アマテラスの評判は良い?悪い?口コミ・サービスからわかるメリット・デメリット
「アマテラスの評判って悪いの?」
「会員になっても求人に応募できないって本当?」
スタートアップやベンチャー企業への転職や副業を検討するにあたり、どの転職サイトに登録すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
サイトによってはブラック企業や成長性のない会社ばかりを掲載していることもあるので、成長が見込めるスタートアップ企業を厳選して紹介してくれるサイトを利用したいですよね。
今回は、スタートアップやベンチャー企業のコアメンバーとして参画するための転職サイト「アマテラス」について、利用した人たちの口コミや評判をまとめました。
アマテラスを利用するメリットやサービス内容はもちろん、利用者が感じたデメリットについても徹底分析しています。
本当に信頼できる転職サービスかを判断した上で利用したい方は、ぜひチェックしてみてください。
アマテラスはスタートアップ・ベンチャーへの転職に特化型の求人サイト
アマテラスはスタートアップやベンチャーに特化した転職・副業サイトで、「優良なスタートアップ企業」と「コアメンバーを目指す人材」とをつなげるダイレクトリクルーティングサービスを展開しています。
「日本からGoogle・Facebookを100社創出する」というビジョンをもとに設立された会社で、スタートアップで働く魅力やスタートアップの探し方を力強く説いているのが特徴です。
紹介している企業は、創業5年以内かつ社員が50名以下のシード・アーリー・ミドルステージのスタートアップ企業がメインで、登録すると企業からのスカウトが受けられたり直接やりとりできたりするサービスが受けられます。
アマテラスでは厳しい審査プロセスを導入しており、成長ポテンシャルの高い企業のみを扱っているのが他社との違いです。
また利用者側にも高いレベルを求めており、プロフェッショナルとして働くチャレンジ精神旺盛な人材のみ利用可能としています。
スタートアップ企業のコアメンバーとして、事業成長に携わっていきたい人に強くおすすめできる転職サイトです。
アマテラスに関する口コミ一覧
ここからはアマテラスの口コミを紹介していきます。
良い口コミと悪い口コミをそれぞれ紹介していくので、チェックしてみてくださいね。
アマテラスの良い口コミ
大手自動車メーカーのエンジニアとして働いていましたが、自分がやりたい分野の仕事ではないことに不満を感じていました。そんな中、同期がベンチャー企業に転職。裁量権を持って働いていることを知り、自分も転職したいと考えるようになりました。転職した直後は分からないことばかりで大変な時期もありましたが、転職せずに以前の仕事を続けていたら後悔していただろうと思います。今は自分が主体となって働いていると強く感じますし、転職してよかったと思っています。
転職するなら結婚していない若いうちにと考えていました。また大手で決められた仕事をやるよりも、会社のコアメンバーとして事業に参画したい気持ちがあったので、以前から興味があったアマテラスに登録しました。審査に通過した企業のみを掲載しているらしいのですが、本当に素晴らしい企業ばかりで驚きました。カジュアル面談ではCEOと直接話ができ、理念や人柄を知ることができたのも良かったです。マネージャー経験者で、社会貢献や企業成長を身近で経験したい方は、登録しておいて損はないと思います。
アマテラスの悪い口コミ
求人に応募できるのは、プレミアム会員になれた人のみ。プレミアム会員になれない自分には、利用する価値がないサイトでした。求人を厳選してるってところに興味湧いたけど、使えないなら意味ないわ・・・。
登録者のほとんどがマネジメント経験者って書いてあったから、今の私が登録しても求人を紹介してもらえない確率大・・・。もうちょっと実績残してから再チャレンジします。それにしても、アマテラス使える人って本当に優秀な人だけですよね。
アマテラスの3つのメリット
アマテラスを利用した人たちの口コミを調査した結果、以下のようなメリットがあることが分かりました。
- 独自の厳しい審査基準をクリアした企業のみを掲載している
- 経営層・幹部候補として迎えてくれる求人がほとんど
- アマテラス利用者の70%が25歳~34歳!若い世代におすすめ!
厳しい審査基準もクリアした企業のみを掲載
アマテラスを利用する価値、それは「厳しい審査プロセスを通過したスタートアップ企業のみ」に出会えるという点です。
審査通過率はなんと15%という狭き門で、その水準に達するには以下のような審査にクリアしなければなりません。
- 人の役に立つ事業か?
- 競争優位性となる強みを持っているか?
- ルールプレイカーであるか?
- 市場規模は魅力的な大きさか?
- 回収エンジン(マネタイズ)の仕組みがあるか?
さらに企業トップとの面接をアマテラスの代表自らが行い、経営者の人間性までを審査対象にしているのもアマテラスならではの特徴です。
経営者の志が強くない会社や、他社のサービスを真似しているだけの会社は一切取り扱っておらず、企業利益だけを考えた人材会社とは一線を画しています。
経営層・幹部候補求人が多い
アマテラスが紹介する転職先でのポジションは、スタートアップ企業での経営層が多くを占めます。
大企業や中堅企業でマネージャーとして活躍しながら、「今後は大きな裁量を持って働ける企業に転職したい」という方に最適です。
というのも、アマテラスのユーザーの88%が「事業責任者」や「マネージャー」経験者という肩書きや経歴を持っています。
スタートアップは人材や資金面においてもリソースが十分とは言えないため、新人を入社させて十分な教育を行う余裕がありません。
とくに中途採用においては「即戦力重視」の採用となり、スキルや経験値が低い方には向いていないサービスだといえるでしょう。
転職先での主な職種
転職先での主な職種とその割合は、以下の通りです。
事業企画・経営企画 | 38% |
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営業 | 20% |
エンジニア | 15% |
財務・経理・人事 | 14% |
マーケティング・広報 | 13% |
また雇用形態に関しては、正社員だけじゃなく契約社員や時短勤務の正社員、業務委託などさまざまな働き方を用意しています。
アマテラスでは副業としてスタートアップ企業に参画することも進めており、「面接だけでは決められない」という方に対しては、数日間だけの「短期間インターシップ」も案内しているようです。
インターンシップが不可の場合は、営業ミーティングや経営会議に出席させてもらえるなど、柔軟性のある採用プロセスを踏むことができます。
転職先の業種においては、AIやIoT、再生エネルギー、ヘルスケア、モビリティ・ロボティクスなどの分野に力を入れているのが特徴です。
この分野に興味がある方も、自分に合った転職先探しに活用してみてください。
利用者の70%が25歳~34歳
アマテラスを利用する人のほとんどが、収入や待遇への期待よりもビジネススキルを磨くことを重視している若手層です。
リスクよりも経験値を高めることを目的としており、スタートアップ企業にチャレンジする覚悟を持って転職活動をしています。
30代半ば以降になると、養う家族がいたり子供の養育費がかかったりするケースがあるので、チャレンジしやすい世代に向いているといえるでしょう。
アマテラスの3つのデメリット
スタートアップでのコアメンバーを目指す方に最適なアマテラスですが、一部の利用者からはネガティブな意見や口コミが寄せられていました。
それらを調査して分かった、アマテラスのデメリットは以下の3つです。
- 一般会員だと求人にエントリーできない
- 実績やスキルがないと利用できないことも
- 掲載している企業数が少なめ
一般会員だと求人にエントリーできない
アマテラスは一般の転職サイトと異なり、運営元による審査に通過した「プレミアム会員」しか求人に応募できません。
会員からプレミアム会員になるには、ユーザーが登録した経歴をアマテラス側が確認し、経営幹部などのコアメンバーにふさわしい人材だと判断された利用者のみになります。
プレミアム会員になった場合は自動でアップグレードされる仕組みで、そこでようやく企業に直接エントリーできるようになるのです。
さらにプレミアム会員になると、アマテラス代表の藤岡氏と面談できる権利も獲得できます。
一般の会員は求人企業の閲覧は可能ですが、応募に加え、募集情報に関する詳しい内容をみることも不可能です。
実績やスキルがないと利用できないことも
アマテラスで内定を獲得できた利用者のおよそ8割が、企業からのスカウトです。
つまりアマテラスに登録したとしても、企業が欲しがるようなスキルや実績を持っていないと、転職先を探すことはできないでしょう。
プレミアム会員じゃなくても企業からのスカウトは受けられますが、マネージャー経験や特出したスキルがない場合は、アマテラスを利用する意味はないかもしれません。
掲載している企業数が少なめ
アマテラスが保有する求人数は500件ほどと、非常に少ないのが特徴です。
その理由は、アマテラス代表の藤岡氏が、掲載する企業1件1件の「事業内容」「ビジネスモデル」「経営者の人間力」をチェックし厳選しているから。
アマテラスは求人数で勝負する転職サイトではなく、求人の質の高さを重視しているサイトといえるでしょう。
そのため「たくさんの求人から転職先を選びたい」という方は、求人数がトップクラスのリクルートエージェントやマイナビエージェントを利用することをおすすめします。
アマテラスを利用した方が良い人・利用しない方がいい人
さまざまな口コミを総合的に評価し、アマテラスを利用した方が良い人・利用しない方がいい人をまとめました。
あなたはどちらに該当するか、チェックしてみてください。
アマテラスを利用すべき人の特徴
アマテラスを利用すべき人の特徴は、以下の4点です。
- スタートアップ企業にチャレンジしたい人
- 特定の分野で秀でたスキルや実績を持っている人
- 成長性が見込めるスタートアップを紹介して欲しい人
- リスペクトできる経営者のもとで働きたい人
アマテラスに向いているのは、大企業で安定した業務をこなす人生よりも「未知の分野の社会的課題にチャレンジしたい」「自分が主体となって事業を進めたい」という方に向いています。
ただし人員不足のスタートアップで活躍するには、即戦力となるスキルや経験が必要不可欠です。
事業におけるリーダー経験やマネジメント経験があればプレミアム会員になり、企業へ応募できる権限を得られるでしょう。
プレミアム会員は「スタートアップの経営幹部として活躍できる」と認められた証拠になるので、自信を持って転職活動に挑めるはずです。
アマテラスを利用すべきではない人の特徴
アマテラスを利用すべきではない人の特徴は、以下の3点です。
- 高年収や手厚い待遇を求める人
- 倒産のリスクを負いたくない人
- 社会人経験が3年未満の人
アマテラスは新卒者の利用は推奨しておらず、社会経験が3年以上の人材を対象としています。
経験が少ない20代前半の方は、ある程度の経験やスキルを積んでからのチャレンジがおすすめです。
またスタートアップで働くには、「倒産」や「事業縮小」といった最悪のケースを想定しなくてはなりません。
もちろん成長性が感じられる企業のみを厳選していますが、社会変化や経営者の意思決定で退職せざるを得ない状況も考えておく必要があります。
しかしスタートアップの転職市場では、事業失敗よりもチャレンジ精神を優先されますので、退職や倒産をネガティブに捉える必要はないと藤岡氏は説いています。
アマテラスとの併用におすすめの転職エージェント
ここではアマテラスと同様に、多くの利用者から支持されているおすすめの転職エージェントをご紹介してします。
「アマテラスの求人数では物足りない」
「プレミアム会員になれる自信がない」
という方は、ぜひチェックしてみてください。
doda
- 公開求人数
- 235,428件
- サイトのタイプ
- 総合型
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- パーソルキャリア株式会社
doda(デューダ)は求人数を15万件以上も保有する、業界トップクラスの転職エージェントです。
「実績」や「知名度」も非常に高く、あらゆる業種・職種をカバーしている点から、年齢やスキルを問わず幅広い年代の方が利用できます。
dodaエージェントの特徴は「転職エージェント」と「転職サイト」の双方の機能を備えている点で、自分で求人検索した企業の詳細をアドバイザーに聞くことも可能です。
また求人紹介に加え、応募書類の作成や面接対策、面接の日程調整、入社後のフォローまで、転職活動におけるすべてをサポートしてくれるのもdodaの魅力。
転職が初めての方や、今後のキャリアに悩んでいる方にも、強くおすすめできるエージェントです。
運営会社 | パーソナルキャリア株式会社 |
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本社 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
対応エリア | 全国 |
求人数 | 約150,000件(2021年12月時点) |
利用料金 | 無料 |
キープレイヤーズ
キープレイヤーズは、ベンチャーやスタートアップ企業の人材紹介を専門にしているエージェントです。
「未来を創るキープレイヤーを生み出す」をミッションに掲げており、急成長のスタートアップでキーマンになってくれる人材と企業とを結びつけています。
ただしベンチャー以外への転職には不向きで、さらに求人数に関しては「アマテラス」と同様に少ないのが特徴です。
しかしスタートアップで有名な代表の高野氏が、キャリア面談や求人の斡旋をしてくれます。
高野氏に関する利用者からの評判は非常に高く、高野氏に直接アドバイスをしてもらえることがキープレイヤーズを利用する最大のメリットといえるでしょう。
運営会社 | 株式会社キープレイヤーズ |
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本社 | 東京都港区赤坂3-16-8 |
対応エリア | 東京 |
求人数 | 約300件 |
利用料金 | 無料 |
GOOD FIND CAREER
GOOD FIND CAREER(グッドファインドキャリア)とは、スタートアップ転職やグローバルベンチャー転職に特化した転職サイトです。
アマテラスと異なるのは若手層から経営幹部まで幅広くカバーしている点で、就活スキルアップセミナーやインターンシップ制度の紹介も行っています。
GOOD FIND CAREERは「転職を前提としないキャリア相談を歓迎している」のも特徴の1つで、転職にこだわらないアドバイスや解決策を提案しているのが支持されています。
また同社もアマテラスと同様、求人数が非常に少なめです。
しかし一方で、マッチング精度が非常に高く、求人票では読み取れない企業文化や事業戦略、職場の雰囲気なども詳しく案内してくれます。
若手のハイポテンシャル層の取り扱いもあるので、20代で経営幹部やマネージメント幹部を目指している人に利用してほしいエージェントです。
運営会社 | スローガン株式会社 |
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本社 | 東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3階 |
対応エリア | 全国規模 |
求人数 | 非公開 |
利用料金 | 無料 |
アマテラスの登録・ログイン〜転職までの流れ
アマテラスに登録してから、転職を成功させるまでの流れは以下の5ステップです。
- アマテラスへの登録
- 企業とのやり取り
- 企業との面談
- 内定・内定承諾
- 入社
1.アマテラスへの登録
公式サイトの「新規会員登録」をクリックして、無料登録を行います。
これまでの経歴を詳しく入力しておくと、企業からのスカウトが受けやすくなったり、プレミアム会員になったりする可能性が高まります。
公式サイトの「Q&Aコーナー」に、スタートアップ転職のための履歴書や職務経歴書の書き方のポイントが書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
2.企業とのやり取り
掲載されている求人をチェックして、あなたがチャレンジしたいスタートアップ企業を探しましょう。
「創業メンバーとして事業に参画したい」といった転職目的から探したり、「財務マネージャーからCFOへ」といった経験を活かしたポジションから探したりできます。
興味のある求人には「気になる」を押して、企業へメッセージを送ることが可能です。
また企業からスカウトを受けた場合も、できるだけ速やかに返信してマッチング精度を高めましょう。
3.企業との面談
代表者や経営層とのカジュアル面談を通し、経営方針やビジョンを知ることができます。
「企業をより深く知ってから応募するかを見極めたい」という場合は、重要な経営会議に出席したり、短期間インターンシップをしたりしてから応募することも可能です。
4.内定・内定承諾
内定をもらったら、できるだけ速やかに承諾・辞退を伝えましょう。
条件面や入社に関する不明点は、アマテラスに相談して対応してもらうこともできます。
5.入社
内定を承諾したら、いよいよ入社です。
スタートアップのキープレイヤーになれるよう、転職先で大きく活躍してください!
アマテラスを活用してベンチャー・スタートアップ企業への転職を成功させよう!
アマテラスのサービス内容や特徴や、利用するメリットやデメリットについて解説してきました。
同社の1番の強みは「厳選されたスタートアップのみを扱っている」ところで、スタートアップでコアメンバーとして参画したい人であれば、登録しておいて間違いはないエージェントです。
プレミアム会員になると代表の藤岡氏とキャリア面談ができるので、より一層スタートアップの魅力に触れることができるでしょう。
ただしリクルートエージェントやdodaなどの大手と比較すると求人数は非常に少なく、新卒や社会経験が3年未満の方に利用には向いていません。
実務経験が少ない場合は、今の職場で一定の経験やスキルを積んでからチャレンジするといいでしょう。
あなたの転職が成功し、スタートアップで大きく活躍することを祈っています。