美容部員への転職に資格は必要?転職に役立つおすすめの資格7選!
美容部員への転職を検討している人の中には、「転職に必要な資格はある?」「おすすめの資格は?」など資格を取得しようとしているひとも多いと思います。
美容部員への転職に必須の資格はありませんが、関連資格を持っていることでスキルの証明になります。
しかし、具体的にどんな資格を取得して、どのようなスキルが求められるかはわかりづらいですよね。
そこで今回は、美容部員への転職に資格は必要かについて、転職に役立つおすすめの資格を含めご紹介します。
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美容部員への転職で必須の資格はない!
美容部員に必須の資格はありません。美容部員はデパートや商業施設の化粧品コーナーで、商品のお試しや販売を行います。よって、一連の業務に必ず取得しなければならない資格はありません。
資格の所持はあくまでも+α
美容部員にとって資格の所持は+αの要素です。関連資格を持っていると履歴書に記載できたり、現場で知識を活かせたりします。
資格を取得する際に学んだことは、現場でのコミュニケーションや販売にも直接行かせるでしょう。
一方、メーカーやブランドによっては、高卒の採用を行っておらず、専門学校や大学卒の条件があります。
転職を希望する企業の応募要項を事前に確認してみてください。
美容部員におすすめの資格7選
美容部員におすすめの資格は、以下の7つです。
- 美容師免許
- 日本化粧品検定
- 日本メイクアップ技術検定試験
- メイクセラピー検定
- アイリスト技能検定(JEA)
- アイデザイナー検定
- IBF国際メイクアップアーティスト認定試験
美容師免許
美容師免許はヘアスタイリングやメイクの知識を持っている証明になる国家資格です。
美容師免許は美容師だけでなく、メイクを行う美容部員にも役立ちます。例えば、美容師免許を持っていることで、メイク以外のヘアスタイリングに関する知識を活かした接客が可能になります。
よって、美容師免許は美容部員の業務にも直接活かせる点でおすすめです。
受験資格 | 厚生労働大臣が指定する美容専門学校を卒業すること |
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試験内容 | 実技試験(カッティング、オールウェーブセッティング)筆記試験 |
受験料 | 25,000円 |
日本化粧品検定
日本化粧品検定は、一般社団法人日本化粧品検定協会(JCLA)が実施する民間の検定試験です。
検定の学習をすることで、化粧品や美容に関する幅広い知識の向上が見込めます。
美容皮膚科学や法律などの知識も問われるので、直接的に美容部員の業務に活かせる知識が多いでしょう。
受験資格 | なし |
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試験内容 | 筆記試験(マークシート) |
受験料 | 1級:8,500円 2級:6,600円 3級:無料 |
日本メイクアップ技術検定試験
日本メイクアップ技術検定試験は、基本的なメイクからフルメイクの技術、カウンセリングや接客スキルまで問われる試験です。
美容部員にとって、実務に直接活かせる実践的な内容が問われます。
その他の関連資格と比べて、難易度が少し高いので練習や試験対策を行う必要があります。
受験資格 |
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試験内容 | スキンケア、フルメイク、カウンセリングなど |
受験料 | 1級:8,500円 2級、3級:6,500円 |
メイクセラピー検定
メイクセラピー検定は、一般社団法人メイクセラピストジャパンが運営するメイクセラビー技術や知識を問う検定です。
メイクセラビーとは、心理カウンセリング手法を取り入れたメイクなので、検定合格にはメイクアップの知識に加えて心理学の知識も必要となります。
心理学も必要となる点から、美容部員に必要な接客スキルも高められるでしょう。
受験資格 |
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試験内容 | 筆記試験、実技試験 |
受験料 | 特級:13,200円 1級:11,000円 2級:8,800円 3級:5,500円 |
アイリスト技能検定(JEA)
アイリスト技能検定とは、日本アイリスト協会が実施するまつ毛エクステンション技術に関する検定です。
まつ毛エクステンションの概要や、基本的な知識について問われます。取得することでまつ毛に関する知識を有していることを証明できます。
受験資格 |
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試験内容 | 筆記試験、実技試験 |
受験料 | 1級:20,000円 2級:16,000円【会員】・16,000円【一般】 3級:4,000円【会員】・6,000円【一般】 |
アイデザイナー検定
アイデザイナー検定は、日本まつげエクステンション協会が実施するアイデザイナーの正しい技術、知識向上のための検定です。
まつげエクステンションの実践的な内容を問う検定なので、学習することでまつ毛に関する知識や、技術の向上が期待できます。
受験資格 |
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試験内容 | 筆記試験、実技試験 |
受験料 | 1級:21,600円 2級:16,200円 3級:10,800円 安全技術師:8,640円 |
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験は、国際美容連盟が実施する認定試験です。
取得することでメイクアップの知識や技能を有していることを証明できます。
国際的な資格なので、国内外で通用する資格です。受験にはIBF指定のスクールカリキュラムを修了する必要があります。
受験資格 | IBF指定のスクールカリキュラムを修了した人 |
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試験内容 | 筆記試験、実技試験 |
受験料 | 10,800円 |
美容部員への転職で資格を取るメリット
美容部員への転職で資格を取るメリットは、以下の3つです。
- 美容に関する知識があることを証明できる
- 実技の場合は仕事に直接活かせる
- 資格手当てがつくことも
美容に関する知識があることを証明できる
まず資格を所有していると美容に関する知識があることを証明できます。
履歴書に資格を追加できる点でも、知識の証明としてアピールポイントになります。採用する側は多くの応募者をみるので、そのなかでも何らかの優位性を見せる必要があります。
美容部員として必須の資格はありませんが、関連資格を所有していること知識の証明になるのでメリットは少なくありません。
実技の場合は仕事に直接活かせる
試験が実技の場合は仕事に直接活かせられます。資格も種類が多くありますが、実技科目のある資格は美容部員の業務に直接活かすことが可能です。
筆記試験で得られる知識よりも、実技を重視する職場もあるため、採用時でもメリットはあるでしょう。このように実技科目のある資格は美容部員の転職に活かしやすいです。
資格手当てがつくことも
美容部員で資格を所有していると、資格手当がつくケースもあります。
働く企業にもよりますが、特定の資格を所有していることで、年間で手当がもらえたり、毎月手当がついたりするでしょう。
自分が働きたいブランドで資格手当がつくのであれば、その資格を取得して転職を狙うのもおすすめです。
美容部員として転職を検討する際は、企業の資格手当をチェックしてみましょう。
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美容部員への転職で資格を取るデメリット
美容部員への転職で資格を取るデメリットは、以下の2つです。
- 資格を取得していても採用につながるわけではない
- 資格を取得するまでに時間がかかってしまう
資格を取得していても採用につながるわけではない
美容部員で資格を取得していても、直接採用に繋がるわけではありません。
例えば、資格だけ所有していて実務経験が全くない人は、採用される確率は低いです。資格を持っていて実務経験が少ない人と、資格を持っていなくて実務経験が豊富なひとでは後者のほうが転職では有利です。
資格よりも実務経験や、具体的なスキルが重視されることを理解しておきましょう。
資格を取得するまでに時間がかかってしまう
美容部員の関連資格を取得するには時間がかかります。
資格のために勉強していて、資格を取得するのに時間がかかり、実務経験をなかなか詰めないパターンもありえるでしょう。
働きたい企業で資格手当があったり、採用に有利になる資格があれば時間をかけて取得する価値はあります。
しかし、具体的な目的がないのではれば、そこまで資格取得にこだわる必要はないかもしれません。
美容部員に求められるスキル
美容部員に求められるスキルは、以下の3つです。
- コスメに関する幅広い知識
- 接客力
- トレンドをキャッチするスキル
コスメに関する幅広い知識
美容部員はコスメを販売するので幅広い知識が必要です。顧客に対してそれぞれ適切な提案を行うために、新商品の情報や具体的な使い方など常に学んでいかなければなりません。
コスメは膨大な商品があり、顧客はそれぞれ商品を比較します。したがって、自社のブランドのみでなく、他社と比較してどんな特徴があるのかなども伝える必要があります。
上記のように、コスメに関する幅広い知識が必要です。
接客力
美容部員はコスメを販売、お試しをしてもらいながら接客を行います。接客スキルが高いことで、直接購買につながり売上をアップさせることが可能です。
一方、化粧品の知識が十分にあっても、コミュニケーションがうまくとれず、接客力がないと販売につながりません。
商品を購入してもらうことが目的なので、自分が接客した顧客が商品をなかなか購入しないとなると、続けていくのは厳しいでしょう。
上記のように、接客力は美容部員にとって必ず求められるスキルのひとつです。
トレンドをキャッチするスキル
美容部員にとってトレンドをキャッチするスキルも重要です。メイクやコスメは流行りがあります。
トレンドは激しく移り変わるので、いち早く流行りの傾向をキャッチして、接客に活かしていく必要があります。
逆に顧客もトレンドに敏感なことが多いため、顧客よりも知識がなければ購買につなげていくのは難しいでしょう。新商品も多く販売されるので、常に新しいトレンドを学んでいく姿勢が重要です。
美容部員への転職に資格は必須ではない!
今回は美容部員への転職に資格は必要かについて、転職に役立つおすすめの資格を含めご紹介しました。
美容部員への転職に資格は必須ではありませんが、関連資格を所有していることはスキルの証明になります。加えて、資格取得に実技が必要な場合、直接スキルを業務に活かすことも可能です。
注意点としては、資格よりも実務経験が転職において優先されることを覚えておきましょう。ぜひこの記事を参考に、美容部員への転職を検討してみてください。