ブラック企業の見分け方5選!求人の特徴やブラック企業が多い業界も紹介
現在の仕事を退職して、新しい職場へ転職しようとしているものの、中々転職に踏み切れない人が多いです。
踏み切れない要因の一つに、ブラック企業の存在があります。
ブラック企業はやたらと残業時間が長かったり、給与が平均よりも大幅に低いなど、労働していくうえで環境が悪いです。
そのため、ブラック企業の存在がちらついてしまうと、中々就職に踏みきれないでしょう。
そこで今回は、ブラック企業の見分け方を紹介していきます。
ブラック企業にどのような特徴があるのかを理解すれば、無暗に心配する必要はなくなります。
合わせて、転職者におすすめしたいホワイト企業が多い業界も紹介していくので、転職先に悩んでいる人は是非参考にしてみてください。
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ブラック企業は見分けられる!
「ブラック企業」という言葉は、ネット上で作られた造語なので、どのような企業がブラック企業なのか明確な線引きがありません。
そのため、人によってブラック企業に対しての認識が微妙に異なります。
一般的に言われているブラック企業の特徴は、
- 労働時間がやたら長い
- 休みが少ない
- 収入が平均よりも低い
- 職場の人間関係が悪い
…などです。
一見、就職して働き始めてみないと、気づかないものばかりに見えます。
しかし、ブラック企業によくみられる特徴を知れば、転職活動の段階でブラック企業を見分けられます。
ブラック企業の見分け方・特徴
それではここから、ブラック企業によくある5つの特徴を紹介していきます。
- 離職率が異様に高くて人手不足を抱えている
- 年間を通して求人が掲載されている
- 求人にきれいごとが書かれている
- 応募から内定までが短い
- 職場の雰囲気が悪い・汚い
以上の5つがブラック企業によくある特徴です。
ブラック企業に転職してしまうと、転職したにもかかわらず、すぐに辞めてしまう場合もあります。
以下で詳細に説明していくので、ブラック企業の特徴を理解しましょう!
離職率が高い
企業の離職率は、ブラック企業を見分ける一つの指標になります。
離職率とは、企業に入社した人が年間でどのくらい退職しているかを数値化したものです。
退職する人は、企業に何かしらの不満や問題を感じて、退職を決意します。
「退職している人が多い=企業に何かしらの問題がある」と判断できるでしょう。
企業が出している求人に離職率が記載されているので、離職室にも注目して、求人を見ていきましょう。
年間を通して求人が出ている
求人サイトに、年間を通してずっと掲載されている業界もブラック企業の可能性が高いです。
基本的に求人サイトに掲載する場合は、ある程度期間が決まっています。
「このくらいの期間求人を掲載すれば、十分な人材が確保できるだろう」
と、通常の企業であれば、採用担当に大まかな算段があります。
そのため、ほとんどは設定した求人掲載期間内で採用活動が終わります。
しかし、ブラック企業の場合には慢性的に人材が足りていないので、求人を年間通して掲載しています。
また、選考を進めていく中で、転職者がブラック企業だと気づいて辞退するケースもあります。
この特徴は、日頃から求人サイトをチェックしていないと気づけないので、求人サイトをチェックする習慣を身に付けましょう。
求人に誇大表現が多い
「入社1年目から年収800万稼げます!」
「ボーナス支給額500万!」
「あなたの個性を尊重し、意見が通りやすい環境です」
…などと、ありえない位にきれいごとが並べられている企業には注意が必要です。
求人は基本的に脚色して書かれるので、多少は誇張されるのですが、あまりにもきれいごとが並べられている企業もあります。
求人だけ見ると、給料が高くて労働環境が整っている理想的な職場に見えますが、働き始めてみると労働環境が劣悪ということが多いです。
転職を始めたての頃は、中々気づけない特徴ですが転職活動を進めていくと、一目見ただけでブラック企業と見分けられます。
必要以上にきれいごとが並べられている求人には注意しましょう。
応募から内定までが短い
企業によって内定までかかる期間に差がありますが、一般的には内定まで1ヶ月です。
面接の予定が上手く合えば、3週間程度で内定を貰えるケースもあり、最短でも内定までは3週間です。
しかし、中には「応募から採用まで1週間!」と選考期間が異様に短い企業もあります。
選考期間が短い理由は、人手が足りておらず、一刻も早く人材を欲しがっているためです。
通常の企業であれば、ある程度人材を確保しているので、すぐにでも人材が欲しいという状況になりません。
また、選考期間が短いと応募者がどのような人物なのかを理解せずに、かなり甘い採用基準で選考を行います。
応募者側も選考を受ける企業がどのような企業委なのか、十分に理解できないでしょう。
職場の雰囲気が悪い
これは選考を進めていかないと判断できない項目ですが、職場の雰囲気もブラック企業を見分けるポイントです。
職場があまりにも殺風景だったり、整理されておらず、ものが散らかっている場合には注意が必要です。
労働環境が整備されていないということは、業務が多忙すぎて、職場の掃除に避ける時間が無いことを意味しています。
また、職場で怒鳴り声が飛び交っていたり、あまりにも社員同士のコミュニケーションが見られない場合にも注意しましょう。
ブラック企業が多い業界・職種
それではここから、ブラック企業が多いとされている業界を紹介していきます。
始めに言っておきますが、ここで紹介する業界の企業が全てブラックというわけではありません。
他の業界に比べて、ブラック企業が多い傾向があるという意味で紹介していくので、そこの意味をはき違えないようにしてください。
- 営業職
- テレビ業界
- IT業界
営業職
営業職は、過去のスキルや経歴が問われないので、未経験から営業職に転職する人も多いです。
収入も高くて、売り上げを達成した分だけ収入が得られるので、やりがいを感じて仕事ができます。
しかし、営業にはノルマがつきものです。
営業職には月ごとにノルマが課せられて、ノルマを達成しないと、上司から激しく叱責される職場もあります。
ノルマを達成できないことがストレスとなり、退職してしまう人が後を絶えません。
また、企業によっては絶対に達成できないノルマを課されて、ノルマを達成できないと減給させられる企業もあるみたいです。
営業職への転職は十分に注意しましょう。
テレビ業界
1年を通してずっとテレビは放送されています。
裏を返せば、テレビを作っている側の人間は、年中無休で仕事をしているとも言えます。
また、労働時間もバラバラなので、昼夜関係なく働かなければならないので体を壊してしまう人も多いです。
労働環境が過酷なので、人の入れ替わりもかなり激しく、長くテレビ業界で働いている人はほんの一握りです。
はたから見れば、華々しくて人気が高い業界ですが、ふたを開けてみれば過酷な労働環境が待っています。
転職しようとしている人は、ある程度の覚悟を持ちましょう。
IT業界
IT業界は、最近になってブラック業界として認知されるようなりました。
最近になって普及してきた業界のため、労働環境が整備されてない企業が多いです。
給与に関しては平均より高く、労働者からの不満も少ないです。
しかし、収入の高さに比例して、労働時間が長いです。
法定基準を守られておらず、半強制的に労働を強いられ、中には会社に泊まり込みで仕事をした経験がある人もいます。
また、IT企業の多くは年功序列ではなく実力ベースで給与や昇格を決めます。
スキルがない人は、年齢を重ねて昇給を期待しても満足いく結果は得られません。
この業界で成り上がっていく強い覚悟が無いと、仕事を続ける意味を見失ってしまうかもしれません。
ホワイト企業が多いおすすめの業界
ここからは、ホワイト企業が比較的多い業界を紹介していきます。
転職ハードルは少し高いですが、採用されれば、安定した収入が得られて生活水準も上がります。
- 航空業界
- インフラ業界
- 公務員
航空業界
航空のサービスを行なうには国の認可が必要で、一般的な企業が新しく参入することがほとんどありません。
そのため、限られた数の企業しか競争相手がいないので、利益・売り上げが独占されています。
需要が無くなる業界でもなく、収入も安定しているので、かなり高い収入を得ることができます。
また、女性からの人気かなり高い業界ともいえるので、ホワイト企業が多い業界ともいえるでしょう。
インフラ業界
インフラという仕事は、ガスや水道や通信など、社会基盤を扱う仕事です。
これらの仕事は景気の良し悪しに関係なく、常に必要とされます。
そのため、需要も安定していて、絶えることがありません。
主要なインフラ企業をあげると、どれも大手企業に分類される企業ばかりなので、安定した生活が約束されています。
人気が高い業界ですが、安定した生活が約束されているので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
公務員
企業ではありませんが、公務員も収入面・労働環境ともに安定している、ホワイトな職種と言えます。
基本的にカレンダー通りに働き、残業時間もほとんどないので労働環境も整っています。
加えて、手当やボーナス、収入なども安定しているので、安定した生活が送れます。
しかし、公務員になるには公務員試験を受講して、合格しなければ公務員にはなれません。
試験も決して容易ではなく、競争率も高くなっていますが、採用されれば一生安定した生活が送れます。
試験勉強にはおよそ半月ほどかかってしまうものの、安定を求めて、20代からチャレンジする人も多いです。
興味がある人は、転職をいい機会だと思って、公務員にチャレンジしてみてはどうでしょうか?
また、下の記事で20代におすすめの転職先を紹介しているので、こちらも読んでみてください。
20代での転職にオススメの業種・職種を紹介!おすすめ理由と選ぶ際のポイントも解説!
ブラック企業を見分けるならリクらくへ!
誰もが転職を経験するわけではないので、ブラック企業を見分けるのもかなり難しいでしょう。
せっかく転職に成功したにもかかわらず、転職先がブラック企業だったら、転職した意味がありません。
「ブラック企業に転職してしまうかも…」と不安に感じている人は、リクらくを活用してみましょう。
リクらくでは、企業の採用担当とリクらくのエージェントがコミュニケーションをとりつつ、採用活動を進めます。
そのため、一人で転職活動をする上では、知ることができない企業の情報も知ることができます。
また、選考を受ける企業のことも良く知れるので、入社後のミスマッチも非常に少ないです。
リクらくで受けられるサービスは、全て無料なので安心して、活用してみてください!
また、こちらの記事も参考にしてみてください。