると、どうしても平均年収は低くなってしまいます。

しかし、DIORの美容部員の歩合給は他のブランドと比較すると高めに設定されています。

ですから、やる気があれば歩合給を発生させて、美容部員の平均年収以上の収入を得ることは可能です。

ブランド2.THREE

THREEは日本を代表する化粧品ブランドですよね。

THREEの平均年収もDIORと同じ300万円です。

アロマやオーガニック、自然に興味がある人であれば未経験でもTHREEに入社する事は可能です。

また、THREEは日本の企業という事もあり、資格取得支援制度や育休制度など多くの待遇があります。

ブランド3.GIVENCHY

GIVENCHYも世界的に有名な化粧品を取り扱うブランドです。

しかし、年収の面で言うとGIVENCHYの美容部員の平均年収は270万円と有名企業の中でも低い水準です。

年収は低い設定になっていますが、THREEと同様に福利厚生がしっかりしているという点ではメリットがあります。

育休制度や介護休暇の他にも、結婚祝い金や交通費が全額支給などが保障されています。

美容部員の年収を年代別で紹介

美容部員の年収は、年谷によってもかなり異なります。

年齢	年収
20代	300万円
30代	390万円
40代	480万円
50代以上	550万円

上記のように、美容部員の年収は年功序列的に上昇していきます。

ですから、転職した当初は年収が低くても、勤続年数を重ねれば確実に給料はアップしていきます。

美容部員は雇用形態によっても年収が異なる

上記までに紹介した美容部員の給料は、正社員を基準にしているものです。

しかし、美容部員には正社員の他にも数多くの働き方があります。

正社員以外の美容部員の雇用形態に関しては以下のようなものが挙げられます。

• 契約社員
• パート
• アルバイト

上記の3つが正社員以外の美容部員としての働き方です。

1つずつ年収や仕組みが大きく異なるので詳しく解説していきます。

1. 契約社員

契約社員は、一般的に正社員になる前の雇用形態として認識されます。

そのため、正社員と比較すると契約社員の年収は少し低い傾向にあります。

多くの企業の場合、契約社員の収入は時給に換算すると、1200円ほどです。

また、月給換算をすると、約18万円が平均になります。

上記で紹介した金額は少ないと思われがちです。

しかし、時給制度が一般的である契約社員は昇給を重ねることで、正社員よりも多く稼ぐことが出来るようになるのです。

なぜなら、正社員は昇給を重ねると、それに応じて給料から諸費が引かれてしまうためです。

2. パート

次に、パートの場合について考えてみましょう。

パートの場合も多くの場合は時給換算です。

美容部員のパートの平均時給は1200円と契約社員と変わりません。

ですから、月給20万円を目指すこともできるのです。

しかし、パートの場合、大きなデメリットがあります。

それは、各種手当がないという事です。

美容部員で働く際の大きなメリットの1つに、各種手当が充実しているという点があります。

しかし、パートで美容部員として働いていても資格取得補助金や結婚祝い金などの各種手当を得ることはできません。

ですから、パートで働く際には上記の点に関しては注意するようにしましょう。

3. アルバイト

アルバイトに関しては、基本的にはパートと同様です。

しかし、アルバイトは学生なども働けるという点でメリットがあります。

好きな時に働きたいという人にはアルバイトはかなり向いているのです。

一方で、アルバイトの時給は初期状態だと約1100円です。

勤続年数を重ねれば、昇給もすることが出来ますが、パートに比べると昇給のスピードは遅いです。

また、アルバイトで働く際にも各種手当の付与はありません。

美容部員が年収を上げる方法3選

上記で美容部員の年収は年功序列的に上昇していくと紹介しましたが、そのほかにも美容部員の年収を若いうちから上げる方法が存在します。

• 美容に関する資格を取得する
• インセンティブを獲得する
• 勤続年数を重ねる

それでは、1つずつ詳しく紹介していきます。

方法1. 美容に関する資格を取得する

どの職種に関してもそうですが、美容部員に関しても資格を取得することで年収を上げることが出来ます。

美容に関する資格というのはあまり聞きなれないかもしれませんが、調べてみると数多くの美容に関する資格があることに気づきます。

代表的な美容に関する資格は以下の通りです。

• 日本化粧品検定（コスメ検定）
• ビューティーフードアドバイザイー
• 日本メイクアップ技術試験検定
• 各種琳派セラピスト資格
• 認定エステティシャン

上記5つが、日本で有名な美容関係の資格です。

ぜひ、転職してすぐに美容部員として稼ぎたい人は資格の取得を目指してください。

方法2. インセンティブを獲得する

美容部員の主な仕事内容の中に、化粧品の販売業務があります。

化粧品の販売業務は、営業の1つなので売った分だけインセンティブが発生します。

先ほど紹介した、訪問販売型の美容部員であるノエビアでは、特にインセンティブが重要になってきます。

営業で成果を出せば、おのずと年収も若いうちからアップすることが出来ます。

訪問販売型の企業ではなくても、店舗で実績を出せばインセンティブを獲得することはできます。

方法3. 勤続年数を重ねる

先ほども言いましたが、美容部員は勤続年数を重ねることで基本給が上昇します。

そのために大切なのは、できるだけ若いうちに美容部員に転職することです。

20代であれば、転職後に勤続年数を重ねて基本給アップが見込めますが、30代や40代の方が美容部員に転職してもあまり勤続年数を重ねることによる給料アップは見込めません。

美容部員は勤続年数によって大きく年収が左右されるので、できるだけ早い段階で美容部員に転職をするようにしましょう。

関連記事：未経験から美容部員へ転職できる？転職するメリットや向いている人の特徴を紹介！

憧れの美容部員に転職を成功させよう！

いかがでしたか？

今回は、美容部員の年収について紹介しました。

美容部員の平均年収は平均で347円でした。

しかし、上記の数字はあくまでも「平均年収」です。

そのため、年齢や雇用形態によっても美容部員の年収は異なってきます。

美容部員は、基本的に年功序列で給料が上がっていく仕組みなので、できるだけ20代前半、遅くても30歳までには転職をするようにしましょう。

また、美容部員は正社員の他にも契約社員やパート、アルバイトなどの雇用形態がありますが、各種手当がもらえるのは正社員のみです。

正社員は各種手当がもらえるという点ではメリットがありますが、逆に昇給するにつれて給料から天引きされる金額も大きくなってしまいます。

契約社員やパート、アルバイトは各種手当を貰うことが出来ませんが、その分昇給するにつれて社員より稼げる状況を作り出すこともできるようになります。

ぜひ、美容部員への転職を成功させて美容のプロフェッショナルになれるように頑張ってください！