年収1000万の20代の割合は4%!狙える企業と稼げる仕事の特徴を解説
年収1000万円をひとつの目標として働いている人も多いでしょう。
20代の中にも1000万円の高収入を手にしている人がいます。
年収1000万もらっている人は、一体どんな職業についているのでしょうか。
この記事では、稼げる人の特徴や稼ぎたい方にオススメの業界や資格を紹介します。
収入が全てではありませんが、働きがいを感じるひとつの条件として、やはりお金は重要です。
若手でも稼げるというのは、年齢に関係なく実力を評価してくれるという見方もできますので、転職や就職の参考にしてみてください。
20代におすすめの転職サイト・エージェントランキング28選|未経験・女性向けや選び方も解説
- 職種
- 全職種
- 公開求人数
- 200,000件以上
- 対応地域
- 全国
- おすすめ年代
- 20代から50代以上
20代で年収1000万稼いでいる人は4%
叶えたい目標のひとつとして、年収1000万円を掲げている人も多いでしょう。
年収1000万円を突破しているビジネスパーソンは、すべての年代を合わせても4%しかいません。
しかし25人中1人と考えれば、非現実的な数字ではありません。
さらに絞り、20代で1000万円の年収を稼ぐ人は、なんと0.2%となっています。
20代ですから当然と思うかもしれませんが、近年では初任給から1000万円の年俸を提示する企業も増えているんです。
20代の平均年収は250万円前後
20代の平均年収は250万円前後です。
国税庁の調査では、日本人の平均年収が約430万円ですので、入社して間もない20代であれば当然の数字かもしれません。
250万円の年収を稼ぐ20代が多い中で、その4倍、つまり4人分の年収を1人で稼ぐ20代は一体どんな仕事をしているのでしょうか。
20代で年収1000万円稼いでいる人の特徴
20代の平均年収が250万円程度なので、平均の4倍となる1000万円を稼ぐのはかなり難しいのがわかります。
ただ、実際に年収1000万円を稼いでいる人はおり、稼いでいる人にはある共通している特徴があります。
ここからは20代で年収が1000万円を超えている人の特徴について紹介していきます。
- 有名・難関大学出身の高学歴
- 大手企業に入社している
- インセンティブ手当が貰える職種
- 専門性が高く難関資格を取得していないとできない職業
有名・難関大学出身の高学歴
高収入と高学歴は比例しているのでしょうか。大学別に10位までの平均年収を紹介します。
順位 | 大学 | 平均年収 | 最高年収 |
---|---|---|---|
1位 | 東京大学 | 507万円 | 1500万円 |
2位 | 一橋大学 | 484万円 | 1000万円 |
3位 | 京都大学 | 479万円 | 1200万円 |
4位 | 慶應義塾大学 | 458万円 | 2500万円 |
5位 | 名古屋大学 | 448万円 | 1800万円 |
6位 | 東北大学 | 413万円 | 1000万円 |
7位 | 横浜国立大学 | 405万円 | 850万円 |
8位 | 神戸大学 | 401万円 | 850万円 |
9位 | 北海道大学 | 393万円 | 728万円 |
やはり学歴がいいと平均年収も高い傾向があります。
慶應義塾大学の2500万円も驚くべき数字です!
やはり高学歴であれば仕事でも素晴らしいパフォーマンスが期待できるため、それに見合った年収が得られるようです。
大手企業に入社している
大手企業で働いている20代の平均年収は400万円以上と言われています。
大手の場合は基本給も高く評価制度も整っているため、若手であっても実力があれば大台に乗ることが可能です。
大手企業はボーナスの良さも魅力のひとつで、会社によっては8ヶ月〜9ヶ月分の賞与がもらえる企業もあります。
残業代もきっちり支払われることや、男女関係なく平等に評価されるのも大手ならではの特徴です。
インセンティブ手当が貰える職種
売り上げによってインセンティブが貰える営業職では、頑張り次第で高収入を稼ぐことができます。
もちろん成績が落ちれば年収も落ちますが、天井が高いというのは平均年収が低い20代にとってはメリットです。
営業職は結果がすべてなので、成績が良ければ昇格にともない基本給が上がり、ボーナスや社長賞などの賞金も手に入ります。
また営業職の特徴は学歴や職歴を問わないこともあり、学歴に自信がない方でもやる気があれば大いに稼げる職業です。
専門性が高い・難関資格が必須の職業
難関資格のメリットは、「独占業務である」ことと「独立ができる」という2点が挙がられます。
資格を取ることで、年収が数百万円アップすることも可能です。
難易度が高く、20代でも1000万円を稼げる資格を紹介します。
- 医師
平均年収は勤務医で1600万円、開業医で2500万円となっています。 - 弁護士
平均年収は1000万円で、司法試験に受かることで資格が得られます。 - 弁理士
知的財産権を扱う大企業との仕事が多く、その分報酬も高い傾向があります。 - 税理士
20代の平均年収はそれほど高くありませんが、開業すると年収3000万円以上稼ぐことも可能です。 - 公認会計士
企業の財務諸表をチェックするのが主な業務で、弁護士と同じように難易度の高い資格です。 - 司法書士
司法書士の平均年収は600万円ほどですが、独立すると1000万円以上稼げる職業です。
いずれも簡単に取れる資格ではありませんが、それ故に高収入が得られる職業です。
弁護士は大手事務所に入社できると、初任給で1000万円以上の年収が手にできます。
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20代でもスキル・経歴を評価されれば、転職して収入アップすることも十分に可能です。
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20代で年収1000万を狙える企業
年収1000万円を目指すうえで、どの業界・職種で働くかという点は非常に重要なポイントです。
業界によっては何年仕事を続けても年収が上がらずに、1000万円どころか平均年収すら得られないこともあります。
そこでここからは、年収1000万円を目指せる業界について紹介していきます。
- 外資系企業
- マスコミ業界
- 金融業界
- 証券会社
- コンサルタント
- 商社
- 営業職
- IT業界
外資系企業
年齢が上がるとともに少しずつ年収が上がっていく、年功序列が多い日本企業。
それと反対に完全実力主義で年齢に関係なく、高い年収を稼ぐことができるのが外資系企業です。
外資系ですので英語が話せることは当然で、成績が悪ければリストラに合う可能性もあります。
また退職金制度がないことや福利厚生が充実していないなどのデメリットもありますが、実力次第で若手でも稼げるのが外資系のメリットです。
マスコミ業界
全国ネットのテレビ局や大手広告代理店などでは、20代でも高収入が期待できる業界です。
さらにテレビ局の中でもキー局と呼ばれる日本テレビやフジテレビ、テレビ朝日などは20代の平均年収が1000万円を超えます。
テレビ局の中でも年収がいいのは制作部門のみで、営業系は一般的な平均年収と変わりません。
入社するなら制作部門を狙いたいところですが、激務だということを覚悟する必要があります。
深夜や早朝の労働は当たり前で、全国各地に飛び回ることも多い仕事ですので、プライベートな時間はほぼないのが現実です。
金融業界
金融業界にもさまざまな企業がありますが、メガバンクといわれる大手銀行や証券会社、外資系金融は20代でも1000万円を稼ぐことが可能です。
金融業界ではボーナスや資格手当のほかに、インセンティブなどの報酬も年収をあげます。
高学歴出身に人気の業界で、転職したとしても同じ業界で活躍することが多いのが特徴です。
証券会社
証券会社はノルマ制や完全歩合制を導入している企業が多いのが特徴です。
そのため成績によってもらえる年収は変わってきますが、結果をだせる20代であれば年収1000万円も夢ではありません。
年収が高い証券会社のランキングは以下の通りです。
順位 | 企業名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 野村ホールディングス | 約1,600万円 |
2位 | 三菱UFJ証券ホールディングス | 約1,220万円 |
3位 | 大和証券ホールディングス | 約1,160万円 |
4位 | 極東証券 | 約950万円 |
5位 | 日本証券金融 | 約940万円 |
平均年収が高い証券会社ですが、ノルマが厳しく労働時間も長いなど大変ハードな職業です。
しかし年齢が上がるごとに年収も上がっていきやすいので、生涯を通して大きく稼ぐことができます。
コンサルタント
コンサルタントと一口に言っても、戦略やファイナンス、IT、人事などさまざまな仕事があります。
そんな中で若手でも高収入を稼げると言われているのが戦略系コンサルティングファームです。
一般的に20代の平均年収は600〜700万円ほどですが、優秀なコンサルタントになると成績に応じ1000万円を超える年収をもらえる場合があります。
商社
商社といえば、真っ先に思い浮かぶ5大商社があります。
それぞれの平均年収をランキングしました。
順位 | 企業名 | 年収 |
---|---|---|
1位 | 三菱商事 | 1,396万円 |
2位 | 伊藤忠商事 | 1,383万円 |
3位 | 住友商事 | 1,255万円 |
4位 | 丸紅 | 1,221万円 |
5位 | 三井物産 | 1,213万円 |
商社の年収がいい理由としては、海外駐在があります。海外に駐在すると給与の他に駐在手当がもらえます。
この手当だけで生活ができるため、給与はまるまる貯金することも可能です。
2.3年で帰国することが多く、日本に戻ってからの数年間は家賃補助があることや昇格することにより年収がアップします。
20代のほとんどの社員が海外駐在を経験するため、20代でも1000万円は優に稼げます。
営業職
学歴や難解資格に関係なく、誰でも稼げる職業としてあげられるのが営業職です。
インセンティブや賞金で若くても高収入が得られます。
コミュニケーション能力が高ければ、違う業界に転職したとしても同じように稼ぐことができる職業です。
営業職は30代や40代になっても転職がむずかしくなく、マネージャーなどのポストを用意されているケースもあります。
IT業界
20代で1000万円を狙えるIT企業は、大手外資系企業のGoogleやシスコシステムズが挙げられます。
またI Tコンサルタントのアクセンチュアも高収入が期待できる企業です。
このような業界で働くには英語力が必要不可欠で、TOEIC800点レベルの人材でないと採用されません。
また外資系ということもありシビアな職場でもあります。
最近ではAIに特化したスキルを持っている新卒者を、1000万円の年収を提示して募集しているも企業あります。
これからのIT業界は優秀な人材確保のため、若手の賃金制度の見直しが積極的に行われていくでしょう。
IT業界に興味のある人はエンジニアがおすすめ!
IT業界で活躍して高年収を稼ぎたいと考えている人には、エンジニア職がおすすめです。
エンジニアは昨今のITの普及によって、需要が拡大している職種であり、数多くの企業がエンジニアを求めている状態です。
企業によっては、未経験でもポテンシャルのある人材であれば積極的に採用している傾向があるので、経験やスキルに関わらずエンジニアを目指せます。
初めのうちは色々と学んでいかなければならないので、収入が少ないものの、実績や経験を積んでいけば高い年収を稼げます。
研修体制が整っている企業も多いので、IT業界を志している人はぜひチェックしてみてくださいね。
20代で年収1000万円を狙うならスキルが必要
20代で1000万円を稼ぐ人たちは、高度なスキルや特殊な資格を持っていることがわかりました。
医療や法律などは資格をとるのも容易ではありませんが、だからこそ高収入がもらえるわけです。
稼げる力を手にするためには、難しいと言われている資格にチャレンジしたり、周りが持っていないスキルを身につけたりすることが大切です。
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20代でも年収1000万円は狙える!
20代のビジネスパーソンの中には、実力はあるのにそれに見合った収入が貰えていない人も多く存在します。
そんな方は自身の強みや適性を見直し、自分に合った仕事を探すことが年収を上げる最短の方法かもしれません。
20代のうちに自身の適性を知りキャリアプランを練ることは、生涯年収を大きく左右します。
出来るだけ早い段階で自分に見合う収入が貰えるよう計画し、転職活動をはじめましょう。