既卒が健康診断書の提出を求められたら?
就活を進めていく中で、健康診断書の提出を求められて困ってしまう方も多いのではないでしょうか?
「そもそも健康診断書とは?」
「健康診断書はどうやって発行すればいいのか」
「健康寝台書を発行するにはどのくらいの費用が掛かるのか?」
…など、わからないことがたくさん出てくると思います。
そこで今回は、健康診断書を発行する方法や健康診断書発行にかかる費用などを紹介していきます。
就活を進める上での不明点を減らし、ストレスを抱えることなく就活を進めていきましょう。
既卒は病院に行って健康診断書を発行しましょう
新卒の場合は、学校で健康診断を行っているので、学校の総合窓口に行けば、簡単に健康診断書を発行することができます。
発行にかかる費用も数百円なので、簡単に発行できます。
対して既卒の場合には、学校で健康診断書が発行できないので、病院に行って発行しなければなりません。
そのため、病院の予約から健康診断書の発行まで全て自分で行わなければなりません。
事前知識もなく、健康診断書を滑降するのはかなり難しいでしょう。
不明点が多いと思うので、健康診断書を発行する手順と注意点を説明していきます。
自分で病院を予約する
選考を受けている企業によっては、健康診断を受ける病院を指定される場合があります。
しかし、多くの企業は健康診断を行っている病院を探して、自ら予約しなければなりません。
病院に問い合わせて「健康診断を受けたいのですが、そちらの病院では健康診断を行っていますか?」と聞きましょう。
基本的にはほとんどの病院で健康診断を行っています。
しかし、健康診断は予約なしでは受けられないので、必ず予約してから検診を受けに行きましょう。
病院を予約する際の注意点
予約すれば基本的には健康診断を受けられますが、予約した翌日に診断が受けられないので、多少は期間に余裕をもって予約するをおすすめします。
また、時期によっては病院の予約を取りづらい時期もあります。
万が一病院の予約が取れず、企業から言われている期限内の提出に間に合わない場合には、その旨を早急に伝えましょう。
伝える際には、いつ頃であれば提出ができそうかも合わせて伝えましょう。
検査項目を確認しておく
企業によって、健康診断で受けなければならない項目に違いがあります。
検査項目を確認せずに健康診断を受けてしまうと、再び検診を受けなければならない事態に陥ってしまうので、診断を受ける前に企業に確認しておきましょう。
主な検査項目を紹介するので、参考にしてみてください。
- 既往歴、業務歴の調査
- 自覚症状、他覚症状の有無
- 身長、体重、腹囲の測定、視力と聴力の検査
- 胸部X線検査
- 血圧の測定
- 貧血検査(血色素量及び赤血球数)
- 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GPT)
- 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
- 血糖検査
- 尿検査(尿中の糖や蛋白の有無)
- 心電図検査
健康診断書の取得にかかる費用は1万円前後
検査内容や病院よって、金額に違いがあるものの、健康診断にかかる金額は1万円前後です。
診断書を発行するにも追加料金を取られてしまうので、心配のな人は、あらかじめ病院に料金を確認しておきましょう。
ざっくりと1万円ほどかかってしまうので、大きな出費に感じてしまう人もいるかもしれませんが、就活上で必要な書類になります。
必要出費と割り切りましょう。
また、企業の中には、検査費用を企業側で負担してくれる企業もあります。
負担してくれる際には、領収書提出する必要があるため、無くさずに保管しておきましょう。
健康診断書発行にかかる期間は1~3日
健康診断を受診後、すぐに発行してくれる病院もありますが、病院によっては健康診断書発行に1~3日かかってしまうケースもあります。
発行にかかる期間を確認しておかないと、診断書発行に時間がかかってしまう場合もあります。
企業から指定された期間内に準備できないと意味がありません。
決して面倒くさがらずに、速やかに診断を受けて、診断書を入手しましょう。
あらかじめ健康診断を受けてくと、すぐに提出できるので、就活を始める前に健康診断を受けておいてもいいかもしれません。
健康診断書の提出を求められるタイミング
健康診断書の提出を求められるタイミングは、ほとんどが内定後です。
選考を受ける前や、選考を進めていく段階で、提出を求められるケースはほとんどありません。
内定後、問題なく入社できるように、用意周到に健康診断書の準備をしておきましょう。
前職の健康診断書を提出しても良い
健康診断書の期限は、発行後3ヶ月以内です。
もし過去3か月以内に、健康診断を受けて、その健康診断書がある場合にはそれを企業に提出しても問題ありません。
もし手元に健康診断書がある場合には、期限を確認しておきましょう。
また、期限を過ぎていても、企業によって受け取ってもらえる場合があるので合わせて確認しておきましょう。
健康診断書はコピーでは無く原本を提出する
健康診断書は大切な個人情報なので、コピーではなく健康診断書の原本を提出しなければならない場合があります。
コピーでもOKの企業もありますが、基本的には原本を提出するようにしましょう。
また選考を受けている複数の企業に、健康診断書の提出を求められる場合もあります。
健康診断を受けた病院で何枚でも診断書の発行ができるので、何度も健康診断を受ける必要がありません。
健康診断書の結果が採用に影響することはない
人によっては、持病を持っていたりして、健康に問題があるため選考に落とされてしまうのでは無いかと考える人がいるかもしれません。
しかし、厚生労働省が健康状況を選考基準にするのを禁止しているので、健康に問題があったとしても落とされることはありません。
健康診断書は選考基準ではなく、どのような健康状態なのか確認するための書類なので、あらかじめ理解しておきましょう。
健康診断書の提出を求められてらすぐに対応しましょう
健康診断書は、厚生労働省の警告によって、採用基準になっていません。
あくまでも、あなたがどのような健康状況なのかを把握しておきたいという考えから、健康診断書を提出するということを理解しておきましょう。
健康診断書を発行するには時間とお金がかかります。
企業も無理な提出期限を提示してきたり、提出しないからと言って選考から落としたりはしませんが、できるだけ速やかに提出するに越したことはありません。
そのため、分からないことがあれば、速やかに採用担当に聞いておくと良いでしょう。
また、健康診断書に限らず就活を進めておく上で必要になる書類はたくさんあるので、それぞれの書類を期限内に提出できるように努める必要があります
提出ができない場合には、間に合わない理由と合わせて、いつまでであれば提出できそうかを伝えましょう。
選考に影響がないからと気を抜かず、ひとつひとつの対応を見られていると意識して、迅速に対応するのを心がけましょう。
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